[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/17(14:15)]
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お名前: shin
投稿日: 2003/7/31(18:05)
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ご無沙汰してます。shinです。
シャドーイングの場合、なんとなく真似しているだけで単調!というイメ
ージがやる側に定着してしまうと、意欲が湧きにくいと思うので(私もこの
壁を超えるにはある程度時間がかかりました)、こういうこともあるよ、と
いうことで、だいぶ前の話もあるのですが、いちおう報告をと思った次第で
す。座談会の時に書いたことで、少しは確信をもてるようになったこともあ
って。
といっても、既に同趣旨のことは書かれていたと思うので、取り立てて新
しい内容ではないと思いますし、sakigoroさんに代表されるような高いレベ
ルの人々や、熱心な人々が書かれているので、ちょっと気がひけますが、S
SS方式多読から入ったごく普通の人間が、初めてシャドーイングというの
をやり、現時点でこんな感想をもっている、という一サンプルとして、標題
のようなことについて具体的に(なればいいのですが)報告してみます。き
っと似たような経験をしている人はたくさんいると思います。
ちょっと長くなりますが。
I.シャドーイングの効果
最初に、シャドーイングをしていて自分の感じた効果を書いてみます。
シャドーイングはカタカナ音をすすぎ洗いし、英語の音を獲得することが
目的で、適切な読速のテープをひたすら真似するということがその方法だと
説明されています。
で、効果について書く場合、英語の音をどの程度獲得できたかが焦点にな
るのかもしれませんが、私の場合、音を獲得できたかどうかについてはふれ
ません(笑)。ふれられません。あー、恥ずかしい。
私が、こいつはすごい、とはっきりわかる効果は、耳のほうにでました。
聞き取りのほうなんです。
これはシャドーイングを始めてから今に至り、かなりくっきりとでてきて
います。
シャドーイングは負荷のかかる方法ですから、ある程度いけるようになる
と、聞く方に、かなり効果がでるのは当然といえば当然なのでしょう。
これを書くために念のため、この二日間で確認してみました。
アメリカで'50代だかに放送されたラジオ・ドラマ(各25分程度)のCD
を友人から借りて、一日一枚ずつ聞いてみました(忙しいのでその程度しか
時間がとれない・・・)。
邦題は「死の影」というのと「氷壁の彼方に」というやつです。
聞く前にカバーや解説を見て予備知識を入れることは一切しませんでした
(見たのは邦題だけです)。聞いた回数はそれぞれ1回だけです。なお、以
前にこれらのCDを聞いたことはありません。
それから、シャドーイングをしていると疲れてしまうので、最近、時間の
とれない私としては、聞き取りは全くといっていいくらいしてません(聞き
取りする時間があるならシャドーイングのほうが効率がいいかなと最近は思
っています)。そんなこともあって久しぶりの聞き取りです。
前置きが長いわりに結論が短いので申し訳ありませんが、こんな状態でや
ってみた結果、起承転結を入れてあらすじを書くことができるくらいにはわ
かりました(本当に短い結論ですいません)。
因みに「氷壁の彼方に」というドラマについては、聞いていて、この話っ
てなんか知っているような・・・という気がして、オチまで全部聞きおわっ
てから解説を見たら、H・G・ウエルズの「盲人の国」を原作にしたドラマ
でした。そういえばその作品は、ウン十年前、中学生の時に創元文庫で読ん
だという記憶がかすかによみがえりました。
これらのドラマがどれほどの難しさかは私にはわかりませんが、一般向け
ミステリ・ドラマということなので、普通の人向けの標準的なものだと思い
ます。例としては適当だったかどうかわかりませんが、SSS方式に従って
多読・文法・シャドーイングをはじめる前だったら、耳を漏斗にしても、予
備知識なしで、はじめて聞いて、一回で筋をつかむのは無理だったのは確実
です(数回聞いても無理だったはず。予備知識を入れてもわからなかった
かもしれません)。
今は、このあたりのものは、初めて聞いても苦もなく楽しんで聞けるくら
いになっている(実はこの二日間試してみて初めて自分でもそのことがはっ
きりわかりました(苦笑))。
たまたま、近くにあったものをつかってみたのですが、ここしばらく、た
まにTVなんかで英語を耳にしても、さっぱりわからん、という感じがなく
なってきたなあという気がしていたんです。それで試してみたら、やっぱ
り、ということでした。
ただし、シャドーイングをしろといわれたら初聞?ではまだ無理ですね。
たぶん。
もちろん、これはシャドーイングだけの効果ではなくて、多読や文法の力
が(特に多読の蓄積)が大きく影響しているはずなので、正確には複合的な
効果があらわれているということだと思います。
しかし、シャドーイング抜きではこの状態にはならなかったのも確かで
す。
聞き取りができてくると楽しいでの、シャドーイングのしがいがありま
す。
他人の評価はどうあれ、本人はこれで結構、すごいことだとかんじていま
す。なにせ、ここにいたるまで勉強らしい勉強はまったくしてきていません
から。
II.The Giver
で、次にここまで何をシャドーイングしてたかということを書いてみま
す。
上のようなことに気づいたのも、最近のシャドーイングの経験があったの
で。
(1)最近の素材
SSS書評でも好意的な書評が多い"Number the Stars"を書いたLouis
Lowryという著者の作品で、ニューベリー賞を受賞した"The Giver"という作
品です。
本自体は買っていないので、総語数はどれくらいかわかりませんが、CD
4枚組で、各CDに70分程度録音されていたと思います。
いまamazonで見てみると本は200ページくらいですから、総語数はあてずっ
ぽうで45,000語前後くらいでしょうか。
語彙はそれほどには難しくはなく(YL4.5位?・PBの一歩手前位という感
じ)、朗読スピードは全体平均で160wpm前後かなあ(総語数がわからないの
で何ともいえませんが)。
(2)やってみて
いきなり緊迫した雰囲気ではじまるので、出だし部分の朗読スピードがか
なり早くなっており、最初は面食らってしまって、おいかけていくのがやっ
とで、15分でアップ、アップということが続きました。
その後、あと一章分、あと5分というような感じで、一回にシャドーイン
グする時間を20分、25分・・・と伸ばしていくとともに(ラク一色のS
SS方式の中では、このあたりには持久走的な要素がたぶんにありました。
ただ、気持ちが乗らないときはもちろんすぐにやめました)、並行して、レ
ベル1,2のシャドーイングをしていたら、ある時、CD一枚を通しでシャ
ドーイングできました。そこからは一回のシャドーイングでCD一枚ずつを
シャドーイングできるようになりました(あくまでもまがりなりにもついて
行けたという意味で書いています)。この間、1ヶ月くらいでした。
その後、全体を4回くらい通してシャドーイングするうちに、不思議なこ
とですが、「読めた」という感じになりました。
(3)シャドーイングで「読めた」という経験−いい加減シャドーイング
「読めた」というのは、あらすじくらいは書けるというようなレベルです
(ただ、こういう感じを一度つかむと、あとはシャドーイングをやればやる
ほど細かいところまで意識せずに意味が流れ込んできます)。
多読を始めた頃、<いい加減読み>でいいという酒井先生の言葉に助けら
れて、「十分読めていないかもしれないなあ」と思いつつ書評を書くことが
多かったのですが、あの感じに近いかもしれません。
もっとも、多読のほうでは、興味がある本ならたいていの本は読むことが
できるようになったためか(興味のある領域だと、専門課程レベルの簡単な
−ほんとうに簡単ですけど−専門書程度とか、古典までならいけます)、読
みのほうの蓄積が利いているようで、"The Giver"程度のレベルなら、活字
を見ずに、シャドーイングだけでも、ある程度詳しいあらすじを書いても、
まるっきりピントはずれにはならないと思います。
(そういうことでいうとやはり「多読がすべて」という感じでしょうか。多
読での蓄積は大きいです)。
もちろん、全部の朗読がわかっているというわけではありません。
それから、シャドーイングがバッチリできているというのとは全然別で
す。残念ながら。
ですので、<いい加減読み>のデンでいけば、これは<いい加減シャドー
イング>ということになるかもしれません。
III.The Giver以前
The Giverをやる前にレベル1−2位までの少数のCDで、シャドーイング
をしてました(前に座談会の時に書いた素材;FactfilesのCDが中心)。
この期間が結構長かったです。シャドーイングはたまにやってみてはやめ
てました。結果的にはほとんどしてませんでしたね。
コツというのか、なれというのか、定着のきっかけをつかむまでが難しく
て、時間がかかりました。
私の場合、誤解があって、ある本が読めたら、その本のテープは、ある程
度やればシャドーイングできるかと思ったのですが、かなり甘かった。
ダールのThe Witchesなんかは、読めても、シャドーイングはとても無理で
した(The Giverを通しでできるようになったあとにやってみると、The
Witchesのスピードはかなりゆっくりだと感じましたが、当時は手も足もでな
かったです)。こうした誤解がもとで挫折してしまうケースも多々あるので
はないかと思います。
シャドーイング用の素材は、やはり読めるレベルよりは、思い切って下げ
た方がいいように思いました。
まずは「できる」という地点を早く確保しておいたほうが長続きするので
はないでしょうか。並行して、ついて行くのがやっとというテープをやるに
せよ。
それから、シャドーイングの場合は、同じ作品をたくさんやれば効果があ
がるように感じます。
もっとも現実的には、CDなどの値段が高いこともあるため、たくさんは
買えないという事情もあるし、シャドーイングで一つの作品を短期間にしあ
げるというのは無理だと思うので、必然的に、同じ作品を繰り返すことが多
くなると思いますが。
少数の作品だけこなしても力がつくというのは経済的には助かります。
それから読みの蓄積があれば、ある程度やさしいものをやってから、レベ
ルを2段階くらいあげても、意外に容易に突破できるように感じます(あま
り推奨はしませんが)。
IV.シャドーイング書評?
