SSSとは何?

[掲示板: 〈過去ログ〉Visitor(訪問者)の掲示板 -- 最新メッセージID: 592 // 時刻: 2024/12/25(15:05)]

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403. SSSとは何?

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/3(20:04)

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皆さん、こんばんは。

見づらくなったので、整理も兼ねて新たに書きます。

(1)読みたいものが読めるか?それにはどれだけかかるか?
仕事そのものが英語ではないので、ただのツールとして磨きをかけたいわけですが、その判定方法として、最初の別板のスレッドで私は3つの例文を出しました。これらの英文を読めるためにどれだけかかるかの回答はいただけませんでした。酒井先生じきじきに書き込んで頂きましたが、明確に指摘してもらったのは語彙の話だけだったのは残念です。語彙のレベルわけなら辞書さえあれば私でもできるので、それ以上のものを期待していたのですが。
ほかに、いくつかの助言はありましたが、基本的には今すぐ、スケジュールを立てられるものではないようです。

(2)100万語は足りるのか?どんな意味合いの基準か?
SSSでキーとなるのはこの数字しか見当たりません。100万語というのはどこから出てきたのか?その経緯はわかりましたが(実践者は案外知らない?)、喩えとして、水泳の1kmであり、ここからはどこまでもいける基準と酒井先生は座談会でコメントしています。私は違うのではないか、その数のとおり100mだと思いました。たしかにこれでPBが読めるようになって、楽しくなるところではないかと想像できますが、大抵のものは正確に読めるというレベルとは思えません。それは100mではまだ安心できないという座談会の話と対応すると思います。それで質問したわけです。前にも書きましたが、ネイティブの大学教員からも驚かれるほど英文が達者だった故山田和男先生は「作家1人を語るだけでもその作家の作品数十冊は読んで当たり前」という話をしていました。それからすれば、やはりきっかけだけの数字としか思えません。これに対しては誰からも納得できる意見は得られていません。
山田先生の話しからすると多読を有効な英語獲得の手段として語るなら、先の基準1頁300語、300頁で1000冊をやった人が必要だろうと思います。1億語(1000冊相当)以上が十人程、1千万語以上で数十人、100万語以上で数百人、10万語以上は数千人、全体で1万ぐらいになります(統計サンプルでは1万ぐらいなら正確性が出ることは古川さんならご存知でしょう)。読書が趣味、どんな時間でもやればたくさんできる有効な手段と主張するのであれば、10〜1000倍も読めると謳っているのなら、これに近くないとおかしいと思います。それが最高で3000万語レベルでは少ない。私が1年ほどで20、30万語と書きました。その1000倍なら2、3億語です。私は非常に時間を制限している話は何度もしました。皆さんの方が絶対に有利でしょう。

(3)わからない効果
(2)の読書量と関係しますが、SSSの説明では
『1年後の成果では、今までのどの多読法よりも、また精読法よりもはるかに高い効果を得ることができます。』
と“明確に”謳っています。では、その証拠はどこにあるのでしょうか?私が探したところでは明確なものが見つかりません。また、これまでのところ、書き込みにも見当たりませんでした(見落としていないと思います)。感覚的な意見はありますが、客観的な具体例や数字はないようです。
SSSは「いいかげんなところがいいんです」という意見がありましたが、これではいいかげんを通り越して無責任ではないでしょうか?

今回の一連の質問では私は非常に不思議に思うことが多いです。私は新たな参加者になるかどうかという中立な視点に立っています。つまり仲間になる可能性が半分あるわけです。
精読と聞いたら、返り読みをしているという固定観念を持たれたり、精読から接続する方法を考えてもらえないかといえば、自分でやったらと突き放し、過剰反応で盛り上がるなど、なかなか特質的な対応をしていただいてますが、皆さんが主張されているように、これは趣味でとても楽しいものならば、「数が足りない?なるほど、読めば読むほどいいのだから、じゃ一緒になって1億語を目指しましょう」という意見が一つぐらい出てもいいように思ったのですが、足りないのではないかと言った途端、これです。がっかりですね。


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404. Re: SSSとは何?

お名前: 涼音
投稿日: 2006/9/3(21:29)

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Tallinnさん、こんばんわ。
涼音といいうます。多読歴3年半600万語、多聴暦4年こちらの数字はわかりませんが多分多読の語数よりは多いはずです。
すっかり掲示板からは遠ざかっおりましたが、少しだけおつきあい頂けますか。

Tallinnさんのおっしゃる事、とてもわかるのです。
結局のところ、多読が良いというのはいいのだが、それがどれだけ良いのか、はっきり示せということでしょう。(違っていましたら、ご免なさい。後は読み飛ばしてください。)それが良いとはっきり理解させてもらえれば、私もやるぞ、と。

申し訳ないのですが、多分、その答、酒井先生も含め誰も持っていないのだと思います。
やってきたひと、推進してきたひとは、感覚的に、それが良いと思っている筈です。(というか、そうでなきゃ続けてないですよね。)でも、理科系的にそれを証明する何かは残念ながらないというのが実情だと思います。
この、証明する何かがない、というのは、私の見る限り、英語なんとか法、すべてそうです。いろいろと薦めて自分のところの教材買わせようとかいろんなものあります。が、これら、すべてについて、これがきくんだと証明したものには一切わたしは会ったことがありません。

これ、私自身、理科系の人間ですのでくやしくて、何か、治験的手法なりなんなりで、これはきく、これはきかないと証明してみたいと思ったこともあります。が、これ、少し考えるとわかるのですが、殆ど不可能に近いほど難しいのです。

一つ前のメッセージで、私自身がどう変わったかというレポートを書いています。もしよろしければ読んで下さい。勿論、これは単なる一サンプルにすぎません。だから、本当のところどうなのかなんて、なにも言えません。

効率的に英語力を手に入れたいと、実のところ、みんな思っている筈です。でも、どれが一番効率的かって、ちゃんと実測したひと、多分いないと思うんです。

P.S.一億語めざしましょうという話なら、乗りますよ。一緒にやってみましょう。


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411. 涼音さんへの返信です

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2006/9/4(00:21)

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Tallinnさんへの回答にはなってないのであしからず。

 答えは私は多読やってみて”National Geographic”が楽に読めるようになったよ。
続ければ何語かは良く分からんがいずれ読めるようになるよ。
前掲の文書が楽に読みたいのであれば多読始めてみたら?
という意味合いだったので、それをバッサリ雑音なんでねえ。

****+ 以下、涼音さんへの返信です *****

 涼音さん、こんばんは。
”社会科学は科学たりえるか”どうかという深い命題について
思い起こさせていただきありがとうございます。
私も理系なので、何語読めば分かるようになるかという数学的論理思考に陥りやすく、
また統計的に標本数が少ないなどと言われればどうしようもないわけですが。
 これをやろうと思えば、2つの集団に、片方に多読のみ、片方は従来学習のみを行い、同じテストによって有意差があるかどうか見なければならないし、
標本抽出時に同じぐらいの学力(文化背景)の人がいるので、難しいでしょうねえ。
 実はこの論理思考には、自然科学の論理をそのまま社会科学へ応用できるという仮説を前提にしていると思います。
しかし果たしてその仮説は合っているのでしょうか?
 その問いにはマックスウェーバーが
社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」(岩波文庫)
でちゃんと答えてくれていて、
ある文化背景を持った社会から類推される社会法則を理念型として提示し、
その理念を社会が支持するかどうかで決まる、ということを言っています。
ただしこの論文は難解なので、私の理解不足があるかもしれませんので、
是非ご一読下さい。
 これを多読学習法という理念型におきかえますと、
多読という学習法が有効かどうかは、
この学習法を元に実践した私および他の実践者が支持し、大勢になるかどうかにかかってくるわけです。
こうなってくると多読学習法を支持する人間が増えなければ有効たりえないわけですから、時間のかかる話ですねえ(笑)。
 まあマルクスもイギリスの資本主義社会を分析し、
ブルジョアジーがプロレタリアートから搾取すればするほど、
プロレタリアートの絶対数が増え、理論的にはブルジョアジーが消滅し、
いずれ共産社会になるといったわけですから。
(実際にはマルクスは階級闘争に全て集約してしまい、
官僚制の問題を考察しなかったので失敗しましたが)
多読学習法もいずれ語学学習法の王道になるだろうと思うし、
楽しく長く続けられる学習法が最終的には残っていくと思います。
 ここまで書いて多読学習法というのは、これまで一部の特権階級層に秘匿されて来た英語学習法を木っ端みじんに打ち砕く革命的手法なのかもしれませんね(笑)。
 これはいずれ分かることです。では。


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423. 効果測定について

お名前: yamasina
投稿日: 2006/9/4(19:01)

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涼音さん、間者猫さんこんにちは。
300万語間近でPBもぼちぼち手を出しておりますyamasinaです。

涼音さん>申し訳ないのですが、多分、その答、酒井先生も含め誰も持っていないのだと思います。
やってきたひと、推進してきたひとは、感覚的に、それが良いと思っている筈です。(というか、そうでなきゃ続けてないですよね。)でも、理科系的にそれを証明する何かは残念ながらないというのが実情だと思います。
>この、証明する何かがない、というのは、私の見る限り、英語なんとか法、すべてそうです。いろいろと薦めて自分のところの教材買わせようとかいろんなものあります。が、これら、すべてについて、これがきくんだと証明したものには一切わたしは会ったことがありません。

間者猫さん>これをやろうと思えば、2つの集団に、片方に多読のみ、片方は従来学習のみを行い、同じテストによって有意差があるかどうか見なければならないし、
>標本抽出時に同じぐらいの学力(文化背景)の人がいるので、難しいでしょうねえ。
> 実はこの論理思考には、自然科学の論理をそのまま社会科学へ応用できるという仮説を前提にしていると思います。

学習法は、「xxやったら、1級合格した!」みたいな体験ベースですよね。xxと1級の因果関係がそれこそ科学的には証明できないのでそうなっているのだと思います。
証明は出来なくても、百万語多読もそういう実績の積み重ねで十分な説得力を生むはずです。

だから、それほど厳密でなくても、単純にたくさん読んでる人に効果測定してほしいなーという身勝手な願いを持っています。
例えば、読みのレベルを縦軸、横軸多読量のグラフを描いたとしたら、最初は勢いよく、その後だんだんフラット近づいていくでしょう。ひとによっては紆余曲折するでしょうが、最後はフラットに近づいていくのは間違いありません。
さてこのとき、読みレベルが期待値を超えていればいいんですけど、果たして超えるんでしょうか?

このサイトでは、「このまま行けば行ける」という確信を持っている人が大勢いるようですが、私はそこまで確信できていません。
そんな中、暇藏さんの「「日本語で分かる程度」に理解できる」という発言は私としては注目でした。最近1000万語リーダーの方々の報告も増えてきましたが、そこまで言い切っておられる報告はありません。

そんなわけで、トップリーダーの人たちがどれくらい読めているか?が気になるのでした。ごめんなさい。

ではでは


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484. 個人的読書記録について

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2006/9/11(22:19)

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"yamasina"さんは[url:kb:423]で書きました:
〉涼音さん、間者猫さんこんにちは。
〉300万語間近でPBもぼちぼち手を出しておりますyamasinaです。

yamasinaさん、はじめまして。

〉学習法は、「xxやったら、1級合格した!」みたいな体験ベースですよね。xxと1級の因果関係がそれこそ科学的には証明できないのでそうなっているのだと思います。
〉証明は出来なくても、百万語多読もそういう実績の積み重ねで十分な説得力を生むはずです。

まあ疫学調査を参考にしたまでで、
これも多読の成果に応用できるかどうか分かりません。

〉だから、それほど厳密でなくても、単純にたくさん読んでる人に効果測定してほしいなーという身勝手な願いを持っています。
〉例えば、読みのレベルを縦軸、横軸多読量のグラフを描いたとしたら、最初は勢いよく、その後だんだんフラット近づいていくでしょう。ひとによっては紆余曲折するでしょうが、最後はフラットに近づいていくのは間違いありません。

私の読書記録で良ければ参考にしてください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat/1000/contents.html
に載せています。

〉さてこのとき、読みレベルが期待値を超えていればいいんですけど、果たして超えるんでしょうか?

期待値というのが良く分かりません。教えていただければ幸いです。

100万語読めばレベルが1つ上がるというのを私、支持しとります。
レベル8ー9ぐらいになってくると、読みやすさは変わらないけれども、
鮮明度が上がってくるような感じです。
(でも最近はレベル3からいきなりPB読めたりしますし、
PBで使われている表現はレベル3ぐらいとあまり変わらないと思います。
語彙の問題や1文の長さの問題はありますが)

〉このサイトでは、「このまま行けば行ける」という確信を持っている人が大勢いるようですが、私はそこまで確信できていません。
〉そんな中、暇藏さんの「「日本語で分かる程度」に理解できる」という発言は私としては注目でした。最近1000万語リーダーの方々の報告も増えてきましたが、そこまで言い切っておられる報告はありません。

 一応、私見ですが、
邦訳で出版されている小説と原著を比べた場合、
原著の方が読みやすいと思います。
 特に古典(ヘミングウェイの”老人と海”やサマーセット・モームの”雨”)は
英語の方が読みやすかったです。
 私は、日本語と英語で同じ作品を読んでも、
なにか違うような気がします。何故かは分かりませんが。

〉そんなわけで、トップリーダーの人たちがどれくらい読めているか?が気になるのでした。ごめんなさい。

〉ではでは

あまり参考にならないかもしれませんが、
あくまで、私見ですので。
では。


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486. Re: 個人的読書記録について

お名前: yamasina
投稿日: 2006/9/12(19:53)

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レスありがとうございます。

期待値は、一言で言うと「飛ばさずに読めるようになる」です。

せっかくレスいただいたのですが、じっくり話を聞かせて
いただきたいので勝手ながら河岸を変えさせていただこうと思います。
近々(来月くらい?)、300万語報告しますので、そのとき
100万語超掲示板でこの続きを思い出してお相手いただけると嬉しく
思います。

すみません。ではでは


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449. Re: SSSとは何?(ミグさんへの回答付き)

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/7(23:20)

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こんばんわ。

報告読ませていただきました。判断が難しいなと感じてます。ほかの人のも見たりしたんですが、やっぱりどう判断していいやらという気がします。もともと点数の高い人とは分離しなければいけないのではないかという気もしますし。
私の点数の変化に似てます。というか、こういう点数変化をしている純粋日本人学習者多いです。Rが350点からあがってませんよね。おそらく新聞やネットで情報を取るのは今ひとつではありませんか?多少は理解できるが、心底わかったと思えることがあまりないんじゃありませんか?
私は今回Rだけで55点あがりましたが、かなり感じが違ってます。まあ、ここは確実に超えられると先輩には言われてましたが。

