ずぼら多聴など、聴くことについて感じていることなど

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/19(08:28)]

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1715. ずぼら多聴など、聴くことについて感じていることなど

お名前: バナナ
投稿日: 2005/1/21(00:16)

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"久子"さんは[url:kb:1678]で書きました:
〉ベルーガさん こんばんはー 久子です。

ベルーガさん、久子さん、こんばんわ。
バナナです。

少し昔のツリーになりますが、
最近また、「聞く」ことに興味が出てきまして、
ちょうど、このツリーの内容は僕の悩みと同じ話を
されていたので、感じるところが多いです。

〉でもね、急に聞きたくなったんです。
〉映画やAudio bookやマザーグースなんかがね。理由は良く分かりません。

〉でも、聞いたら 思っていたより 分かるようになってたんです。
〉で、これは面白いってんで、適当に聞き始めました。
〉はっきり言うと聞き流し(すぼら多聴)です。全部きちんと聞きとろうと
〉すると分からなかったところが気になって気が滅入りやってられません。

そうですよね。
実は、これ、僕の「聞く」ことに関する課題なのですね。
・面白いのを聞きたい。現在僕が面白いのは、音楽付きのBBC BigToe。
 これは、実は僕にはとてもキリン。
・なのに、ちゃんと聞き取ろうとする
・聞けないので気が滅入る。で、続かない。
という、悪循環なのですね。

・聞く->おもしろい->もっともっと->いっぱい聞く->どんどん分かるようになる

という好循環になかなか入れないのです。

実は「ずぼらに聞いて」「分からないなら分からないでいい」という
聞き方は、それが続けばたくさん聞くためにはとてもいいやり方だと思う
のですが、「分からないなら分からないでいい」というふうに割り切れない
のですね。
・わかんない->気持ち悪い。
・わかんない->やっぱり分からないのね、僕は。
・わかんない->集中して聞いて、ひとしきり聞くと疲れる。
 (多分これは、高速日本語変換かなんかをやっているからだと思うのですが)
 (あるいは、文字だと分かるので、音を文字に変換してるきらいもあります。)
 (読むことに関する英語の回路はある程度できたので、目で文字を見ると
  そのまま分かるのですね。これを、音を聞いたときもやろうとしています)

うーん、どうしようかな?
というのが、僕の今立っている踊り場なのです。

〉個人的には、多読といっしょで聞いてよく分かるレベルのものをたくさんが
〉いいんではないかなーと考えてます。

でしょうね。そう思います。
思い返せば、多読を始めたときは、
・つっかえながらも、日本語変換しながらも、読めるレベルの
 ものを読み始め、量をこなすことによって、日本語変換を
 しないようにしていきました。
・あそうそう、あと、短いページの物を読んで、
 「読みきった!」という充実感を短いサイクルで味わえる
 という喜びもありました。
・レベルが低い本には、絵もいっぱいありましたし。

そんなこんなで、「続ける意欲」を継続できたのだろうなと
思います。

そのでんでいくと、
・レベルの低いヒアリング素材
  スピードが遅くて、難しい単語が使ってないってことかな?
・短い素材
  オーディオブックとか、やっぱり長いのです、僕には。
  初めは聞いててわかっても、しばらくたつと疲れてきて
  なにがなんだかさっぱりなのですね。
・絵のある素材
  ビデオ?
なんかから始めるのがいいのでしょうか?

「分かる」「短い」「面白い」素材がないのかな?
あったら試してみたいなー。

〉私はあまり楽しめないので、もっぱら聞き流しですが、お嫌いでなければ、
〉L&R(聞きながら本を読む)も効果的じゃないかなと思います。

LRは好きでやっています。
面白いです。
でもね、LRややはり、目が中心です。
耳は補助。(これ僕の場合)
時々耳だけにすると、「目で文字を追わないを分からない」自分に
気がつきます。
「耳でわかる」っていうのになりたいのだけど、
なんか巧い方法ないかなと、時々考えます。

〉ですが、聞きたい! と思うときに 理解度なんて気にせずに聞くのが
〉いいのかな。楽しめないと続かないですよね?

