[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/11/13(15:57)]
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1629. 私の100万語(13)−ディープ・ボイス&50万語突破!
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/5/9(14:04)
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超久々に英会話のレッスンに行きました。私は近くの英会話学校で超細々と個人レッスンを取ってます。個人レッスンは融通がきくのがいいけど、仕事やプライベートが忙しくなってくるとついつい足が遠のいてしまいます。
で、酒井先生は辞書を引いちゃいけないとおっしゃるが、ネイティブに聞くのもいけないのかな? GRを読んでいて、どうも「よ〜分からん!」ということがいくつかあって、とりあえず、せっかくレッスンに行くので「質問」してみることにしました。
一つは、「ディープ・ボイス」とはどんな声か? 高い声じゃないことは分かる。単に低い声? 太い声? どすのきいた声?
先生に聞くと、「こんな声」とやってみてくれて、「ベッカムみたいなのの反対の声」と説明してくれました。ふむふむ。
こういう、音で聞いたり、目で見たりしないと分からないものってそもそも辞書を引いたところでよく分からないですよね。「オリーブ・スキン」なんてのも、ちょっと分かりにくい。
英会話学校に行くことの良さは、そんな時、「デイビットみたいな声」とか「リンダみたいな肌の色」って、そこのスタッフを例に説明してもらえることかな?
もう一つは、(10)でも書いたので話がだぶりますけど、ギャスケル夫人のCranfordに出てきた、ポッシュなご婦人たちのソサエティの話で「見えない」部分があったのですよね。
一応彼女たちは「アイドル・ウーマン」(働かなくても暮らして行けるいいとこのお嬢様や奥様)であるという点で結ばれてるんだけど、そのグループ内にも貧富の差があって、でも、比較的お金のない婦人の家に招かれたりした時には、その家があまり裕福でないことに気づかないフリをする、というエピソードの一つとして出て来た、 ある家にお茶に呼ばれて、メイドがティー・カップとポットをソファーの下から取り出したけど「全く気づかないフリしておしゃべり続けた」…という場面。これのどこが貧乏を象徴しているの?
まぁ、英会話の先生はイギリス史の専門家でも英文学の専門家でもない人だったので、「う〜ん、分からないけど、考えられる理由としては、食器棚を買えなくてソファーの下に食器をしまってたってことかなぁ?」と言ってました。う〜む。これは英文科を出た友人にいずれ聞いてみよう。「ソファの下に食器をしまう」ってのが、あまりお金のない家庭で頻繁になされていたことなのかどうか…。ある「行為」「動作」が何を象徴することなのか、が分からないと、「意味わからん」ということになっちゃいますよね。
そして、同じく、相対的に「貧しい」ことの例として、その家の女主人が実は午前中かかってやいたお菓子をメイドが出してきた時、女主人は「一体なんのお菓子かしらん?」と何が出てくるか知らないふりをし、みんなは、実は女主人が手づからそのお菓子を焼いたことは知っているが、そんなことは全く気づかないフリをした…というもの。
たしかに、「家事が出来る女」というのはいやしい身分の出身であることの象徴という時代があり、この時代もそうであったのは事実でしょう。いいとこの奥様は家事をするのではなく、家事の采配を振るうのが仕事でした。でもさ、メイドの「管理」するのが仕事だと考えれば、何のお菓子が出てくるか知らないってまずくないのかな?
あるいは、「女中頭」を雇えるくらい裕福なら、そういうのはいちいち指図しなくてもいいってこと?
これも、その英会話の先生は、「う〜ん、よく分からないなぁ。どっかから買ってきた、という方がお金持ちっぽいのかな?」とのことだったので、これも英文科を出た友人に聞いてみることにいたします。
結局、「英語を読む」というのは、「文化を読む」ということであったりするのですね。「ソファーの下から食器を出して」というメイドの動作が「正確」読めて、ちゃんとどういう動作か頭の中で想像できたとして、「で、だから?」「それってどういうこと?」ってなった時、その「意味」するところは、時代背景が分からなければ分からない。
以前、同僚から言われたように、昔の文学を英語で読もうとするとたとえ大衆文学であっても(いや、大衆文学であればなおのこと?)、読みにくいのは、そんなところに理由があるということなのでしょうね。
あ、そうそう、ようやく50万語を越えました。折り返し地点です。
46 2月8日(日):Staying Together (CER4):1900語: 18000語:507332語: ☆☆☆☆:
結婚を前にイギリスに短期語学留学した日本人女性が主人公。ケンブリッジのシリーズはストーリーの前に舞台となる地域の地図があって、私はこれ、気に入ってるんですが、この本の日本地図は、何と!!!! 本州と四国、本州と四国がつながっていて、日本のメインアイランズは北海道+本州(四国・九州つき)の2つになってるぞ〜! 日本のメインアイランズは4つじゃなかったんかい〜! こんなことでいいのか! 世界のケンブリッジ!