Louis Lowryファンのかたには申し訳ないですが、私は特に彼女の作品のフ
ァンというわけではありません。話は面白いのですが、私にはちょっと淡泊
な感じがして。
ただThe Giverについていえば、朗読者は私にはあってました。これはいい
という感じです。
それとは正反対だったのが、こちらも書評で高い評価を得ていて、私も傑
作だと思うSharon CreechのWalk Two Moonsです。
こちらの読み手はどうもあわなかったです。読み方がネロネロ風というの
か(変な表現ですいません)、最初からギブ・アップ。
読む面白さ(作品内容)とシャドーイングの面白さ(朗読)は一致しない
ところもありますね。真似したい人か、そうでない人か、ファスト・フード
のように平均的な味わいで、どうでもいい人か。そんな感じに分かれるよう
に思いました。
シャドーイング愛好者が増加してきて、シャドーイング用書評という掲示
板がそのうちあらわれるといいなあと思います。
誰が朗読しているか、Unabridged 版か、abridged 版かとか、録音時間、
CDがあるか、テープだけか等々の基礎データはもちろん、声・発音はどん
な感じかというようなことについて感想があったり、YLも、「よ」みやす
さのYじゃなくて、シャドーイングの「や」りやすさのYというかたちにし
て評価をしたり。
シャドーイング書評のほうは、全体でも百件程度載っていれば、実用的な
ガイドとして十分に通用するように思います。
V.その他
ここまでのところでいえば、やはり「多読が全て」で、多読の蓄積がシャ
ドーイングを支えてくれます。つぎに、まりあさんお奨めの教材で、簡単に
文法をやったのですが、これもシャドーイングを側面支援してくれています
(私としては、文法については酒井先生に「どうして〜」、「めざせ〜」の
文法部分を集大成した一書をはやくだしてほしいところです)。
シャドーイングを本格的に始めたのは今年に入ってからでしょうか。その
後も忙しくて、やったりやらなかったりという感じですが、明らかに一年前
とは変わりました。そのあたりについて長々と報告させてもらいました。
これからもこんな感じで気長にやっていこうと思っています。
それから、こうこう経験を通じて、酒井先生があげていた、字幕を読みな
がらDVDを見るという方法の意味がなんとなくわかるような気がしまし
た。
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shinさん、おひさしぶり!
シャドーイングの習慣が復活したと思ったら、音読多読に浮気を計画中のsakigoroです。
〉 といっても、既に同趣旨のことは書かれていたと思うので、取り立てて新
〉しい内容ではないと思いますし、sakigoroさんに代表されるような高いレベ
〉ルの人々や、熱心な人々が書かれているので、ちょっと気がひけますが、S
〉SS方式多読から入ったごく普通の人間が、初めてシャドーイングというの
〉をやり、現時点でこんな感想をもっている、という一サンプルとして、標題
〉のようなことについて具体的に(なればいいのですが)報告してみます。き
〉っと似たような経験をしている人はたくさんいると思います。
他の人はいざしらず、私のレベルは決して高くないです。
すくなくともシャドーイングや発音に関しては底辺近くをさまよっている自信はある。(こんなことで自信をもってどーする。)
なんせ、はまこさんの書き込みに刺激を受け、音読多読を試みる前に個々の発音の見直しをしてみたら、なーーんと、自分は今まで、cold called、bought boatなんて区別して発音したことがないことに気がついてしまった!
気になって会社の同僚4人に聞きましたが、皆、区別したことがないという。
聞いた人は英語学科ではないとはいえ、皆、東京外語、大阪外語出身で、英語は得意だったはずの人たち。
自分だけじゃないんだとほっとすると同時に、日本の英語教育はやっぱりどっかおかしいのかなと思ったひと時でした。
〉 ちょっと長くなりますが。
〉I.シャドーイングの効果
〉 最初に、シャドーイングをしていて自分の感じた効果を書いてみます。
〉 シャドーイングはカタカナ音をすすぎ洗いし、英語の音を獲得することが
〉目的で、適切な読速のテープをひたすら真似するということがその方法だと
〉説明されています。
〉 で、効果について書く場合、英語の音をどの程度獲得できたかが焦点にな
〉るのかもしれませんが、私の場合、音を獲得できたかどうかについてはふれ
〉ません(笑)。ふれられません。あー、恥ずかしい。
私も英語の音の獲得はできてません。 もっともシャドーイングをやった累計時間が足りないせいだと思ってますが....
〉 私が、こいつはすごい、とはっきりわかる効果は、耳のほうにでました。
〉聞き取りのほうなんです。
〉 これはシャドーイングを始めてから今に至り、かなりくっきりとでてきて
〉います。
〉 シャドーイングは負荷のかかる方法ですから、ある程度いけるようになる
〉と、聞く方に、かなり効果がでるのは当然といえば当然なのでしょう。
私はシャドーイングをやる前の多聴期間が長く、それなりに聞けるようになってたせいか、シャドーイングのおかげてよくきけるようになったという実感はまだありません。
逆に音声を再生しようと集中して聞くせいで、今まで自分が聞けると思ってたのは美しい誤解で、ほんとうはずいぶん聞けないところがあるのだと思い知らされることのほうが多い。
シャドーイングが半年近く停滞したのは、自分のできなさかげんに嫌気がさしたというのも原因の一つにあると思います。
効果はあるのでしょうけど、考えすぎたり、完璧を目指しすぎると嫌気がさしやすいのがシャドーイングの欠点かなと思います。
多読だといい加減にできるのですが......
〉 これらのドラマがどれほどの難しさかは私にはわかりませんが、一般向け
〉ミステリ・ドラマということなので、普通の人向けの標準的なものだと思い
〉ます。例としては適当だったかどうかわかりませんが、SSS方式に従って
〉多読・文法・シャドーイングをはじめる前だったら、耳を漏斗にしても、予
〉備知識なしで、はじめて聞いて、一回で筋をつかむのは無理だったのは確実
〉です(数回聞いても無理だったはず。予備知識を入れてもわからなかった
〉かもしれません)。
〉 今は、このあたりのものは、初めて聞いても苦もなく楽しんで聞けるくら
〉いになっている(実はこの二日間試してみて初めて自分でもそのことがはっ
〉きりわかりました(苦笑))。
おおー、すばらしい効果ですね。
洋画の字幕なし鑑賞も遠くないのでは?
