[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/12/25(16:19)]
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お名前: パピイ
投稿日: 2008/6/10(20:15)
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ロマンスPBファンのみなさん、こんにちは。
パピイです。
■最初に
この投稿は、普段ロマンスPBを楽しんでいらっしゃる方が、
読み疲れなどを感じられた時に、お勧めする本などの紹介です。
紹介するものは、ロマンスファンなら楽しめると私が感じた本などで、
やさしいロマンス本を紹介するものとは限らないことを、最初にお断りしておきます。
今回は、絵本1冊、GR8冊、映画1本を紹介します。
■絵本
◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
1920年代米国を舞台にした、シンデレラ物語のロマンスです。
♪お勧め理由
絵本の会で紹介を受け、エンディングを聞いてビックリ!
大人が満足できるロマンス絵本なんかないだろうと思っていましたが、
この絵本で考えを改めました。
■GR
◇ Cold Comfort Farm / Stella Gibbons OBW6 語数:31,135
Flora Poste 19歳は、両親を病気で亡くし、友人のMrs. Mary Smilingの世話を受けていましたが、
親戚を頼って、Sussex地方のCold Comfort Farmにやってきます。そこのStarkadder一家は、
癖のある人物ばかりで、暗い雰囲気でした。彼女は陽気で、手際よく、十分な教育も受けており、
一家の改造計画を企てます。
♪お勧め理由
Garwoodの中世スコットランドを舞台にしたロマンスが思い起こされるような展開で、
ホームコメディのようにハッピーエンドですから、ロマンスファンなら楽しめますよ。
会話で多くの方言が出てきますので、ヒストリカルロマンスを読むのにも役に立つことでしょう。
(巻末のSUSSEX DIALECTの頁を先に一読していくと、楽に読めますのでご安心を)
◇ Lorna Doone / R.D. Blackmore PGR4 語数:17,000
1673年大農場主の長男John Riddの父はDoone一家に殺され、12歳にして一家の長となります。
2年後森の奥で、少女Lornaと出会いますが、彼女はDoone一族の女の子でした。
7年後美しく成長した彼女と再び出会い、恋に落ちますが、二人の運命は??
♪お勧め理由
チャールズII世の王位継承問題で不穏な歴史的背景のなかで繰り広げられるロマンス。
衝撃の事実と、激動のエンディングなど、読者を飽きさせません。
PGRの他に、MGR2 9,300語、OBW4 17,024語もあります。
◇ The Horse Whisperer / Nicholas Evans PGR3 語数:20,000
冬山で、13歳の少女Graceは、乗馬中突然の事故に遭い、親友と片足を失います。
彼女の愛馬Pilgrimも重傷を負い凶暴な暴れ馬になってしまいます。
母親でNYの雑誌編集長Annieは、娘と愛馬の心の傷を癒す方法を探るうち、
Horse Whispererと呼ばれるモンタナ州に住むTom Bookerの存在を知ります。
そして断れながらも、長い旅の末、彼のもとに娘と馬を連れて押し掛けるのでした。
♪お勧め理由
心と体に傷を負った少女と馬、仕事に疲れた母親の3者それぞれが再生していくところは感動的です。
またAnnieとBookerの恋は、不倫と言えばそれまでですが、しっとりと描かれています。
◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
最初の3編は、1920年代の英国、ちょっと頭の回転が遅く、やたら派手な服を好むBertieは、
valetとしてJeevesを雇います。彼はご主人様の窮地を機転を利かして解決していきます。
後の3編は、穏やかな生活がしたいEarl of Emsworthと、腕は一流だが気難しい庭師のMcAllister、
そして口やかましいConstanceが巻き起こすコメディです。
♪お勧め理由
シニカルな英国的ユーモア満載で楽しめます。
GRとは言え、一般のタドキストの方には、ちょっと回りくどい表現が多いと感じられるでしょうが、
ヒストリカルロマンスを楽しめる方なら苦にならないでしょう。
◇ Northanger Abbey / Jane Austen MMR2 語数:6,900
1802年、Catherine Morlandは、温泉保養地Bathに行き、友人のAllen夫妻の家に滞在します。
そこでHenry Tilneyに出会い恋に落ちます。またThorpe兄妹と親しくなり、妹のIsabellaは、
Catherinの兄Jamesに恋をして・・・
♪お勧め理由
YL1.6程度ですから、PBをお読みのあなたには、少し物足りなくお感じになるでしょうが、
当時のBathの社交場が詳しく描写されており、ヒストリカル・ロマンスで、このあたりの記述が
出てきたときに、ああ、あれねと容易に理解ができますよ。
私は、この本を読む前に、Mary BaloghのSlightly Scandalousを読み終えており、
この中にBathの描写がいろいろ出てきていましたので、なおさらそう感じました。
◇ The Woman in White / Wilkie Collins OBW6 YL5.5 語数:31,883
1849年7月、絵画教師のWalter Hartrightは、深夜にロンドン郊外の母親の家から帰る途中、
白衣の女に呼び止められ、ロンドンへの道を聞かれます。彼女は、彼が職を得てこれから
行くところに詳しいし、准男爵を恐れているようです。彼女が立ち去った後、馬車がやってきて
彼女が精神病院からの脱走者であることを知り驚きます。
この出会いがMarian、Laura姉妹、Sir Percival、イタリア人Count Foscoを巻き込んだ
サスペンス、ロマンス、ミステリーに発展します。
♪お勧め理由
