[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/12/27(02:56)]
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お名前: fiddle
投稿日: 2004/9/9(20:40)
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杏樹さん、世界史クラブのみなさん、こんばんは、fiddleです。
1ヶ月ほどPCの故障でネット落ちしていた間に、杏樹さんの素晴らしい報告が!
楽しく読ませていただきました。
〉まず児童書でお勧めといえばこれでしょう。
〉★Magic Tree House Reserch Guide★
〉・「Mummies and Pyramids」
〉古代エジプト。ミイラやピラミッドはどのように作られていたか?
〉ピラミッドは奴隷がムチ打たれながら「働け!」と言って作られていた、というイ
メージから変化して、最近は自由な賃金労働者だったという説が広まっています。
そうなんですか。鞭打たれながら、大きな石をコロを使って運んでいる奴隷たちという絵が
頭に染み付いてしまっています。
〉・「Pirates」
〉海賊って歴史?
〉そう、海賊が活躍した時代は大航海時代。そしてその活躍が終わるのも歴史の流
れ。
〉海賊の意外と厳しい人生や、有名な海賊のお話など興味深い事実がいっぱいです。
ああ、遥かなるエルドラド……(しつこい)
学校で習う歴史は為政者の側から歴史が多いので、
海賊側から見た歴史、なんてのもおもしろそうですね。
〉・「Titanic」
〉悲劇の豪華客船、タイタニック号はどんな船だったのか。どんな風に沈没したの
か。乗客の名前や写真などもあり、事実の重みが伝わってきます。
このあいだTVで、沈んだのはタイタニック号ではなかった、というのをやってました。
子供が観てたのをちらと横目で観ただけなので詳細はわかりませんが、
保険金がらみで、同じ会社で同時期に殆ど同じ仕様で造った
別の船を沈めたのだという話だったような……
アポロは月に行っていなかったというのと同じく眉唾?
さらに何十年も経ったらどんな歴史として語られているのかなと思いました。
〉・「Nights and Catsles」
〉中世ヨーロッパの騎士とお城について。騎士の服装やお城のパーツの名前などが英
語でどういうのかわかるので、ファンタジーを読むのにも役に立ちます。お城の生
活ってこんなんだったんだ、ということがわかっておもしろいです。アーサー王伝説
の紹介もちょこっとだけあります。
これは読みました!
Dragon Slayer's Academyを読むときに役立ってます。
〉★「ギルガメシュ」シリーズ★
これはぜひ読みたいと思ってます。
〉以上は書評に上がっていたり、他の人から紹介してもらった本ですが、ここからは
自力で探した本です。
〉アマゾンで児童書→歴史、と進んで、その中でまたジャンルごとに探していきまし
た。手にとって見られないのでバクチみたいなものですが、対象年齢の低いもの、
ページ数の少ないものを選ぶようにしました。ただ、自力購入ですので、内容には私
の趣味が反映されています。私が興味のない国や地域は出てきません。これらのリス
トを参考に、他の時代や国も開発していって下さればうれしく思います。
本の探し方、参考にさせていただきます。
いろいろな時代や国の本がまだまだ無尽蔵にあると思うと、
嬉しくなってきます。
ただ、お値段のほうもなかなか問題です。
歴史関係だと安価本になっていないのも多いようですね。
〉その中で最初のハイライトはまずこれ。
〉★The Lands, Peoples, and Cultures Series (CRABTREE Publissing Company)★
〉「世界の国を知る」入門のような本です。
こういうの、揃えたくなりますね。昔百科事典をせっせと読んでいた気持ち。
最近、子供の地理、歴史関係の教科書、ノートをのぞくと、
私が子供のころに習ったこととは違うことが結構あって、
へぇーと、思わされます。
歴史や地理は、固定したものではなく、
時代を経るにつれ研究が進み変わっていくし、
どこから見るかによっても変わってくるので、
面白いですね。
〉★「Find out About THE CELTS」Fiona Macdonald著★(17700語)
〉ヨーロッパの古代民族、ケルト。紀元前800年ごろにヨーロッパ中部に独自の文化
を育み、西暦1世紀にはローマに征服され次第に追いやられてブリテンへ…。そんな
ケルトの文化や社会を豊富な出土品や遺跡の写真で詳しく紹介した本です。文章レベ
ルは3ぐらいかと思うのですが、字が細かいし、固有名詞やケルトになじみのない人
には4ぐらいに感じるかもしれません。
〉おもしろいのは「作り方」が載っていること。子供向けの本なので粘土や紙を使っ
ての「夏休みの工作」レベルですが、だからこそ作ってみたくなったりして。ヘル
メットや盾、壷にケルティックハープ、家の模型に「グンデストルップの釜」(わか
る人、いる?)まで!
今回一番惹かれたのはこれ!
もちろんamazonでクリックです。
多読がもう少し一息ついたら(って、そんな日が来るのかどうか?)
イギリスファンタジーの底流にあるケルト文化を知りたいなと、
ケルト方面の和書を古本屋で見かけるたびに少しずつ
買っているところです。
伝承だけでなく、ケルトの紋様にも興味があります。
〉★「VICTORIA」★(5700語)
〉19世紀、イギリス史を代表するヴィクトリア女王のことです。生まれたときは王冠
にはあまり近くなかったのは、エリザベス1世、2世と同じ。それが王位継承者が相
次いで亡くなり18歳で王位に。一目ぼれしたいとこのアルバート公と幸せな結婚をし
て家庭にも恵まれ、イギリスの黄金時代を築きました。夫を早くに亡くしながらも長
生きして在位60年を超えました。
ヴィクトリア朝といえば、私にとっては「バジル氏の優雅な生活」です。
やはり興味のつきない時代ですね。
〉とりあえずこんなもんで…。
〉これからも世界史関係の本をぼちぼち開発していきます。もしこれを参考に読んだ
本があれば、感想を聞かせてください。特に歴史に興味のない人がどんなふうに感じ
るか知って、これからの参考にしたいので…。自分のシュミに走ってるだけか、それ
とも一般的に面白いのか、よくわからないところがありますので。また、他にも面白
そうな本をご存知の方は教えてください。
杏樹さんの場合、「シュミに走ってる」といっても、
そのシュミの守備範囲がすごく広いように思います。
たくさん紹介してくださってありがとうございました。
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fiddleさん、ようこそ世界史クラブにいらっしゃいました。
しかもていねいなレス、ありがとうございます。
〉〉★Magic Tree House Reserch Guide★
〉〉・「Mummies and Pyramids」
〉〉古代エジプト。ミイラやピラミッドはどのように作られていたか?