私もshinさんみたいに、シャドーイングで目の覚めるようなことでもあれば、もっと積極的にシャドーイングをやる気がおきると思うのですが。
〉 もちろん、これはシャドーイングだけの効果ではなくて、多読や文法の力
〉が(特に多読の蓄積)が大きく影響しているはずなので、正確には複合的な
〉効果があらわれているということだと思います。
多読の効果は間違いのないところだと思います。
私が英語にはまるきっかけになった、APネットワークニュースが突然理解できるようになったのも、多読のおかげです。
〉 しかし、シャドーイング抜きではこの状態にはならなかったのも確かで
〉す。
〉 聞き取りができてくると楽しいでの、シャドーイングのしがいがありま
〉す。
〉 他人の評価はどうあれ、本人はこれで結構、すごいことだとかんじていま
〉す。なにせ、ここにいたるまで勉強らしい勉強はまったくしてきていません
〉から。
shinさんの場合、多読とシャドーイングがちょうといいバランスで効率よく英語が体にしみこんでるんでような気がします。
私なんか多読オンリーが20年以上、その間、英語の音を耳にしたり出したりすることがなかったですから。
もっと早く音声面での英語にふれていたら、もっと違ってたのにと思うこともあります。 でも、それはあまりいいますまい。 多読のおかげで英語を自然に楽しむことができたし、そこから発展して、多聴も、英語を音に出すことも楽しめるようになったのだから。
〉 もちろん、全部の朗読がわかっているというわけではありません。
〉 それから、シャドーイングがバッチリできているというのとは全然別で
〉す。残念ながら。
〉 ですので、<いい加減読み>のデンでいけば、これは<いい加減シャドー
〉イング>ということになるかもしれません。
いい加減シャドーイングでいいんだと私は自分に言い聞かせてます。
じゃないと楽しくなくなるし、楽しくなければ続かない。
いい加減でもshinさんの場合は明らかに効果があったのだし、
こういう報告は力づけられて、とてもありがたいです。
〉 それから読みの蓄積があれば、ある程度やさしいものをやってから、レベ
〉ルを2段階くらいあげても、意外に容易に突破できるように感じます(あま
〉り推奨はしませんが)。
この報告もとても参考になります。
自分はシャドーイングの素材を背伸びしすぎているのかなぁという気もします。
でも、酒井先生のお話ですと、カタカナ英語のすすぎ落としには速い素材でシャドーイングをやった方が良いようですし、判断に苦しむところです。
今は個々の発音の見直しをしているので、もう少し余裕ができたら、遅めの素材で個々の音重視のシャドーイングもやってみようかなとも思ってます。
〉 シャドーイング愛好者が増加してきて、シャドーイング用書評という掲示
〉板がそのうちあらわれるといいなあと思います。
〉 誰が朗読しているか、Unabridged 版か、abridged 版かとか、録音時間、
〉CDがあるか、テープだけか等々の基礎データはもちろん、声・発音はどん
〉な感じかというようなことについて感想があったり、YLも、「よ」みやす
〉さのYじゃなくて、シャドーイングの「や」りやすさのYというかたちにし
〉て評価をしたり。
ほんとにそうですね。
tribirdさんのサイトをごらんになりましたか?
あんな感じで、もっとたくさんのreviewがあるといいな。
〉 シャドーイングを本格的に始めたのは今年に入ってからでしょうか。その
〉後も忙しくて、やったりやらなかったりという感じですが、明らかに一年前
〉とは変わりました。そのあたりについて長々と報告させてもらいました。
〉 これからもこんな感じで気長にやっていこうと思っています。
私も、今は音読多読に浮気を計画してますが、また、シャドーイングも気長にやっていきます。
shinさんの書き込みのおかげで、またシャドーイングをやりたいという気持ちも出てきました。 参考になる書き込みありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/8/1(09:16)
------------------------------
shinさん、お久しぶりです♪
sumisumiです。
体験談を興味深く読ませていただきました。
ある程度読書が進んでからシャドウイングをすると
聞いてわかるようになるから面白くなりますね。
それにしても、shinさんが気がひけるなんて、
それではわたし達は書き込めないですよ(^^)
すでにやっている人にはどんどん教えていただいて、
これからのひとはどんどん引きずり込んで、
シャドウイング情報が充実していくといいですね。
この広場も徐々に人口が増えていないですか?
それにしても、トオルさんといい、どうして皆さんそんなに
長時間できるのでしょう?私、のどがかれてくるので長くできないんです。
ひょっとして、大声過ぎかな?
面白いことに、次女は読み聞かせていると勝手に
シャドウイング状態でついてくることがあります。
お手本が悪いから冷や汗ですが…
今度のオフ会こそ、酒井先生のダメだしをお願いしようと思っています。
(なのにこのところシャドウイングあまりしていない…まずい。
でもいいんだもん。ありのままの姿をみてもらおう…)
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shinさん、sumisumiさん、こんばんは。トオルです。
横レスです。
〉それにしても、トオルさんといい、どうして皆さんそんなに
〉長時間できるのでしょう?私、のどがかれてくるので長くできないんです。
〉ひょっとして、大声過ぎかな?
シャドーイングを長時間やるときは最初から長時間やるつもりではなく、
シャドーイングを始めて、なんか調子がいいと楽しくなってきます。
ランニングを30分以上続けていると脳からある特殊なホルモンが出てきて
ランニングが楽しくなるランニングハイという現象がありますが、
シャドーイングも長時間続けると、シャドーイングハイになってきます。
だからますます長時間シャドーイングを続けてしまいます。
途中、水などの飲み物を飲んでますから、あまりのどが枯れることは
ありません。
ではでは。
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お名前: しお
投稿日: 2003/8/2(07:57)
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shinさん、こんにちは。しおです。
shinさんのシャドーイングで聞き取りに効果がでたというお話を
読んでとても心強く思いました。
私も音声を聞いてそれを真似る、ということはやってきて
効果があったのですが、長くても数分程度の素材です。
朗読テープ、TVドラマ、映画などのように長い素材の
シャドーイングはつい先月からはじめたところです。
音を聞いている時間と口に出す時間の比率は7:3くらい。
今後はもっとシャドーイングで口に出す比率があがっていくと思います。
たくさん続けたら、どういう効果がでるか楽しみにしています。
〉 私の場合、誤解があって、ある本が読めたら、その本のテープは、ある程
〉度やればシャドーイングできるかと思ったのですが、かなり甘かった。
〉 ダールのThe Witchesなんかは、読めても、シャドーイングはとても無理で
〉した(The Giverを通しでできるようになったあとにやってみると、The
〉Witchesのスピードはかなりゆっくりだと感じましたが、当時は手も足もでな
〉かったです)。こうした誤解がもとで挫折してしまうケースも多々あるので
〉はないかと思います。
〉 シャドーイング用の素材は、やはり読めるレベルよりは、思い切って下げ
〉た方がいいように思いました。
〉 まずは「できる」という地点を早く確保しておいたほうが長続きするので
〉はないでしょうか。並行して、ついて行くのがやっとというテープをやるに
〉せよ。
〉 それから、シャドーイングの場合は、同じ作品をたくさんやれば効果があ
〉がるように感じます。
〉 もっとも現実的には、CDなどの値段が高いこともあるため、たくさんは
〉買えないという事情もあるし、シャドーイングで一つの作品を短期間にしあ
〉げるというのは無理だと思うので、必然的に、同じ作品を繰り返すことが多
〉くなると思いますが。
〉 少数の作品だけこなしても力がつくというのは経済的には助かります。
〉 それから読みの蓄積があれば、ある程度やさしいものをやってから、レベ
〉ルを2段階くらいあげても、意外に容易に突破できるように感じます(あま
〉り推奨はしませんが)。
なるほど。とても参考になります。
このところ、秋から100万語クラスの生徒さんにどのように
シャドウイングをすすめていったらいいかと考えているところなんです。
6月にDr.Seussの"The Cat in the Hat"という絵本とPGR0,OBW0の
シャドーイングを100万語クラスの生徒さんにやってもらいました。
"The Cat in the Hat"の方は言葉のリズムを楽しむ目的の本なので、
意味を考えず英語の音を楽しんで口に出すむためにやってもらおうと
考えていたのですが、リズムがいいだけに分速190語を超えている
部分もあったので、平気で楽しそうにやっている生徒さんとつらそうな
生徒さんに分かれて気の毒なことをしてしまったと思いました。
PGR0やOBW0はみんなブツブツとシャドーイングしていました。
shinさんは、”The Giver"以前にはずっとレベル1−2までの素材を
利用していたのですか。”The Witches"は最初どのあたりで試されたの
でしょうか。レベル1−2の素材を利用していた期間が長いと書いて
おられますが、どのくらいの期間なのでしょうか?
〉 シャドーイング愛好者が増加してきて、シャドーイング用書評という掲示
〉板がそのうちあらわれるといいなあと思います。
〉 誰が朗読しているか、Unabridged 版か、abridged 版かとか、録音時間、
〉CDがあるか、テープだけか等々の基礎データはもちろん、声・発音はどん
〉な感じかというようなことについて感想があったり、YLも、「よ」みやす
〉さのYじゃなくて、シャドーイングの「や」りやすさのYというかたちにし
〉て評価をしたり。
〉 シャドーイング書評のほうは、全体でも百件程度載っていれば、実用的な
〉ガイドとして十分に通用するように思います。
こういうガイドがあるといいですね。女性の声か男性の声か知りたいときも
あります。自分のお手本になるような心地よい女性の声をさがしていた時期
がありました。
〉V.その他
〉 ここまでのところでいえば、やはり「多読が全て」で、多読の蓄積がシャ
〉ドーイングを支えてくれます。つぎに、まりあさんお奨めの教材で、簡単に
〉文法をやったのですが、これもシャドーイングを側面支援してくれています
〉(私としては、文法については酒井先生に「どうして〜」、「めざせ〜」の
〉文法部分を集大成した一書をはやくだしてほしいところです)。
〉 シャドーイングを本格的に始めたのは今年に入ってからでしょうか。その
〉後も忙しくて、やったりやらなかったりという感じですが、明らかに一年前
〉とは変わりました。そのあたりについて長々と報告させてもらいました。
〉 これからもこんな感じで気長にやっていこうと思っています。
〉 それから、こうこう経験を通じて、酒井先生があげていた、字幕を読みな
〉がらDVDを見るという方法の意味がなんとなくわかるような気がしまし
〉た。
多読の蓄積がシャドーイングを支えてくれるというのは全く同感です。
聞き取り能力についても、実多読してなかったら聞き取れなかっただろう
という部分によく出会い、向上しているなあと感じます。
久しぶりにshinさんの報告が読めてとても嬉しく思いました。
それでは、また。
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お名前: shin
投稿日: 2003/8/4(18:01)
------------------------------
shinです。先週末から夏風邪をひいてしまって。遅くなりました。
sakigoroさん、こんにちは。
>逆に音声を再生しようと集中して聞くせいで、今まで自分が聞けると思って
たのは美しい>誤解で、ほんとうはずいぶん聞けないところがあるのだと思い
知らされることのほうが多>い。
私の場合、sakigoroさんよりはずっと聞き取れていないはずですが、聞き
取りの場合は、おお、わかる!ということのほうに、今は喜びを感じてしま
います。
>シャドーイングが半年近く停滞したのは、自分のできなさかげんに嫌気がさ
したというの>も原因の一つにあると思います。>効果はあるのでしょうけ
ど、考えすぎたり、完璧を目指しすぎると嫌気がさしやすいのが>シャドーイ
ングの欠点かなと思います。
>多読だといい加減にできるのですが......