47.2月11日(水):How I Met Myself(CRR3):1300語:14000語:521332語: ☆☆☆☆:
本の背表紙に「ゴースト・ストーリー」と表示があったんですが、それを読まずに読み始めたため、雪のブタペストでビルから出て来た男にぶつかってころんだ主人公がその男の顔を見るとそれは自分自身であった…・っていうドラマティックな冒頭を読んだ時、「まさかさぁ、双子の弟がいたとか言わないよね」とか思ってしまったりもして、その後も話の展開がどっちの方向に行くのか全然見えず、しかし、そのために、「一体どっちの方向に行くんぢゃい!」とハラハラしながら読めて面白かったかも…。ヨーロッパは狭い地域に色々な民族や言語がごちゃごちゃと混在してるし、第二次世界大戦の時も敵味方入り乱れての闘いだったから、その傷跡も未だに残ってたりするし、人の移動も激しいから、小説の舞台には事欠かないなぁ…と思いました。戦争の傷跡を今も生きている人には「ふざけんな!」と言われそうだけど。
48.2月12日(水):White Death(OBW1):400語:7100語:528432語:☆☆☆☆:
身に覚えのない麻薬が荷物に入っていた!!!! これ、外国で起こると、まじで死刑になることあるから恐いですよね〜。身に覚えがあるならまだしも…。中国から日本に麻薬持ち出そうとした男性が執行猶予なしの死刑判決になりましたよね。この男性は身に覚えがあるんでしょうが。この本読んだ直後に判決が出たので、この主人公が置かれた状況ってほんとリアルなのね〜と改めて思ったりしました。
49.2月12日(水):White Death(OBW1):400語:7300語:535732語:☆☆☆:
犯人あてクイズな本だったりします。登場人物がごちゃごちゃしてて登場人物の描写がいま一つうまく出来てないので、分かりにくい。犯人あての「ヒント」も単純だし。でもって、そもそもこの犯罪は成立するのか? 気づかれないように睡眠薬を与えて眠らせて殺す程度に睡眠薬を与えることは出来ても、殺すほどの睡眠薬を本人に気づかれないように与えるっつうのは無理なんじゃないでしょうか。
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(13)でも書いたように、古い時代の文学を読むときにはその時代背景が分かってないと理解できない…というのはあるのだけれど、現代物の時も同じですよね。50にあげた文献はマンチェスター・ユナイテッドの歴史やら現在やらを説明した本なんですが、中にマンガも含まれていて、その題名も「レッド対ブルー」。
この本、初版が2001年になってるから、2000年公開のThere's Only One Jimmy Grimble(日本では「リトル・ストライカー」というタイトルでDVDが出てるらしい)のパクリかい?っていうマンガだったりはします。その後の展開や結末は全く違うけど。この映画はどうやら日本では公開されてないみたいですが、私はイギリス出張中に見ました。ロバート・カーライルがサッカー・コーチ役として出ています。この映画なんで日本で公開されなかったかというと、多分、まさに「背景」が分からないとよく分からない映画だからかなぁ?
つまり、マンチェスターという町には、マンチェスター・ユナイテッド(レッド)の他に、日本じゃあんまり有名じゃないけれど、マンチェスター・シティ(ブルー)っていう有名なクラブがあるんです。ユナイテッドの試合がある日はマンチェスターの町に赤のユナイテッドのユニフォームを着たサポーターがぞろぞろいるし、シティの試合のある日は青いシティのユニフォームを着たサポーターがぞろぞろいるし、ユナイテッド対シティの試合のある日は、自分がどっちのサポーターを「カムアウト」しながら町を闊歩するのはかなり危険でもあるが、そうやって「思想信条」のために危険をかえりみずサポーターの使命をまっとうするのもまた「立派」な行為だったりはする訳です。
「リトル・ストライカー」の男の子も、ユナイテッド・ファンの子たちにどんなにいじめられても、ブルーのユニフォームは捨てない。「思想信条」のために、身を張るのが正しいサポーターのあり方だったりはするのです。
実はシティの方が歴史的には「名門」らしいし、地元には根づいているのですが、最近はこのクラブ、浮き沈みが激しく、プレミア・リーグから出たり入ったり、一番ひどいときはセカンド・ディヴィジョンまで落ちたりもしてるんですが、この浮き沈みが激しくはらはらさせるところもシティの魅力だったりはします。
で、このマンガの中では、シティ・ファンの一家の娘が向かいに越してきた家のユナイテッド・ファンの同級生と一緒にユナイテッドの試合を見に行って帰宅すると、父親がそれを叱るんですね。で、「たかがサッカーじゃない」という母親に、「サッカーは単なる楽しみじゃない。重要なことなんだ。サッカーは人生そのものなんだ」みたいに言うところがあるのね。
イギリス人にとって、サッカーって「宗教」みたいなところがあって、たとえばカソリックとプロテスタントが人殺しもいとわずに闘い続けているように(>北アイルランド問題)、どこのサポーターかってのは、その人の生活にとってかなり大切なことだったりする。ユナイテッドのサポーターの人にうっかりシティのサポーターだと言うとあまりよろしくないし、その逆もまた真なり。
私の知り合いはマンチェスターに住んでいる時、シティの雑誌(各クラブはサポーターのための雑誌を発行している)をリビングのテーブルの上に置いておいたら、何かの修理に来た電気屋さんが、それを見て、それまで愛想良かったのに、とたんにとたんに無口になったんだって。で、ピンときた彼は、「いや〜、これはたまたまユナイテッドのチケットが手に入らなかったからシティのを見にいったんだよ。一度はサッカーを見てみたいと思って。本当はユナイテッドのファンなんだ。ユナイテッドの試合を見てみたいなぁ」と言ったらとたんに機嫌がよくなった…というようなことがあったそうです。
このマンガによって、そういうイギリスの「文化」を学ぶことも出来るし、そういう「文化」を知っていると、このマンガをより深く、リアルに味わえたりする…。
英語を学ぶことは、まさにイギリスの文化(やアメリカの文化)を学ぶことだし、英語の単語を日本語に置き換えて、文法的には「正しい」訳が作れても、それが何を「意味」するかは、イギリスの文化が分かってないと分からない…。言葉を学ぶことで文化を学び、文化を学ぶことで言葉の理解が深まる…。そういう風に、「文化と言葉」の間を往復しながらやっていくのが語学の勉強というものなんでしょうね。