〉〉ピラミッドは奴隷がムチ打たれながら「働け!」と言って作られていた、というイ
〉メージから変化して、最近は自由な賃金労働者だったという説が広まっています。
〉そうなんですか。鞭打たれながら、大きな石をコロを使って運んでいる奴隷たちという絵が
〉頭に染み付いてしまっています。
そうですよね〜。
〉〉・「Pirates」
〉〉海賊って歴史?
〉〉そう、海賊が活躍した時代は大航海時代。そしてその活躍が終わるのも歴史の流
〉れ。
〉〉海賊の意外と厳しい人生や、有名な海賊のお話など興味深い事実がいっぱいです。
〉ああ、遥かなるエルドラド……(しつこい)
〉学校で習う歴史は為政者の側から歴史が多いので、
〉海賊側から見た歴史、なんてのもおもしろそうですね。
それに、このころの海賊、というと必ずキャプテン・ドレイクが出てくるんですねー。
〉〉・「Titanic」
〉〉悲劇の豪華客船、タイタニック号はどんな船だったのか。どんな風に沈没したの
〉か。乗客の名前や写真などもあり、事実の重みが伝わってきます。
〉このあいだTVで、沈んだのはタイタニック号ではなかった、というのをやってました。
〉子供が観てたのをちらと横目で観ただけなので詳細はわかりませんが、
〉保険金がらみで、同じ会社で同時期に殆ど同じ仕様で造った
〉別の船を沈めたのだという話だったような……
〉アポロは月に行っていなかったというのと同じく眉唾?
〉さらに何十年も経ったらどんな歴史として語られているのかなと思いました。
タイタニックにもそういった「トンデモ」珍説があるとは!
〉〉・「Nights and Catsles」
〉〉中世ヨーロッパの騎士とお城について。騎士の服装やお城のパーツの名前などが英
〉語でどういうのかわかるので、ファンタジーを読むのにも役に立ちます。お城の生
〉活ってこんなんだったんだ、ということがわかっておもしろいです。アーサー王伝説
〉の紹介もちょこっとだけあります。
〉これは読みました!
〉Dragon Slayer's Academyを読むときに役立ってます。
ふふふ…私は指輪物語で役に立ちました。
〉本の探し方、参考にさせていただきます。
〉いろいろな時代や国の本がまだまだ無尽蔵にあると思うと、
〉嬉しくなってきます。
〉ただ、お値段のほうもなかなか問題です。
〉歴史関係だと安価本になっていないのも多いようですね。
それでも私は極力1000円前後の本だけにしぼりました。
〉〉★The Lands, Peoples, and Cultures Series (CRABTREE Publissing Company)★
〉〉「世界の国を知る」入門のような本です。
〉こういうの、揃えたくなりますね。昔百科事典をせっせと読んでいた気持ち。
百科事典を…すばらしい。
〉最近、子供の地理、歴史関係の教科書、ノートをのぞくと、
〉私が子供のころに習ったこととは違うことが結構あって、
〉へぇーと、思わされます。
〉歴史や地理は、固定したものではなく、
〉時代を経るにつれ研究が進み変わっていくし、
〉どこから見るかによっても変わってくるので、
〉面白いですね。
西ドイツ、東ドイツ、とかユーゴスラビアとか、国が出来たりなくなったり、ということがありますね。現代の世界も10年立ったら「歴史」です。
〉〉★「Find out About THE CELTS」Fiona Macdonald著★(17700語)
〉今回一番惹かれたのはこれ!
〉もちろんamazonでクリックです。
〉多読がもう少し一息ついたら(って、そんな日が来るのかどうか?)
〉イギリスファンタジーの底流にあるケルト文化を知りたいなと、
〉ケルト方面の和書を古本屋で見かけるたびに少しずつ
〉買っているところです。
〉伝承だけでなく、ケルトの紋様にも興味があります。
fiddleさんもケルトが好きなんですね〜。ケルト模様といえば、渦巻き、組みひも、ケルズの書。あ〜うっとり。最近は和書でもいろいろ出てますね。多読が進んで英語の本がもっと読めるようになったら、英語でケルト関係の本が読めるかもしれません。英語なら困るほどたくさんあるかも…。
〉〉★「VICTORIA」★(5700語)
〉ヴィクトリア朝といえば、私にとっては「バジル氏の優雅な生活」です。
〉やはり興味のつきない時代ですね。
そうそう、バジル氏!少女マンガとは思えない設定でしたが時代の雰囲気を感じさせてよかったですねー。
〉杏樹さんの場合、「シュミに走ってる」といっても、
〉そのシュミの守備範囲がすごく広いように思います。
〉たくさん紹介してくださってありがとうございました。
広い、と思っていても意外なところがパックリ抜けてたりするんです。
なにしろマイナー志向でアマノジャクなもので、みんなが好き、人気がある、というところよりも外れたところに行ってしまう…。
それではこのへんで。