レベルはちがえども、とても似た経験をしました。同感です。
最初はレベル1でも厳しかったのですが、何でレベル1でさえだめだった
のか考えてみると−
一つめは、英語の音についていくということは、それまで全くしたことが
ないのに、いきなりダールのThe Withcesでシャドーイングをしてショック
を受けてしまったこと。ここでシャドーイングはかなり厳しいものだという
意識がしみついてしまって、とっかかりがつかめなかったです。
二つめは意識過剰。「これだけの語数読んでいるんだから、レベル1程度
はさっとできないとまずいんじゃないか、できるのが普通なんじゃないか、
しかも一回で、ほとんど全部が」。これが邪魔しました。
例えば、後から本を見てみるとin and out ofという部分が、音ででてくる
とさっぱりわからない。「なんだこれ?」と唖然ととしつつ真似もできな
い。こういうのは結構こたえました(あの時は、この部分だけは我慢しきれ
ずに本を覗いてみました。正体を知って大ショック。こんなこともわからな
かったとは)。
三つめは、二番目と重なりますが、「シャドーイングしながら意味もわか
らなくては。易しいレベルなのだから」という意識も働いてました。
>shinさんの場合、多読とシャドーイングがちょうといいバランスで効率よく
英>語が体にしみこんでるんでような気がします。
私の場合、コンスタントにシャドーイングをするようになった時期はけっ
して早くないです。
これからはもっと早い段階からシャドーイングする人が増えてくるのでは
ないでしょうか。実用ということを考える場合は、その方がいいように思い
ます。
>自分はシャドーイングの素材を背伸びしすぎているのかなぁという気もしま
す。>でも、酒井先生のお話ですと、カタカナ英語のすすぎ落としには速い素
材でシ>ャドーイングをやった方が良いようですし、判断に苦しむところで
す。
速い素材をやった方がいいとは私も思っています。
ただ、私の場合、易しくても、通しでできたという経験をしたことで弾み
がついて、速い朗読にも手がでるようになりました。
速いほうでやっていると、易しい方はさらについていきやすくなるし、易
しい方ができてくると、速いほうをやる励みになる。そんなパタンができて
きました。
ここまできて、ラジオ・ドラマを聞いてみると案外わかるという発見をし
ました。
音が出ているかどうかは私にはわからないのですが、ラジオ・ドラマが聞
けたということで、別の指標というか、もう一つ、やりがいみたいなものを
発見したような感じです。
シャドーイングの質は別としても、シャドーイングが全くできていないな
ら、ラジオ・ドラマを聞いてもさっぱりわからなかったと思うのです。
それから、シャドーイングに慣れてくると、固まり読みならぬ、固まり聞
きができてくるように感じます(もちろん多読の蓄積が大だと思います
が)。一つの句なりのまとまりで音がストックできるようになったため、ま
がりなりにもついていけるのだと思います。すくなくとも1時間通しでやれ
るようになったコツは、このあたりにあるように思います。
それから、sakigoroさんにお礼を申し上げないと・・・。
The Giverを知る前に、sakigoroさんから、グリーン・マイルの朗読をして
いるFrank Mullerのことを教えていただいたのですが、その朗読をちゃんと
聞いてみて、「あ、これ、いいなあ。真似してみたいなあ」と思ったので
す。なんとかして、グリーン・マイルをやりたい。
しかし、これは私には難しかった(今も。でも、そのうち全体を通してい
けるかも、という手応えを少しだけ感じています)。語彙も難しいですが、
低音な上、日本語と比べると、母音がほとんど溶けているというような感じ
で、今まで真似してきたのとは一味違いました。
おまけに一つの章の朗読が20分近く続くこともあり、これはいきなりは
無理だよなあと思っていた時に、The Giverを偶然知りました。Frank Muller
ほどではないにしろ、なかなかよいと思える朗読だったのです。
全体はある程度長いけれど、こちらは、一つの章が20分ということはな
いし(でも、最初は長く感じました)、PBほどには難しくない。
それでThe Giverを始めたということなのです。
Frank Mullerのことを教えてもらわなかったら、ここまでシャドーイング
に意欲が湧いたかどうか。
ありがとうございました。
>tribirdさんのサイトをごらんになりましたか?
>あんな感じで、もっとたくさんのreviewがあるといいな。
拝見しました。シャドーイングのことがどこにあるのか探すのにちょっと
苦労しましたので、今度、もう一回ちゃんと読ませていただこうと思ってい
ます。全部初めて知るものがほとんどでした。
今回は、シャドーイングのことではなく、tribirdさんがthe year of
sharingを再読されて高評価をつけておられたところに感動してしまいまし
た。
* * * * *
sumisumiさん、こんにちは。
>ある程度読書が進んでからシャドウイングをすると
>聞いてわかるようになるから面白くなりますね。
ほんとうにそうですね。
sumisumiさんは相当シャドーイングされているのではないでしょうか。
>シャドウイング情報が充実していくといいですね。
これまた、ほんとうにそうですね。
朗読者情報は特に大切ですね。GRの表彰制度ができたのですから、シ
ャドーイング人口の増加に寄与した朗読者に対してSSS表彰があってい
いような(まだ先のことでしょうけれど)。
>それにしても、トオルさんといい、どうして皆さんそんなに
>長時間できるのでしょう?私、のどがかれてくるので長くできないんです。
喉をからすとかっこいいから、というのは冗談ですが。
比較的低音の朗読者についてシャドーイングしていると気持ちが落ち着 くのです(笑)。私の場合は。
>面白いことに、次女は読み聞かせていると勝手に
>シャドウイング状態でついてくることがあります。
お子さんがいるとこういう楽しみがあっていいですね。
そういえばいきなりで恐縮ですが。たまたま素材を探していら・・・。
sumisumiさんは、実はもう一つHPをもっておられるのでは・・・?
あまりに、らしきものと出会ってしまってびっくりしました。
しかも英語版も・・・。すごい。
* * * * *
しおさん、こんにちは。
しばらくぶりに掲示板を見たら、だいぶん様変わりしてて、書き込んだ後
に見ていたら、しおさんが、ダドキストのほうに書かれていたシャドーイン
グについての文もあったのですね。拝見しました。言葉をやっていると、や
はりコンをつめてしまうことってあるんでしょうね。
>shinさんは、”The Giver"以前にはずっとレベル1−2までの素材を
>利用していたのですか。
そうです。素材を選ぶ情報が少ないうえ、やはり経済的な制約があり選択
肢が少なくて。
>”The Witches"は最初どのあたりで試されたの>でしょうか。
The Withchesは確か、最初の100万語の時、多読を始めて4ヶ月くらいの段
階で読んだと思います。それからしばらくしてテープを買ったので、シャド
ーイングに挑戦してみたのは多読を始めて5ヶ月あたりでしょうか。
いま考えると無謀なことでしたけど、本を読めたとはいっても、読速はそ
れほどでもなかったので、シャドーイングしてもついていけなかったのは当
然だったと思います。
読速150wmp以上あればシャドーイングしていても・・・というようなこと
が酒井先生の本にでていたと思いますが、あの当時は、きばって読まないか
ぎり、そこまでの読速はでていなかったのだと思います。
いきなりこのあたりのレベルのシャドーイングはちょっと無理でした。最
初の5分も苦しい。二、三回ほどですぐ放棄しました。
>レベル1−2の素材を利用していた期間が長いと書いて>おられますが、ど
のくらいの期間なのでしょうか?