ミグさんからはどういう勉強をしてきたかと訊かれてますが、おそらく皆さんには何の意味も持たないような気がします。新書も入れると20冊近い参考書をやりました(今は奥から探さないと出てこないので列挙はちょっと大変)。伊藤和夫、西きょうじ、薬袋善郎、遠山顕などなど。それを300時間ほどかけて片付けてきたことになります。TOEIC対策本はゼロです。会話はやってませんが、NHKラジオは聴いてます。その時間も含んでいますが、CNNの視聴は入れてません。理解はかなり厳しいので。私の語数が2、30万というのはこの参考書群の全英文量の概算です。

〉申し訳ないのですが、多分、その答、酒井先生も含め誰も持っていな
いのだと思います。
〉やってきたひと、推進してきたひとは、感覚的に、それが良いと思っ
ている筈です。(というか、そうでなきゃ続けてないですよね。)でも、
理科系的にそれを証明する何かは残念ながらないというのが実情だと思
います。

そのようですね。で、その答えを出してみようという考えもないようです。これだけの人が参加しているし、語数までとっているのだからそれを活用しないのは勿体ないと私などは思うわけです。というか、それぐらいはしているんだろうと思ってました(ただいま進行中?)。数学者まで参画しているんですから。

〉これ、私自身、理科系の人間ですのでくやしくて、何か、治験的手法
なりなんなりで、これはきく、これはきかないと証明してみたいと思っ
たこともあります。が、これ、少し考えるとわかるのですが、殆ど不可
能に近いほど難しいのです。

私はそうは思いません。目標設定がないからそうなっているだけだと思います。杏樹さんも試みているように、数的相関を取り始めたら何か言えるのではないかと思います。100万という数字が出てるんですから。

〉P.S.一億語めざしましょうという話なら、乗りますよ。一緒にやって
みましょう。

ありがとうございます。


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451. Re: SSSとは何?(ミグさんへの回答付き)

お名前: ミグ
投稿日: 2006/9/8(01:19)

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〉ミグさんからはどういう勉強をしてきたかと訊かれてますが、おそらく皆さんには何の意味も持たないような気がします。新書も入れると20冊近い参考書をやりました(今は奥から探さないと出てこないので列挙はちょっと大変)。伊藤和夫、西きょうじ、薬袋善郎、遠山顕などなど。それを300時間ほどかけて片付けてきたことになります。

こんばんは、Tallinnさん。やっぱりミグの予想通りでした!!

「あなたも英語をマスターできる」(ISBN 479528847X)のP193に「英語学習五つの公理」というのが載っています。

公理1 大きな声で英語を読んだり話したりして、自分の発音に自信を持つこと

公理2 語彙や文法の知識をふやすだけでなく、英語そのものを経験すること。

公理3 英語を使う時には、自分の持っている言語や、世界についての知識を動
員し、大胆に推論すること。

公理4 広く世界の出来事に関心を持ち、常識を養うこと。

公理5 物事について深く考え、自分の主張を明確にすること。

言い方は違いますが、これらの公理をSSSは体現しているとミグは思います!

構文分析や単語暗記は試験対策としては否定しませんが、決して語学学習の本質
ではないのです。

SSSは、いわゆるYL0の絵本(ORTやLLLなど)から始めて、子供が英語を修得す
るのを疑似体験するような方法なので、構文分析などは行いません。専門書など
必要な場合は母国語(日本語)でも、構文分析をすることはあるとは思いますが…

あと、語数の件ですが1000万語だろうが、3000万語だろうが大差ないと
思います!語学の天才シュリーマンは、小説を音読・暗唱したそうですが、一体
何万語なんでしょう?小説を仮に10万語とすると、10回で100万語、1日1
回1年で3000万語を超えます!!

TOEICの事はよくわかりませんが、語学は使わなければ、マスターできない事を
シュリーマンは証明しています。シュリーマンは天才ですが、無能なミグにも英
語マスターへの道を切り開いてくれたのが、SSSです。まだ、先は長いですが
、ミグ楽しんでます♪


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453. Re: SSSとは何?(ミグさんへの回答付き)

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/8(07:37)

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おはようございます。

まあ、半分はそういっていいでしょう。でも、半分は違います。表面でだけ捉えてますよ。何が違うか?それは先輩のノウハウなのでここでは私はいえません。
でも、私は言われたとおり、1年で壁を確実に越えました。その次の学習については別のところで例文も加えてあげています。

涼音さんの例からすると500万ほどやっても私の段階には来れなかったことになります(基準をずらしても300万ぐらいですか)。私が読むとして杏樹さんの見積もりで年200万語になると思います。2年以上かけて来れないところに確実に1年未満で私は来たことになります。ただ、リスニングが違いますけどね。これは私も仕方ないです。特別なことはあまりやってないし、試験の仕方が変わったのを知ったのがリスニングだったので(練習なしで臨んで面くらった)、誤差程度しか上がっていません。むしろ下がらなかっただけで上出来かなというところです。


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405. はじめまして! からの続き

お名前: 翁家
投稿日: 2006/9/3(22:17)

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Tallinnさん、こんばんは。翁家です。

タイトルの「SSSとは何?」への答えではないですが、私の意見(愚痴)を聞いて下さい。とても長くなってしまいました。読むのが面倒くさいと感じられた場合は、最後の文章だけ読んで下さい。

そもそも話の始まりは、難しいと言われる次の5つのサンプルを8割程度の理解で読み進める読書量は何百万(千万)語か?ということでしたね。

・History of Western Philosophy by Bertrand Russel
・Age of Uncertainty by John Kenneth Galbraith
・Infinite in All Directions by Freeman Dyson
・TIMEのEssayやThe Economistのカバーストーリー

それで、上から3つの本を読んだ人がいなくて、明確な回答が得られなかった。

以前、ある人の「高嶺の花と思っていたTIMEが抵抗なく読めた。どうやら500万語くらい読んで自分の中に変化を感じた」という過去ログを紹介しましたが、Tallinnさんは「TIMEは最近、読者を増やすためにレベルを下げたから参考にならない」とバッサリ切り捨てました。

上から3冊は手に入れるのが大変なので、TIME(August 28, 2006)とThe Economist(August 19TH-25TH 2006)を先週末に買って読んでみました。TIMEのESSAYもThe Economistのカバーストーリーも、なるほど難しかったです。TIMEの方は、著者の知識レベルにまで自分が達していない為、著者の論理展開についていけませんでした。The Economistのカバーストーリー(これは表紙に関連した話題、という意味ですよね)は、レバノンやヒズボラの話で、読む前から腰が引けてしまいました。

しかし、The Economistは1000円もしたので、仕事絡みの「Finance and economics」を読んだところ、日頃、仕事で接している内容なので、知らない単語はたくさんありましたが読んで内容を理解することができました。「お〜、エコノミストなんてチョロいじゃん」と今では自信満々になっています(笑)。

私の中での結論ですが、・・・。「読めるか否かは、スラスラ感や爽快感を除けば、書かれている背景知識があるかないか」につきると思います。それを「英語を何百万(千万)語読んだら、これらの本が読めるようになるのか」と聞いてくるのは、最初から自分で答えを知っているくせに「ほらほら、俺様の求めている答えが出せないだろ」と言っているような嫌な奴みたいです。

結局のところ、Tallinnさんは何を求めているのかがわかりません。本当に上の5冊を8割程度の理解力で読み進めるようになりたいのなら、多読以外の選択肢の方が良いかも知れません。「多読が良いよ」と言ってみたところで、「Russel他を読んでもみたことがない輩が何を言っても説得力がないよ」とバッサリですし、ストライク以外の話は、含蓄のある話であるにも関わらず、雑音とバッサリ切り捨てます。何だか取り付く島がありません。

英語はなにびとにとってもツールです。Tallinnさんは「読み」としてのツールなのか、ディスカッションなのか、物を売るのか買うのか・・・。何にしても、「読む」「書く」「聞く」「話す」の技量をトータルで上げて行くには私は多読が良いと感じています。少なくとも自分には合っていました。

仕事においては甘えは許されません。辞書を引いても徹夜をしてもやりきらないといけません。大勢の前でプレゼンテーションをして、受けた質問が理解できず、頓珍漢な回答をして失笑を買ってしまい、結局仕事に失敗してしまった人や、いろいろな学習法を渡り歩いた人が、ラストリゾートとして「多読」をやっているケースが多々あります。

もう少し素直に、人の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。「参考書を何冊やったら司法試験に受かるか」、「本を何冊読んだら医学部に受かるか」と聞かれて明快に答えられる人はいません。「私は、この先生の授業を受けて、サブノートを作ったよ。」とアドバイスをしてくれた人に、「私の質問には答えていない、期待していたものとは違う」と言っている様です。


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407. Tallinnさん、横から失礼します。 翁屋さん、僕は気にしてないよ〜!!

お名前: Yoshi
投稿日: 2006/9/3(23:21)

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翁家さん、お久しぶりです!! Yoshiです。

Tallinnさん、横レス、失礼します。

〉以前、ある人の「高嶺の花と思っていたTIMEが抵抗なく読めた。どうやら500万語くらい読んで自分の中に変化を感じた」という過去ログを紹介しましたが、Tallinnさんは「TIMEは最近、読者を増やすためにレベルを下げたから参考にならない」とバッサリ切り捨てました。

ここんとこ、僕はぜんぜ〜ん気にしてないからね〜。
気にしないでくださいね。 
僕は、ぜんぜん平気ですよ。
これだけが、言いたかったので、出て来ました。

〉上から3冊は手に入れるのが大変なので、TIME(August 28, 2006)とThe Economist(August 19TH-25TH 2006)を先週末に買って読んでみました。TIMEのESSAYもThe Economistのカバーストーリーも、なるほど難しかったです。TIMEの方は、著者の知識レベルにまで自分が達していない為、著者の論理展開についていけませんでした。The Economistのカバーストーリー(これは表紙に関連した話題、という意味ですよね)は、レバノンやヒズボラの話で、読む前から腰が引けてしまいました。

翁屋さん、そこまでして相手の方の事を理解しようとされるなんて、なんて
思いやりのある人なんでしょう。

〉しかし、The Economistは1000円もしたので、仕事絡みの「Finance and economics」を読んだところ、日頃、仕事で接している内容なので、知らない単語はたくさんありましたが読んで内容を理解することができました。「お〜、エコノミストなんてチョロいじゃん」と今では自信満々になっています(笑)。

おっ!! 専門が僕とほぼ同じですやん。びっくりです。
そうですよね、専門知識があるとなしでは全然ちがう。
僕も同感です。
むかし高校のとき、たまたま買った”エコノミスト”(これは日本語の雑誌のエコノミストです。いまは廃盤になってる?)を読んで、日本語なのに
ちんぷんかんぷんだった。つまり高校生といえば日本語の国語力からすれば
十分な力をもっているはずなのに、エコノミストの記事は読めなかった要因
は、たった一つ、経済及び財務等の専門知識がなかったからですよね。

〉もう少し素直に、人の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。「参考書を何冊やったら司法試験に受かるか」、「本を何冊読んだら医学部に受かるか」と聞かれて明快に答えられる人はいません。「私は、この先生の授業を受けて、サブノートを作ったよ。」とアドバイスをしてくれた人に、「私の質問には答えていない、期待していたものとは違う」と言っている様です。

Tallinnさん、横からレスで申し訳なかったですが、ひとこと申させていただ
ければ、僕も翁屋さんと同じように思います。
Tallinnさんのご質問にわざわざ該当の雑誌を購入して読み、そして真摯にこうやって返信しておられる方や貴重な時間を費やして、たくさんのタドキストの方々が返信されています。
そのことをもう少し大事にされてはと思います。


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422. 安心しました

お名前: 翁家
投稿日: 2006/9/4(14:10)

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Yoshiさん、こんにちは。
前の投稿で断りなしに勝手に投稿を引用してしまったので、とても申し訳なく思っていました。
Yoshiさんのあの投稿は私が多読を始めて間もない頃に目にした投稿で、私の中では永久保存版の投稿です。
Yoshiさんから「気にしてないよ」と言っていただいたので、今夜から安心して寝ることができます。


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438. Re: はじめまして! からの続き

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/7(06:06)

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こんばんわ。

〉以前、ある人の「高嶺の花と思っていたTIMEが抵抗なく読めた。どうやら500万語くらい読んで自分の中に変化を感じた」という過去ログを紹介しましたが、Tallinnさんは「TIMEは最近、読者を増やすためにレベルを下げたから参考にならない」とバッサリ切り捨てました。

それで具体的に例文を出したわけです(あの3つを打ち込むのはちょっと面倒でしたが)。ご存知かどうかわかりませんが、最近のESSAYは本当に信じられないくらい軽いのがあります(私はその変化に目を疑いました)。だから、どれを見て言っているかでかなり違います。その人に何を読んだか打ち込めとはいえませんから、私が昔の典型例を引っ張りだしました。

〉私の中での結論ですが、・・・。「読めるか否かは、スラスラ感や爽快感を除けば、書かれている背景知識があるかないか」につきると思います。

私はそう思ったことはないです。単語も背景もわかっていても読みにくい英文はあり、何度も苦しめらました。

>最初から自分で答えを知っているくせに「ほらほら、俺様の求めている答えが出せないだろ」と言っているような嫌な奴みたいです。

苦労して調べたから答えは大方得てますが、じゃ、最初からすんなり読めるかと言われたら、読めません(Dysonの例文だけは除く)。だから、提示するにはいい例だろうと思いました。それが可能な人がいたら、どれぐらい読んだかが参考になるはずです。それが誰でも同程度の多読量であれば皆さんの多読は見積れるということになります。そこまで至らなかったということです。具体的には倍・半分程度の範囲が得らればその数字は信用できるだろうと思ってますが、ばらつきが大きく、それにどれぐらい理解しているか私にはわかりませんでした。

〉結局のところ、Tallinnさんは何を求めているのかがわかりません。本当に上の5冊を8割程度の理解力で読み進めるようになりたいのなら、

この5冊は代表選手として選択したのであり、これでなければならないというわけではありません。具体的に示さないとお互い何も進まないでしょうから、かなり時間をかけて選んで出しました。3つにはそれぞれ役目を持たせて出しているのです。いい加減に選んだわけではありません。

> 含蓄のある話であるにも関わらず、雑音とバッサリ切り捨てます。

概してですが、皆さん一般論的すぎるか、ずれるかです。雑音の例では自分でルートを作ってみたらと言われました。自分で作るのであればここで質問したりはしません。読書量は絶対に皆さんの方が上なんですから。できるだけ無駄は避けたいと何度も言っているのにです。TIMEの解説を読むより、TIMEそのものを読めともいわれましたし。TIMEを読んでみて十分に理解できないから解説を読んだりするのであって、その逆はしたことはないです。

〉英語はなにびとにとってもツールです。Tallinnさんは「読み」としてのツールなのか、ディスカッションなのか、物を売るのか買うのか・・・。

全てです。ただし、今はネットが情報源になってきましたから、読み書きが中心になるのは理解していただけるでしょう。

〉もう少し素直に、人の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。

そちらから見たらそうかもしれません。しかし、上のように私も考えて質問はしているつもりです。お互い有益な方がいいに決まってますから。

>「参考書を何冊やったら司法試験に受かるか」、「本を何冊読んだら医学部に受かるか」と聞かれて明快に答えられる人はいません。

受かるかどうかはさすがに答えられないでしょうけれど、このレベルなら合格ラインは超えているかどうかはいえますよ。ある予備校講師などは問題集を6冊やらない者には合格を保証しないとか言いますしね。そういう基準らしきものがこれだけの人がやっているのならあるのではないでしょうか、というのが今回の趣旨です。それは今のところないというのが皆さんの答えですよね。


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[質問] 406. どんな勉強してました?