1860年に出版されベストセラーになった作品ですから、リージェンシーのヒーロー、ヒロインが晩年に
楽しんだのかもと想像しながら読むのもロマンス読者ならではの楽しみ方でしょうね。
◇ The African Queen / C. S. Forester OBW4 語数:15,000
Rose Sayerは、敬愛する宣教師の兄と、アフリカ中央のドイツ領で約10年布教活動をしていました。
1914年第一次世界大戦が始まり、ドイツ軍の進撃により、兄は志半ばで亡くなります。
彼女は、兄の最期の言葉で復讐を決意しますが、女性一人ではなすすべもありません。
そこに川を往来する小さな蒸気船「The African Queen」の船長Charlie Allnuttが現れます。
彼女は彼を説得して…。
♪お勧め理由
以前「海の男/ホーンブロワーシリーズ」などの海洋冒険小説で有名なC・S・フォレスターの作品なので、
アクションを期待して読んだら、ちょっとがっかりした経験がありました。
でも今回、ロマンスファンの目で再読すると、ロマンスとしても十分面白いことがわかりました。
もちろん、ロマンス作家が書いたものではありませんから、純粋にロマンス本として読むと、
いろいろケチをつけたくなるところもあることは、お断りしておきます(笑)
またこの作品は、キャサリン・ヘプバーンとハンフリー・ボガート主演で映画(1951年)になっており、
書店で500円DVDとして販売されていましたので、購入して楽しみました。
(こちらの方が、GRよりロマンスっぽいです♪)
◇ The Mistress of Spices / Chitra Banerjee Divakaruni MMR6 語数:21,500
南国生まれのヒロインは、幼少の頃から特殊な能力があり、盗人を見つけたり、
洪水の危機を知らせたりすることができました。能力を聞きつけた海賊が、
彼女を誘拐しますが、特殊能力を使って海賊たちを牛耳って首領になります。
そのうち、神秘のIsland of Spicesの噂を聞き、出かけて行くところから、
人生が大きく変わります。その島で香辛料を使った魔術を習得した後、
米国西海岸を舞台に新しい生活が始まります。
♪お勧め理由
神秘的な香辛料魔術(魔法ではありません)が、ファンタジックで物語を華やかにしています。
ヒロインの心の内に芽生えた恋心がどうなるのか、ロマンス読者なら十分楽しめますよ。
■映画
◇ ジェイン・オースティンの読書会 原題「The Jane Austen Book Club」
「オースティンは、人生の最高の解毒剤」が持論で、離婚歴6回の中年女性バーナデットは
愛犬を失った友人ジョスリンを励まそうと、読書会を企画します。
恋に踏み込めない独身主義のジョスリン、離婚を言い渡されたシルヴィア、
夫との価値観の違いに悩むプルーディーなど、会のメンバーたちは複雑な悩みを抱えています。
そこにSFファンで、ロマンス初心者の男性グリッグも加わり…
♪お勧め理由
ジェイン・オースティンの小説になぞらえて読書会で、さまざまな文学的意見が取り交されます。
回を重ねるにつれ、だんだんと皆の本音が出てきて、小説の登場人物の誰かが自分と重なり、
本について語っているのか、自分の悩みを語っているのか…。
おもわず原作を読んでみたくなります。英語の原文はちょっとつらそうなので、
GRならばということで、婉曲的な本の紹介です(笑)
映画として一言。機械に振り回される現代生活を映し出す、オープニング映像が良かったです。
注) オースティンのタイトルの翻訳は、いろいろな題名になっていることがあります。
先に紹介した、Northanger Abbeyは、邦訳のキネマ旬報社版では「ノーサンガー・アベイ」、
映画の字幕では「ノーサンガー僧院」となっています。
お詫び) 関東地区での上映は、今月始めに終わったようです。
この投稿を読んで、見たいと思われたみなさん申し訳ありません。
■最後に
以前500万語報告のスレッドで、『さっき思いつたのですが、「ロマンス読書に疲れたあなたに」と
題した投稿ネタを考えました』と書きました。そのレスで、期待していますとのお言葉をいただき、
第一段をまとめてみました。
私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
では、みなさんHappy Reading!
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お名前: 久子
投稿日: 2008/6/12(21:41)
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パピィさん こんばんは〜
たくさんの「読み疲れ対策本」の紹介ありがとうございます。
ぜひ活用させていただきます!
GRは、ほとんど読まない私でもなぜか この3冊は持ってます。
◇ Lorna Doone / R.D. Blackmore PGR4 OBW4
◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
◇ The Woman in White / Wilkie Collins OBW6 YL5.5 語数:31,883
やっぱり趣味が似ているのでしょうか。(笑
〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
そんなパピィさんに、私の「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」です。
(フォーマットはパピィさんのを頂きました。)
他に、この2冊もロマンス ファンなら楽しめると思いますが、既にパピィさんから
ご紹介済みですね♪
◇ Beauty: A Retelling of the Story of Beauty and the Beast / Robin McKinley
◇A Proud Taste for Scarlet and Miniver / E.L. Konigsburg
■児童書
◇ Riding Freedom / Pam Munoz Ryan 語数:20,000 YL4.5
1800年代半ば、Charlotteは、馬を心の慰めとしながら孤児院で育ちました。
大好きな馬とともに生きるために彼女がとった道は?