1年数ヶ月位になると思いますが、実態は以下のような感じです。
ダールがだめだった後、今度はやさしいやつでと思って、Factfailesのレ
ベル1・Titanicでやってみましたが、これすら当時は厳しかったです。30
分近くあったと思いますが、これもだめで。
この後、一年近く、多読の合間に、時折、思い出したように、Factfailes
のレベル1のTitanicとかレベル2のUFOをやっては、うーん、だめだーの繰
り返しでした。それで、しばらくやらないという時間が増えてきて・・・と
いう感じでした。
sakigoroさんへの返事に書いたのですが、結構、私なりの完璧をめざした
(それが最初から可能だと何となく思っていた)ことがシャドーイングに近
づけなかった要因だったようです。
「多読の経験はとりあえず置いておいて、真似だけしてみよう。活字だけで
きた人間が初めてシャドーイングする場合、うまくシャドーイングに乗っか
るまでにはやはり時間がかかってもしかたないなあ」と思いきるまでに時間
を要しました。結局、この「悟り」に至るまでに1年ほど時間がかかったわ
けです。煩悩の多い奴(笑)。
それから、とにかくレベル1を、最初は15分を目安にして、一回あたり
に続けられる時間を少しずつ伸ばしていって、余計なことは考えずに、ただ
真似することをこころがけました。できないところはそのままにして。
まがりなりにも全体を通しでできるようになったら、楽しくなってきたと
いうような感じです。やればやるほど、別に訳そうとかいう意識はないの
に、真似しているうちに体に意味が流れてくるようになって。
意味を知りたいという意識をなくして、ただ音についていくことを繰り返
すうちに、初めて意味がわかってくるようになるなんて、逆説的ですが。
それから次のレベル2に行ってみたり、レベル1の別のCDをやってみた
り。さらに思いきり早いものをやってみたり(SSS式の多読を始める以前
に、易しい本を読まないと、という意識はあって、その時にwho moved my
cheeseという本とCDを買ったことがあったのですが、本は見ずにCDのほうを真似してみました)。
このあたりで座談会がありました。
>こういうガイドがあるといいですね。女性の声か男性の声か知りたいときも
>あります。自分のお手本になるような心地よい女性の声をさがしていた時期
>がありました。
ほんとうにそうですね。
では。シャドーイング人口が爆発することを願って!?
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お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/8/4(20:29)
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〉 そういえばいきなりで恐縮ですが。たまたま素材を探していら・・・。
〉 sumisumiさんは、実はもう一つHPをもっておられるのでは・・・?
〉 あまりに、らしきものと出会ってしまってびっくりしました。
〉 しかも英語版も・・・。すごい。
え?あの…確かに、もう一つ、ほとんど休眠中のものは持っていますが、
まず、Hitしないと思います…
英語版があるのなら、きっぱり、違います!
さすがに、ハーマイオニーじゃないのでそこまでは…(^^;)
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sumisumiさん、こんばんは。
うろおぼえですいません。
>もう一つ、ほとんど休眠中のものは持っていますが、
>まず、Hitしないと思います…
表紙の絵が全く同じで、それも検索エンジンではイの一番でヒットした記
憶が。
sumileというような文字が並んでいたような。
うーん、自分の記憶は最近誰かが作ってるんだろうか・・・(笑)。
>英語版があるのなら、きっぱり、違います!
英語版というか、英語でも説明があったような・・・。素材はつかっても
らっていいですよという意味だったかの英文が。
記憶違いかもしれませんね。失礼しました。うーん。自分が怖くなってし
まいました(笑)。
>さすがに、ハーマイオニーじゃないのでそこまでは…(^^;)
ハーマイオニーって知りませんでした。あわてて検索エンジンで調べまし
た。そーなんですか。
いや、一瞬、異次元に入り込んでしまったような感覚を覚えました。The
New York Trilogy風な経験でした。
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お名前: sakigoro
投稿日: 2003/8/4(20:39)
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shinさん、こんばんは! 音読多読からまたもやシャドーイングの方に気持ちが揺れている、朝令暮改、原則・骨なしのsakigoroであります。
というのも、この前の東京オフ会で、ひこさんのシャドーイングを聞いて、俄然、意欲が沸いてきたのですよ。
いやぁ、ひこさん、うまくなってた! BBCのニュースのシャドーイングなんですけど、ほんとにイギリスっぽい音で、かっこいいなと聞きほれました。
昨年末にもひこさんのを聞いたことがあるから、進歩が歴然としてわかるんですね。
シャドーイングしながら、内容も完璧に理解している感じでした。
その後、酒井先生のシャドーイングの指導を聞いて、理屈じゃどうにもならない英語の音の出し方ということで、考えることが多かったです。
「L」でも無限の「L」の音がある。 理屈でおっかけていってもどうしようもない。
ともかく耳に入ってくる英語の音を無心にシャドーイングするのが、結局、近道なのかなと思いました。
その後、しおさんのシャドーイングを聞いてまたびっくり!
しおさんがやったのは映画の一部だったんですけど、
私がラジオで普段耳にしているきちんとした英語とはそうとうかけはなれた音。
でもって、酒井先生がよくいう大切な耳障りな子音がこれでもかというくらい出ているんですよ。
酒井先生の指導も、他の人たちに対する指導とは違って、子音をじゃっかんおさえて、もっと自然な感じにというものでした。
いやぁ、でも、見事なもんでした。
その後、酒井先生から英語の日常の音がどれくらい活字と変わってくるのかという例を聞かせてもらいましたが、私のイメージと全然違う。
こんなの、多読と多聴だけだったら、百年たってもわかるようになるわけないと目の前が暗くなる思いでした。
百聞は一見にしかずというか、この場合は100読は1聞にしかずというべきか、私としてはとてつもない衝撃を受けました。
ともかく、自分としてはなじみのできたシャドーイングをぼつぼつやっていこうと、またもや方針転換をすることにしました。 ついでに、聞き取りやすいラジオ英語ばかりでなく、映画にも手を出していくつもりです。 まぁ、あせらず、気長にやっていきます。
多読と違って手ごたえがつかみずらいシャドーイングの意欲をかきたてるためには、他の人のを聞くのが一番だと思いました。
〉 一つめは、英語の音についていくということは、それまで全くしたことが
〉ないのに、いきなりダールのThe Withcesでシャドーイングをしてショック
〉を受けてしまったこと。ここでシャドーイングはかなり厳しいものだという
〉意識がしみついてしまって、とっかかりがつかめなかったです。
ここらへん、私もまるっきりいっしょ。
いやぁ、親しみを感じます。
SSSの掲示板でシャドーイングの薦めを読んで、それを開始するまで一年以上かかったもの。 真似事でもやってみようと思っては、すぐに行き詰って、こんなのまともな人間のできることではない、いや、正常な人間がやるべきことではないとカンシャクをおこしてはやめてたもの。
それでもやっと、なんとかかんとかできるようになってきたのは、開き直って、
きちがいみたいに、アワアワと、英語にはとても聞こえない音でわめくようになってからです。
〉 二つめは意識過剰。「これだけの語数読んでいるんだから、レベル1程度
〉はさっとできないとまずいんじゃないか、できるのが普通なんじゃないか、
〉しかも一回で、ほとんど全部が」。これが邪魔しました。
〉 例えば、後から本を見てみるとin and out ofという部分が、音ででてくる
〉とさっぱりわからない。「なんだこれ?」と唖然ととしつつ真似もできな
〉い。こういうのは結構こたえました(あの時は、この部分だけは我慢しきれ
〉ずに本を覗いてみました。正体を知って大ショック。こんなこともわからな
〉かったとは)。
私にはとても耳の痛い意見。
だって、シャドーイングを始めたころには多読暦25年以上ですよ。
多聴だって2年はやってる。
できて当然とまではいかないまでも、もっとましな結果を期待しても、それほど罰当たりじゃないでしょ。
でも、できません! へんなプライドや自意識は、シャドーイングの敵です!
〉 三つめは、二番目と重なりますが、「シャドーイングしながら意味もわか
〉らなくては。易しいレベルなのだから」という意識も働いてました。
ここらへんもいっしょ。
なんだか双子みたいですね。
こんな風に悩みを語りあえる掲示板はとても貴重だけど、衝撃のオフ会シャドーイングみたいに、実際に人のシャドーイングを耳にする場は、多読以上に重要だなと思います。
それとshinさんみたいに、こんな風な効果があった、こんないいことがあったと書き込んでくる人が増えてきたら、シャドーイング人口も増えるんでしょうけどね。
あっと、最後になりましたが、夏風邪、大変でしたね。
暑くなってからの風邪は、考えただけで、ぞっとしてしまう。
お互い、体に気をつけて、楽しく多読とシャドーイング!
------------------------------
sakigoroさん、こんばんは。
>いやぁ、ひこさん、うまくなってた! BBCのニュースのシャドーイングな
んですけど、ほんとにイギリスっぽい音で、かっこいいなと聞きほれまし
た。
>昨年末にもひこさんのを聞いたことがあるから、進歩が歴然としてわかる
んですね。
>シャドーイングしながら、内容も完璧に理解している感じでした。
>その後、しおさんのシャドーイングを聞いてまたびっくり!