お名前: ミグ
投稿日: 2006/9/4(00:18)

------------------------------

〉前にも書きましたが、ネイティブの大学教員からも驚かれるほど英文が達者だった故山田和男先生は「作家1人を語るだけでもその作家の作品数十冊は読んで当たり前」という話をしていました。それからすれば、やはりきっかけだけの数字としか思えません。これに対しては誰からも納得できる意見は得られていません。
〉山田先生の話しからすると多読を有効な英語獲得の手段として語るなら、先の基準1頁300語、300頁で1000冊をやった人が必要だろうと思います。1億語(1000冊相当)以上が十人程、1千万語以上で数十人、100万語以上で数百人、10万語以上は数千人、全体で1万ぐらいになります(統計サンプルでは1万ぐらいなら正確性が出ることは古川さんならご存知でしょう)。

こんばんは、ミグです。

ミグは英語ができない学校英語からの亡命機ではありますが、SSS関係者以外
の方が書かれた英語学習法を紹介する本を読んで、SSSが正しいと思うように
なりました!!

SSSの正しさを議論する以前に、Tallinnさんが、今まで どんな参考書を使い
、どんな学習法で英語と接していたのかお話してくれないと、 Tallinnさんが望
む回答は得られないと思います!!

ミグも含め、掲示板参加者の皆さまは、SSSの方法論に程度の差はあっても、
納得していると思います。

Tallinnさんが、今までの英語歴を披露して、その後の議論でも納得できなけれ
ば、どうぞ故山田先生の学習法で英語を勉強してください。でも、それではマズ
いと思って、Tallinnさんは、掲示板投稿されたのではないかと、ミグは想像し
ていますが…

ではでは


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410. Re: SSSとは何?

お名前: 釣りキチ三平
投稿日: 2006/9/4(00:13)

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おばんです、tallinnさん。つりきちと申します。

中年タドキスト、多読歴2年半、もう少しで600万語というところです。死ぬまでに1億語読めるかどうか。。。きっと無理でしょう。

今までのやりとりを興味深く拝見させていただきましたが私見を少し。でも、タドキストってみんな優しいね、私を除いて。それと、以下の文章は、SSSとは何?の答えにはなっていません。悪しからず。

>(1)読みたいものが読めるか?それにはどれだけかかるか?

読みたいものが読めるようには、おそらくなるでしょう。でも、どれだけかかるかはわかりません。

>(2)100万語は足りるのか?どんな意味合いの基準か?

100万で足りるのか? 英語に磨きをかけるには足りないでしょう。意味合い? きりのいい数字じゃありませんか。10万では少なすぎるし、1000万では先が見えない。山田先生の話を例に出していらっしゃいますが、そのとおりかも知れません.いや、きっとそのとおりでしょう。でも、もしそうならば、時間を制限なさっているあなたが、多読で英語に磨きをかけるなどとても無理な話ではないですか。SSSは、魔法の英語学習法ではありません。

>(3)わからない効果

SSSが効果を数字で示すことに目標をおいてるかどうかは知りません。ただ、SSSに共感している人、効果を実感している人がたくさんいることだけは確かです。数字では示せませんけれども。100万という数字を取り上げて揚げ足をとるのはおやめなさい。

>今回の一連の質問では私は非常に不思議に思うことが多いです。私は新たな参加者になるかどうかという中立な視点に立っています。つまり仲間になる可能性が半分あるわけ
====================ちょきちょき==========================================
「数が足りない?なるほど、読めば読むほどいいのだから、じゃ一緒になって1億語を目指しましょう」という意見が一つぐらい出てもいいように思ったのですが、足りないのではないかと言った途端、これです。がっかりですね。

残念ながら、あなたは仲間にならないでしょう。それと、時間がないと言い張るあなたに、1億語を目指しましょうというのも、ナンセンスですよね、がっかりなさったようですけど。100万語は単なる通過点です。だから、タドキストが500万語、1000万語、1億語を目指しているは暗黙の了解、いわずもがなです。というより、最終語数の目標など誰も決めていないというのが正直なところでしょう。だって、楽しんで読書しているのですから。

結局、英語に磨きをかけたいが、できれば時間をかけたくないあなたにとって、多読は最良の手段ではないようです。

以上、証明終わり。


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414. Re: SSSとは何?

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/4(06:28)

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おはようございます。

〉残念ながら、あなたは仲間にならないでしょう。それと、時間がないと言い張るあなたに、1億語を目指しましょうというのも、ナンセンスですよ

私が1億語を達成するのはおっしゃるとおり無理です(専門書を入れれば別可能性はありますが)。しかし、あなた方の中にはできる人はいるでしょう。だから、「私はどんどん読んでいく。どうせ読んでいくんだから、1億語目指す。その結果をあなたにフィードバックしましょう。」という積極的な意見がなぜ”自然に”出ないのかという意味です。
まあ、あなたは仲間にならなくていいと仰るうえ、証明されましたので、やめますか。


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428. Time のエッセイ

お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/9/5(17:30)

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Tallin さん、皆さん、初めまして。

むかし、Time の記事で広告以外の部分を毎号、すみからすみまで読むということを10年間ほどしていた通りすがりの者です。オスカー・ワイルドと日本に関するエッセイもそのころ巻末に載っていたのを読みました。ここでは Time の文章に関してのみ個人的な考えを申し上げます。

文章の読みやすさという点で言えば、Time の文章を面白く読めるようになる前に、ペーパーバックを最低100冊ぐらいは読んでおく必要があると思います。(もっと必要な人もいます。)

又、Time は時事的なことを扱った報道記事とエッセイで、文章の雰囲気が少し違います。

報道記事の方は、背景知識が理解のポイントです。ある程度は文学的な表現にも慣れておいた方が良いです。

エッセイの方はさらに文学的です。趣味で書いているような気がします。ですから、読解力の水準が高くても、その種の文章を読み慣れていなければ、難しいと思います。小説を読みたくないというかたにはお薦めできません。

断片的な雑誌の記事は、何百頁もある長編より理解が難しいことも考慮に入れておいた方が良いです。(タドキストの皆さんは御存知でしょうね。)


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412. Re: SSSとは何?

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/9/4(01:31)

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Tallinnさん、こんにちは。

もしTallinnさんが本気で例に挙げた本を読みたいと思うなら、答えはすでに「初めまして」の広場に書いてあります。

Tallinnさんは「ゴール」としての目標本を挙げています。しかしSSS多読では途中で本を読んでいく経過も楽しもう、という方法です。時間がないといいますが、多読をしている人皆が時間に余裕があるわけではありません。私の場合は主に通勤電車と昼休みが読書タイムです。

なぜゴールまでのスケジュールが明示してもらえないかと言うと、英語の「勉強」をする目標は一人ひとり違うからです。そして出発点も皆違います。英語能力もバラバラな人たちがそれぞれバラバラな目標に向かって、自分の好きな本、楽しい本を読んでいったら「自分比」で読めるようになったので「読めるようになった」と言っているのです。
それでは数値化できないので無責任だと思われるかもしれませんが、むしろ自分が実感を持って「これだけ英語が読めるようになった」と思っているんですから、満足感を得た人が多いのは確かです。

しかし山田先生の話を引用するのは少々ズレているような気がします。「一人の作家について語るには」とうことでしたら、英文学者に任せましょう。作家を語るためではなく、自分が本を楽しむために多読するんですから。少なくともTallinnさんは仕事の必要にせまられているのではなく趣味で英語の本を読みたいんですよね。

それから、他の人の補足になりますが、「本を読む」ことについて日本語に置き換えてみてください。日本に生まれた日本人でも、日本語の本はどんな本も読める、と言うことはないはずです。国語能力も人によって差があります。好きな本も、興味も、知識も人によって違います。私は理数系が苦手なので、ブルーバックスなどはさっぱりわかりません。英語でも同じです。自分が知識のない分野、日本語でも興味が持てない本は、英語でも読めないんです。ですから一律に「これだけの量を読めばこれだけの本が読める」とはいえないんです。そのほうが「これだけの勉強をすればこれだけの本が読める」と保証するより現実に即していると思いますが。

私は多読をするなら、絵本をたくさん読むのはネイティブの語感を身につけるのに効果的だと思っています。しかしTallinnさんは繰り返し時間がないといっています。
ですからTallinnさんにとって「すらすら」「快適」に読める本、楽しく読める本を読むことをお勧めしたんですが、それでも「効果の検証」がないと始められないのでしょうか。

もしTallinnさんが書評システムに上がっている本の中で読んだものがあって、すらすらと楽しく読めるものがあれば、「これぐらいのレベルでこいうジャンルの本のお勧めを教えてください」と言えば、お勧め本を教えてくれる人は現れると思います。そうしたら「どういう本を読めばいいか」という具体的なアドバイスが得られると思います。その際、ここには英語が苦手な英語難民が多かったり、絵本や児童書にハマってその魅力を伝えたいとか、絵本を読むのが大切だとか思うため、やさしめの本を勧める可能性がありますので、ご自分の英語歴や目的などを書き加えておくと良いでしょう。


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440. Re: SSSとは何?

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/7(06:55)

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おはようございます。

〉もしTallinnさんが本気で例に挙げた本を読みたいと思うなら、答えはすでに「初めまして」の広場に書いてあります。

ええ、読書量のところでも書きましたが、貴殿の回答は承知してます。SSSをやられた方でもそう思うのだから、直接目的の本にいった方がいいのでしょう。

〉Tallinnさんは「ゴール」としての目標本を挙げています。しかしSSS多読では途中で本を読んでいく経過も楽しもう、という方法です。時間がないといいますが、多読をしている人皆が時間に余裕があるわけではありません。私の場合は主に通勤電車と昼休みが読書タイムです。

それも承知しています。私はさらに制約があるというだけです。

〉それでは数値化できないので無責任だと思われるかもしれませんが、むしろ自分が実感を持って「これだけ英語が読めるようになった」と思っているんですから、満足感を得た人が多いのは確かです。

これはなかなか埋まらない溝だと思います。下記参照願います。

〉しかし山田先生の話を引用するのは少々ズレているような気がします。「一人の作家について語るには」とうことでしたら、英文学者に任せましょう。作家を語るためではなく、自分が本を楽しむために多読するんですから。少なくともTallinnさんは仕事の必要にせまられているのではなく趣味で英語の本を読みたいんですよね。

いえ、仕事が優先です。必要性はいつでもあります。それを使う機会が来るか来ないかの違いだけです。前にも書きましたが、読書や英語を趣味にする気はありません(もちろん仕事としても)。
山田先生の話は少し説明がいるでしょうね。先生は大学の英語の教員が実はさして英語の力がないことを知っており、その人たちがあれやこれやと人に原書を推薦するが、本人はさして読んでないじゃないか、という意味なんです。むしろ皆さんと同じく、どんどん読めという考えなのです。だからここで引用するにふさわしいと思って出しました。まあ、この先生の右に出るほど読んだ先生がいるだろうかというような人です。

〉それから、他の人の補足になりますが、「本を読む」ことについて日本語に置き換えてみてください。日本に生まれた日本人でも、日本語の本はどんな本も読める、と言うことはないはずです。国語能力も人によって差があります。
〉私は多読をするなら、絵本をたくさん読むのはネイティブの語感を身につけるのに効果的だと思っています。しかしTallinnさんは繰り返し時間がないといっています。
〉ですからTallinnさんにとって「すらすら」「快適」に読める本、楽しく読める本を読むことをお勧めしたんですが、それでも「効果の検証」がないと始められないのでしょうか。

ほかのレスにも書きましたが、個人の差はあるとはいっても、おそらく10万語多読で何でも読めるようになるとはほかの皆さんも思わないのではないでしょうか。私は100万か110万かという精度を要求しているわけではありません。200万なのか500万なのか。ある程度の指標は出るでしょうということなのです。ただ、500万以上となると現時点ではそんなに多くの会員はいらっしゃらないのではないかとは思います。100万の人が100万達成を語れないと私は思います。200万の人が100万語を語ることはできると思いますが。
推定ですが、皆さんのスタート時点のグレードとその後読んだ量、そして現時点でのグレードを使えば多少参考になるデータはできるような気がします。あとはそういう仕組みをSSSで持つ気があるかどうかではないでしょうか?

〉もしTallinnさんが書評システムに上がっている本の中で読んだものがあって、すらすらと楽しく読めるものがあれば、「これぐらいのレベルでこいうジャンルの本のお勧めを教えてください」と言えば、お勧め本を教えてくれる人は現れると思います。

それの逆をやりたいわけです。私のような外からくる人間の中にはそういうニーズが結構あると思います。


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450. Re: SSSとは何?