♪お勧め理由
恋愛模様はあまりありませんが、馬車や馬にまつわるシーンが多く 自立した
ヒロインの生き方に圧倒されます。
◇Fifteen / Beverly Cleary 語数:47,869 YL5.5
約50年前のアメリカが舞台の初恋の甘酸っぱいお話。
作者は、Dear Mr. Henshaw で ニューベリー賞を受賞の児童作家。
他に、Henry Huggins や Ramona のシリーズで有名です。
♪お勧め理由
ちょっと語数は大目ですが、思わず胸がキュンとするお話で、ロマンスへの
助走にもぴったりの児童書です。
◇The Earth, My Butt, and Other Big Round Things / Carolyn Mackler 語数:54,695 YL5
メールやチャットといった現代の風俗を織り交ぜながら、コンプレックスを
抱える太めで15歳のVirginiaの母との確執、友情、そして恋愛が一人称で語られます。
♪お勧め理由
シンプルで非常に読みやすい英語で、ヒロインの自立までの道のりが描かれます。
コンテンポラリーへの助走に向くかも。
◇The Frog Princess / E.D. Baker 語数:49,056語 YL 5
沼に出かけた王女様は、喋るカエルと知り合います。 そのカエルは、自分は
魔女にカエルされてしまった王子様で王女様とキスすると元の姿に戻れると
言い出しました。最初はカエルと キスするなんてイヤ! と言っていた王女様ですが、
ひょんなことからキスすると...
♪お勧め理由
ヒロインはじめ個性的な登場人物が多数登場するおとぎ話のパロディ満載ファンタジー、
シリーズ化されていて4作目まで出版されています。
◇The Ordinary Princess / M. M. Kaye 語数:22,851語 YL4.4
Godmatherの妖精にOrdinaryにとの祝福を受けたため、まったくPrincessらしくなく
成長したお姫様Princess Amy of Phantasmorania のお話。
適齢期になった彼女を結婚させようとして 両親がいろいろ計画を練っていることを
知りお城を逃げ出し一人森で暮らし始めます。
♪お勧め理由
児童書ですがちゃんとロマンスしてます!
■GR
The Prisoner of Zenda / Anthony Hope
1897年に書かれた ロマンチック アドベンチャー になるのかな?
恐らくビクトリア時代の女性もこの本のヒーローの活躍に胸を熱くしたと思います。
♪お勧め理由
いろいろなGRで出てますので、自分にあったレベルが選べます。
私はGRと思って原書を買ってしまい積読本になっています。(^_^;)
River God / Wilbur Smith 語数:23000語 YL:3.6 Macmillan Guided Readers
古代エジプトが舞台の壮大な歴史絵巻、読みやすくドンドン読めます。
権力闘争、恋愛模様がうまくまとめられており、楽しく読めました。
♪お勧め理由
ヒロインの波乱万丈の生涯どっぷり浸ってドキドキハラハラ読みました。
Amazon では、中古のみでした残念。原作のPBはやたら長くて読むのが大変そうです。
ではでは
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久子さん、こんにちは。
〉たくさんの「読み疲れ対策本」の紹介ありがとうございます。
〉ぜひ活用させていただきます!
そう言っていただけると、うれしいです。
〉GRは、ほとんど読まない私でもなぜか この3冊は持ってます。
〉◇ Lorna Doone / R.D. Blackmore PGR4 OBW4
〉◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
〉◇ The Woman in White / Wilkie Collins OBW6 YL5.5 語数:31,883
〉やっぱり趣味が似ているのでしょうか。(笑
私はGRを700冊近く持っています。その中から、ロマンスファンが楽しめそうな本を
という選び方をしましたので、そういう結果になったのでしょうね。
〉〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
〉そんなパピィさんに、私の「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」です。
〉(フォーマットはパピィさんのを頂きました。)
おお、9冊も紹介いただいてありがとうございます。
今後の読書の参考にさせていただきます。
このような展開になるなら、「本のことなんでも」の掲示板に投稿した方が
良かったのかしら(苦笑)とも感じています。
では。
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お名前: Raquel
投稿日: 2008/6/14(12:31)
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パピイさん、こんにちは。
"パピイ"さんは[url:kb:1146]で書きました:
〉■最初に
〉この投稿は、普段ロマンスPBを楽しんでいらっしゃる方が、
〉読み疲れなどを感じられた時に、お勧めする本などの紹介です。
わー、お待ちしてました。
〉紹介するものは、ロマンスファンなら楽しめると私が感じた本などで、
〉やさしいロマンス本を紹介するものとは限らないことを、最初にお断りしておきます。
といいつつも、仄かにロマンスの香りがする本が多くて(しかも未読の)
しっかりと読ませていただきましたよ。
〉■絵本
〉◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
〉1920年代米国を舞台にした、シンデレラ物語のロマンスです。
これ、とてもステキでしたよねー。
ラストもいいし、イラストも雰囲気があってステキだし、半額だったら(爆)
手元に置いておきたいです。
〉■GR
〉◇ Cold Comfort Farm / Stella Gibbons OBW6 語数:31,135
〉◇ Lorna Doone / R.D. Blackmore PGR4 語数:17,000
GRはあまりチェックしていないので、ヒストリカルもののご紹介は
とても嬉しいです。
図書館で借りて読みます。
〉◇ The Horse Whisperer / Nicholas Evans PGR3 語数:20,000
この作家は好きじゃないのです。
〉◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
Jeeves いいでしょう?