>しおさんがやったのは映画の一部だったんですけど、
>私がラジオで普段耳にしているきちんとした英語とはそうとうかけはなれ
た音。
>でもって、酒井先生がよくいう大切な耳障りな子音がこれでもかというく
らい出ているんですよ。
>酒井先生の指導も、他の人たちに対する指導とは違って、子音をじゃっか
んおさえて、もっと自然な感じにというものでした。
>いやぁ、でも、見事なもんでした。
羨望の念が湧いてきますね。そういう状態なんだあ、と読んだだけでも、
すごいと感じます。
音がきちんとでたら、活字と音で英語が的確に流れ込んできて楽しくて仕
方ないだろうなあ。きちんと会話もいけそうだし。これがすごいところです
ね。
ただ、日本語の音がまともにでないボソボソ癖のある私としては、英語で
は高望みはしないことにしています。
英語の音の前に日本語を、なんていわれてるので(笑)。
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お名前: しお
投稿日: 2003/8/6(04:29)
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shinさん、こんにちは。しおです。
〉 しばらくぶりに掲示板を見たら、だいぶん様変わりしてて、書き込んだ後
〉に見ていたら、しおさんが、ダドキストのほうに書かれていたシャドーイン
〉グについての文もあったのですね。拝見しました。言葉をやっていると、や
〉はりコンをつめてしまうことってあるんでしょうね。
そうですね。4か月くら落ち着かない状態だったのですが、やっと地上におりられてよかったです(笑)
やっぱり、時間をかけて淡々とやっていくしかないなという当たり前の結論です。
〉>レベル1−2の素材を利用していた期間が長いと書いて>おられますが、ど
〉のくらいの期間なのでしょうか?
〉 1年数ヶ月位になると思いますが、実態は以下のような感じです。
〉 ダールがだめだった後、今度はやさしいやつでと思って、Factfailesのレ
〉ベル1・Titanicでやってみましたが、これすら当時は厳しかったです。30
〉分近くあったと思いますが、これもだめで。
〉 この後、一年近く、多読の合間に、時折、思い出したように、Factfailes
〉のレベル1のTitanicとかレベル2のUFOをやっては、うーん、だめだーの繰
〉り返しでした。それで、しばらくやらないという時間が増えてきて・・・と
〉いう感じでした。
〉 sakigoroさんへの返事に書いたのですが、結構、私なりの完璧をめざした
〉(それが最初から可能だと何となく思っていた)ことがシャドーイングに近
〉づけなかった要因だったようです。
「私なりの完璧を・・・」というところ、私もすごく共感できます。やっぱり音をだしながらも、意味が気になるし、最初はアワアワとなってもいい、といっても、やっぱりアワアワは気持ちが悪いです。
〉 「多読の経験はとりあえず置いておいて、真似だけしてみよう。活字だけで
〉きた人間が初めてシャドーイングする場合、うまくシャドーイングに乗っか
〉るまでにはやはり時間がかかってもしかたないなあ」と思いきるまでに時間
〉を要しました。結局、この「悟り」に至るまでに1年ほど時間がかかったわ
〉けです。煩悩の多い奴(笑)。
〉 それから、とにかくレベル1を、最初は15分を目安にして、一回あたり
〉に続けられる時間を少しずつ伸ばしていって、余計なことは考えずに、ただ
〉真似することをこころがけました。できないところはそのままにして。
〉 まがりなりにも全体を通しでできるようになったら、楽しくなってきたと
〉いうような感じです。
100万語クラスで秋からもシャドーイングをやっていく予定ですが、今年度の最後くらいに、生徒さんが、shinさんが感じたような楽しさを味わえるようになってくれたらなあと思います。やっぱりレベル0−1の素材で、ゆっくりやっていこう!と思いました。いま、一番読んでいる生徒さんが、ダールの薄い本を読み始めてたくらいですから、全体のことを考えればシャドーイングはもっともっと易しい素材でもいいくらいかもしれません。
やればやるほど、別に訳そうとかいう意識はないの
〉に、真似しているうちに体に意味が流れてくるようになって。
〉 意味を知りたいという意識をなくして、ただ音についていくことを繰り返
〉すうちに、初めて意味がわかってくるようになるなんて、逆説的ですが。
これはすごいですね!私はまだまだ分かろう分かろうしているようです。7月下旬から酒井先生の課題で”Stuart Little"のシャドウイングをしてみて、ちょっとだけ、shinさんのいわれる「真似しているうちに体に意味が流れてくる」の感じが分かってきました。
〉 それから次のレベル2に行ってみたり、レベル1の別のCDをやってみた
〉り。さらに思いきり早いものをやってみたり(SSS式の多読を始める以前
〉に、易しい本を読まないと、という意識はあって、その時にwho moved my
〉cheeseという本とCDを買ったことがあったのですが、本は見ずにCDのほうを真似してみました)。
〉 このあたりで座談会がありました。
〉>こういうガイドがあるといいですね。女性の声か男性の声か知りたいときも
〉>あります。自分のお手本になるような心地よい女性の声をさがしていた時期
〉>がありました。
〉 ほんとうにそうですね。
〉 では。シャドーイング人口が爆発することを願って!?
もっとシャドーイングする方が増えたら、いろいろ情報交換できてますます楽しくなりますよね!
shinさん、丁寧なご回答ありがとうございました。とても参考になりました。
暑い時期に体調を崩されて大変でしたね。直り際が肝心ということですから、お身体を大切になさってくださいね。
それでは、私もシャドーイング人口爆発を祈念して!
------------------------------
しおさん、こんばんは。
>100万語クラスで秋からもシャドーイングをやっていく予定ですが、今
>年度の最後くらいに、生徒さんが、shinさんが感じたような楽しさを味わえ
>るようになってくれたらなあと思います。
これは楽しみですね。
そういえば、教える側でありながら、教わる側から教えられることって意
外に多いものかもしれませんね。
シャドーイングの歩みがでんでん虫のような人が、それなりに英語でコミ
ュニケーションがとれるようになっていたりとか。予想もつかないようなこ
とがおきたり。そういうなかで、自分の考え方もゆるやかに変化していくと
いうことがおきるかもしれませんね。
教える&教わるシャドーイング報告楽しみにしてます。
>全体のことを考えればシャドーイングはもっともっと易しい素材でもいいく
>らいかもしれません。
いやいや、やはりここはお得なSSS特製3枚セットからはじめるべきで
す(笑)。
SSSで教えるのですから、そういう反応でなくちゃいけません(笑)。
amazonで1枚でているのを知って購入したのですが、3枚セットだと知っ
たのはついこの前のことです。古川さんを拝み倒して(冗談ですが)やっと
残り2枚を手に入れることができました。
では。
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お名前: トオル
投稿日: 2003/8/4(23:07)
------------------------------
shinさん、ご無沙汰しています。
トオルです。
座談会以来でしょうか?
シャドーイングの報告読ませてもらいました。
私もシャドーイングができるようになってから
急に英語の音が聞こえる範囲が広がりました。
単に英語の音を聞いて、そのうち英語の音が聞こえるようになるより、
シャドーイングで、英語の音が聞こえるようになる方が
はるかに早いような気がしています。
私の場合、シャドーイングの素材の速度が120〜130wpmぐらい
じゃないとすぐに遅れるので、まだゆっくりした部分しか
聞き取りができないのですが、
シャドーイングで160〜170wpmぐらいが遅れずにできれば
通常のものは聞き取りができるのではと思っています。
あと、そうそう、シャドーイングを何回かやっていると
急に物語の内容が「わかった」状態になります。
多分、shinさんの書いている「読めた」状態に近いと思うのですが、
不思議ですね。
私の場合、「わかった」状態になれば、それまで時々遅れていた
シャドーイングも遅れずにできるようになります。
もしかすると、シャドーイングが遅れずにできるようになったから
「わかった」のかもしれません。
私の好きになる素材は作者が朗読しているものが多いです。
きっと作者が気持ちをこめて朗読しているからだと思いますが、
何回聞いても飽きないですね。
1つの素材をシャドーイングする期間も長いです。
大体、3ヶ月ぐらいは飽きずに同じものをやっている。
時々、昔のものをシャドーイングしたりするのも楽しいです。
Happy Shadowing!!