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/9/8(00:09)

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Tallinnさん、こんばんは。

〉〉しかし山田先生の話を引用するのは少々ズレているような気がします。「一人の作家について語るには」とうことでしたら、英文学者に任せましょう。作家を語るためではなく、自分が本を楽しむために多読するんですから。少なくともTallinnさんは仕事の必要にせまられているのではなく趣味で英語の本を読みたいんですよね。

〉いえ、仕事が優先です。必要性はいつでもあります。それを使う機会が来るか来ないかの違いだけです。前にも書きましたが、読書や英語を趣味にする気はありません(もちろん仕事としても)。

趣味ではなく、今現在仕事で必要なわけではなく、いつか仕事で必要になるときのために、ですか?
では一体何のために目標の本を読みたいのでしょうか。仕事に必要な英語を身につけるのならそのための勉強法があるはずですが。みんなが熱心にレスをつけているのは、Tallinnさんが目標本を挙げてそれを読みたいといっているからです。TOEICの点数のためとか言うならあまり反応してもらえなかったでしょう。

〉山田先生の話は少し説明がいるでしょうね。先生は大学の英語の教員が実はさして英語の力がないことを知っており、その人たちがあれやこれやと人に原書を推薦するが、本人はさして読んでないじゃないか、という意味なんです。むしろ皆さんと同じく、どんどん読めという考えなのです。だからここで引用するにふさわしいと思って出しました。まあ、この先生の右に出るほど読んだ先生がいるだろうかというような人です。

だったらそれはやはり英語の先生に対して言うことですね。
SSSが他の多読法と一番違うのは、多読三原則です。英語の先生が読みなさいと勧める本は、英語が仕事ではない、普通の人には難しすぎるんです。各人が自分のレベルで辞書を引かないで楽しんで読める本を読む、というのが今までの勉強法になかったことです。山田先生と同じように読むのではなく、自分が快適に読める方法で読むんです。

もちろん、最初はどうやって本を選べばいいか、どういう経過を辿ればいいかわからないでしょう。でもそれは自分で探りながら進んでいくのです。自分が面白いと思う本は自分にしかわかりません。それを探しながら読むんです。そのために書評や多読ブックガイドなど、レベル別にたくさんの本を紹介しているのです。

〉推定ですが、皆さんのスタート時点のグレードとその後読んだ量、そして現時点でのグレードを使えば多少参考になるデータはできるような気がします。あとはそういう仕組みをSSSで持つ気があるかどうかではないでしょうか?

私が下で提案しているデータ収集方法に開始時のレベルを加えれば近いものにはなるかもしれませんが…。

他の人も言っているように、たとえレベル0の絵本でもそこには勉強だけではわからない、ネイティブが使う英語の感覚がいっぱい詰まっています。ですからどれだけ英語が出来る人にもまずレベル0、特に絵本を読むことが勧められています。英語を一生懸命勉強してきたからこそ絵本の表現に驚いて絵本にハマってしまう人もいます。そういう人がレベル0の本から始めた場合と、本当にレベル0しかわからなくてそこから読み始めた人と表面上は区別がつきません。
書評本についているレベルはあくまでも自分が読みやすい本を探すための目安なんです。多読をしている人をグレード別に並べるのは難しいです。テストやグレードがないからこそ英語難民でも続けられる、というのが多読の特徴でもあるのです。

〉〉もしTallinnさんが書評システムに上がっている本の中で読んだものがあって、すらすらと楽しく読めるものがあれば、「これぐらいのレベルでこいうジャンルの本のお勧めを教えてください」と言えば、お勧め本を教えてくれる人は現れると思います。

〉それの逆をやりたいわけです。私のような外からくる人間の中にはそういうニーズが結構あると思います。

やはりこればかりは多読を実際にしてみないとわからないことですね。
最初は何らかの目標を持って多読を始めたとしても、いろいろ面白い本に出会って、目標にたどり着くだけではなくその過程自体が楽しめる方法だということがわかってきます。
多読を始める前は誰でも「外の人」です。半信半疑で始めたという人も、だまされたと思って試しに始めた、と言う人もいます。
実際に読んでみないとわからないことがいろいろありますので、読まない人に納得できるようにお伝えするのは難しいです。

それで、のんたさんの「HOME」体験のような例はどう思われますか。もしそういう体験が自分には必要がないと思われるのでしたら、これ以上お答えできることはありません。あとはご自分で「とにかく読む」か「やっぱりやめる」か、お決めになってください。


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413. Re: SSSとは何?

お名前: モーリン
投稿日: 2006/9/4(02:05)

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Tallinnさん、こんばんは。
前回の書き込みでは、少しちゃかしてしまって申し訳ありませんでした。

Tallinn さんは、非常に真面目な方で英語の学習についても始める前に
ちゃんと検証してから始めたいと思っていろいろ質問されているのだと
思います。

けれど、難しいのはこの方法論自体がまだ発展途上であるということで、
以前に語られていたことが現在変化していることもあります。
「100万語」もそ1つだと思います。今は、Tallinnさんがおっしゃるように
「きっかけだけの数字」だということが実践者の間ではわかっています。
実際に100万語の通過報告を見ていただければわかりますが、100万語
を達成した人は「単なる通過点」と感じています。
しかし、「100万語」に意味がないわけではなく「とりあえず100万語」
をSSS式多読で読んでみることによってこの方法が効果があって続けるべきか
がわかるポイントにはなっていると思います。実際には、この時点で多くの
人は多読は学習ではなく趣味になっています。だから、私のように文法を
無視している人もたくさんいます。でも、だんだん本格的なものが読める
ようになると「読む」だけでなく、「聞く」、「書く」、「話す」、そして
文法にも興味を持つようになります。なんとも、あなた任せな学習法です。
(最近は「学習法」と呼ぶのをやめようという声さえあります)

ということで、TallinnさんにはまずはSSS式多読の方法で100万語読んで
頂きたい、というのが希望です。もちろんそれには、馬鹿にされてるように
感じるぐらい簡単な(私たちがレベル1と呼んでいる)1冊が1000語も
ない、語彙が200語ぐらいで書かれている本から始めなければなりません。
もし、以前に書かれているように「そんな無駄なことに費やしている時間は
ない」と感じられるなら、この方法はTallinnさんには合わないと思います。
ただ、たくさんの英語学習法にたくさんのお金と時間を費やした後、この方法に
たどり着いてものにした(or したと思っている)人達は、けして試しに100万語
を読んでみるのは無駄だと言わないはずです。

では、SSS式多読をやってもやらなくても、
Happy Reading!

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415. Re: SSSとは何?

お名前: オレンジピール
投稿日: 2006/9/4(11:57)

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Tallinnさん、はじめまして。

一連の書き込みをなんとなく読んでいましたが、どうも何か幻惑されているような
違和感を感じてしまって首をかしげていました。もちろんあなたに人を惑わしたり
騙そうとする意思があると言いたいのではないですよ。悪い意味にとらないで下さいね。

〉(1)読みたいものが読めるか?それにはどれだけかかるか?

これは冷静に考えれば誰にも答えを出すことのできない問題であることはすぐに
分かるはずです。子供に本を読ます時のことを考えてみて下さい。
興味を示さず全く読まない子は別としても、どんどん難しいレベルの本に手を出す
子もいれば、いつまでも簡単な本ばかり読んでいる子もいます。それでも難しい本に
手を出さないからと言って読書力が全くついていないという訳ではありません。

〉ほかに、いくつかの助言はありましたが、基本的には今すぐ、スケジュールを立てられるものではないようです。

これも上の例で考えれば、読みたい本のレベルから逆算してスケジュールを立てるという
ことに無理があるのが分かると思います。

〉(2)100万語は足りるのか?どんな意味合いの基準か?

きっかけだけの数字、とおっしゃっていますが個人差もあるわけだし、目指すところも
違っていればきっかけ以上の基準を設けるのは不可能であるように思います。
そもそも「足りる」とはどうなった状態をさすのでしょうか?

〉山田先生の話しからすると多読を有効な英語獲得の手段として語るなら、

ここにどうしても違和感を感じてしまうのです。
私はsssのすすめる多読は、単語や文法などの従来の勉強の常識に頼らなくても英文が
読めるようになる方法と理解しています。実際、実践者の中にには中学生(あるいは
それ以下の子供)やかなりの初学者が含まれているということです。そういった人達に
対して一概に「ネイティブの大学教員からも驚かれるほど英文が達者だった故山田和男先生」
のレベルを基準に話をすることは正しいことでしょうか。
また、どうも数字のトリックにかかっているような気になってしまうのは、プロセスという
ものを全く無視しているからではないかと思います。多読で1頁300語、300頁の本を読める
ようにはなると思いますが、それまでにはかなりの時間がかかるでしょう。
でも、それは従来の勉強法で読めるようになろうとしてもかなりの労力を費やすのでは
ないですか?山田先生にしても、生まれて初めて英語の本を手に取った瞬間から1頁300語、
300頁の本が読めた訳ではないと思います。その先生のおっしゃっていることは、ある程度
読めるようになった段階からの話ではないですか?
「作家1人を語るだけでもその作家の作品数十冊は読んで当たり前」という話にしても、
英語の本を読めることと英語で書かれた本の作家を語ることは同一ではないと思います。
別の方も書いていらっしゃいましたがそういうのは専門の職業にしていらっしゃる方か、
趣味の高じた方にまかせておけばいいのではないでしょうか。

〉SSSは「いいかげんなところがいいんです」という意見がありましたが、これではいいかげんを通り越して無責任ではないでしょうか?

いいかげんというのは、確かにあまりいい言葉ではなかったかもしれませんが、
ちゃらんぽらんとか結果はどうでもいいとかいった意味ではなく、四角四面な
ルールや基準にとらわれないという意味ではないかと思います。実際、多読を
始めるのに英検何級以上とかTOEIC何点以上という資格もなければ、中学生から
TOEIC900点以上取得者まで学習者を選びません。清濁あわせ飲む器量とでも
言ったらいいでしょうか。私は個人的に多読で人生観が変わったのでほめすぎて
いるかもしれません。ごめんなさい。ここは適当に割り引いて下さい。
それより私にとっては「これだけやれば確実にこのレベルに達します」という保証が
あったほうが逆に信じられくてうさんくさく思ってしまいます。

それから1億語を目指すか否かに関してですが、私は1億語、2億語と無限に
カウントしていくことにそれほど意味があるとは思えません。
自分がストレスなく読めるようになったという実感が持てたらあとは好きなだけ
好きな本を読んでいけばいいわけですから。語数カウントは多読を始めた初期の
段階に効果を体感できなくてやめてしまわないよう、読んだ量を目安にしたり
励みにするためにあるものと思います。この学習法(と言っていいのか
分かりませんが)を実践している人は多読の効果をデータとして出すために
やっている訳ではないでしょうから、自分の感覚で効果が得られたと思えば
語数カウントをやめても別にいいのではないでしょうか。
もちろん、語数カウントが趣味という人が楽しんで数えるぶんには
かまわないと思います。

いろいろ書いてしまいましたが、私はあなたが何を求めているのかどうしても
分からないのです。あなたが先輩から教わった学習法に確信を抱いており、
英文を読む時に訳読もしていないし返り読みもしていないというなら無理に
何か新しいことを始める必要はないように思います。それよりその勉強法を
教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?


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[賛成] 431. Re: SSSとは何?

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/6(00:08)

------------------------------

オレンジピールさん、ひさしぶりですね!
酒井@快読100万語!です。

〉Tallinnさん、はじめまして。

Tallinnさん、こんばんは!!
もっとも、もうこのスレッドを読んではおられないという仮定で
書いておりますが・・・

〉〉SSSは「いいかげんなところがいいんです」という意見がありましたが、これではいいかげんを通り越して無責任ではないでしょうか?

〉いいかげんというのは、確かにあまりいい言葉ではなかったかもしれませんが、
〉ちゃらんぽらんとか結果はどうでもいいとかいった意味ではなく、四角四面な
〉ルールや基準にとらわれないという意味ではないかと思います。実際、多読を
〉始めるのに英検何級以上とかTOEIC何点以上という資格もなければ、中学生から
〉TOEIC900点以上取得者まで学習者を選びません。清濁あわせ飲む器量とでも
〉言ったらいいでしょうか。私は個人的に多読で人生観が変わったのでほめすぎて
〉いるかもしれません。ごめんなさい。ここは適当に割り引いて下さい。
〉それより私にとっては「これだけやれば確実にこのレベルに達します」という保証が
〉あったほうが逆に信じられくてうさんくさく思ってしまいます。

うーーん、オレンジピールさん、このあたり、「いいかげん」を
いいだした本人としては、もう冥利に尽きるといううれしさです。
どうしてTallinnさんはこのあたりの機微を理解できないのでしょうか?
なんらかの偏りから出発しているのかもしれませんね。

Tallinnさんはともかく、オレンジピールさんの「清濁併せのむ器量」
という評価に、我が意を得たりという気持ちです。ありがとー!

〉それから1億語を目指すか否かに関してですが、私は1億語、2億語と無限に
〉カウントしていくことにそれほど意味があるとは思えません。
〉自分がストレスなく読めるようになったという実感が持てたらあとは好きなだけ
〉好きな本を読んでいけばいいわけですから。語数カウントは多読を始めた初期の
〉段階に効果を体感できなくてやめてしまわないよう、読んだ量を目安にしたり
〉励みにするためにあるものと思います。この学習法(と言っていいのか
〉分かりませんが)を実践している人は多読の効果をデータとして出すために
〉やっている訳ではないでしょうから、自分の感覚で効果が得られたと思えば
〉語数カウントをやめても別にいいのではないでしょうか。
〉もちろん、語数カウントが趣味という人が楽しんで数えるぶんには
〉かまわないと思います。

これもその通りだと思います。語数カウントをやめてしまったけれども
たくさん読んでいるという人を何人も知っています。
このスレッドにたくさん登場しているたかぽんさんもとっくの昔に
数えるのをやめています。数えている人たちだって、いまはもう
趣味で数えているのですよ。けれども、Tallinnさんたちは
「楽しい」「趣味」という基準が一体どういうことなのか、
想像もつかないのだと想像します。

〉いろいろ書いてしまいましたが、私はあなたが何を求めているのかどうしても
〉分からないのです。あなたが先輩から教わった学習法に確信を抱いており、
〉英文を読む時に訳読もしていないし返り読みもしていないというなら無理に
〉何か新しいことを始める必要はないように思います。それよりその勉強法を
〉教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
〉英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?

まったくぼくの気持ちと同じです!

ただ、ぼくはTallinnさんのような人に掲示板上で、実生活で、
何度も付き合っているので、Tallinnさんのいう先輩は架空の人物で
あろうと思っています。

同様に訳読も返り読みもしていないというのも今回の投稿の行きがかり
上で書いたことで、実際にはTallinnさんは訳読をしているとみています。
おそらくそれが唯一の学習法と思いこんでおられるのでしょう。

残念なことですが、それはそれで受け入れるしかありません。

他の人の意見はともかく、掲示板に集う人たち(投稿する人も
まだしていない人も)に Happy reading!!!!!!!!


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436. Re: SSSとは何?