そうなんですよね。
いろいろ書きましたが、楽しめないと続かないですよね。

でもね、最近は聞いていて楽しいのですけど、
なんだか「音楽を聴く」楽しさと同じようで。

たとえば、ロードオブザリングなんて、
聞いてると、陶酔しちゃいますけど、楽しいけど、
「音楽としての楽しみ」というか「音の楽しみ」がメインで
「分かる楽しみ・ストーリの楽しみ」ってそんなに大きくない
のです、実は。

〉〉多読を続けていると、変化や実感の時期がやってくるのでしょうね。
〉〉お楽しみは「まだこれから」で「そう急がずともいずれやってくるよ」ということでしょうか。(ほのぼの)

〉絶対来ますから 気長に読んでいくのがいいと思いますよ〜
〉多読は煮込み料理もしくは、パルメザンチーズみたいに食べごろになるまでに
〉時間(熟成)が必要なんではないかしらんと思ってます。

そうだといいのですけど。
読むほうは400万語行ったけど、
聞くほうは今だLRで50ミチルですもんねー。

〉ではでは

なんだか、遅れてきた独白のようになってしましました。

ところで、この投稿の途中で書いたような
・短い&面白い&分かる素材
ってなんかいいのないですか?

やっぱりVOAかなー?
時々は聞くのですけどね。
ニュース中心だから、そう何度も聞く気がしないのです。

ではでは


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1719. Re: ずぼら多聴など、聴くことについて感じていることなど

お名前: 久子
投稿日: 2005/1/21(22:35)

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バナナさん ベルーガさん こんばんは 久子です。

〉実は、これ、僕の「聞く」ことに関する課題なのですね。
〉・面白いのを聞きたい。現在僕が面白いのは、音楽付きのBBC BigToe。
〉 これは、実は僕にはとてもキリン。
〉・なのに、ちゃんと聞き取ろうとする
〉・聞けないので気が滅入る。で、続かない。
〉という、悪循環なのですね。

〉・聞く->おもしろい->もっともっと->いっぱい聞く->どんどん分かるようになる

〉という好循環になかなか入れないのです。

楽しい がポイントですよね〜
でも、リスニング初心者が楽しめる素材の開拓は 余り進んでいないような
気がします。

〉実は「ずぼらに聞いて」「分からないなら分からないでいい」という
〉聞き方は、それが続けばたくさん聞くためにはとてもいいやり方だと思う
〉のですが、「分からないなら分からないでいい」というふうに割り切れない
〉のですね。
〉・わかんない->気持ち悪い。
〉・わかんない->やっぱり分からないのね、僕は。
〉・わかんない->集中して聞いて、ひとしきり聞くと疲れる。
〉 (多分これは、高速日本語変換かなんかをやっているからだと思うのですが)
〉 (あるいは、文字だと分かるので、音を文字に変換してるきらいもあります。)
〉 (読むことに関する英語の回路はある程度できたので、目で文字を見ると
〉  そのまま分かるのですね。これを、音を聞いたときもやろうとしています)

あちこちに書いているので、ご存知かとは思いますが、実は私、わからないことが
気にならないんですねー おまけに 分からないことにも気がつかない(爆
という おめでたい人なんです。

だから、いきなり難しい本読んでも 理解度はともかく最後まで目を通しただけでも
読んだんだー と満足できるし、 いきなりAFN 聞いて AP Network News しか
聞き取れなくても 聞き取れてる! と喜んでます。

たぶん こんなに分からないのに 平気な人は少ないと思うので 好循環に入る
ための短い&面白い&分かる素材の開拓は重要です。

〉・レベルの低いヒアリング素材
〉  スピードが遅くて、難しい単語が使ってないってことかな?
〉・短い素材
〉  オーディオブックとか、やっぱり長いのです、僕には。
〉  初めは聞いててわかっても、しばらくたつと疲れてきて
〉  なにがなんだかさっぱりなのですね。
〉・絵のある素材
〉  ビデオ?
〉なんかから始めるのがいいのでしょうか?