------------------------------
トオルさん、ご無沙汰しています。
shinです。
座談会以来ですよね。
トオルさんも同じ感じをお持ちなんですね。sakigoroさんも、sumisumiさ
んも。
やはり先達が多い。シャドーイングは実はこっそりと人気があるのかもし
れませんね。とっかかりさえうまくいけば、音がでるかどうかは自分ではわ
かりませんが、少なくとも聞き取りにはすごく効果があるような感じですか
ら。
>大体、3ヶ月ぐらいは飽きずに同じものをやっている。
>時々、昔のものをシャドーイングしたりするのも楽しいです。
聞くのもやっとだったものが、シャドーイングが(まがりなりにも)ラ
クにできてくる感覚は楽しいです(レベル1のものでも)。
確か、レベル2まで位のものをたくさん体に取り込めば、普通の会話は十
分ということを酒井先生は書かれていたと思いますので、そのことも励みに
なります。インプットの好循環システムが自分のなかにできてきたようで。
今後とも教えて下さい。では。
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お名前: ひこ
投稿日: 2003/8/6(03:07)
------------------------------
ひこです。
shinさん、お久しぶりです。
(実は書き込むのも非常に久しぶりです)
シャドーイング楽しげな報告を見て、隠れ(でもないか)シャドラーとして
すごくうれしいです。
〉 これはシャドーイングを始めてから今に至り、かなりくっきりとでてきて
〉います。
そーなんですよね!音がかなり判るようになります。
ぐんぐん判るようになるって感じですよね。
聞く→音を認識する→音を再構成する→口に出す
の再構成以降が無いせいとは思っているのですが、頭のCPUが音を認識するのに
集中できる感じがしますね。
〉 今は、このあたりのものは、初めて聞いても苦もなく楽しんで聞けるくら
〉いになっている(実はこの二日間試してみて初めて自分でもそのことがはっ
〉きりわかりました(苦笑))。
これはすごいです。まだまだ私は、初聞で筋はつかめないのですが、多読も
同時に進めると理解力は格段に上がると思っています。
多読とシャドーイングは両輪のように思いますね。
多読での引っかかる点と解決策は、シャドーイングでも十分に使えるものが
多いとも思っていますし...
投げ出すとか、パンダとか、無理しないとか、好きなものとか...
〉並行して、レ
〉ベル1,2のシャドーイングをしていたら、ある時、CD一枚を通しでシャ
〉ドーイングできました。そこからは一回のシャドーイングでCD一枚ずつを
〉シャドーイングできるようになりました
一旦長くシャドーイングできると、その後楽なんですよねー。
私もオフ会後に、意識してパンダしようとしています。
私は、長いシャドーイングは、気が乗った時とか、ながらでやっている時に、
ふと、できはじめました。
〉(3)シャドーイングで「読めた」という経験−いい加減シャドーイング
いいですねー「いい加減シャドーイング」、私も気にせずどんどんシャドーイ
ングするんで、全く同感です。
意味は少しづつつかめるようになりますよね。
〉 コツというのか、なれというのか、定着のきっかけをつかむまでが難しく
〉て、時間がかかりました。
これも全くその通りと思います。
何かしら、自分にとってのちょっとした達成感があった方が続くと思います。
そのために、どの素材からはじめるのが良いかが大事でしょうね。
ホント多読のように、お勧めの段階的素材と、達成してうれしいことが
判るとやる気も持続しますね。
〉 シャドーイング愛好者が増加してきて、シャドーイング用書評という掲示
〉板がそのうちあらわれるといいなあと思います。
だいだい賛成です!!!
やっぱり素材命みたいに感じます。
それでは、Happy Shadowing!!
PS.sakigoroさん。
え、と。
おほめにあずかり、うれしい反面、非常に恐縮です。(汗)
まだまだ自分では納得できていないので、ぼつぼつがんばります。
多読も進めないと...両輪ですので。
確かに他人のシャドーイングを聞くと、勇気づけられます。
しおさんの非常にきれいなシャドーイングを聞いて、私も、ショックを受け
た反面、やる気がもりもり出てきています。
しおさん、すごいっす。
シャドーイングの音であれだけ聞けるので、しおさんの頭の中は、音と意味が、
明確な形でどーっと流れているんじゃないかと思います。
多分すごい騒ぎ....見てみたい....
あぁ、最後はしおさん向けになってしまいました。
私もパンダシャドーイングで、ぼちぼち行きます。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: しお
投稿日: 2003/8/6(07:15)
------------------------------
ひこさん、こんにちは。しおです。
〉〉 これはシャドーイングを始めてから今に至り、かなりくっきりとでてきて
〉〉います。
〉そーなんですよね!音がかなり判るようになります。
〉ぐんぐん判るようになるって感じですよね。
〉聞く→音を認識する→音を再構成する→口に出す
〉の再構成以降が無いせいとは思っているのですが、頭のCPUが音を認識するのに
〉集中できる感じがしますね。
ああ、これを読んで私も頑張ろう!と思いました。
私の場合 聞く→音を認識する、の間に、まだいらんものがはいっているような気がします。
〉〉(3)シャドーイングで「読めた」という経験−いい加減シャドーイング
〉いいですねー「いい加減シャドーイング」、私も気にせずどんどんシャドーイ
〉ングするんで、全く同感です。
〉意味は少しづつつかめるようになりますよね。
「いい加減シャドーイング」「気にせずどんどん」というのは私にとって一大意識革命です。いつかshinさんやひこさんみたいな気づきがあるといいなと思っています。
〉PS.sakigoroさん。
〉 え、と。
〉 おほめにあずかり、うれしい反面、非常に恐縮です。(汗)
〉 まだまだ自分では納得できていないので、ぼつぼつがんばります。
〉 多読も進めないと...両輪ですので。
ひこさんのシャドーイングはイギリス発音で素晴らしい音です。ほんとにアナウンサーみたい、文章の強弱の波もきれいですね。私はイギリス英語だと理解度が急に落ちて、AFNほど長時間聞けないのです。慣れてないせいだけど、このままだと慣れないままだなあ・・・。(ということは、音だけに素直に入っていくには、自分の場合イギリス英語の朗読やBBCもかなり有効かもしれない、といま急に思いました。)
〉 確かに他人のシャドーイングを聞くと、勇気づけられます。
〉 しおさんの非常にきれいなシャドーイングを聞いて、私も、ショックを受け
〉 た反面、やる気がもりもり出てきています。
〉 しおさん、すごいっす。
〉 シャドーイングの音であれだけ聞けるので、しおさんの頭の中は、音と意味が、
〉 明確な形でどーっと流れているんじゃないかと思います。
〉 多分すごい騒ぎ....見てみたい....
自分のシャドーイングを人に聞いてもらうというのは、あのとき2回目だったので、緊張しました。しかも、ひこさんのシャドーイングを聞かせていただいた後に・・・。こんなに褒めていただいていいんでしょうか。(でも嬉しいです。)
”Stuart Little"ではじめて映画のシャドーイングをやってみて、自分がLittle夫人やLittle氏、George,Stuartであるかのような気持ちになりました。これは全く予想していなかったことです。感情移入に気づいてからは、シャドーイングがうまくまわっていったようです。頭の中は・・・どうでしょう・・・・私はよくLittle夫人とGeorgeになりきっていて、そのときは音と意味がストレートはいっている感覚があります。というより、そのときは感情が乗り移っているため、音とか意味とか考えないで済むようです。
次の課題は”ショーシャンクの空に”になりました。日曜日にDVDをみたら”Stuart Little”に比べてわけのわからない音ばっかりです。(笑)「これで無心に音の真似ができれば、はじめてひこさんやshinさんが味わったような、音を真似しているうちに音の解像度がどんどんあがってきて、そして意味も流れ込んでくるという状態を経験できるかもしれない」と期待しています。いつもの自分のように細かくはやらないぞー、大きな流れをつかむのだ!と期待しつつもぼちぼち行きます。
ではでは。
------------------------------
ひこです。
〉「いい加減シャドーイング」「気にせずどんどん」というのは私にとって一大意識革命です。いつかshinさんやひこさんみたいな気づきがあるといいなと思っています。
ぜひぜひ、いい加減に気にせずやりましょう!
〉”Stuart Little"ではじめて映画のシャドーイングをやってみて、自分がLittle夫人やLittle氏、George,Stuartであるかのような気持ちになりました。これは全く予想していなかったことです。感情移入に気づいてからは、シャドーイングがうまくまわっていったようです。頭の中は・・・どうでしょう・・・・私はよくLittle夫人とGeorgeになりきっていて、そのときは音と意味がストレートはいっている感覚があります。というより、そのときは感情が乗り移っているため、音とか意味とか考えないで済むようです。
そーですね。感情移入できるとやりやすいと思います。
カラオケが好きな人は、シャドーイングがはまると思いますよー
(ちなみに、私はカラオケ好きです(^^) )
しおさんも多分....