50.2月15日(月):Manchester United(PG3):1200語:7300語:543032語:☆☆☆:
ペンギンのシリーズは、何となく「掘り下げ」が浅い感じで、また、一つの一貫した視点で書かれておらず、その点が私的にはちょっと物足りなかったりするのだけれど、小刻みに話が変わったり、マンガが挿入されてたりする点が「気分が変わっていい」という人もいるのだと思います。ま、「好み」の問題ですね。私は、ユナイテッドのファンという訳ではないのだが(ベッカムのファンであったりはするが。あ、でもベッカムは移籍しちゃったわね)、オールド・トラフォードのユナイテッドのスタジアムや博物館にも行ってて(試合は生で見たことはない。ユナイテッドの試合のチケット入手は超困難)、バックステージ(?)ツアーも体験してるので(選手控え室で「ベッカムはいつもこの辺りに座る」というところに座ってきたりもしてる)、かなり臨場感を持って読んだりはしました。
51.2月16日(火):Forty Years of Pop(OFF2):700語:3600語:546332語: ☆☆☆☆:
「お勉強物」でも、なんか私ペンギンのものよりオックスフォードの物が好きだなぁ。これ、「好み」の問題だから、ペンギンが好きな人には申し訳ないけれど。最後に「こういうの読むのもいいけど、それより今からコンサートに出かけたり、CDかけて、実際のポップ・ミュージックを聞いたら?」みたいにあって、こういうとこが私、イギリス臭くて好きかも…。
52.2月19日(木):Christmas in Prague(OBW1):400語:4800語:551132語: ☆☆☆☆:
去年の夏、『グッバイ・レーニン』という映画を見ました。日本ではもう公開になったのかな? 東欧に生きた人々のドラマというのは、それはそれは深い傷跡を人々の人生や心に残していたりはする。もちろん、日本に生きていたって人生はそんなに甘くはなかったりはするのだが。私が定宿にしているB&Bのナイト・ポーターは5歳の頃ハンガリーからイギリスに逃げてきた人です。この夏初めて聞かせてもらった彼の波乱万丈な人生の話と重ね合わせてこの話を読むならば、これはとてもリアルな話でもあります。
53.2月20日(金):Chemical Secret (OBW1):1000語:11000語:562132語:
☆☆☆☆:オックスフォードのGRで私が好きなのは、最初のキャプション。これがなかなか「深い」んですよねぇ。犯罪には二種類の関わり方があって、「目を開けて」関わることもあれば「目をつぶって」関わることもある。「見て見ないふり」して次世代に「つけ」を先送りしてしまうというようなタイプの犯罪(環境問題なんかね)もある。なるほど…。「見てみないふり」…これは私も色々な場面で日常的にしている。これが積み重なると社会全体がダメになって行くんですよね、いずれ…。
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1631. 私の100万語(15)−ダイアナは成績が悪かった
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/5/9(14:20)
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オックスフォードのファクト・ファイル・シリーズは言ってみれば東大学出版会みたいなところが出してる「テキスト」な訳ですが、こういうものの中で、「ダイアナは学校に通ってるころは成績が悪かった」というようなことを平気で書く…。私はイギリスのこういうお国柄がけっこう好き。
何故そういうことが平気で書けるかと言えば「成績は悪かったけれど、ダンスが好きだった」とか「小さい子の面倒見るのが好きだった」とか、ダイアナの別の資質をきちんと認めているからだったりもするのだと思うし、「お勉強ができる」だけが人間の価値じゃないってことが、きちんと了解されているからだったりするのかもしれません。
日本において、同様なことが書けるでしょうか。皇室の方々のすべてがお勉強が出来る訳じゃないってことは、クチコミでかなり津々浦々まで伝わっております。これはこれですごい恐いことのようにも思うけど、そんなみんな知ってることなのに、「○○宮はお勉強はあまり得意ではないようですが、お心の優しい方で××がとてもお上手です」でもいいぢゃん!と思う。
王室報道に関しては、近年「やりすぎ」の感もあり、批判精神はありつつも節度あるかつてのイギリスのジャーナリズムはどうした!と思ったりもするのだけれど、でも、これ、ダイアナっていう特別にニュース・バリューのある人物が王室に嫁入りしたというのも大きかったのかも…。
54.2月21日(土):Diana, Princess of Wales (OFF1):400語:3200語:565332語: ☆☆☆☆:
同じことの繰り返しが何度も出てきて文章はちょっと冗長で垢抜けない感じですが、カミラのことなんかにもきっちり触れてるし(まぁ、イギリス王室の場合、もうこれは公然の秘密ではなく、公然の事実だけれど)、なかなか上手にまとめてあるなぁって思いました。
55.2月21日(土):England (OFF1):400語:3200語:568532語:☆☆☆:
なかなか良質なイングランド案内。短い割に突っ込むべき所はさりげなく深く書かれていたりする。私は何度もイギリスに行ってる割には、「旅行」というものをしていないので、今の仕事が一段落ついたら是非ゆっくり観光してみたいと思ってます。その際にはこの本も参考にするつもり。
56.2月22日(日):Lady in White (CER4):1900語:19000語:587532語:☆☆☆☆ :
ジャンルが「ゴースト・ストーリー」だから文句言ってはいけないのかもしれないけれど、読み終わった時に「で、結局真相は?」っていう不完全燃焼感があります。が、およそ「趣味の読書」というものは「途中」楽しければそれで良し!という性質のものなのかもしれません。途中は思いきりドキドキできます。
57.2月22日(日):Scotland (OFF1):400語:3200語:590732語:☆☆☆:
夫が3月から長期海外出張で9ヶ月スコットランドに滞在します。なので、夏休みにスコットランドに行く予定です。スコットランドはエジンバラとグラスゴーをちょっとだけ観光しただけですが、ハイランド地方とか島々とかにも行ってみたいなぁ。ベン・ネベスにも登ってみたいかも…・。
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1632. 私の100万語(16)−GRが広げる世界&60万語突破!