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/6(23:16)

------------------------------

こんばんわ。

〉いろいろ書いてしまいましたが、私はあなたが何を求めているのかどうしても
〉分からないのです。

これはすでに書いています。多読を取り入れることによって効率よく英語力をつけられるか、あるいは何か別の有効性があるかを知ることです。全体的な話としてまた別にあげます。

〉教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
〉英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?

それはすでにわかっています。だから、多読にかかる時間の目安がわかれば比較ができます。


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437. そういうことでしたら

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/9/7(00:05)

------------------------------

Tallinnさん、こんばんは。

〉〉教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
〉〉英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?

〉それはすでにわかっています。だから、多読にかかる時間の目安がわかれば比較ができます。

ではその方はどれぐらい、何時間勉強すればいいという回答をしていますか。参考にお聞かせください。

そして、Tallinnさんへのお返事(少なくとも直接質問に答えようとしているお返事)を見れば「○時間、○万語」という答えは出ないことはもうおわかりですね。
とりあえず1分100語として(英語が得意でない人が多読を始めるときの目安ですが)、Tallinnさんが勉強に使える1時間のうち30分を当てるとします。

100語×30分=3000語
3000語×365日=1095000語

1年で100万語超えます。分速が早かったらもっと早く達成できます。
ためしに100万語読んでみませんか?

Tallinnさんの興味からしますと、ノンフィクションを中心に読めばいいと思います。GRにも児童書にもノンフィクションのシリーズがあります。繰り返し言いますが、Tallinnさんにとって「すらすら」「快適に」読めるレベルのものを読むことが大切です。100万語読めばTallinさんが最初に挙げた目標本が読めるかどうか保証はできませんが、自分なりに読めるめどがついてくると思います。


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454. Re: そういうことでしたら(例文つき)

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/8(07:22)

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おはようございます。

〉ではその方はどれぐらい、何時間勉強すればいいという回答をしていますか。参考にお聞かせください。

700時間。つまり、あと2年です。そしてその中間に位置する目標英文の一つはこれです。

A young man sees a sunset and, unable to understand or to express the emotion that it rouses in him, concludes that it must be the gateway to a world that lies beyond. It is difficult for any of us in moments of intense aesthetic experience to resist the suggestion that we are catching a glimpse of a light that shines down to us from a different realm of existence, different and, because the experience is intensely moving, in some way higher. And, though the gleams blind and dazzle, yet to they convey a hint of beauty and serenity greater than we have known or imagined. Greater too than we can describe; for language, which was invented to convey the meanings of this world, cannot readily be fitted to the uses of another.


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416. できるだけ短く、私の考え(Tallinnさんへのレス)を記します。(のつもりが、少し長くなりました)

お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2006/9/4(13:06)

------------------------------

Tallinnさん、こんにちは

〉(1)読みたいものが読めるか?それにはどれだけかかるか?

読みたいものは、読めるようになります。
どのくらいかかるかは、あまりに変数が多すぎて、答えられません。
この質問にまともに答えられる勉強法を私は残念ながら知りません。

〉(2)100万語は足りるのか?どんな意味合いの基準か?

100万語は、変化を感じられるキリのいい数字ですし、
100万語単位で読んでいくという、量としての目安でしょう。
後者は、多読の多ってどのくらい?という質問への答えですね。

〉(3)わからない効果

(1)に関連しますが、客観的な検証可能な効果は、提示できません。
今までの学習法で落ちこぼれた人が、たくさん効果を出しているので、
主観的に言えば"(音に関するもの以外には)絶対効果がある!"です。

〉今回の一連の質問では私は非常に不思議に思うことが多いです。私は新たな参加者になるかどうかという中立な視点に立っています。つまり仲間になる可能性が半分あるわけです。

たぶん、ここのサイトは、主にこの方法を始めた方をサポートする、そして
サポートしてもらうところだからでしょう。実践者同士でね。
この方法に引き込もうとしているわけではありませんし、この方法を
方法論として研究している人も少ないところです。

ここからは、私個人の考えですが、英語は、本物の英語にいかに多く
触れるかにかかっているのだと思っています。 その時に、比較的
多くの人にとって、敷居の低い続け易い方法が、ここでやっている
多読だと思っているわけです。

ではでは
独眼龍


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420. Re: SSSとは何?

お名前: のっぽ@大阪
投稿日: 2006/9/4(13:41)

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さあ SSSとは なんでせうね??

Sなんで サ行で・・
さ・・・さあー始めよう SSS多読
し・・・失敗を恐れずに、ツン読だけでもSSS多読。
す・・・すすみませう、議論はさておきSSS多読
せ・・・せっかくだから始めようSSS多読
そ・・・そろそろ始めよう SSS多読。

おそまつ


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445. Re: SSSとは何?(自己レス)

お名前: のっぽ@大阪
投稿日: 2006/9/7(21:46)

------------------------------

私のところだけ レスがないので(涙)
自己レス あしからず。

迷っているだけは、解決しませんよ。まずは 一歩前へ。

思い立ったが吉日
Any day is lucky on which the thing occurs to one.


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492. Re: 自己レス Go ahead. Make my day.

お名前: のっぽ@大阪
投稿日: 2006/9/16(00:49)

------------------------------

レスがないので 自己レス その2です。
SSS多読の効用など難しいことは お馬鹿なわたしにはわかりません。
それだけ読めばよいのか、怠け者の私にはわかりません。

そんな私が「A farewell to arms」(武器をさらば)を読んでいます。
Hemingway の文章は切れがよくて 美しいです。
こんな風に話せたり文章がかければいいなあと思います。

昔 文庫本でよんだので、あらすじはわかっています。
難しいことを考えずに美しい文章に触れる。
本を読み楽しさを味わう。
単純にに楽しむのもいいのでは?

いろいろ論理を展開する前に まずは 一冊よみませう。
sss多読があわないとおもうなら、別の方法を試しませう。

Go ahead. Make my day.


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[賛成] 493. Re. Go ahead. Make my day.

お名前: ミグ
投稿日: 2006/9/16(01:25)

------------------------------

"のっぽ@大阪"さんは[url:kb:492]で書きました:
〉レスがないので 自己レス その2です。
〉SSS多読の効用など難しいことは お馬鹿なわたしにはわかりません。
〉それだけ読めばよいのか、怠け者の私にはわかりません。

〉そんな私が「A farewell to arms」(武器をさらば)を読んでいます。
〉Hemingway の文章は切れがよくて 美しいです。
〉こんな風に話せたり文章がかければいいなあと思います。

〉昔 文庫本でよんだので、あらすじはわかっています。
〉難しいことを考えずに美しい文章に触れる。
〉本を読み楽しさを味わう。
〉単純にに楽しむのもいいのでは?

〉いろいろ論理を展開する前に まずは 一冊よみませう。
〉sss多読があわないとおもうなら、別の方法を試しませう。

〉Go ahead. Make my day.

はじめまして、のっぽ@大阪さん。ミグ@東京と申します。

武器よさらば なんて凄いじゃないですか(笑)。ただ、「さらば」といわれても
ミグは対象外ですよね?(冗談です(=^▽^=))

世の中、合う人と合わない人がいるのかもしれませんが、多読はほとんどの人に
合うと思いますよ(b^-゜)

読めるようになり楽しめるというのが、何にもまして価値のある事です♪

お互い自信をもって多読に励みましょう!

ハッピー リーディング♪


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494. Re: May the Force be with you.

お名前: のっぽ@大阪
投稿日: 2006/9/16(06:52)

------------------------------

〉読めるようになり楽しめるというのが、何にもまして価値のある事です♪
〉お互い自信をもって多読に励みましょう!

レス有難う御座います。こちらこそ よろしくお願いします。
洋書なんか、絶対よめないという思いこみに「さらば」ですよ。

「老人と海」は哲学的で、文庫本でもPBでも内容がよくわかりませんでしたが、読み終えると潮の香りと、老人の姿が浮かびあがってくると思います。
「武器よ さらば」は恋愛小説。長いストーリですが、入りやすいのでは?
読み終えれば、DVDも見たいです。

May the Force be with you.


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500. Re: The perfect is the enemy of the good.

お名前: ぴくりん http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2006/9/18(22:41)

------------------------------

のっぽさん、はじめまして。ぴくりんと申します。

"のっぽ@大阪"さんは[url:kb:492]で書きました:
〉いろいろ論理を展開する前に まずは 一冊よみませう。

この部分、すごく共感しました。個人的には、語学力というのは
結局その言語を使ってどれだけ人生を生きたかによって決まってくると
思っています。なので、「最強の英語勉強法」を探したり、他人の
アプローチに文句をつけている時間があったら、その分を(SSSや
その他の方式に関わらず)英語の入出力(実践)にかけた方がとても有意義だと
思います。そして、たとえ「最強の英語勉強法」が見つかったとしても、
人生における英語時間を増やそうとしない限り、その勉強法の効果は
2番手や3番手と大差無いように思います。

そして、SSS方式は「英語で過ごす時間」を増やすための
効果的なアプローチの1つであると考えています。

完璧を求めず、とりあえず実践してみるってのも時には大切ですよね。

The perfect is the enemy of the good.


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421. 私見ですが。

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/9/4(14:05)

------------------------------

Tallinn さん、こんにちは。

ほな、一緒に一億語をめざしましょー!(いや、まじで)

お願いなんですが、最初の例で挙げていた、
オスカー・ワイルドの記事、Time の何号か教えてください。
(検索しましたが、うまく探せませんでした)
カズオ・イシグロの話は面白かったんですが、
ワイルドと日本についての関係は引用された箇所になく、
面白そうなので全文が読みたいと思ってます。

〉(1)読みたいものが読めるか?それにはどれだけかかるか?

ラッセルの本は、1章がアマゾンで読めました。
Da Vinci Code を読んだばかりなので、わくわく読みました。
あくまでひとつの目安ですが、
わたしの場合は、約3年で900万語1200冊以上。
(プラスしてカウントしてない絵本が100冊くらい)
この分野にはちょっと興味があるほう。
ほかの方の返答を読んでも、500〜1000万語読んでる方は
(背景知識の有無によって)読める感触が生まれてるようですね。

ただし、皆さんおっしゃってるように、
○万語でXXXが読めるというのは、一概に言えません。
興味があって読みたがっている人、背景知識がある人、
それまでの英語学習の蓄積がある人、
翻訳を読んでいる人の場合は、100万語〜200万語で
読んでしまうかもしれません。
この分野に興味がなくて日本語でも読まない方は
1億語読んでも読まないでしょう。
このレベルになってくると読めるかどうかは
好みに依存するところがありますね。

〉(2)100万語は足りるのか?どんな意味合いの基準か?

(私見ですが)
100万語とは、他者が決めた基準ではなく、
英語が読めるかどうかの基準を
自分の中に作り上げるまでにかかる量です。
つまり、単語集や参考書などでは、これが重要ですよと
他者が決めて、それを学習します。
しかし、それを学習すればTimeが読めるはずだったのに
実際は読めなかったりします。
他者の基準は他者の基準でしかありません。

現実の英語では、知っている言葉と知らない言葉が必ず出てきます。
知らない言葉がでてきたとき、
他者の基準では対応できなかったとき、
自分自身の応用力をつけるのが多読です。

SSSはシステムができあがってないとお嘆きでしたが、
逆にシステムをつくっちゃいけないのだと私は考えてます。
つまり、自分が生の英語を読むためのシステムは
試行錯誤しながら自分で自分の中につくるものだからです。
その過程で、読むためのシステム(基準)が
自分の中に育ち、内在化していきます。
そういう意味で、学習者主体の学習法なんですよ。

あるいは別の言い方をすれば、
辞書なしで読むにはコツがいるんですが、
そのコツが身に付くまで、です。

〉ネイティブの大学教員からも驚かれるほど英文が達者だった故山田和男先生は「作家1人を語るだけでもその作家の作品数十冊は読んで当たり前」という話をしていました。

うん、これはね、英文学者や英語のプロが評論する場合でしょうね。
多読で大事なのは、クチコミ情報なんです(笑)。
つまり、『風の谷のナウシカ』論ではなくて、
「あれ面白かったよー、ちょっとわかんなかったけど、
オーム可愛かった〜。観てみてね〜」でいいんです。

Tallinn さんも英語のプロを目指しているわけではありませんよね。
野球少年が全員、王、長島、清原にならないのと同様、
仕事でつかえて Time が読める程度の英語力がほしい人が
全員、英文学者になる必要はありません。
はじめる前からそこまで目標を上げちゃうと、
自分で自分の首をしめちゃいますよ。

> 1億語(1000冊相当)以上が十人程、1千万語以上で数十人、100万語以上で数百人、10万語以上は数千人、全体で1万ぐらいになります

うーん、これはね。。
掲示板に登場しないでガンガン読んでる人たちがいますから。
感触としては、あと1〜2年でこういう世界に入るかもしれませんねぇ。

> 私が1年ほどで20、30万語と書きました。

これ、書き間違いですよね(笑)。
Tallinn さんだったら、分速100語として、

100 X 60 分/日 X 300 日/年 = 180 万語 読めますよ(笑)。

(ま、スケジュールどおりにはいかないので、
とりあえずの目標は年100万でしょうか)

仮に、(同じ時間をかけて)年20、30万語しか読めないのであれば
分速11〜30語ということになります。
これは、相当、返り読みをしたり、和訳したり、
分析しながら読んでいるときか、
絵本の絵をゆっ〜くり読んでいるときの速度です。


〉(3)わからない効果

100万語読むと、読むコツが身につきますから、
あとは本のクチコミ情報があれば、読み進めていけます。

Tallinn さんの投稿を読んでいると、多読をしている人は
英語が苦手な人ばかりと思い込んでいませんか。
実際に、翻訳や通訳を仕事にしている方で、
絵本から読み始め、これくらいのスラスラした感覚で
仕事の文書を読みたいからとやっている方もいるんですよ。

私は100万語多読に恩義は感じていますが、
SSSの回し者ではなく(笑)、「中立」の立場です。

Tallinnさんが、足りんと感じればやればいいし、
難しいレベルの本を年に1冊程度、
趣味としてチクチク読みたいだけなら
今のままでもいいんじゃないでしょうか。

はじめるなら一緒に一億語よみましょーねー!
(あ、プレッシャーをかけるつもりでは・笑)

Happy Reading♪


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439. Re: 私見ですが。

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/7(01:10)

------------------------------

こんばんわ。

〉お願いなんですが、最初の例で挙げていた、
〉オスカー・ワイルドの記事、Time の何号か教えてください。
〉(検索しましたが、うまく探せませんでした)
〉カズオ・イシグロの話は面白かったんですが、
〉ワイルドと日本についての関係は引用された箇所になく、
〉面白そうなので全文が読みたいと思ってます。

まずはここだけ。
実は打ち込んだあと、奥にしまいこんでしまい、ちょっと時間がかかります。10年以上前のかなり古い号です。バックナンバーはもうないはずです。全文はあの7、8倍ぐらいあったと思います。ちょっと打ち込むのは辛いですね。保証の限りじゃないという条件で時間をください。


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455. タイムの記事

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/9/8(11:09)

------------------------------

こんにちは!

