[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2025/4/13(03:05)]
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/5/6(21:50)
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sakigoroさん、こんばんは!
〉ところが先日、マトリックスをテレビでみる機会があったのです。
〉マトリックスの英語はわかりやすいときいたことがあったので、何気なしに英語音声に切り替えてみたら、とてもよくわかる。
とてもよくわかるというのはすごい!
キアヌ・リーブスって、かならずしもわかりやすい発声では
ないと思いますね。
〉いつもだったら英語がわからないことにイライラしてチャンネルを切り替えるか、
〉日本語音声に切り替えるのですけど、その時感じた、おぉ、わかるぞ、わかるぞという嬉しさで、しばらくそのままにしてみました。
〉そのうち、映画そのものの面白さに引き込まれて、英語がわかるかわからないかということを意識しなくなり、映画の内容そのものに意識が集中していったのです。
うー、こういうのはみなさんを勇気づけると思う!
〉なーんだ、洋画も、内容そのものを楽しめばよかったのだ。
〉英語がわからないことに恐怖をもつ必要はなくて、わからなければ無視、つまらなければみるのをやめてればよかった。
〉内容が面白ければ、そのこと自体に集中できれば、体のほうが勝手に五感を総動員して、それを吸収してくれる。 多読といっしょじゃない。
なるほど! その点をもっと強調する必要がありそうですね。
映画も、楽しむのを優先すればよかったんですね!
〉外国語を習得するのは、それを使えばよいとよくききます。
〉SSS式多読は、本を読むことそのものに集中するので、すでに英語を実用的に使っているのだと思うのです。
実はぼくはそう思っているのです。
英語の読書を「学習のため」じゃなくて、「楽しみのため」にしている
ということは「使っている」ことになるはずだって。
でも、それは牽強付会と誤解されそうなので、声高には言わないのです。
〉洋画もそうあるべきなのに、私の場合、楽しむことが下手すぎたようです。
〉英語に振り回されていた。
〉英語字幕がないと、英語がわからないことが怖くて、洋画をみることができなかったのですから。
〉英語字幕をながめながら、文章をみて想像する音と実際の音がかけはなれている場面をみつけては、
〉音声だけだったら、きっとわかりっこないと思ってため息をついていたりしていたのです。
でも、そういう人がほとんどじゃないかな?
英語字幕つきで観ているのは補助輪つきで自転車に乗っているような
ものかな? で、あるとき補助輪をはずしtみると、実は
補助輪無しで乗れるようになっている!
〉調子にのって、マトリックスの続編を借りてきて、最初から英語字幕なしでみました。
〉続きもやっぱり面白い。
〉中身を楽しむことに集中して見終り、今度は英語字幕を出してもう一回みていると、英語で聞いて分かるはずがないと思えるようなところまで、ちゃんとわかっていることに感激しました。
〉内容に集中することで、聞こえるはずのない音まで聞こえていたような気がします。
〉英語でやる活動も、日本語と同じ態度でやるべきなのだと思いました。
〉洋画をみるのは、それが面白いから。英語の勉強のために洋画をみてしまうと、
〉英語そのものが逃げてしまうみたいです。
至言ですなあ!
お勉強はやっぱりよくない!!
ありがとうございました!
追伸 TH55・・・
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酒井先生、こんばんは! ごぶさたしてます。 sakigoroであります。
〉とてもよくわかるというのはすごい!
〉キアヌ・リーブスって、かならずしもわかりやすい発声では
〉ないと思いますね。
はぁ、そうなんですか。
実は最初からみていたわけではなくて、話の途中からみはじめたら、ネオを救世主としてリクルートするモーフェアスが話している場面だったのです。
彼は比較的ゆっくりときざみつけるように喋るので、とても聞き取りやすくて、
しかもその話し方がとってもかっこよく感じて、思わず引き込まれて、後は、そのまま最後までみてしまった。
夢中になってみていたので、キアヌ・リーブスの喋りがわかりやすいかどうかということは全然気になりませんでした。
洋画で、英語のままで、初めて多読で夢中になれるような本をみつけたような感覚を味わい、そのことがとても嬉しかったです。
〉〉外国語を習得するのは、それを使えばよいとよくききます。
〉〉SSS式多読は、本を読むことそのものに集中するので、すでに英語を実用的に使っているのだと思うのです。
〉実はぼくはそう思っているのです。
〉英語の読書を「学習のため」じゃなくて、「楽しみのため」にしている
〉ということは「使っている」ことになるはずだって。
〉でも、それは牽強付会と誤解されそうなので、声高には言わないのです。
英語を、自分の背丈というか実力にあわせて一番身近に使うことのできるのが多読だと思うんですけどねぇ。
今回の嬉しい体験で、洋画を良くわからないところがあっても、多読なみに楽しめそうな自信がわいてきたのですが、
これも大量に読んできたおかげであって、じゃぁ、今ほど実力のなかったころの自分が無心に聞いて楽しめそうな素材があるかというと、ちょっとありそうもない。
〉追伸 TH55・・・
毎日、HX4700とTH55を持ち運び、英字新聞はTH55、PBはHX4700と使い分けていますが、つくづくTH55は名器だと思います。
ジョグダイヤルの位置が絶妙。 片手で簡単にページをくることができます。
先生のTJ25は小さいので、センタージョグでも片手で操作するのにそれほど支障はないと思いますけど、
バックボタンがないでしょう?
このバックボタンがあるおかげで、英字新聞を片手で読むのがとても快適なのです。
Mobipocket Web Companionや、AvantGoで自動的に切り出してくれた記事をTH55に毎朝ダウンロードして読んでいるのですけど、インデックス状に並んだ記事を選んで読んで、また元の記事インデックスに戻る時に、バックボタンを一回押すだけでよいので、とても快適です。
欲しいと思った時が買い時ですよぉ。(っと、悪魔のささやき)
ではでは、レスありがとうございました。