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/5/9(14:22)
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私は、オックスフォードのトゥルー・ストーリーのジャンルが好きなので、The Mutiny of the Bountyを購入して「積読」にしてありました。そしたら、たまたま、ケーブル・テレビで「バウンティ」という映画があって、「お、ひょっとして、これってこないだ買ったGRのやつ?」と思い、録画しておきました。
で、後で見てみると、正にそうでした。ふむふむ。アンソニー・ホプキンスが若いわ〜。夫によれば、これとても有名な映画らしいんですが、私は知らずにおりました。(>無知〜)
GRでこの本を購入していなければ、何となくそのまま見過ごしてしまったかもしれない映画だけれど、多読のおかげで自分のアンテナにひっかかる情報範囲が広がってくる…という効用も多読にはあるんですね〜。
それにしても、「国家」とは何と恐ろしいものなのでしょう。七つの海を股にする大英帝国は、「国家」の強力な締めつけなしにそれを維持することは難しかったのでしょうね。荒くれの海の男たちには、よほど厳しい規律をもって接しなければ統制が取れない…という事情もあったのでしょう。
航海中に島の女性を好きになったからと言って、「おれ、残るわ」という訳にも行かなければ、「この女本国に連れて行きたいんですけどぉ」という訳にも行かない。国境を隔てれば一人の男と一人の女が単純に一人の男と一人の女として存在することも出来ない。
いや、それにしてもタヒチってまだフランス領なのね〜。(>無知〜)
地図をつらつら眺めて、おぉ、太平洋の島々ってまだこ〜んなにヨーロッパ領なのか〜!と、ポスト・コロニアルな時代にまだまだ根をはったコロニアリズムに改めて驚いたりしています。(>無知〜)
59の文献でめでたく60万語突破!
58.2月22日(日):The Mutiny of the Bounty (OBW1):400語:7800語:591532語:
☆☆☆☆:いや〜、毎度思うことだけれど、400語しか使わずによくここまで「語れる」なぁ。映画と重なる部分もあれば重ならない部分もあり、面白く読めました。以前、別の本を読んだ時によく分からなかった”reef”という単語の意味が、「おぉ、そうだったのか!」と大体分かりました。(しかし、完全ではない。というかそもそも対応する日本語の方をちゃんとは知らないんじゃないかと思われる)辞書引きたかったんだけど禁欲しといて良かったわ〜。
59.2月23日(月):Logan's Choice (CER2):800語:10000語:601532語:☆☆☆☆ :
おなじみ、ローガン警部物。エジンバラは行ったことがあるので、なんとなく親しみが持てる。プリンセス・ストリートも歩いたし。この夏スコットランドに行くので、エジンバラに出たら、警察署のある所なんかチェックして来ようと思ったりしてます。推理物は読者を霍乱するためにわき道にもそれないといけない訳ですが、そのそれ方が若干冗長かな? でも充分楽しめます。
60.2月23日(月):Soccer (OFF2):700語:2900語:603432語:☆☆☆:
サッカーについて。サッカーの歴史などにも軽く触れながら分かりやすくコンパクトに説明されています。世界のサッカーにも目配りしながら、新しい情報も取り入れた、Footballの改訂版。私そのこと知らなくて両方買ってしまった!OFFは都心の本屋に出ないと買えないので何冊か買ったんですが…。家に帰ってきてほとんど内容がだぶってるのに気づく。ちっ!
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これまで、とりあえず「楽しく」多読をしてきました。多読の真髄は”happy reading”…。その意味では、別に「道に外れた」ことをしてきた訳じゃない。
しかし、最近SSSのHPにもしばしば遊びに行くようになり、他のタドキスト達の経験などを読んだり、そもそもSSSの学習法というのを改めて読んだりしているうちに、私のやり方って「我流」だわ!と気づいたのであります。
実際酒井先生の本から入っている訳で、その本に書かれていることを全く無視してやってる訳じゃありません。「うぅぅ、辞書引きたい!」と思っても頑なにガマンしていることから見ても、それなりに約束事は守ってやっているつもり。
でも、私、「すべての人がレベル0から始めましょう!」というのは守ってなかったかな?と思う。一応、立ち読みで児童書のうんと簡単なのを5冊ほど読んだり、ペンギンのレベル0のものを5冊ぐらい読んだので(これは記録してないけど)、「全く無視」って訳でもなかったりはするんだけど。
でも、この段階をあまりに無神経に「通過」してしまったのかもしれません。
たまたまこのレベルで読んだペンギンの本が「私好み」でなかったのも不幸だった。そしてケンブリッジのレベル1のものが面白かったのが幸運だったとともに(これで多読にはまれたから)、不幸だったのかもしれない(レベル1以上のものしか読まなくなってしまったから)…。
SSSでは、読む「速度」を上げることも重視してます。酒井先生の本にも自分の読む速度を計りなさいって書いてありました。でも、ちゃんと計らなかった。
で、色々な人の体験談なんかを読むうちに、やっぱ速度を計測するのも大切かも…と思い、計ってみるとこれがあんまり速くないのね。1分間に125ワードくらいです。上級者になったら、ペンギンのレベル0は4分で読むのが目安とあったけれど、その半分です。しかも、これ多読の効果もあって多少スタート時より速くなってるとすれば、多読を始めた時にはもっと遅かったということ…。
おぉ、そうだったのか! 私は読むのそんなに速くないんだ! 自分では「一応」上級者の「はしっこ」くらいのつもりでいたの。でも、それは単なるうぬぼれたったのね〜。ペーパーバック読んで辞書なしでも一応筋は追えるけど(好きな話なら)、でもなんか釈然としないところも残るし、それになによりも1冊読むのにすっごい時間かかるし、1冊読み終わるとかなり疲れる。
まずは、原点に立ち帰る…・。それが大切かも…。
…という訳で、どんな人も「ペンギンのレベル0を10冊読む」ところから始めなさい…という酒井先生の指示に従ってみようかと思っています。
でも、これも実は、これまでペンギン嫌いの私だったんですが、本屋でペンギンのレベル0を立ち読みして、「悪くないぢゃん!」って思えるものに出会えたというのも大きい。
何よりも「楽しむ」を大切にしながら、時々、SSS学習法のメインロード(楽しむということ自体がそもそもメインロードではあるのだが)をももっと踏みしめながら進んでみようか…と思ったりしています。
61.2月24日(火):The Long Road (PGR0):200語:1000語:604432語:☆☆☆☆:
ガンで片脚を無くした少年が、ガンで苦しむ子どものための寄付を集めるためにカナダ横断マラソンにチャレンジします。ペンギン嫌いの私でしたが、すんなりと読めました。考えてみると、ペンギン嫌いになってたのは、「面白くなかったらやめる」という原則がきちんと貫けていなかったからかも…。「今一」と思いながらもついつい「読破」してしまっていたからかも…。(>だって1冊高いんだもん!)
