[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/18(12:18)]
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946. Re: やるならロシア語、もしくはイギリス英語かな
お名前: sakigoro
投稿日: 2003/12/22(23:55)
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ちんげん斎さん、marigoldさん、杏樹さん、sumisumiさん、こんばんは! sakigoroであります。
最近、シャドーイングはさぼりぎみで、ここのスレは読んでなかったのですが、「ロシア語」がタイトルにあるのが目に留まり読んでみたら、びくーり。
私のことがちょっとのってる。
ちんげん斎さん、私のことかいかぶりすぎですよ。
入門者の広場でも、ちんげん斎さんのレスを読んで、なんといったらよいものかしばらく悩んでいましたが、酒井先生が適切なレスをつけてくれてほっとしました。
私信モードはここまでにして、とっても興味深いスレですね。
杏樹さんの「脳内カタカナ変換」という言葉には、何度もうなずいてしまいました。
ロシア語の周波数についてはわかりませんが、ロシア語は英語以上に子音優勢言語なんですよ。
例えば、ロシア語のあいさつを英語アルファベット表記すると、
ZDRAVSTBUITE
なんと、12音中、子音が8音という具合。
英語では子音が三つ連続するぐらいですが、4音、5音が連続で子音ということもめずらしくありません。
ところがところが、アクセントの位置さえ間違えなければ、かなりのカタカナ発音でも、ほとんど通じてしまうのがロシア語。
英語はそんなわけにはいかない。
ロシア語がちんげん斎さんの目的にかなうような気はしません。
私は、英語のカタカナ発音には、子音の後によけいな母音をつけてしまうということ以外に、母音をきちんと正しく発音していない、聞き取れていないというのも
かなり重大な要素としてあると思います。
例えば、日本人がFAXを、カタカナ式に発音すると深刻な誤解をまねきかねない。 Please fax me if you have a question. なんて、ちょっと怖い。
私は多聴を続けてきて、最近の悩みは、どうしても
英語を聞いて理解にいたるまでに距離があるような気がすることです。
つまり、
英語を聞く→高速で脳内カタカナ変換→英語の文章になる→理解
というプロセスになることが多いような気がする。
ストレートに、英語の音→理解
ということを目指しているのですが、なかなかうまくいかず、のたうちまわっています。 英語の文章にするプロセスは減っているのだけど、英語の音を自分流のカタカナ英語に置き換えているのは、間違いなくあると思います。
4年くらい多聴をやってきて、このストレートな理解にいく部分は、
少しずつは増えてはいるのですが、遅々とした歩みです。
脳内カタカナ変換のすすぎ落としを有効にできる方法はないものか悩んでしまいます。
だって、Robertみたいなポピュラーな名前でも、いきなり耳にすると、きちんとわからないことがあるのだもの。 ただ、ああ、人の名前だなとしかわからず、落ち着かない。
それが、脳内検索して、まさにカタカナで「ロバート」となると、気持ち的にわかったような気がして落ち着くという具合です。
英語に触れたばかりの、頭がまだ真っ白なときに、正しい発音で聞き、音にするということをやりたかった。
大学で学んだロシア語の授業は、訳読・文法といった、まさに中学・高校でやった英語の授業内容と変わらないのだけど、
発音だけはけっこうやかましかったし、教わった先生は、どれも正確な音で
ロシア語を話せる人しかいなかった。
このロシア語と英語の授業の違いは大きいですよ。
学校出たてで、まだロシア語をうまく喋れないときでも、相手の話すことは音としては聞き取れていたもの。
まぁ、こんなことをいっても繰言ですけどね。
ぼやくのをやめて、シャドーイングをもっとやることにします。
草書の英語のシャドーイングをやった方が、悩みの解決には有効のような気はするのだけど、どうも慣れ親しんでいるニュース英語の方にいってしまうsakigoroでした。
まぁ、ぼちぼちやっていきます。
ではでは。
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950. Re: やるならロシア語、もしくはイギリス英語かな
お名前: ちんげん斎
投稿日: 2003/12/24(01:37)
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sakigoroさん
> 最近、シャドーイングはさぼりぎみで、ここのスレは読んでなかったのですが、「ロシア語」がタイトルにあるのが目に留まり読んでみたら、びくーり。
私のことがちょっとのってる。
うひょー、あこがれのsakigoroさんからresもらっちゃいました。
sakigoroさんには、もうストーカーのように勝手にあこがれてるんで、このresは印刷して額に入れて飾っておこうかと。