あのすっとぼけた感じとか、Bertie に対するソフトサド(爆)っぷりとか
たまりません。
来週金曜?のBBC ラジオドラマでやるそうなので、もし興味があれば
パピイさんもチェックしてみてください。
〉◇ Northanger Abbey / Jane Austen MMR2 語数:6,900
Emma や P&P のGR があるのは知ってましたが、これはノーチェックでした。
オースティンは基本ですよね。
〉◇ The Woman in White / Wilkie Collins OBW6 YL5.5 語数:31,883
ちょっとゴシックな香りですね。
〉◇ The African Queen / C. S. Forester OBW4 語数:15,000
〉以前「海の男/ホーンブロワーシリーズ」などの海洋冒険小説で有名なC・S・フォレスターの作品なので、
それは知りませんでしたー。
かつて多感な頃(爆)、ボギーに憧れて映画を見ました。
今だったらヘップバーンのヒロインに共感すると思います。
GRも読んでみようかな。
〉◇ The Mistress of Spices / Chitra Banerjee Divakaruni MMR6 語数:
マクミランって、結構面白そうなのが多いんですね。
ぜひ読んでみたいです。
わたしがロマンスPBに読み疲れしたときは、日本語のロマンス本を読みます。
(ロマンスには疲れも飽きもしませんので・笑)
あとは、ファンタジーとか児童書とか、ジャンルを変えるのもリフレッシュしますよね。
つい最近、わたしも珍しくGRを読んで面白かったのですが、
ケンブリッジ(CER)の Inspector Logan シリーズ、中々いいですよ。
仄かにロマンスもあるし(←結局そっちかいというツッコミが聞こえそう・笑)
あのレベルとボリュームで、結構楽しめるミステリーでした。
あとは、ノンフィクションも、ガラッと変わって面白いですよね。
伝記物の"Who Was (人名)?"シリーズとか、ICR、AAR などが好きです。
青春ものでは、数ヶ月前にバナナさんの投稿で話題になった
ル・グインの "Very Far Away From Anywhere Else"がダントツでよかったです。
あと定番だけど、疲れているときは Kate DiCamillo や Patricia MacLachlan、
Sharon Creech、Cynthia Rylant がほっこり心温まります。
〉■映画
〉◇ ジェイン・オースティンの読書会 原題「The Jane Austen Book Club」
翻訳で読みましたが、なかなか面白かったです。
どんな風に料理されているのか、DVD が出たら見てみたいです。
〉■最後に
〉以前500万語報告のスレッドで、『さっき思いつたのですが、「ロマンス読書に疲れたあなたに」と
〉題した投稿ネタを考えました』と書きました。そのレスで、期待していますとのお言葉をいただき、
〉第一段をまとめてみました。
プレッシャーをかけていないか、ちょっと気になっていましたが、
無事に拝見できて嬉しいです。
色々新しいアングルを紹介していただいて、ますます読みたい本が増えました。
〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
楽しみに。。。というと、読み疲れを期待することになるので、
ロマンス本の合間に読んでよかった本があれば、また紹介してくださいね。
では、楽しい読書を♪
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Raquelさん、こんにちは。
〉〉■最初に
〉〉この投稿は、普段ロマンスPBを楽しんでいらっしゃる方が、
〉〉読み疲れなどを感じられた時に、お勧めする本などの紹介です。
〉わー、お待ちしてました。
お待たせしました(笑)
〉〉紹介するものは、ロマンスファンなら楽しめると私が感じた本などで、
〉〉やさしいロマンス本を紹介するものとは限らないことを、最初にお断りしておきます。
〉といいつつも、仄かにロマンスの香りがする本が多くて(しかも未読の)
〉しっかりと読ませていただきましたよ。
そう言っていただけると、うれしいです。
〉〉■絵本
〉〉◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
〉これ、とてもステキでしたよねー。
〉ラストもいいし、イラストも雰囲気があってステキだし、半額だったら(爆)
〉手元に置いておきたいです。
なぜか、私も持っていません(笑)
そうそう、先日ロマンスPBに登場した絵本を購入しました。
絵本の会での、ウケを狙っています(爆)
〉〉■GR
〉〉◇ The Horse Whisperer / Nicholas Evans PGR3 語数:20,000
〉この作家は好きじゃないのです。
Raquelさんは、そうおっしゃると思っていました(笑)
〉〉◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
〉Jeeves いいでしょう?