62.2月24日(火):Tom Cruise (PGR0):200語:1000語:605432語:☆☆☆☆:
実は、トム・クルーズはけっこう好きだったりするかも・…。『ミッション・インポッシブル』は面白かった。私がペンギン嫌いだった理由の一つが「きれいごと」な書き方なんですが(>性格悪いかも)、61のものもこれも、「きれいごと」じゃない部分もちらっと見せている。「きれいごと」じゃない部分の「つっこみ」はオックスフォードのものなんかよりは「浅い」感じはまだまだあるんだけど、でも、総単語数 1000という限界の中では健闘!って感じ。
63.2月25日(水):King Arthure(OBW0):250語:1500語:606932語:☆☆☆:
これ、マンガです。私はマンガは大好きで未だに「自分のために」『名探偵コナン』を買いつづけていたりする。でも、英語のマンガは今一つ苦手かも…。日本のマンガになじみすぎて、セリフが横書きというのが感覚的についていけないんだろうか…。あと、ページのめくり方や目の動きが逆なのもダメなのかも…。話自体はなかなか楽しめたんですが…。
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1634. 私の100万語(18)−「みんなで勉強する」ということ
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/5/9(14:26)
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SSSのHPを訪問するようになり、自分一人でやっていたら気づかなかった多くのことに気づかされたり、他の人の体験と自分の体験が共通していることを知り、「みんなそうなんだ」と安心したり…。
「みんなで勉強する」ということは、「一人で勉強する」より何倍も何十倍も効率が良いし楽しいですね。
下の64のThe Year of Sharingは、本屋で何度か手に取って見たものです。でも、「読んでみよう」という気にはならなかった。しかし、SSSのHPの掲示板に、「もっとはやく読めば良かった」とこの本が紹介されており、突然、、読んでみたくなりました。
自分一人でやっていたら決して足を踏み入れなかった領域を覗いてみたら、そこにはとても楽しい世界があった…。食わず嫌いでいるけれど、もっともっと楽しい本がそこここにあるのだと思う。「みんなで勉強する」ならば、そうした楽しい本に出会える確率はぐっと高くなるのですね。
64.2月28日(金):The Year of Sharing(OBW2):700語:3600語:610532語:
☆☆☆☆:未来社会は手塚治虫が描いたような高度に科学が発達し立ち並ぶ高層ビルの合間を空中カーが飛び交うような社会ではなく、超エコ社会でありました。
65.3月1日(月):Mystery in London(OBW0):250語:1500語:613032語:☆☆☆:
ロールプレイ・ゲーム本。自ら探偵になって、自分の行動を選びます。「○○なら3へ、××なら5へ」と進んで行き、事件解決に至ることが出来るか????というのにチャレンジします。
66.3月1日(月):The White Stones(OBW0):250語:1500語:614532語:☆☆☆:
65に同じ構造の本。私には、マンガよりは読みやすかったです。酒井先生のリストでは☆2つでしたが、レベル0のものとしては私的には「楽しめた」方です。
67.3月2日(火):The Football(OFF2):700語:2900語:617432語:☆☆☆:
これは、60のSoccorの古い版です。なんでフットボールとサッカーがあるの?と思いつつ、都心に出た時に良く中身を確かめず買ってしまいました。OFFを置いてある店って地元にはないんです。中身はかなりだぶってますが、若干違う。
68.3月3日(水):Death in the Freezerl(OBW2):700語:7200語:624632語:
☆☆☆☆:弟が産まれて両親からかまってもらえなくなった主人公は、人形を患者に見たてて看護婦さんごっこをします。 でも、患者はいつも男。で、患者はいつも重症で助からない。腕や脚を失うこともあります。そうやって主人公は両親から愛を奪った弟に「復讐」してたのです。主人公は成人して本物の看護婦になるんですが、
弟はミュージシャンとして成功し大金持ちになります。主人公は弟から「家政婦」扱いされ、復讐を企てるのですが、事件は複雑に展開していきます。
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すっごい計算間違いをしてました。
私、どのくらいのペースで読んでるのかなぁと、ぱらぱら過去の記録を見ているうちに、ひどい計算間違いを発見! これまでの積算単語数、なんと6万語も違ってます。ひゃ〜、恥ずかしい! いや〜、どんな計算したんだかな〜。
という訳で、60万語突破!とか言うのは大嘘です。それでも50万語は越えてるけど。以前のを訂正するの面倒なので、これ以降「訂正版」の数値にいたします…。
おぉ・まい・が〜!(>小学生の計算が出来ないやつです)
思ってたより6万語も少なかった!というショックでちょっとノリが悪くなりそう…。これ取り戻すためには、OW5とか単語数の多いのを3〜4冊読まねばならないもんね〜。
せっかく「原点に立って」レベル0を10冊読もう!と思ったのに、なんか単語数が稼げないレベル0を読む意欲が・…。
いや、こうやって自分の計算力(>小学生低学年以下の基礎学力)を考えるに、今までの計算もさらにどこかで間違ってるかも…。いやはや…。でも、ま、とにかく多少の計算間違いはあっても、100万語の次は200万語、その次は300万語…と読み進めていけば、1万や2万や10万の計算間違いはあんまり意味をなさなくなるでしょ
う…・。
…ということで、ここでペースダウンしないように踏ん張ろう!