〉「分かる」「短い」「面白い」素材がないのかな?
〉あったら試してみたいなー。

私が購入してよかったのは、Disney CD Story Book のシリーズです。
こちらで、みちるさんが紹介してます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=1661]

あと、こちらで のんたさんが紹介している。ビクトリアポターの CD Bookです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=2136]

Disny の本は語彙はそんなに易しくないのですが、1つのお話あたりの
時間が短いのと、知っている内容だから 多少聞き取れなくても気になりません
でした。子供に読み聞かせるくらいの速さです。何種類かあるので、お好みの
本を選べます。

ビクトリアポターの CD Book こちらは、聞いても全然わからないのですが
調子のいい英文って こんな感じなんだー と英語のリズムを感じながら
聞いています。

この2つが気に入って1ヶ月くらい、ほぼ毎日聞きつづけたところ
その後で、BBC BigToe が かなり聞きやすくなってました。

ずぼら多聴も「やさしく たくさん」なんだなー と気が付きました。

〉LRは好きでやっています。
〉面白いです。
〉でもね、LRややはり、目が中心です。
〉耳は補助。(これ僕の場合)
〉時々耳だけにすると、「目で文字を追わないを分からない」自分に
〉気がつきます。
〉「耳でわかる」っていうのになりたいのだけど、
〉なんか巧い方法ないかなと、時々考えます。

私は、同時に2つというのがダメのようです。どちらか1つに
注力してしまうのかなーと思ってます。

真面目に聞くときですが、脳内シャドウイングというか声を出さないけれど
ずーっと音だけを追っていくという聴き方です。意味は考えず純粋に音だけ
聴きます。そうやって同じ素材をしばらく聴いていると、次第に意味が
自分の中に落ちてきます。
でも、きちんと単語の1つ1つが聞き取れているわけではないと思うのです
デクテーションしたら 間違いだらけでしょう。

〉でもね、最近は聞いていて楽しいのですけど、
〉なんだか「音楽を聴く」楽しさと同じようで。

〉たとえば、ロードオブザリングなんて、
〉聞いてると、陶酔しちゃいますけど、楽しいけど、
〉「音楽としての楽しみ」というか「音の楽しみ」がメインで
〉「分かる楽しみ・ストーリの楽しみ」ってそんなに大きくない
〉のです、実は。

続けていると のうち突然意味が 自分の中に落ちてくるのではないでしょうか?
それまでに、すごく時間がかかりそうですけど....
読むのといっしょで易しいものから順に始めたほうが、効率的だと思います。

〉なんだか、遅れてきた独白のようになってしましました。

いえいえ バナナさんの書き込みで 自分のリスニングの方法を振り返る
ことができました。聞きながし とは言うものの 無意識になにやら工夫
していたことに気が付きました。

〉ところで、この投稿の途中で書いたような
〉・短い&面白い&分かる素材
〉ってなんかいいのないですか?

嫌いでなければ、Little House in the Big Woods
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0060543981/sss-22]

ゆっくりと子供に語りかける女性の声が、とても聴きやすいです。
Audio Bookは、最初は全編通して聴くよりもお気に入りのシーンだけ
繰り返して聴くほうがいと思います。最初から聞き取れたら先に進もう
なんて思うと、いつまでも第一章を聴きつづける羽目になりかねません。

あとは、もらい物の English Adventure の「追跡」も良く聞いています。
内容はそんなに面白くないですが、語彙はレベル4くらいですし ゆっくり目の
朗読です。高価なので新品を買うのはちょっと ですが ヤフオクなんかに出る
こともあるみたいですね。

〉やっぱりVOAかなー?
〉時々は聞くのですけどね。
〉ニュース中心だから、そう何度も聞く気がしないのです。

あー 私もVOAは飽きますねー。Mugic や Movie あと作家の記事なんかは
面白いのですけど、好みの分野の記事が常にあるとは限りませんものね。

BBC BigToe だと、短編が比較的易しいような気がします。
こないだ 録音した”Snow White and the Seven Aliens”は2ファイルで
合計20分くらい ちょうど良い長さでした。
内容は、白雪姫のパロディーで すんごく面白いわけではないけれど
そこそこ楽しめたので、本も買っちゃいました。

シリーズになっているみたいで Seriously Silly Stories で検索すると
いろいろヒットします。

ではでは


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