〉あのすっとぼけた感じとか、Bertie に対するソフトサド(爆)っぷりとか
〉たまりません。
以前読んだ時は、面白さよりも読みにくい本と感じていましたが、
今回再読してみて、Jeevesがとっても好きになりました。
〉来週金曜?のBBC ラジオドラマでやるそうなので、もし興味があれば
〉パピイさんもチェックしてみてください。
ええ、ちょっと気になります。
〉〉◇ Northanger Abbey / Jane Austen MMR2 語数:6,900
〉Emma や P&P のGR があるのは知ってましたが、これはノーチェックでした。
〉オースティンは基本ですよね。
マンスフィールド・パークがGRには、ないんですよね。
GRのオースティンは全部読んでいたのが、ロマンスを楽しむのに功を奏したのでしょうか。
〉〉◇ The African Queen / C. S. Forester OBW4 語数:15,000
〉〉以前「海の男/ホーンブロワーシリーズ」などの海洋冒険小説で有名なC・S・フォレスターの作品なので、
〉それは知りませんでしたー。
Mr Midshipman HornblowerもOBW4にあり、18世紀末から19世紀初頭の
英国とフランスの戦いを舞台にしています。
〉わたしがロマンスPBに読み疲れしたときは、日本語のロマンス本を読みます。
〉(ロマンスには疲れも飽きもしませんので・笑)
〉あとは、ファンタジーとか児童書とか、ジャンルを変えるのもリフレッシュしますよね。
私には、日本語のロマンス本を読むという発想は、出てきませんでした(笑)
そう、ジャンルを変えるのもリフレッシュしますよね。
〉つい最近、わたしも珍しくGRを読んで面白かったのですが、
〉ケンブリッジ(CER)の Inspector Logan シリーズ、中々いいですよ。
〉仄かにロマンスもあるし(←結局そっちかいというツッコミが聞こえそう・笑)
〉あのレベルとボリュームで、結構楽しめるミステリーでした。
そうか、しまったと、ちょっと感じています。
Inspector Loganシリーズも、全部読んでいますが、ロマンスの視点では思い出せませんでした。
〉青春ものでは、数ヶ月前にバナナさんの投稿で話題になった
〉ル・グインの "Very Far Away From Anywhere Else"がダントツでよかったです。
〉あと定番だけど、疲れているときは Kate DiCamillo や Patricia MacLachlan、
〉Sharon Creech、Cynthia Rylant がほっこり心温まります。
このコメント、今後の読書の参考にさせていただきます。
〉〉■映画
〉〉◇ ジェイン・オースティンの読書会 原題「The Jane Austen Book Club」
〉翻訳で読みましたが、なかなか面白かったです。
〉どんな風に料理されているのか、DVD が出たら見てみたいです。
ええ、ぜひご覧になって感想を聞かせて下さいね。
〉〉■最後に
〉〉以前500万語報告のスレッドで、『さっき思いつたのですが、「ロマンス読書に疲れたあなたに」と
〉〉題した投稿ネタを考えました』と書きました。そのレスで、期待していますとのお言葉をいただき、
〉〉第一段をまとめてみました。
〉プレッシャーをかけていないか、ちょっと気になっていましたが、
〉無事に拝見できて嬉しいです。
〉色々新しいアングルを紹介していただいて、ますます読みたい本が増えました。
ロマンスPBの紹介もそうですが、紹介文は読む皆さんのことをいろいろ考えていますが、
読書自体は、自分の楽しみでやっていますので、プレッシャーにはなっていませんよ。
まあ、「空き時間は読書」というプレッシャーは自分にかけていますけどね(笑)
そうでもしないと、未読本が減りませんからね。
〉〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
〉楽しみに。。。というと、読み疲れを期待することになるので、
〉ロマンス本の合間に読んでよかった本があれば、また紹介してくださいね。
レスで、久子さんと、Raquelさんからも本の紹介をしていただけたので、
1年に一回くらいは、こんな投稿もよいのかなと感じています。
〉では、楽しい読書を♪
Raquelさんも、楽しい読書を♪
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お名前: もつこ
投稿日: 2008/6/14(20:29)
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パピィさん、久子さん、Raquelさん、こんにちは。
もつこです。
パピイさん、いろんな本のご紹介、どうもありがとうございます!
新たな投稿シリーズ第一回ですね。
きっと今後も続いていくことでしょう!
へー、GRにもそんなにいろいろあるのですね。
GRは今のところ、だんなと併用読みなのでレベル1か2しか
読んでいないので、話によってははしょりすぎていて
よくわからない状態の本もあったりするのですが、
もう少し上のレベルにすれば原書のテイストも味わいつつ
短めの語数でストーリーも(ロマンスも)楽しめそうですね。
今後の参考にさせていただきます!
ではこれからもみなさん、Happy Reading!
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もつこさん、こんにちは。
〉パピイさん、いろんな本のご紹介、どうもありがとうございます!
〉新たな投稿シリーズ第一回ですね。
〉きっと今後も続いていくことでしょう!
この投稿のきっかけを作ってくれたひとりが、もつこさんなのですよ。
ですから、私からもお礼を言わせて下さい。
というのは、以前のレスで、
〉もつこさんのお勧めで、A to Zシリーズを読み始めました。
と書きましたが、
それをきっかけに、GRの再読も始めました。
たまたま選んだGRが、ロマンス読者にも受けそうだったので、
この投稿に発展したのですよ。
また、
〉The lighthouse familyシリーズは、動物が主人公なのですね。
〉妻に伝えておきます(笑)
と、書きましたが、妻の本箱には全部そろっていました。
A to Zシリーズを読み終えたら(現在Nまで読みました)、
次に読もうと考えています。
〉へー、GRにもそんなにいろいろあるのですね。
〉GRは今のところ、だんなと併用読みなのでレベル1か2しか
〉読んでいないので、話によってははしょりすぎていて
〉よくわからない状態の本もあったりするのですが、
〉もう少し上のレベルにすれば原書のテイストも味わいつつ
〉短めの語数でストーリーも(ロマンスも)楽しめそうですね。
〉今後の参考にさせていただきます!
GRもレベルが上がると、面白い作品がたくさんありますよ。
読んだことがない世界の名作が、GRとは言え読めて良かったと思ったこともあります。
〉ではこれからもみなさん、Happy Reading!
もつこさんも、Happy Reading!
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/6/14(23:08)
------------------------------
パピイさん、こんにちは。
〉■最初に
〉この投稿は、普段ロマンスPBを楽しんでいらっしゃる方が、
〉読み疲れなどを感じられた時に、お勧めする本などの紹介です。
お待ちしてましたー。
…ですが、私は最近ロマンス本を読んでないので(積んではあるのですが)、読みつかれてないんですねー。ですから積んである本をながめてロマンス本を読みたいーと思ってるぐらいで。(だったら読めば?というツッコミはタドキストには禁句)
でもどれもおもしろそうで、また未読本を増やすもとになりそうです…。
〉■絵本
〉◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
〉1920年代米国を舞台にした、シンデレラ物語のロマンスです。
〉♪お勧め理由
〉絵本の会で紹介を受け、エンディングを聞いてビックリ!