☆の個数をつけるのに、思い切って「決断」すりゃあいいものの、なんとなく「踏ん切り」がつかないことがあるので、迷った時は☆の数にさらに(+)(--)をつけます。☆2つかな?☆3つかな?と迷ったら、「やっぱ☆2つだけど、でもそれじゃちょっと可愛そう?」なら☆☆(+)、「☆2にするのはちょっと。でも、☆3つにしてはちょっと…」なら☆☆☆(−)です。
決断力のない女だったりします。
69.3月4日(木):Police TV(OBW0):200語:1500語:566132語:☆☆☆:
やっぱりレベル0のは今一つかな…。総単語数が少ないのにストーリー展開が今一つすっきりしてない。
70.3月5日(金):The President Murder(OBW1):400語:6300語:572332語:
☆☆☆☆(+):これも、SSSの掲示板で紹介してる方のカキコミを読み、読んでみたくなった本。面白かった! 独裁政権下にある国のお話。かなりハラハラします。たった400語でこれだけのストーリー展開が可能なのねぇ…とまたまた深く関心。
71.3月6日(土):Who is it? / Floppy Floppy / Six in a Bed/ A God Trick/
Fun at the Beach/ The Pancake(ORT1): ?語:100語:572432語:☆☆☆(+):
ORTのシリーズは、SSSの掲示板で「読んでみたら?」と助言をいただいたものです。私の英語に欠けているものが、このシリーズを読めば補えるかも…と。「子どもの本」を読むことは、たしかに英語の自然なリズムを獲得するのに重要かもしれません。また都心に出た時に買ってこようっと。単語数は6冊合わせても100語にちょい
欠けてるんですが、Teaching Noteも拾い読みしたので、100語ということにさせてください。
72.3月8日(月):Tinkers Farm(PGR0): 200語:1000語:573432語:☆☆☆:
18世紀の最後の年、イギリスからアメリカに移民した父娘の話。およそ移民するって大変なことですよね。みんな成功を夢見て祖国を去る訳ですが。
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お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/5/9(14:32)
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これは私が趣味のバレエのHPに連載してるエッセイを転載したものです。(>初めて「私の100万語」を読んでくださる方)
これでようやくHPに追いつきました。もうすぐこの続きをアップの予定です。
100万語の軌跡は人それぞれではあると思いますが、こうやって経験を交流しながら進んで行くのはとても良いことだなぁと改めて思っています。
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お名前: 日向
投稿日: 2004/5/9(22:34)
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こんばんは、ウルトラQの母さん! 日向です♪
チョキチョキで、しかもまとめてのレスですが、ああっこれは!と思っちゃったので、ご容赦ください。
>私の知り合いはマンチェスターに住んでいる時、シティの雑誌(各クラブはサポーターのための雑誌を発行している)をリビングのテーブルの上に置いておいたら、何かの修理に来た電気屋さんが、それを見て、それまで愛想良かったのに、とたんにとたんに無口になったんだって。で、ピンときた彼は、「いや〜、これはたまたまユナイテッドのチケットが手に入らなかったからシティのを見にいったんだよ。一度はサッカーを見てみたいと思って。本当はユナイテッドのファンなんだ。ユナイテッドの試合を見てみたいなぁ」と言ったらとたんに機嫌がよくなった…というようなことがあったそうです。
あちらのサッカーは、阪神vs巨人戦みたいなものですかね… どちらかと言うと、阪神ファン的な感じがしました。(熱狂的ではありませんが、一応、大阪人なんで…)
>オックスフォードのファクト・ファイル・シリーズは言ってみれば東大学出版会みたいなところが出してる「テキスト」な訳ですが、こういうものの中で、「ダイアナは学校に通ってるころは成績が悪かった」というようなことを平気で書く…。私はイギリスのこういうお国柄がけっこう好き。
今までOFFを読んだことがなかったのですが、かな〜り興味が湧きました。値段は置いといて、間読み用に買おうかなぁ…
>私は、オックスフォードのトゥルー・ストーリーのジャンルが好きなので、The Mutiny of the Bountyを購入して「積読」にしてありました。そしたら、たまたま、ケーブル・テレビで「バウンティ」という映画があって、「お、ひょっとして、これってこないだ買ったGRのやつ?」と思い、録画しておきました。
>で、後で見てみると、正にそうでした。ふむふむ。アンソニー・ホプキンスが若いわ〜。夫によれば、これとても有名な映画らしいんですが、私は知らずにおりました。(>無知〜)
>GRでこの本を購入していなければ、何となくそのまま見過ごしてしまったかもしれない映画だけれど、多読のおかげで自分のアンテナにひっかかる情報範囲が広がってくる…という効用も多読にはあるんですね〜。
わぁ、私は録画だけして、まだちゃんと見ていません。アンソニー・ホプキンス、かっこい〜♪(←ソフト・マッチョなおじちゃん系が好きです。ショーン・コネリーとか…)
The Mutiny of the Bountyは、多読を始めて三冊目に読んだので、大まかなストーリーしか分かりませんでした。…ので、100万語を超えたらリベンジしようかな〜、なんて思っています。それからかな、映画を見るのは…
そんなリベンジ待ちのGR&録画済み映画が2,3本あります。
>…という訳で、どんな人も「ペンギンのレベル0を10冊読む」ところから始めなさい…という酒井先生の指示に従ってみようかと思っています。