〉ロシア語の周波数についてはわかりませんが、ロシア語は英語以上に子音優勢言語なんですよ。
高い周波数ってのは多分子音だと思うので、この辺り予想どおりです。
〉ところがところが、アクセントの位置さえ間違えなければ、かなりのカタカナ発音でも、ほとんど通じてしまうのがロシア語。
〉英語はそんなわけにはいかない。
〉ロシア語がちんげん斎さんの目的にかなうような気はしません。
もともとはmarigoldさんのアイデアで、英語ではカタカナで覚えている単語の影響が大きいから、全然知らないカタカナの影響のない言葉でシャドウイングしてカタカナに変換せずに聞くことに慣れたら、英語を聞くときもカタカナに影響されないんじゃないだろうかという仮説だったと思います。
その上に、私の方でどうせやるなら色々な音の含まれている言語の方がよろしかろうと挙げたのがロシア語であります。
ですから、カタカナ発音でも通じるかどうかというのは、この目的には問題にならないと思います。
また、カタカナロシア語は、もともとカタカナ英語ほど酷くないかもしれない。
大阪で酒井先生がお話した内容に、カタカナ英語には新カタカナ英語と旧カタカナ語があり、旧カタカナが音を模しているのに対して、新カタカナは英語の音から外れ居ると。
例)
lemonade:新=レモネード、旧=ラムネ
america:新=アメリカ、旧=メリケン
おそらくロシア語のカタカナ発音というのは旧カタカナに相当するのではないでしょうか?多分英語でも旧カタカナだと相手に通じる分には問題ない場合が多いのでは無いでしょうか。通じないのは新カタカナだと思います。あ、例えば多くの人が失敗したコーヒーも新カタカナの臭いがしますね。
ネイティブスピーカー相手に話すということなら、カタカナ発音(もしくは日本語訛)でもほとんどの場合通じると思います。我々だって外国人が多少なまっててもなんとか聞き取れるでしょう。わたしも相当にカタカナ発音ですが、それはそれで通じていますから。でも新カタカナはダメですよ。あれは英語に似てすらいないですから。
〉私は、英語のカタカナ発音には、子音の後によけいな母音をつけてしまうということ以外に、母音をきちんと正しく発音していない、聞き取れていないというのも
〉かなり重大な要素としてあると思います。
確かに私の脳内データベースにはfarmとfirmの音は、両方とも「f-ア-m」と登録されており音では区別できません。これも確かに問題でしょうね。
〉私は多聴を続けてきて、最近の悩みは、どうしても
〉英語を聞いて理解にいたるまでに距離があるような気がすることです。
〉つまり、
〉英語を聞く→高速で脳内カタカナ変換→英語の文章になる→理解
〉というプロセスになることが多いような気がする。
わたしのレベルでもすらこれは感じます。
多分時間にすれば、1秒もあるいは0.1秒もないかもしれませんが、会話の中ではこのロスは結構痛いです。文脈があればまだ短時間で処理できますが、文脈が無くて単語だけで話をしていると収束しなくて会話が途切れます。
先の母音の話もこの原因なのでしょう。きっと(ようわからんけど)
〉ストレートに、英語の音→理解
〉ということを目指しているのですが、なかなかうまくいかず、のたうちまわっています。 英語の文章にするプロセスは減っているのだけど、英語の音を自分流のカタカナ英語に置き換えているのは、間違いなくあると思います。
〉4年くらい多聴をやってきて、このストレートな理解にいく部分は、
〉少しずつは増えてはいるのですが、遅々とした歩みです。
〉脳内カタカナ変換のすすぎ落としを有効にできる方法はないものか悩んでしまいます。
ないですかね。まったく。
〉だって、Robertみたいなポピュラーな名前でも、いきなり耳にすると、きちんとわからないことがあるのだもの。 ただ、ああ、人の名前だなとしかわからず、落ち着かない。
〉それが、脳内検索して、まさにカタカナで「ロバート」となると、気持ち的にわかったような気がして落ち着くという具合です。
Adrian(新カタカナ表記では、エイドリアンですね)も自己紹介されて一回ではとても聞き取れませんでした。日本語でエイドリアンと思っていると聞き取れない音です。
〉英語に触れたばかりの、頭がまだ真っ白なときに、正しい発音で聞き、音にするということをやりたかった。
〉大学で学んだロシア語の授業は、訳読・文法といった、まさに中学・高校でやった英語の授業内容と変わらないのだけど、
〉発音だけはけっこうやかましかったし、教わった先生は、どれも正確な音で
〉ロシア語を話せる人しかいなかった。
〉このロシア語と英語の授業の違いは大きいですよ。
〉学校出たてで、まだロシア語をうまく喋れないときでも、相手の話すことは音としては聞き取れていたもの。
うらやましい限りです。ノンネイティブ向けに非常に喋るのですら聞き取れるのに何年も何年もかかってしまいました。
〉草書の英語のシャドーイングをやった方が、悩みの解決には有効のような気はするのだけど、どうも慣れ親しんでいるニュース英語の方にいってしまうsakigoroでした。
いいと思うでしょ。草書シャドウイング
でも欠点はですね。沢山はシャドウイングできないんですよ。