〉大人が満足できるロマンス絵本なんかないだろうと思っていましたが、
〉この絵本で考えを改めました。
ロマンス絵本なんかあったんですね。しかも1920年代米国という設定にとてもそそられます。
〉■GR
〉◇ Cold Comfort Farm / Stella Gibbons OBW6 語数:31,135
〉◇ Lorna Doone / R.D. Blackmore PGR4 語数:17,000
GRにヒストリカル・ロマンスに通じる本があったとは…知らなかったなんて不覚です。Cold Comfort FarmもLorna Dooneも読書手帳には「HU」と分類されてますね。
以下省略しましたが、こんなにロマンス、それもヒストリカルに通じるGRがあったなんて。「レベルの高いGRを読んでPBを目指そう」も達成しましたし、多読セットで残っていた最後の1冊も読みましたし、GRはもう読まないだろうと思ってましたが、こういう紹介を見ると読んでみたくなります。絵本や児童書と同じようにGRも「卒業」することはないのかも…。
ついでに、その最後の1冊を読んだのは800万語通過した後、去年の12月で「Room With a View」(PGR6)でした。20世紀初頭の話で、ヒストリカル・ロマンスっぽい内容でした。ヒストリカス・ロマンスで覚えた言葉も出てきました。でも本当は原作があるのに映画のノベライズだったようで、映像を見たらわかるようなことを省略しているので、映画を見ていないとわかりにくいような内容でした。
〉■最後に
〉以前500万語報告のスレッドで、『さっき思いつたのですが、「ロマンス読書に疲れたあなたに」と
〉題した投稿ネタを考えました』と書きました。そのレスで、期待していますとのお言葉をいただき、
〉第一段をまとめてみました。
〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
〉では、みなさんHappy Reading!
ロマンス本報告と「読み疲れ」報告と交互になったりして。
それではどちらにせよパピイさんの報告は楽しみにしていますので、Happy Reading!
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杏樹さん、こんにちは。
〉〉■最初に
〉〉この投稿は、普段ロマンスPBを楽しんでいらっしゃる方が、
〉〉読み疲れなどを感じられた時に、お勧めする本などの紹介です。
〉お待ちしてましたー。
〉…ですが、私は最近ロマンス本を読んでないので(積んではあるのですが)、読みつかれてないんですねー。ですから積んである本をながめてロマンス本を読みたいーと思ってるぐらいで。(だったら読めば?というツッコミはタドキストには禁句)
お待たせしました。
でも「読みつかれていないんです」というレスは、想定していませんでした(笑)
〉でもどれもおもしろそうで、また未読本を増やすもとになりそうです…。
買ってしまうと、未読本になってしまいますので、
例えば、将来購入検討リスト(仮称)でも作って、電子データとして残せば場所はとりませんよ。
私は、上にある久子さんの投稿の読書リストを、投稿文ごとデータで保存しました。
「読める本、読みたい本をお気楽に」で行かないと、大変なことになってしまいますからね。
〉〉■絵本
〉〉◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
〉ロマンス絵本なんかあったんですね。しかも1920年代米国という設定にとてもそそられます。
他にもないのかしらと思っていますが、ロマンスと絵本の両方を楽しむタドキストは、
ほとんどいらっしゃらないでしょうから、情報が手に入りにくいですね。
〉〉■GR
〉〉◇ Cold Comfort Farm / Stella Gibbons OBW6 語数:31,135
〉〉◇ Lorna Doone / R.D. Blackmore PGR4 語数:17,000
〉GRにヒストリカル・ロマンスに通じる本があったとは…知らなかったなんて不覚です。Cold Comfort FarmもLorna Dooneも読書手帳には「HU」と分類されてますね。
〉以下省略しましたが、こんなにロマンス、それもヒストリカルに通じるGRがあったなんて。「レベルの高いGRを読んでPBを目指そう」も達成しましたし、多読セットで残っていた最後の1冊も読みましたし、GRはもう読まないだろうと思ってましたが、こういう紹介を見ると読んでみたくなります。絵本や児童書と同じようにGRも「卒業」することはないのかも…。
レベルの高いGRは、結構面白いものがありますので、新規購入はしていませんが、時々再読しています。
今回紹介した本も、再読の機会を狙っていたものの中から、ロマンスの視点で選んでいます。
GRも、いろいろな切り口で楽しめる本ですよね。
〉ついでに、その最後の1冊を読んだのは800万語通過した後、去年の12月で「Room With a View」(PGR6)でした。20世紀初頭の話で、ヒストリカル・ロマンスっぽい内容でした。ヒストリカス・ロマンスで覚えた言葉も出てきました。でも本当は原作があるのに映画のノベライズだったようで、映像を見たらわかるようなことを省略しているので、映画を見ていないとわかりにくいような内容でした。
「A Room with a View」も読んでいますが、当時はロマンス本というのを知らない時代(笑)でした。
今度再読してみようかしら。
〉〉■最後に
〉〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
〉〉では、みなさんHappy Reading!
〉ロマンス本報告と「読み疲れ」報告と交互になったりして。
〉それではどちらにせよパピイさんの報告は楽しみにしていますので、Happy Reading!
次回は、700万語報告で。
杏樹さんも、Happy Reading!