最近、私もレベル0の必要性を痛感しています。絵本を読み出してから、GRを読むのがとてもラクになりました。また、児童書もしかりです。
レベル0には、たくさんの英語文化が凝縮されているような気がするのですが、どうでしょう? リズムといい、習慣や伝統といい、言語に関わりのない部分を学べるような感じがします。
来月あたり、GRのレベル0を読んでみようかな〜♪ 特にMystery in London(OBW0)。おもしろそう〜♪
〉100万語の軌跡は人それぞれではあると思いますが、こうやって経験を交流しながら進んで行くのはとても良いことだなぁと改めて思っています。
そうですね! 私も、こちらの掲示板が無かったら挫折していたかも、とよく思います。
ではではっ
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日向さん
レスありがとうございます。
〉あちらのサッカーは、阪神vs巨人戦みたいなものですかね… どちらかと言うと、阪神ファン的な感じがしました。(熱狂的ではありませんが、一応、大阪人なんで…)
→もうちょっと激しいのかなぁ。ファンの層も厚いし。タチの悪いファンは阪神と広島の最も野蛮な層を10倍くらい野蛮にした感じだし。
レッド対ブルーについて言うなら、浦和に浦和レッズと浦和ブルーがあって、両方ともジャパンリーグ所属(他地域のクラブはリーグ落ちしてても)っていう感じですかね。
〉今までOFFを読んだことがなかったのですが、かな〜り興味が湧きました。値段は置いといて、間読み用に買おうかなぁ…
→「お勉強臭い」感は否めないのですが、イギリスを手軽に知るには良い本だと思います。私自身まだ数冊しか読んでないけど。
〉わぁ、私は録画だけして、まだちゃんと見ていません。アンソニー・ホプキンス、かっこい〜♪(←ソフト・マッチョなおじちゃん系が好きです。ショーン・コネリーとか…)
→録画したんだったら是非是非見てね〜。なかなかいける映画です。GRと合わせて読むと、一段と楽しいです。
〉最近、私もレベル0の必要性を痛感しています。絵本を読み出してから、GRを読むのがとてもラクになりました。また、児童書もしかりです。
→レベル0には「外国語」として英語を学ぶ中学生以上の人に必要な基礎トレーニングのような要素がいっぱいあるので、ちゃんと読んでおくと足腰が強くなる感じですよね。
児童書は、沢山読むと、フォームが良くなるというか(>スポーツで言うと)、動きが自然になるというか…。「大人からのバレエ」で言うと、子どもの頃からやってる人の動きの「自然さ」を、おそまきながら少しずつ身につけていくというか…。
これからも情報交換しつつやっていきましょうね!
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お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2004/5/12(21:48)
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ウルトラQの母さん、日向さん、こんばんは!
〉これは私が趣味のバレエのHPに連載してるエッセイを転載したものです。(>初めて「私の100万語」を読んでくださる方)
〉これでようやくHPに追いつきました。もうすぐこの続きをアップの予定です。
〉100万語の軌跡は人それぞれではあると思いますが、こうやって経験を交流しながら進んで行くのはとても良いことだなぁと改めて思っています。
えー・・・
質問のあったところだけお返事を・・・
辞書を引かないように、という原則は100%理解しようとする
気持ちを抑えるためにあります。
どうしても気になる語があって、それを本を読みながら引くので
なければ、ほかの人に聞いてもいいし、辞書を引いてもいいのじゃ
ないかな?
ただ、辞書を引くときは「本を読み終わって、それでも気になって、
しかも綴りまで覚えている」語にかぎりましょう。
掲示板に出ていた経験談で、「これは終わるまで覚えておいて
読み終わってから辞書を引こう、と思ったのに、終わったら
どんな語だったか思い出せない」という話がありました。
それから、つい最近、「わからない語があった」というので、
生徒(子どもさん?)にどの語?とたずねたら、その本をいくら
見直してもどの語がわからなかったのか、わからなくなっていた
という書き込みがありました。つまり、本を読み終わったら、
わからない語ではなくなっていた!
というわけで、読み終わってもまだ頭のどこかにひっかかっている
ようなら、辞書や人に聞いてたしかめてみてもいいんじゃないかな?
ぼくの最初の本(どうして英語が使えない?」の中に
辞書を引くタイイングのことを書いてあります。
「イライラの法則」と名付けましたが、「この単語め!
目障りなやつだ!!」というくらい目に付くようになったら
その後を引くタイミングだという法則です。
それでも我慢して引かずに、いつか本を読みながらわかったら、
もーのすごーく爽快な経験だと思いますが、イライラを我慢する
というのも、楽しくないですからねぇ・・・
と、きょうはこんなところで・・・
ま、いずれにせよ、楽しい読書を!
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酒井先生、ありがとうございます。
〉辞書を引かないように、という原則は100%理解しようとする
〉気持ちを抑えるためにあります。
→なるほど。「お勉強癖」のある人の辞書を引きたい誘惑を防ぐには「引いちゃダメ!」ぐらい言わないと効果がないかもしれませんね。
〉どうしても気になる語があって、それを本を読みながら引くので
〉なければ、ほかの人に聞いてもいいし、辞書を引いてもいいのじゃ
〉ないかな?
〉ただ、辞書を引くときは「本を読み終わって、それでも気になって、
〉しかも綴りまで覚えている」語にかぎりましょう。
→分かりました。
〉というわけで、読み終わってもまだ頭のどこかにひっかかっている
〉ようなら、辞書や人に聞いてたしかめてみてもいいんじゃないかな?
〉ぼくの最初の本(どうして英語が使えない?」の中に
〉辞書を引くタイイングのことを書いてあります。
〉「イライラの法則」と名付けましたが、「この単語め!