〉実は打ち込んだあと、奥にしまいこんでしまい、ちょっと時間がかかります。

あ、そうだったんですか。
打ち込むのも大変なので、
ウェブ記事からコピペしたのかなあと想像してました。(^^;;;
それだったら URL を教えてもらおーと思ったのですが、
気軽にお願いしちゃってごめんなさい。

実は、親切な方に教えていただいて読みました。
面白かったです。(May 25, 1992 の記事)

http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,975616,00.html

お礼まで


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456. Re: タイムの記事

お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2006/9/8(17:42)

------------------------------

独眼龍です、ヨコから失礼します。

Julieさんのおかげで、私も読めて、嬉しいな。
微妙な時期に書かれたエッセイだったんですね。今読むと
かえって面白かったです。

ではでは

〉こんにちは!

〉〉実は打ち込んだあと、奥にしまいこんでしまい、ちょっと時間がかかります。

〉あ、そうだったんですか。
〉打ち込むのも大変なので、
〉ウェブ記事からコピペしたのかなあと想像してました。(^^;;;
〉それだったら URL を教えてもらおーと思ったのですが、
〉気軽にお願いしちゃってごめんなさい。

〉実は、親切な方に教えていただいて読みました。
〉面白かったです。(May 25, 1992 の記事)

〉http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,975616,00.html

〉お礼まで


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424. Re: SSSとは何? やや長文

お名前: 寅彦 http://blog.so-net.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2006/9/4(23:11)

------------------------------

Tallinn さん、こんにちは。

ちょっとご質問からは外れるかも知れませんが、「SSS多読」について私の考えていることを書かせていただきます。

1.外国語能力と言ったときに、いろんな能力がそこに必要になってくることから、それを身につけるためのトレーニングはいくつかのものを組み合わせるしかありません。その組み合わせ方は個人のニーズやレベルで異なり、これでみんなに使えるというようなものは無いでしょう。
いわんや、このトレーニングだけで大丈夫というものはありません。

2.「SSS多読」は、「楽しくPBを読む」という目的には最適だと思います。この場合は「SSS多読」だけでも大丈夫かも知れません。
「本を読んでいくことで本が読めるようになる」という手段と目的が揃った極めて稀な幸せな例だと思います。
「演劇をやるために腹筋をする」というのではベクトルが違うのでつらいのではないでしょうか。

3.その「SSS多読」であっても「楽しくPBを読む」こと以外を目標とする人にとっては万能ではありません。だからといってその価値が否定されるわけではありません。
その長所・短所をきちんと理解した上で、「SSS多読」を行えば良いと言うことでしょう。

4.私が「SSS多読」に求めるのは、言葉の意味の守備範囲を明確にしてくれることです。
辞書を引けば、それが英和であれ英英であれ、意味が1,2,3.と書かれていて、そこだけみるとぶつ切りです。
本来はなめらかに続いている意味の守備範囲を確認するために多読によりニュアンスを理解し、でこぼこだった輪郭に肉付けしていく作業を期待しています。

5.他方、欠点ではないかと思っているのが、インプットのみの作業となることから、下に引用するように語彙の意味だけつないで理解してしまい文法が思ったほど伸びない可能性、あるいは、冠詞など捨象しても意味が取れてしまうことからその内容について深く吟味せず、結果としてアウトプット使用としたときにうまく使いこなせないというリスク。などです。
もちろん、「楽しくPBを読む」というのが目的であれば、これらの欠点はどうでも良いことかもしれませんが。

先日読んだ「英文読解のストラテジー」(天満美智子著)大修館の内容から引用させていただきます。

(引用開始)
さて、ここで読解における語彙と文法の果たす役割を考えてみたい。Bever(1970)やSchlesinger(1977)は、文の理解には統語上の処理、つまり文法の操作よりも、単語のもつ意味のほうがはるかに重要な役割を果たすと述べている。彼らにいわせると、外国語の文法の知識が多少不足していても、文中の単語それぞれのもつ意味から十分推論を働かせることは可能で、それにより文全体の理解に至ることが多いという。そして、それでも文意が不鮮明であったり、あいまいで納得のいかない場合にのみ、統語上、つまり文法上の知識に頼るのだと指摘している。ひるがえって、読む(あるいは聞く)場合とは異なり、話したり、書いたりして表現する場合には、統語体系を正確に操作できなければ、自己の意図を正しく伝えることができないため、統語上の詳細の知識が重要となるという。
(引用終了) (68ページ)


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[賛成] 430. Re: SSSとは何? やや長文

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/5(22:02)

------------------------------

Tallinnさん、寅彦さん、こんばんは!

Tallinnさんはもう読んでいないかもしれませんが、
それとは関係なく・・・

〉Tallinn さん、こんにちは。

〉ちょっとご質問からは外れるかも知れませんが、「SSS多読」について私の考えていることを書かせていただきます。

〉1.外国語能力と言ったときに、いろんな能力がそこに必要になってくることから、それを身につけるためのトレーニングはいくつかのものを組み合わせるしかありません。その組み合わせ方は個人のニーズやレベルで異なり、これでみんなに使えるというようなものは無いでしょう。
〉いわんや、このトレーニングだけで大丈夫というものはありません。

〉2.「SSS多読」は、「楽しくPBを読む」という目的には最適だと思います。この場合は「SSS多読」だけでも大丈夫かも知れません。
〉「本を読んでいくことで本が読めるようになる」という手段と目的が揃った極めて稀な幸せな例だと思います。
〉「演劇をやるために腹筋をする」というのではベクトルが違うのでつらいのではないでしょうか。

この洞察に感心して、それだけを言いたくて・・・

この部分、ぜひ使わせてください。とてもわかりやすい説明だと
思いました。

〉3.その「SSS多読」であっても「楽しくPBを読む」こと以外を目標とする人にとっては万能ではありません。だからといってその価値が否定されるわけではありません。
〉その長所・短所をきちんと理解した上で、「SSS多読」を行えば良いと言うことでしょう。

〉4.私が「SSS多読」に求めるのは、言葉の意味の守備範囲を明確にしてくれることです。
〉辞書を引けば、それが英和であれ英英であれ、意味が1,2,3.と書かれていて、そこだけみるとぶつ切りです。
〉本来はなめらかに続いている意味の守備範囲を確認するために多読によりニュアンスを理解し、でこぼこだった輪郭に肉付けしていく作業を期待しています。

その通りだと思っています。

〉5.他方、欠点ではないかと思っているのが、インプットのみの作業となることから、下に引用するように語彙の意味だけつないで理解してしまい文法が思ったほど伸びない可能性、あるいは、冠詞など捨象しても意味が取れてしまうことからその内容について深く吟味せず、結果としてアウトプット使用としたときにうまく使いこなせないというリスク。などです。
〉もちろん、「楽しくPBを読む」というのが目的であれば、これらの欠点はどうでも良いことかもしれませんが。

〉先日読んだ「英文読解のストラテジー」(天満美智子著)大修館の内容から引用させていただきます。

〉(引用開始)
〉さて、ここで読解における語彙と文法の果たす役割を考えてみたい。Bever(1970)やSchlesinger(1977)は、文の理解には統語上の処理、つまり文法の操作よりも、単語のもつ意味のほうがはるかに重要な役割を果たすと述べている。彼らにいわせると、外国語の文法の知識が多少不足していても、文中の単語それぞれのもつ意味から十分推論を働かせることは可能で、それにより文全体の理解に至ることが多いという。そして、それでも文意が不鮮明であったり、あいまいで納得のいかない場合にのみ、統語上、つまり文法上の知識に頼るのだと指摘している。ひるがえって、読む(あるいは聞く)場合とは異なり、話したり、書いたりして表現する場合には、統語体系を正確に操作できなければ、自己の意図を正しく伝えることができないため、統語上の詳細の知識が重要となるという。
〉(引用終了) (68ページ)

その統語体系の操作が、意識的な学習なしでどこまで可能か、
多読にとっての最大の課題だと思っています。
(「快読100万語!」のあとがきに書きました。)

これからも寅彦さんの意見や感想をときどきでも知らせてくださいな。
楽しみにしています!

では、Tallinnさんも、寅彦さんも、Happy reading!


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432. Re: SSSとは何? やや長文

お名前: 寅彦 http://blog.so-net.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2006/9/6(08:09)

------------------------------

酒井さん、みなさん、こんにちは。

過去二年の間に、外国語学習法の本を70冊くらい読みました。
(多読です。全部日本語ですが)
まだ30冊くらい読んでない本が積んであります。

私は四技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく伸ばして行きたいと思っていますので、上のメッセージに書きましたように、「SSS多読」は学習法のパーツの一つとして活用していきたいと思っています。

これまでの外国語学習の紆余曲折から学んだこと、外国語学習法の本を読んで思ったことなどは、自分のブログに書き溜めております。
よろしかったらご訪問ください。

今、興味があるのは音読ですが、多読に関して思うところがあれば、また都度こちらに書かせていただきます。


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425. 検証データを集める方法(試案)

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/9/4(23:24)

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「多読でこれだけ読めば、これだけの本が読める」
を検証することは出来ないのは確かです。
個人差が大きすぎますから。
でもそれではそっけなさすぎ。
何らかの目安を作ることは出来ないものでしょうか?

前に多読を始める人には「ハリ・ポッター」を原書で読みたい、翻訳が出る前に読みたいと思って多読をする人が多いので、どれぐらい読んだら「ハリーポッター」が読めるようになったかデータを取ったら多読を広める際の宣伝材料になるのではないか、ということを書いたことがあります。
それで、下記の要領で多読をしてる人からアンケートを取ってデータ化するのはできないでしょうか。

・「ハリー・ポッター」の1巻を読了した人
   年  ヶ月   万語で読了

・大人向けPBを読了した人
 本のタイトル、著者、YL
   年  ヶ月   万語で読了
 (日本語で読んだことが あり  なし)

・多読をするときに読みたい目標本があって、それを読了した人
 本のタイトル、著者、YL
   年  ヶ月   万語で読了
 (日本語で読んだことが あり  なし)

・多読で「感動した」「出会えてよかった」「多読して良かった」と思った本
 本のタイトル、著者、YL
   年  ヶ月   万語で読了

こういうアンケートのフォームを作って解答してもらう。
掲示板に登録している名前で一人一項目につき1回のみ回答可。

…というデータを取るのはどうでしょうか。
誰か集計をするボランティアが必要でしょうか。
もし集計できたらタドキスト大会のネタになりそうなんですけど。
(私は12月3日はすでに予定が入っているため行けません…T_T)

最後の問いは、英語の本をどれだけ楽しむことが出来るようになったかの目安と言うことで。日本語で読んだかどうかは関係なし。(2番目と3番目は「読めるようになった」理由として、内容を知っていた要素があるのを考えて)
10日間3000語で「Frog and Toad」とか、10万語で「Cat in the Hat」なんていう回答があったら楽しいな。


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441. Re: 検証データを集める方法(試案)

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/7(06:58)

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杏樹さん。前の方のレスに1つの案を書き込んでいます。ご参照ください。


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426. Re: 私にとってのSSS

お名前: sakigoro
投稿日: 2006/9/5(14:31)

------------------------------

皆さん、ごぶさたしております。 sakigoroであります。

私も一言いいたくなって、久しぶりにでしゃばりに参りました。
独り言みたいなもので、特定の発言に対してのレスというわけではありません。
おっさんの独り言は長いので、興味のないかたは無視しちゃってください。

SSS式の多読を無意識の内に始めて32年、SSSの掲示板に出会ってから
英語熱に火がつき、PBを1000冊読もうと張り切ってましたが、最近は
自転車にはまってしまって、読書時間が大幅に減っております。

それでも、意識的にカウントを始める前のを含めると読了したPBの量は
500冊はいっていると思います。

そんな私が最近思っているのは、SSSの最大の効果は英語に対して自由になれることと
英語との濃密な時間を膨大にこれに費やすことができるということの2点じゃないかなということです。

私が多読を始めたのは高校3年の時。怠け者の私は、他の人たちのように参考書や問題集、
単語帳などをやる気にはどうしてもならず、小難しい英文を辞書を引き引き読もうと
してもつらくてつらくて、とても続けることができず、かといって、このまま何もしないでいるのは
まずいだろうなと悶々としてました。そんな時、図書館で誰も読もうとしないでほったらかしに
されていたアトム英文双書が目にとまったのです。
何気なく手に取ったその双書の前書きに多読の功徳が書いてあり、これならできそうと
手当たりしだいに本棚にあるだけ全部読んだのが始まりです。
このサイドリーダーには見開きページの右側に難しいイディオムや単語の説明などが
あって、辞書を引かないでも読み進めることができるような工夫がしてあったものなのですが、
最初のうちこそ、いちいち右側の説明を読んでたのですけど、すぐに一切無視して、
SSS式にどんどん読んでました。

そんなこんなで、英語の成績はそこそこだったけど、ずばぬけてできるわけでもないし、
文法もうまく説明できないし、とんでもないとこで間違えて笑われたりで、英語については
ながいことコンプレックスをいだいてました。
自分の英語学習はほんものじゃなくて、怠け者の間に合わせという気持ちがかなり強かったです。

でもね、気がついてみると、今でも英語の読書を普通に楽しんでいるし、ある意味、英語も
日本語も同じ言語として自分の中に同じ重みで存在するようになりました。

英語も日本語も、どちらが得意ということはあっても、同じ言語であるという意識です。
ながいことコンプレックスをいだいていた英語からやっと自由になれた思いです。
英語との付き合いに費やした時間を貴重に思いこそすれ、もっと効果的な学習に
時間を費やせばよかったなぞという気持ちは毛ほどもありません。
そういった意味でも自由です。

今年で50歳になる私ですから、受験生の時はラッセルにもいじめられました。
それが何年か前、本屋でたまたま手にとった本の中に彼の文章がのっており、
これでもかという美文に、やっぱり俺はこいつが嫌いだと、自信をもって思えた時には、
別の意味でも自由になれた感じです。

効率を追い求めた外国語学習は短時間であればいいのかもしれないけど、
つらくて苦しくて長続きしない。量をこなすことが難しい。
それに、効率を意識すると、言語が「お勉強」の対象となってしまって、いつまでも外国語のままとなって
しまうのではないかと考えます。

英語は他の言語に比べて、あれをやるべき、これをやるべきという人が多すぎる。
そんなのに振り回されて、英語様の奴隷になってしまって、そこそこ英語はできるようには
なったけど、やはり自分の実力には不満たらたらで要求不満のままの人がけっこういるのでは
ないかと思います。

中には英語に惚れ込んで、辛抱強く効率の良い英語の学習を続け、いわゆる英語の達人と
なる人もいるようですが、そういった人たちは一握りの英語エリートであって、
怠け者の私の目標にはなりえません。

SSS式の多読が効率的であろうがそうでなかろうが、とりあえず、英語との濃密で
楽しい時間を過ごしていけば、効果は間違いなくある。
その上で、さらに高みを目指すのであれば、自分にとって何をやる必要があるかは、
もう自分で判断できるくらいにはなっているでしょう。
その時、つらいはずの効率的な英語学習を楽しんで行うことのできる土台が
SSS式多読で築かれていると思うのです。

多読オンリーの私でしたが、SSSに出会ってから多聴を始めたら、CNNなどの
ストレートニュースだったら何かをしながらのながら聞きで、何をいっているかは把握できるくらいには
なりましたし、会話の方も、たいていの話題にはついていって楽しく会話を続けることが
できるくらいにはなりました。
この上で、本腰をいれて「学習」をすれば結構なレベルに行けるのではないかとは思います。
(思うだけで、やりませんけど....)