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お名前: たまこ
投稿日: 2008/6/16(20:02)
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パピィさん、こんばんは。
たまこです。
本の紹介ありがとうございます。
パピィさんのロマンスPB紹介を参考に本を購入し、
すでに未読本が積んであるのに、またまた面白そうな本が・・・
「買った本を読み終わってから、次の本を購入!」を
目標にしているのですが、悪魔のささやきが・・・
パピィさんは本の情報をテキストスタイルで
パソコンに保存されていらっしゃるようですが、
具体的にはどうやったらいいんですか?
Wordを使いこなせていないので、どうやるんだろうと悩んでいます。
掲示板をコピーして、Wordに貼り付けましたが、
行間が広くなり、うまくいきません。
ページ設定を使っても、行間が広いままです。
教えてください。
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お名前: パピイ
投稿日: 2008/6/16(22:33)
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たまこさん、こんばんは。
〉本の紹介ありがとうございます。
〉パピィさんのロマンスPB紹介を参考に本を購入し、
〉すでに未読本が積んであるのに、またまた面白そうな本が・・・
〉「買った本を読み終わってから、次の本を購入!」を
〉目標にしているのですが、悪魔のささやきが・・・
タドキストの多くは、この道に進むのですよね(笑)
〉パピィさんは本の情報をテキストスタイルで
〉パソコンに保存されていらっしゃるようですが、
〉具体的にはどうやったらいいんですか?
〉Wordを使いこなせていないので、どうやるんだろうと悩んでいます。
〉掲示板をコピーして、Wordに貼り付けましたが、
〉行間が広くなり、うまくいきません。
〉ページ設定を使っても、行間が広いままです。
〉教えてください。
私は、Wordで「形式を選択して貼り付け」の「テキスト」を選択してから
貼り付けています。そうすれば、設定したフォントと文字サイズでコピーできますよ。
私は、投稿原稿も、このレスも含めて全てこの方式でやっています。
メモ帳を使う方もいらっしゃいますが、A4換算で何ページくらいになるのかな
という興味もありますので、私もWordを使っています。
では。
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パピィさん、お返事ありがとうございます。
〉私は、Wordで「形式を選択して貼り付け」の「テキスト」を選択してから
〉貼り付けています。そうすれば、設定したフォントと文字サイズでコピーできますよ。
さっそく試してみました。
うまくいきました。
ありがとうございます♪♪
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お名前: そうこ
投稿日: 2008/6/18(20:38)
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パピイさん、こんにちは。
そうこです。
〉■最初に
〉この投稿は、普段ロマンスPBを楽しんでいらっしゃる方が、
〉読み疲れなどを感じられた時に、お勧めする本などの紹介です。
〉紹介するものは、ロマンスファンなら楽しめると私が感じた本などで、
〉やさしいロマンス本を紹介するものとは限らないことを、最初にお断りしておきます。
〉今回は、絵本1冊、GR8冊、映画1本を紹介します。
ご紹介ありがとうございます!
またまた保存させていただきます。
〉■絵本
〉◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
〉1920年代米国を舞台にした、シンデレラ物語のロマンスです。
〉♪お勧め理由
〉絵本の会で紹介を受け、エンディングを聞いてビックリ!
〉大人が満足できるロマンス絵本なんかないだろうと思っていましたが、
〉この絵本で考えを改めました。
私もこの絵本は読みました。
このエンディングは良いですね!思わずニッコリしてしまいました。
さて、GRというと真面目な感じのお話というイメージがありましたが、
コミカルなものもあるのですね。
私はGRのレベル5は数冊読みましたが、レベル6は未知の世界です。
実はJulia Quinn, Julie Garwoodよりも敷居が高い感じがしてます。
それでも読んでみようかなと、今思っているのは次の2つです。
〉■GR
〉◇ Cold Comfort Farm / Stella Gibbons OBW6 語数:31,135
〉Flora Poste 19歳は、両親を病気で亡くし、友人のMrs. Mary Smilingの世話を受けていましたが、
〉親戚を頼って、Sussex地方のCold Comfort Farmにやってきます。そこのStarkadder一家は、
〉癖のある人物ばかりで、暗い雰囲気でした。彼女は陽気で、手際よく、十分な教育も受けており、
〉一家の改造計画を企てます。
〉♪お勧め理由
〉Garwoodの中世スコットランドを舞台にしたロマンスが思い起こされるような展開で、
〉ホームコメディのようにハッピーエンドですから、ロマンスファンなら楽しめますよ。
〉会話で多くの方言が出てきますので、ヒストリカルロマンスを読むのにも役に立つことでしょう。
〉(巻末のSUSSEX DIALECTの頁を先に一読していくと、楽に読めますのでご安心を)
〉◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
〉最初の3編は、1920年代の英国、ちょっと頭の回転が遅く、やたら派手な服を好むBertieは、
〉valetとしてJeevesを雇います。彼はご主人様の窮地を機転を利かして解決していきます。
〉後の3編は、穏やかな生活がしたいEarl of Emsworthと、腕は一流だが気難しい庭師のMcAllister、
〉そして口やかましいConstanceが巻き起こすコメディです。
〉♪お勧め理由
〉シニカルな英国的ユーモア満載で楽しめます。
〉GRとは言え、一般のタドキストの方には、ちょっと回りくどい表現が多いと感じられるでしょうが、
〉ヒストリカルロマンスを楽しめる方なら苦にならないでしょう。
次のこれも気になります。
設定が面白いです。(この設定、なんだか似ているような...)