〉目障りなやつだ!!」というくらい目に付くようになったら
〉その後を引くタイミングだという法則です。
→「どうして英語が使えない?」も読んでみたいと思います。
〉それでも我慢して引かずに、いつか本を読みながらわかったら、
〉もーのすごーく爽快な経験だと思いますが、イライラを我慢する
〉というのも、楽しくないですからねぇ・・・
→GRを何冊か読むうちに、何度か出会って意味がわかった語にreefがあります。そして今I Can Read Booksのシリーズを読んでいて、なんとなく分かりつつあるものにcut outがあります。こうやって何度も出会って「分かった」単語は、本当に「自分の物」になるような感じがあります。
過度な我慢は身体に悪いので、イライラがこうじたら誘惑に負けつつ、「爽快な体験」の方も追及してみることにします。
〉ま、いずれにせよ、楽しい読書を!
→はい。今後とも楽しく続けたいと思います。
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お名前: 成雄
投稿日: 2004/5/22(16:52)
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〉これは私が趣味のバレエのHPに連載してるエッセイを転載したものです。(>初めて「私の100万語」を読んでくださる方)
〉これでようやくHPに追いつきました。もうすぐこの続きをアップの予定です。
ウルトラQの母さん、こんにちは。
成雄です。
ウルトラQの母さんの今回の投稿があるのは認識していたのですが、
ちょっと忙しくて、なかなか読む時間がありませんでした。
今日、全部読めました。
また、面白い話を読ませてもらいました。ありがとうございます。
フットボール好きの私としては、やはり、マンUとマンCの話なんか
よく知らなかったので、感心しながら読ませてもらいました。知人の話も。
私は、以前どこかで「地元にマンUファンなんかいない。地元はみんなマンC。」みたいな
ネタ話を聞いたことがあったので、そうでもないんだぁ、って。
マンUがらみで思い出すのは、映画「フルモンティ(1997年)」
GR本も出ています。レベル4、ペンギン、ISBN:0582419816
#新書評システムで、この本の情報を見ると、映画情報が載っていません
#旧書評システムで載っている情報が、キチンと移行していないんです
#この間、多くの方の協力で移行ミスの修復作業がいまも続いています
この映画の中のワンシーンに、マンUのチケットが手に入ったっていう
話があったと思います。ついでにいうと、この本ですが古川さん(SSS)いわく
GRとして最高の1冊だそうです。レビューに書いてあります。
で、私もレビュー書いてます。
私にはこの話がコメディではなく、身につまされる方が強くて笑えなかったと。
私はコメディでは「モンティ・パイソン」が好きです。
あっ、完全に脱線してしまいました(笑)
今夏のアテネ・オリンピック。
サッカーではイラクが出場することになりました。
やっぱり、サッカーって生活そのものなんじゃないかって思わせるなぁと
感じてしまいました。
ベッカムにしても、レアルマドリードは入団をあきらめていたはずが
いつの間にか、チームの一員になってますし、今も、チームに残留すると
いわれていますが、どうなるんでしょうか?
フットボールの世界をのぞくと、
自分が学校で学んできた各国とその地域住民のイメージが、
よりリアルに伝わってくるところがいいです。
これからも、いろいろ書いて下さいね。
もちろん、本の話も。
ではでは
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お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/5/29(15:54)
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成雄さん
レスありがとうございます。
"〉今日、全部読めました。
→長々した文章を読んでいただきありがとうございます。
〉フットボール好きの私としては、やはり、マンUとマンCの話なんか
〉よく知らなかったので、感心しながら読ませてもらいました。知人の話も。
〉私は、以前どこかで「地元にマンUファンなんかいない。地元はみんなマンC。」みたいな
〉ネタ話を聞いたことがあったので、そうでもないんだぁ、って。
→車の後ろのウィンドゥに「れっどでびる」とかでかでかと書かれた真っ赤な布を飾ってある車とかあります。最初の頃「でびる」ってのがちょいと恐ろしく、万が一こんな車をこすったらどんなことになるんだろ…とびびりました。
でも、たしかにマンUは全国区だけど、マンCは地方区ということはあり、オアシスなんかもヒマがあると試合を見に行きます。私がマンCとトテナムの試合を見に行った時はギャラハ兄弟のどっちだったかが来ていて、「今日は○○が来てくれてます」と放送があり、彼がグラウンドに出てみんなに手を振り、客席がうぉ〜!っと沸きました。
〉マンUがらみで思い出すのは、映画「フルモンティ(1997年)」
R本も出ています。
〉この映画の中のワンシーンに、マンUのチケットが手に入ったっていう
〉話があったと思います。
→「フルモンティ」見たけど、その場面気づきませんでした。また見てみようかな。GRも読んでみます。
〉サッカーではイラクが出場することになりました。
〉やっぱり、サッカーって生活そのものなんじゃないかって思わせるなぁと
〉感じてしまいました。
→なるほどぉ。
〉ベッカムにしても、レアルマドリードは入団をあきらめていたはずが
〉いつの間にか、チームの一員になってますし、今も、チームに残留すると
〉いわれていますが、どうなるんでしょうか?
→でも、ベッカムもだんだん30歳近いですよね。まぁ、MFだからフォワードよりは選手生命長いかもしれないけど。
〉フットボールの世界をのぞくと、
〉自分が学校で学んできた各国とその地域住民のイメージが、
〉よりリアルに伝わってくるところがいいです。
→そうかもしれないですね。まぁ、私はMUとMCのことをちょいとだけ知ってるだけですが。
これからもよろしくお願いいたします。
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〉成雄さん
〉レスありがとうございます。
ウルトラQの母さん、こんにちは。
今回は引用しませんが、
またまた、面白い話を読ませていただき、とても感謝しております。
ミュージシャンで知っているのは、
ロッド・スチュアートぐらいなんですよ。
ではでは