私は英語を仕事の上で必要とすることがほとんどありませんが、ロシア語は日常的に
使っています。
学生時代に学んだだけで、あとは仕事の上でただ使っているだけです。
へたなロシア語ですが、会話なんぞは英語よりも自由自在に使えている気がします。

そして思うことは、外国語を習得する上で一番効率的なのは、その言語を濃密に生きるということかな
ということです。

恥ずかしながら、最初のかみさんがロシア人で、結局、離婚をしたという過去があります。
お互いにぎりぎりのところで、真剣にロシア語で夫婦喧嘩をしたりなど、極めて濃密な
時間をロシア語で過ごした過去です。

こんなことをすると、いやでも外国語は上達します。

その上で、膨大な時間をその言語に費やす。

量は質を凌駕します。

この歳になって思うことは、外国語の習得には気の遠くなるほどの膨大な時間が必要で、
それでもどこまでいっても、やっぱり、どうしても、母国語と比べれば不満が残る。

だったらプロセスを楽しめば良い。
すくなくとも英語学習に費やした時間を恨めしく思うことはない。

登場人物の運命に共感したり反発したりしながら、時には声をたてて笑い、
涙を流したりしながら、英語であることを忘れて、濃密な時間を読書に費やす。
それができれば、こと本を読むということであれば、ほとんどの場合、目標は
すでに達成できているではないですか。

そうした読書であれば、膨大な時間をこれに費やすことを厭う人もあまりいないのでは?

とりあえず何万語を読むべきかというのは、ほんとはSSS的にはナンセンスだと思っております。

100万語ということがよくいわれますが、これは、これくらい読めば、英語もやはり
人間の言葉なんだということがぼんやりとでも感じ取れるようになるくらいの目安かなと
考えています。

逆に、これができなければ、3000万語読もうと駄目と思ってます。

これだけ読めばこれだけの効果があるはずだなんてのは、なければおかしいなんて
いうのは、さもしい乞食根性であって、
言葉というのはそんなに軽々しいものではなくて、時には自分の全存在をかけた厳しく
重たいもののはずです。

何がしかを読めば、なんらかの効果はあるのは間違いないのだけど、
それが個々人の上でどう反映されるかは、その人の母国語能力とその言語生活、背景によって
大きな違いが生じるのは避けられないでしょう。

そんな違いを乗り越えて、大量に楽しく、とにかくがんがん読んでいく。
そのプロセスを楽しむことができれば勝ち。

まあ、何はともあれ、声を大にして、Happy Reading!!


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[♪] 429. Re: 私にとってのSSS

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/5(21:45)

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sakigoroさん、ひさしぶり!
酒井@快読100万語!です。

〉皆さん、ごぶさたしております。 sakigoroであります。

〉私も一言いいたくなって、久しぶりにでしゃばりに参りました。
〉独り言みたいなもので、特定の発言に対してのレスというわけではありません。
〉おっさんの独り言は長いので、興味のないかたは無視しちゃってください。

全部読みました。
もー、感激です、こうして多読のことを気にかけてくださって。

こうしてsakigoroさんも出てきてくださった以上、
Tallinnさんに感謝しなければなりません。ありがとう!

Tallinnさんには、ぜひもろもろのゆきがかりを捨てて、
大きな気持ちで英語と濃密な時間をすごしてほしいですね。

〉まあ、何はともあれ、声を大にして、Happy Reading!!

sakigoroさんには、大きな声で、ありがとー! です!!

Happy reading!!!

追伸 
TH55をくださった方がいて、堪能しております。
いろいろ教えてくださって、ありがとうございました。
それでも実はまだ音や映像には踏み込んでおりません。
The Historianから購入しようと思ったら、高かった・・・
バーゲンで安くなるのを待ってaudible.comに入ります。
これからも、どうぞ、よろしく!!!!


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433. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/6(20:39)

------------------------------

Tallinnさん、はじまして。みなさん、こんにちは。のんたです。

Tallinnさんの回答には、ぜんぜんなっていないので、無駄な投稿ですから、
お読みにならずともかまいません。でも、おかげさまで、多読ってなんだろ
うということを自分自身整理するきっかけをいただいたので、感謝しております。

 私は、250万語くらいから数えていないし、その後絵本をたくさん
読んでいるというだけの者でして、英語の力は、テスト的には限りなく
偏差値の低い人です。 いまだに文法のテストをしたら、中学生なみだと
思うし、Tallinnさんの読めるようになりますか例文なんて、ちんぷんかんぷん!(笑)

 ですが、最近自分の中でちょっとした多読的感動がありました。
 なので、オフでも語りまくってしまい、周りにいたかたゴメンなさい!
 さて、語ります。
 「HOME」という文字のない絵本を読んでいたんですね。
  文字がないんだから、読んでいたとは言わないか(笑)
 でも、それ、まったく内容同じで、タイトル「BELONG」としても
 出版されていたのを知ったんです。
 まず、へぇの体験。この言葉はこの絵本的に同意なのね。と。

 絵本の中身は、数十ページにわたるコラージュだけの世界。
 そこに展開される文字では表されていないストーリー。
 それすべてが「HOME」なんですね。文字は一つもないけど、
 そこに存在し、読み取れるもの。時間の流れ、変っていく環境。
 成長する人。いや、言葉では説明できません。読んでもらわないと。

 そこで、はっと「わかった」んですね。何がわかったかって、これがまた
言葉で表せないんですけど、「HOME」っていう言葉の言霊っていうか
それが、私の中に降りてきたっていうか・・・・。
 そりゃいくら私だって、「HOME」っていう単語くらい「知って」ました。でもね。知ってただけだった。
 この体験の後、色々な絵本に出てくる「HOME」という単語に命が
宿った気がして、読み直すと、ずっとぐっと深く、その文が味わえた。
 今までより、わかる気がしてきたんですね。
 ヘレンケラーが「Water!」って叫んだ時みたいに!って大げさか!

 でも、こんな体験が次々と起こっていくことが、他文化の言語を
「わかる」ことで、その「わかる」ことが感動なので、多読って続けられ
るんだなと思います。

 とりあえず、「ツール」として、英語を知るだけでいいなら、近い
将来全自動翻訳機がやってくれるから、それですむ仕事するだけなら、
英語など学習する必要なんてなくなるでしょう。

 SSS方式で多読するのが素敵なのは、英語の言霊が体に入ってくる
ことであり、それを異文化の体感として、わくわくと喜べることなんだと
私は最近思うんです。
 だから、いわゆる英語の上達という意味や、即戦力というモノサシで
はかったら、効率の悪いものになるのでしょうが、
 読むというそのものの中にすでに、得たいものが存在し、発見する
興奮を味わえるのですから、もともと「何万後でどうこう」ということ
自体がナンセンスですよね。100字だって100億だってそれなりに
発見や楽しみが待っていることでしょう。
 
 それでもって、その異文化の言葉というのは、他人の使っている「言葉」
でもあり、何も英語に限ったことじゃないと思うんですね。
 家族が違えば、「言葉」もまた違う。
 多言語の学びで違いを知り、それをわかることは、「他者」を知るという
ことで、人の気持ちを想像したり、配慮する、認めるという、「人間関係力」
を育てる土台になる。
 世界の幸福は、関係力にかかっていると思うので、この力をたくさんの
人がつける訓練できたら、世界平和に貢献するじゃん!と。
 だから、単に英語力向上とかいうレベルじゃなく、子供たちに多読を
してもらいたいと思うんですね。

 あぁ、話が大きくなりすぎた(笑)

 最初から言ってますが、無駄な話ですから(笑)
 
 ということで。みなさん、happy reading!!!

 
 

 
 


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434. Re: SSSとは何?

お名前: 古川@SSS
投稿日: 2006/9/6(21:03)

------------------------------

"のんた"さん こんばんは!

〉 家族が違えば、「言葉」もまた違う。
〉 多言語の学びで違いを知り、それをわかることは、「他者」を知るという
〉ことで、人の気持ちを想像したり、配慮する、認めるという、「人間関係力」
〉を育てる土台になる。
〉 世界の幸福は、関係力にかかっていると思うので、この力をたくさんの
〉人がつける訓練できたら、世界平和に貢献するじゃん!と。

全く同感です!

それだけ言いたかったです!

古川@SSS


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446. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/7(22:03)

------------------------------

同感、嬉しいです!!


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435. Re: SSSとは何?

お名前: いづこ
投稿日: 2006/9/6(23:07)

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のんたさん、こんにちは!お久しぶりです。いづこです。
Tallinnさん、横はいり、失礼します。

〉でも、おかげさまで、多読ってなんだろ
〉うということを自分自身整理するきっかけをいただいたので、感謝しております。

感謝に同意です。
いろんな方のお考えをこのスレッドで読めたことにも感謝しています。
 
 
〉 ですが、最近自分の中でちょっとした多読的感動がありました。
〉 なので、オフでも語りまくってしまい、周りにいたかたゴメンなさい!

そのとき周りにいられなかったことがうらめしい!
 
 
〉 さて、語ります。
〉 「HOME」という文字のない絵本を読んでいたんですね。
〉  文字がないんだから、読んでいたとは言わないか(笑)
〉 でも、それ、まったく内容同じで、タイトル「BELONG」としても
〉 出版されていたのを知ったんです。
〉 まず、へぇの体験。この言葉はこの絵本的に同意なのね。と。
 
おお、この「へぇ」にも同意です。へぇ〜。
 
 
〉 絵本の中身は、数十ページにわたるコラージュだけの世界。
〉 そこに展開される文字では表されていないストーリー。
〉 それすべてが「HOME」なんですね。文字は一つもないけど、
〉 そこに存在し、読み取れるもの。時間の流れ、変っていく環境。
〉 成長する人。いや、言葉では説明できません。読んでもらわないと。

〉 そこで、はっと「わかった」んですね。何がわかったかって、これがまた
〉言葉で表せないんですけど、「HOME」っていう言葉の言霊っていうか
〉それが、私の中に降りてきたっていうか・・・・。
〉 そりゃいくら私だって、「HOME」っていう単語くらい「知って」ました。でもね。知ってただけだった。
〉 この体験の後、色々な絵本に出てくる「HOME」という単語に命が
〉宿った気がして、読み直すと、ずっとぐっと深く、その文が味わえた。
〉 今までより、わかる気がしてきたんですね。
〉 ヘレンケラーが「Water!」って叫んだ時みたいに!って大げさか!

いいお話です。涙がにじんできました。(本当だよ・・・)
まるごとの本の世界に入って、言葉とそれが現す世界に浸っているっていうことで
別々の本でもひとりの読み手の中で共鳴してくれるんですね〜。
文字なし絵本も、文字のことば以上のものを現していたりしますもんね。
  
  
〉 それでもって、その異文化の言葉というのは、他人の使っている「言葉」
〉でもあり、何も英語に限ったことじゃないと思うんですね。
〉 家族が違えば、「言葉」もまた違う。
〉 多言語の学びで違いを知り、それをわかることは、「他者」を知るという
〉ことで、人の気持ちを想像したり、配慮する、認めるという、「人間関係力」
〉を育てる土台になる。
〉 世界の幸福は、関係力にかかっていると思うので、この力をたくさんの
〉人がつける訓練できたら、世界平和に貢献するじゃん!と。
〉 だから、単に英語力向上とかいうレベルじゃなく、子供たちに多読を
〉してもらいたいと思うんですね。

全面的大賛成!
違う言葉で苦労する体験が思いやりのもとですね。
私も、のんたさんがおっしゃっているようなことが多読指導の根っこの気持ちなのでした。
うまく行かないことがあると、忘れそうになることもありますが
改めて思い出すことができました。のんたさん、ありがとう!
 
  
〉 最初から言ってますが、無駄な話ですから(笑)

うーんとね、ここだけ真っ向大反対!(笑)
ファイルに保存しよかな。

〉 ということで。みなさん、happy reading!!!

目の前の子どもたちと、全世界に向けて
Happy Reading , Love & Peace!

p.s.
ところで、もしよろしかったら
「Home」もしくは「Belong」の、ISBNをご紹介いただけませんか?
ここでも、本のこと何でもの広場あたりでも、あと適当などこででもいいですから。
お忙しいと思いますので、気長にお待ちしまーす。


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447. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/7(22:35)

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いづこさん、こんばんは。
温かいレスありがとうございます。
こちらこそ、励まされました。
さっそく、ISBNです。

■Home / Jeannie Baker(BT)
ISBN:0066239354
女の子の成長と環境の成長が主役です。
WINDOWという、こちらは、男の子の主人公なものもあり、
こちらが作品的には先らしいのですが、
あわせて読むと面白いです。

■HOME IN THE SKY
ISBN:0744578493
「home」わかる体験後に読むと・・・の
一冊目。上記の作家と同一です。
これは、文章があります。

■Little Bunny on the Move
ISBN:0805072594 Peter McCarty
これは、「home」わかる体験があって、すぐ取り出して
読み返した作品。奥深い!!
人間の根幹は、「home」を求め、めざし、それを永遠に
繰り返していくことなのね・・・。

語りをきいてくださってありがとうございましたぁ!!