〉■映画
〉◇ ジェイン・オースティンの読書会 原題「The Jane Austen Book Club」
〉「オースティンは、人生の最高の解毒剤」が持論で、離婚歴6回の中年女性バーナデットは
〉愛犬を失った友人ジョスリンを励まそうと、読書会を企画します。
〉恋に踏み込めない独身主義のジョスリン、離婚を言い渡されたシルヴィア、
〉夫との価値観の違いに悩むプルーディーなど、会のメンバーたちは複雑な悩みを抱えています。
〉そこにSFファンで、ロマンス初心者の男性グリッグも加わり…
〉♪お勧め理由
〉ジェイン・オースティンの小説になぞらえて読書会で、さまざまな文学的意見が取り交されます。
〉回を重ねるにつれ、だんだんと皆の本音が出てきて、小説の登場人物の誰かが自分と重なり、
〉本について語っているのか、自分の悩みを語っているのか…。
〉おもわず原作を読んでみたくなります。英語の原文はちょっとつらそうなので、
〉GRならばということで、婉曲的な本の紹介です(笑)
〉■最後に
〉以前500万語報告のスレッドで、『さっき思いつたのですが、「ロマンス読書に疲れたあなたに」と
〉題した投稿ネタを考えました』と書きました。そのレスで、期待していますとのお言葉をいただき、
〉第一段をまとめてみました。
〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
〉では、みなさんHappy Reading!
読み疲れを期待するわけではありませんが、
これは!というのがありましたら、またご紹介くださいませ。
それでは、パピイさん、Happy Reading!
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お名前: パピイ
投稿日: 2008/6/18(23:21)
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そうこさん、こんにちは。
〉〉■最初に
〉〉今回は、絵本1冊、GR8冊、映画1本を紹介します。
〉ご紹介ありがとうございます!
〉またまた保存させていただきます。
お役に立てれば、うれしいです。
〉〉■絵本
〉〉◇ Ella's Big Chance / Shirley Hughes 語数:2,760 ISBN:0099433095
〉〉1920年代米国を舞台にした、シンデレラ物語のロマンスです。
〉私もこの絵本は読みました。
〉このエンディングは良いですね!思わずニッコリしてしまいました。
そうこさんも、読まれたのですね。
「ええっ!この絵本、ロマンスだったんだー」という終わり方で、
とても素敵ですよね。
〉さて、GRというと真面目な感じのお話というイメージがありましたが、
〉コミカルなものもあるのですね。
〉私はGRのレベル5は数冊読みましたが、レベル6は未知の世界です。
〉実はJulia Quinn, Julie Garwoodよりも敷居が高い感じがしてます。
GRもレベルが高くなると、面白い本がたくさんあります。
おっしゃるように、きちんと読む必要なところがあり、PBより敷居が高く感じられる人も
いらっしゃるでしょうが、世界の名作が容易に読める利点は、見過ごせません。
〉それでも読んでみようかなと、今思っているのは次の2つです。
〉〉■GR
〉〉◇ Cold Comfort Farm / Stella Gibbons OBW6 語数:31,135
〉〉◇ Jeeves and Friends / P. G. Wodehouse OBW5 語数:21,535
よけいなお世話かもしれませんが、私の一押しは、
〉◇ The Mistress of Spices / Chitra Banerjee Divakaruni MMR6 語数:21,500
です。インド生まれの女性作家の作品で、全体にエキゾチックな感じがして、
とても好きです。そういう下地があったからこそ、ロマンスが楽しめるのかな
とも感じています。
〉次のこれも気になります。
〉設定が面白いです。(この設定、なんだか似ているような...)
〉〉■映画
〉〉◇ ジェイン・オースティンの読書会 原題「The Jane Austen Book Club」
ロマンスファンなら、気になりますよね。
私も、この投稿原稿を書いている途中で知って、普段は行かない渋谷まで出かけました。
原書も、邦訳もあるようですが、少し高価なのが難点ですね。
〉〉■最後に
〉〉私の読み疲れ度にもよりますが(苦笑)、第二段もあるかも知れません。
〉〉では、みなさんHappy Reading!
〉読み疲れを期待するわけではありませんが、
〉これは!というのがありましたら、またご紹介くださいませ。
ええ、不定期になるでしょうが、また紹介しますね。
〉それでは、パピイさん、Happy Reading!
そうこさんも、Happy Reading!
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パピイさん、こんばんは!
そうこです。
〉よけいなお世話かもしれませんが、私の一押しは、
〉〉◇ The Mistress of Spices / Chitra Banerjee Divakaruni MMR6 語数:21,500
〉です。インド生まれの女性作家の作品で、全体にエキゾチックな感じがして、
〉とても好きです。そういう下地があったからこそ、ロマンスが楽しめるのかな
〉とも感じています。
余計なお世話だなんて!
このようにオススメしていただくと私はうれしいです。
MMRはまだ読んだことがありませんので、ちょっと書店で探してみますね。
〉〉〉■映画
〉〉〉◇ ジェイン・オースティンの読書会 原題「The Jane Austen Book Club」
〉ロマンスファンなら、気になりますよね。
〉私も、この投稿原稿を書いている途中で知って、普段は行かない渋谷まで出かけました。
〉原書も、邦訳もあるようですが、少し高価なのが難点ですね。
邦訳が近くの図書館にあるのを発見しました。
まず、日本語で読んじゃいます。
おもしろそうなので楽しみです。
ではでは、パピイさん、Happy Reading!