〉次の課題は”ショーシャンクの空に”になりました。日曜日にDVDをみたら”Stuart Little”に比べてわけのわからない音ばっかりです。(笑)「これで無心に音の真似ができれば、はじめてひこさんやshinさんが味わったような、音を真似しているうちに音の解像度がどんどんあがってきて、そして意味も流れ込んでくるという状態を経験できるかもしれない」と期待しています。いつもの自分のように細かくはやらないぞー、大きな流れをつかむのだ!と期待しつつもぼちぼち行きます。
キングですかー、見てみたくなりました。
ぜひぼちぼち行って下さい。
音の解像度が上がる体験で、シャドーイングが前に進みます。
私も、ずっと以前に録音したBBCのドラマのノーザンライツを久しぶりにシャ
ドーイングしてみて、前よか少しいけるようになっていたのと、わからん音が
多くて「なんじゃこれ」といった感じで、逆にわくわくしています。
ではでは、Happy Shadowing!!
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お名前: shin
投稿日: 2003/8/6(18:45)
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ひこさん、こんばんは。
sakikogoさんの書き込みをみて、すごいと感嘆しました。
ひこさんの域になれるかどうかは別にしても、聞こえるようになるという
点については、やはり多くの人が似たような経験をしているんですね。
はまこさんの報告も拝見して、音読でも同じようなことがあるのだなあと
思いました。
>多読とシャドーイングは両輪のように思いますね。
両方合わさってはじめてインプットの環ができあがるのだなと頭の中では
思ってはいたんですけど、最近、実感をもつようになりました。
やさしい本の多読とシャドーイング、これは本当に大事ですね。
>多読での引っかかる点と解決策は、シャドーイングでも十分に使えるものが
>多いとも思っていますし...
>投げ出すとか、パンダとか、無理しないとか、好きなものとか...
ほんとうにそう感じます。一番大切なのは、音を真似してみる、というこ
とではあると思いますが、「わからないところはとばす」(とりあえず聞こ
えたとおりに真似してみる、できなければそのままにしておく。いつかはで
きるようになるさ)、「つまらなくなったらやめる」、「辞書はひかない」
(最初からわかろうという気を起こさない、完璧を求めない)という3原則
もシャドーイングの場合にもあてはまると思います。
やっているうちに、意味は後から体に自然と流れこんでくるという感じも
同じです。
ただ、「辞書はひかない」については、シャドーイングに至って、原則を
くずそうかなとは思っています。
というか、いままで辞書はほとんどひいていないので、「綴りを覚えてい
るものだったら一冊につき一回〜二回くらいはひいてもいいのでは」、とい
う標準許容範囲に近づけようかなと。音を聞いて綴れそうな単語で、いまま
で意味がわからなかった単語を、一作品で一、二語くらいは辞書をひいてみ
てもいいかなと考えています。
ここに至るまで字面は顔なじみになっていながら、イメージが体に入って
こない単語は、私との相性が悪いやつなので、辞書をひいてもいいかなとい
う気持ちに多少なっていて。
この方法で読んでいると、辞書をひきたいという、やむにやまれぬ感覚に
なることが少なく(単に辞書をひくのがめんどうだったたけですが)、我慢
したあげく英英辞書を引いて「やっぱり!」と意味が当たっていて痛快に感
じた単語はdecipher(これは、ある種の絵を「読む」という内容の本で頻発
した言葉でした)のほか数回程度で、英和辞書をひいてよかったと感じたの
はenzymeの一回だけです<生化系の人には笑われそうですけど>。専門語?
位になると確かに英和の効用はあるように思いました。
でも、辞書をひいたから意味が定着したというのはわずかですね。すぐに
思い出せる例がこの2つくらいですから。
よほどのことがないと辞書をひかなくても大勢に影響ないので、シャドー
イングの場合でも同じように辞書をひかないままになってしまうかもしれな
いです。
余計な方に話がそれました。
では。
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ひこです。
〉 ただ、「辞書はひかない」については、シャドーイングに至って、原則を
〉くずそうかなとは思っています。
うう〜ん。そうですね。
わからん音は、実はこんな綴り、文章というのは知りたくなってしまいますよね。
じゃまにならない程度に辞書を引いたり、スクリプトを見たりするのが賢いかも
しれませんね。
文字に捕らわれすぎないようにはしたいなとは思います。
ではー。
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お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2003/8/7(00:45)
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shinさん、ひさしぶりです。
とってもうれしいです。
シャドーイングのこと、並々ならぬ関心を持って(当たり前か!)
読んでおりますが、いろいろ考えはじめてしまって、
すぐに返事が書けませんでした。じつはいまも書けない・・・
とにかくいま痛感していることはシャドーイングについては
ぼくはなんにもわかっていないなあと・・・
くわしいことはまたもっと考えてから書きます。
いずれにせよ、みなさーん(ドン・ガバチョのイントネーションで)
シャドーイングについて、どんどんなんでも書いてくださーい!!
そのうちひこさんのお導きで、革命的なことがはじまるかも!!!
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お名前: shin
投稿日: 2003/8/7(18:46)
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酒井先生ご無沙汰しております。
>shinさん、ひさしぶりです。
>とってもうれしいです。
こちらこそ、うれしいです。
>シャドーイングのこと、並々ならぬ関心を持って(当たり前か!)
>読んでおりますが、いろいろ考えはじめてしまって、
>すぐに返事が書けませんでした。じつはいまも書けない・・・
>とにかくいま痛感していることはシャドーイングについては
>ぼくはなんにもわかっていないなあと・・・
ということは、とにかくなりふり構わず真似する、ということが英語の音
をだすためにやはり一番大切なのでしょうね。シャドーイング歴がとても長
い酒井先生がそこまでいわれるということは。
その点では、余計なことを書いてかえって混乱をさせてしまったようで申
し訳ありません。
本の場合、読み終わったものを積んでおけば、どの程度読んだか感覚とし
てわかりますが、シャドーイングの場合、そのあたりが難しいです。
時間管理も苦手、何回やったかをカウントするのも苦手な私の場合、シャ
ドーイングを数字で管理することは放棄しました。
結局、今のところ、私がシャドーイングをする原動力になっているのは、
早い朗読になりふり構わずついていくことにより、それより遅い朗読のシャ
ドーイングがラクになる感覚を味わえる楽しさと、ニュースやドラマ、朗読
などが聞こえてくるといううれしさにあります。続けているうちに意味も流
れ込んでくるのもまたうれしいです。
ただ、シャドーイングの本来の目的や成果からすれば、私の経験している
ことは副産物みたいなものだと思います(それだけでもすごいことだと思わ
なくてはいけないのでしょうが、読みから始めてここまでくると、最近は何
がおきてもごく自然な気がします)。
>そのうちひこさんのお導きで、革命的なことがはじまるかも!!!
シャドーイング人口爆発革命ですね。
革命といえば、もう、だいぶん前の話になってしまいましたが、文科省と
道を隔てたところにある文教堂の洋書売り場の棚に、ペンギンのGRと、私
はいままで見たことのない易しい本のシリーズをかなり置くようになってい
て、PBの棚には、PBに混じって「今日から〜」と「快読〜」がこちらに
表紙を向けて数冊ずつと置いてありました(残念ながら「快読〜」は小さい
ので、PBに埋もれてしまっていましたが)。これも革命的ですね。
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shinさん、こんにちは!
〉ということは、とにかくなりふり構わず真似する、ということが
英語の音をだすためにやはり一番大切なのでしょうね。
とりあえずはそういうことだと思いますが、
そこに至る過程を具体的に示せないのが歯がゆいのです。
〉その点では、余計なことを書いてかえって混乱をさせてしまった
ようで申し訳ありません。
いや、別に混乱というようなことはないんではないかな?
なんのことだかわかりません。
わからずにつけくわえますが、シャドーイングについては
よく分かっていないので、どんなことを書いてくださっても、
参考になります。余計なこと、というような心配はなしに願います。
〉 本の場合、読み終わったものを積んでおけば、
どの程度読んだか感覚としてわかりますが、シャドーイングの場合、
そのあたりが難しいです。
〉ただ、シャドーイングの本来の目的や成果からすれば、私の経験している
〉ことは副産物みたいなものだと思います。
うーん、シャドーイング本来の目的というのも、どうも
よく分からなくなってきましたね。だから、なんでも書いてください。
しばらくはみんなでシャドーイングの可能性を探っていきましょう。
〉革命といえば、もう、だいぶん前の話になってしまいましたが、
文科省と道を隔てたところにある文教堂の洋書売り場の棚に、
ペンギンのGRと、私はいままで見たことのない易しい本のシリーズを
かなり置くようになっていて、PBの棚には、PBに混じって「今日から〜」と「快読〜」がこちらに表紙を向けて数冊ずつと置いてありました
(残念ながら「快読〜」は小さいので、PBに埋もれてしまっていましたが)。これも革命的ですね。
そうですね。「革命的」という言葉はあまりに大げさなので
使わないようにしてるんですが、掲示板を読んでいると、
どうも使いたくなってしまう。でももうしばらく、使わないように
しよう、ぬか喜びになってもがっかりだから。
shinさん、またいつかいろいろ書いてください。
それまで楽しい読書とシャドーイングを!