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457. Re: ISBNありがとうございました。

お名前: いづこ
投稿日: 2006/9/8(23:49)

------------------------------

のんたさん、ISBNのお知らせどうもありがとうございました!
 
 
〉■Home / Jeannie Baker(BT)
〉ISBN:0066239354
〉女の子の成長と環境の成長が主役です。
〉WINDOWという、こちらは、男の子の主人公なものもあり、
〉こちらが作品的には先らしいのですが、
〉あわせて読むと面白いです。

WINDOWも教えてくださってありがとうございました。
WINDOWはもうペーパーバックになっていて、Homeはまだなのですね。
ということで、WINDOWを先に買うことにしました。
1冊もっておけば、またフトコロがすこし暖かくなれば思い出して
よし、買おう!ということにもできるし〜。

あと、びっくりなことに、Home、ウチの地元の図書館にありました・・・
(まだ検索で確かめただけですが)
エライぞ。ウチの地元!(たまにはほめとかないと。笑)

〉■HOME IN THE SKY
〉ISBN:0744578493
〉「home」わかる体験後に読むと・・・の
〉一冊目。上記の作家と同一です。
〉これは、文章があります。

これも同一作者なら、きっとWINDOWから、また思い出せると思います。
 
 
〉■Little Bunny on the Move
〉ISBN:0805072594 Peter McCarty
〉これは、「home」わかる体験があって、すぐ取り出して
〉読み返した作品。奥深い!!
〉人間の根幹は、「home」を求め、めざし、それを永遠に
〉繰り返していくことなのね・・・。

これはショッピングカートにぽとん♪

〉語りをきいてくださってありがとうございましたぁ!!

昨日、図書館やamazonでいろいろ見てみました。
他に欲しい本とどう組み合わせて買おうか、悩んだので
ちょっと時間がかかって、(おサイフが会議に参加するのでよけー時間がね〜。汗)
あげくお礼のレスをつけるのを忘れました。

お礼が遅くなってすみません〜。

ありがとうございました!!!

また、のんたさんと絵本を語り合えるときがありますように!

ではでは〜。


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442. Re: SSSとは何?

お名前: emmie
投稿日: 2006/9/7(08:29)

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のんたさん、おはようございます!
Tallinnさん、はじめまして。少しだけ失礼させてください。

HOME 、BELONG  ときたらこれ!

Take Me Home, Country Roads words and music by Bill Danoff, Taffy Nivert & John Denver (ジョン・デンバー)

聞いてみてね!

のんたさん、なんか読んだら元気がわいてきました。
一連の投稿、子育てに通じるところもあって考えさせられます。
(効率とか合理化とかを追い求めた結果が、破壊された環境であったり、
子どもの犯罪とか、世界情勢じゃないのかなあ。ブツブツ…)


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448. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/7(22:46)

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emmieさん、おひさしぶりで〜〜す!!
読んでいただいてありがとうですぅ!!!

Take Me Home!!「home」わかった体験の時、
頭の中に流れてきたのは、まさにこの歌でしたぁ〜〜〜!!
さすが、emmieさんだぁ。

ほんとに、子育てとか教育とか・・・。
不安との戦いですよねぇ。
でも、どこかで自分の中で落としどころを持っていないと
ジタバタして恥をさらしそう。私の場合ですが(笑)
歳を重ねても、惑わずとはいきましぇん。(爆)
「てきと〜」をモットーにenjoyしていきたいですよね!!


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[脱帽] 458. Re: SSSとは何?

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/9(01:12)

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のんたさん、うれしいぞ!

〉 ということで。みなさん、happy reading!!!

のんたさんも、生徒と一緒に、Happy reading!!!!


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460. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/9(09:49)

------------------------------

あ、酒井先生だ! おぉ、夜更かしですねぇ。
今度授業見学の時、この絵本お持ちしますねぇ!!
レスありがとうございます!


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459. Re: SSSとは何?

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/9/9(01:43)

------------------------------

みなさん、ありがとうございます。

sakigoroさん。お久しぶりです。お声聞かせていただいて嬉しかったです。
(自称)弟子の一人として、これからも好き勝手に読んだり聴いたり
話したり書いたりしていきたいと思います。
(「ご慈悲でござる〜」でしたっけ?(笑))

のんたさん。言霊、「そうそう!」と思いました。しびれました。
私は、こどものころのような、ワクワクして時間を忘れるような、その感じが一番大事と思ってます。
joyっていうかblissっていうか。
(それを感じる方法が人それぞれだから、それぞれのやり方でいいんだと思います。)
ワクワクして夢中でやってると、そのあいだ自分も他人もなくなって、ひとつになって、
宇宙とつながって言霊が降りて来やすくなる・・・なんて本気で思ってます。
(ちょっと危ないですかね・・・)
いいお話、ありがとうございました。

酒井先生。早く寝てくださいね。(笑)

それでは。


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462. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/9(11:07)

------------------------------

たかぽんさん、こんにちは。

〉のんたさん。言霊、「そうそう!」と思いました。しびれました。
〉私は、こどものころのような、ワクワクして時間を忘れるような、その感じが一番大事と思ってます。
〉joyっていうかblissっていうか。
〉(それを感じる方法が人それぞれだから、それぞれのやり方でいいんだと思います。)
〉ワクワクして夢中でやってると、そのあいだ自分も他人もなくなって、ひとつになって、
〉宇宙とつながって言霊が降りて来やすくなる・・・なんて本気で思ってます。

うんうん、そういう感じですよね。夢中になるっていう、子供のころには
よくあったはずの体験ですよね。
 こちらこそ、読んでくださってありがとうございました。
ひさしぶりに掲示板に長々と書き込んだものを、読んでいただけて、
嬉しいです!!

 
 


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444. マジックショーなのです

お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2006/9/7(19:19)

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酒井先生が、「3000万語位(は?)読んだのかな」とか書いておられたのは記憶にあるけれど、
1)毎分150語で読んでおられる(色々考えながら高速精読)
2)40年以上学び教えておられる
3)何故か英語が大好きだ=毎日英語で何かしている
という発言と事実から単純計算すると、毎日15分のReading?になります

考えてみれば、ここでは大入りのマジックショーが開催されているのですな。100万語読んで、不平を言っている人は稀なようです。ほとんどの人がこの世の憂さを晴らして笑っているのではないかなあ〜。

ところで多聴多読マガジンが出たそうで、早速購入します。


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468. Re: マジックショーなのです

お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2006/9/10(17:15)

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「快読100万語!ペーパーバックへの道」第14講それでも単語を増やすには?p235ページに「3000万語」があります。

クラッシェンさんのThe Power of Readingという本にヒントになる研究が紹介されています。英語を母語とする子供達は、100万語を読んで1000語を身につけると言う説です。僕自身おそらく3万語は知っているでしょう。そして今までに読んだ量は少なくとも3000万語でしょう。大体クラッシェンさんの紹介している数字にあっていると思われます。ぼくの自身の数字はいい加減なものですが、桁は違っていないと思います。

でその後滔滔と先生の主張が続く訳です。

では、本を読んでくれぐれもHappy Reading!です。おしまい。


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481. 一応誤解がないように弁明させて下さい

お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2006/9/11(17:36)

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酒井先生は、きっと3000万語よりはるかに読まれているはずで、そんな勘定するほど暇じゃないのも明らかです。数字を簡単に一人歩きさせているとTallinnさんにご指摘させていただきたかったのですが、あまりはっきり書くと、酒井先生を語数で追い抜こうと野心を抱いている人を、ひょっとしてがっかりさせてしまうかなと考えすぎてへんてこりんな文章になりました。

この多読がマジック効果があるのは間違いないと思っています。

快読100万語をしばらく精読し、ROMして過ごそうと思います。

では皆さんHappy Reading!

Oh!Mah!Ah!


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[汗] 487. Re: 一応誤解がないように弁明させて下さい

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/12(21:24)

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Oh!Mah!Ah!さん、こんばんは!
酒井@快読100万語!です。

〉酒井先生は、きっと3000万語よりはるかに読まれているはずで、そんな勘定するほど暇じゃないのも明らかです。数字を簡単に一人歩きさせているとTallinnさんにご指摘させていただきたかったのですが、あまりはっきり書くと、酒井先生を語数で追い抜こうと野心を抱いている人を、ひょっとしてがっかりさせてしまうかなと考えすぎてへんてこりんな文章になりました。

このところこの話題についてもついていけません、いそがしいのと、
上海オフで・・・

〉この多読がマジック効果があるのは間違いないと思っています。

ありがとうございます!

〉快読100万語をしばらく精読し、ROMして過ごそうと思います。

ついていけてないので、判断はできませんが、ROMだなんて残念です。
でもよくわかっていないので、ROMをやめてどんどん書きこんで
くださいとお願いしても説得力がないかな?

〉では皆さんHappy Reading!

〉Oh!Mah!Ah!

それで、ROMの期間をぼくに設定させてもらえませんか?

とりあえず1ヶ月間ということで、どうでしょう?
お気持ちに合った「謹慎期間」(?)になっているでしょうか?

お返事がない場合は、それで了承してくださったものと見なします!

Oh!Mah!Ah!さんも、Happy reading!


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452. Re: SSSとは何?

お名前: よっし〜
投稿日: 2006/9/8(02:12)

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Tallinnさん、皆さん、こんにちわ。

ご質問の回答が既に得られてるように思うのですが
いかがなものなんでしょうね?

Tallinさんの書き込みを見ましたが、頷く所が多々
ありましたし、何か私と共通する所もあるなぁと
感じました。

最近少しunhappy readingだと感じてたところ、
一連の書き込みがあり、興味深く読み、考え
自分に足りてないものを確信したように思います。

今、わかったばかりなのでそれがあってるかは、
自分がこれからやって試すしかないのですけど。

Tallinさんの道も見えてる気がするのですが、
それはここでは言わない方がいいですね。

それでは


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463. Tallinnさんに感謝。

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/9(11:41)

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Tallinnさんの統計的な実証を知ることができると、広く役に立つというお考
えももっともだと思います。「学習法」というなら、そういう提示があって
当然だろうと、初めて出合った外の者なら、調べたくなります。
一体何?どういうもの?結果は?と。
 私なんかそういうタイプだから絶対知りたいと思うなぁ。
 だから、一方で可能ならそういう研究調査がされると、多読を知らない人の、
多読への動機付けが普及して、より多くの人が多読を始めるかもしれませんね。
 特に、教育業界に普及させるためには、どうしても、こういったことが
必要になってくるようです。言いか悪いかは別にして。
 ある意味そこんところが、悩みの種か?
 実際、多読学会では、ぼちぼちと教育効果レベルでそういう統計も
出てきているようです。
 ただ、精密な統計は語学という「わかる」レベルをどこに持ってくるか
によってがあいまいなもの場合、難しいですよね。
 だからこそ、例文をあげてくださったのでしょうが、その例文を「読める」というのを
どの基準にするか、というのもまた、人により違い、あいまいですから、厳しいですよねぇ。

 できるとすれば、客観的数値データを提示して、注意書きとして、
「個人によって結果には差があります」と書くというパターンですね。
ダイエットマシンみたいだけど(笑)
 でも、それがあると、「お、じゃ、始めてみようかな」って思いますよね。

 多読も人それぞれ。してしまえば、またその人なりの発見があることでしょう。
 そういう意味で、数値データを作るのは、意義がありますよね。
 とりあえずの、一つの見方、モノサシではこうですよって。
 (誤解を生むリスクを多く含んではいるのだけれども)

 でも、しなくちゃ、始まらないし。
 
 最初は、英語できるようになりたいと思って、GRをSSSの指示通り
に「必死」に読んでいたけど、気がついたら、絵本を読むことがライフワーク
みたいになってしまっている自分がいる。こんなこと、最初アマゾンで
スターターキットをクリックした時には、そりゃ想像もしませんでした。(笑)

 「乗馬にはダイエット効果あり」のPRを見て、馬にのってみたら、
馬の上からの景色の方に感動して、はまってしまった、とか言う感じ?
 ま、馬には乗ってみろってか。お粗末。

 色々思い出したり、考えたり、大きなきっかけを与えてくれた、Tallinnさん、ありがとうです。
 Tallinnさんは、専門書を読んでいるときが最高に幸せということですから、その種の洋書も楽しんでいらっしゃることでしょう。
きっと、「楽しむ」ことをすでに知っている方ですよね。
 これからも、Happy Reading!!


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464. Re: SSSとは何?

お名前: Taka
投稿日: 2006/9/9(23:36)

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初めてレスします。
これまでの議論を興味深く読ませていただいています。

私は1年ほど前にこのサイトを知ってから多読に挑戦し、図書館のやさしい本をあさってようやく200万語を通過したところです。もともと読書は好きでしたので多読が自分にあっていたのだと思いますが、最近は英語での読書そのものが楽しく、未読の本が無いとちょっと落ち着かない気分になります。英語多読の楽しさを教えてくれたこのサイトには本当に感謝しています。

多読にどっぷりはまりつつある私ではありますが、SSS式の多読が、英語をマスターする為の最短で効率の良い方法かと言えば、ちょっと疑問を持っています。もし、自分に英語を勉強するために限られた時間しかなければ(たとえば半年後の海外赴任が急に決まった 等)、多読の時間を泣く泣く削って別の勉強法を検討すると思います。また、自分の息子が将来受験勉強を始めたとき、文法や単語の個別の学習を嫌って英語の絵本を眺めてばかりであれば、ちょっと心配になってしまうかもしれません。

ちりも積もれば山となるといいますから、黙って多読を続ければいつかは英語をマスターできるかと思います。急いで上達しなくても時間はあるし楽しければいいという私のような人間はそれで良いのですが、多くの学習者にとっては英語学習にかけることのできる時間は有限であり、そこに効率を求める層がいるのは当然です。そういった意味では、中学文法の復習すらすまない初学者が最初から多読に突入するのは、効率が悪く、どこかで壁にぶつかるのではないかと危惧しています。
とりあえず100万語というのは、とても分かりやすく、もともと英語が苦手な多くの人を強くひきつけます。ただ、100万語はあくまでもきっかけであって、英語初学者が100万や200万読んだからといって自由に新聞やペーパーブックが読めるわけもないことは、多読に取り組んでいる本人たちはみんな分かっていると思います。読めるようになったとすれば、もともと学校英語等で基礎ができている方か、本当に才能のある一部の方だけなのではないでしょうか。

大事なのは、急いで英語が上手になることなどではなく、happy reading!!だと信じています。


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