Re: 再読の良さ

[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/11/18(22:16)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

415. Re: 再読の良さ

お名前: 秋男
投稿日: 2003/7/6(18:49)

------------------------------

 marigoldさん、こんにちは。

〉こんにちは。再読について思うことを書きます。
〉自分にとってやさしいレベル(と思われる)本を読んだとき、そのときは「こんな本
簡単簡単、楽勝、ちょろいもんよ」と思います。
〉しかし同じ本を一年後に再読すると、使われている文法、単語、書かれている内容が
思ったよりも高度なことに気がつき
〉「前にはこの本を簡単だと思ったが、実は難しいじゃないか。去年の自分の読解力で
これが読めたとはとても思えない」と愕然とします。いつもそうです。

 う〜む・・・
 これ、このところ私もよく感じていることなので、うなっております。
 おっしゃるとおりですね、ほんまに。

〉(1) 自分の英語読解力が向上して、前に読み流していた部分に再読のときに気がつく
ようになった。
〉(2) 前に読めたと思ったのは単なる勘違い、実は全然読めていなかった。
〉(3) 読んだ本が良書。何度読んでも新たな発見があり、汲めどもつきない魅力があり、
噛めば噛むほど味が出る、そいういう本だった。
〉(4) 単に読んだ内容を忘れただけ。

〉理由は上のどれに該当するのかわかりません。
〉ともあれ、同じ本を何度も楽しめるので得した気分にはなれます。

 私の場合、前に読んでたときはリズムが無茶苦茶だったなあ、と思います。
 (いまだに「頭の中で音読」派です)
 それと、和訳してるつもりはなかったんだけど、単語の意味を単純にとらえてたかなあ、
 とも思います。ちょっと好例が思いつかないのですが、たとえば"but"。
 前は、頭のどこかで「しかし、しかし」と言ってたように思います。でも、たくさん
 読んでいくうちに、どうも「しかし」では おさまりの悪い場合が出てきて、いつしか
 "but"は"but"のままで読めるようになってきました。う〜ん、やっぱりいい例じゃなかった・・・
 とにかく、単純な「語義」だけでなくて、その言葉の使われ方にたくさん接するうちに
 雰囲気まで少し感じられるようになってきた、という感じですかねえ。

 再読はおもしろいですね。「このごろ行き詰まってるなあ・・」と思ってるときなんか
 ずいぶん前に読んだものを再読すると、意外な成長ぶりに驚けるし、いろんな発見も
 できそうです。

 そんなわけで、この夏は『高野聖』を是非! (?)


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

428. Re: 再読の良さ

お名前: marigold http://www.hpmix.com/home/marigold/index.htm
投稿日: 2003/7/12(14:27)

------------------------------

〉 う〜む・・・
〉 これ、このところ私もよく感じていることなので、うなっております。
〉 おっしゃるとおりですね、ほんまに。

こう言っていただけると嬉しいです。

〉 とにかく、単純な「語義」だけでなくて、その言葉の使われ方にたくさん接するうちに
〉 雰囲気まで少し感じられるようになってきた、という感じですかねえ。

中学一年で習うような簡単な単語となめてかかってたら、後で「これは意味深いな」と思うことがよくあります。私の場合"from" と"girl"がそうでした。
語義説明は辞書に載っているんでしょうけれども、いろいろ英語を読むことでだんだんわかってくることが多いです。

〉 再読はおもしろいですね。「このごろ行き詰まってるなあ・・」と思ってるときなんか
〉 ずいぶん前に読んだものを再読すると、意外な成長ぶりに驚けるし、いろんな発見も
〉 できそうです。

私も、新しい本に進むのがつらいときは、以前読んだ本を再読することにしています。
一度は読んだ本ですので、まったく手も足も出ないということは有りませんし、
しかも得るものは大きです。

〉 そんなわけで、この夏は『高野聖』を是非! (?)

さっそく「高野聖」読みました。なるほど、こんな話だったのですか(笑)


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.