Re: 世界史クラブ:Stuarts

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/12/31(04:32)]

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1271. Re: 世界史クラブ:Stuarts

お名前: プリン http://purinbooks.at.webry.info/
投稿日: 2008/11/1(13:04)

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"柊"さん、こんにちは。
世界史、昔々、得意科目だったプリンです。

あまり詳しくはないので簡単なコメントで申し訳ないんですが、
この時代、Queen of Scotsの悲劇を背景にしたAlison Uttleyの“A Traveller in Time”を読むために、柊さんご紹介のMary, Queen of Scots and her Hopeless Husbands と、もう少し簡単に書いてあるMary, Queen of scots and All Thatの2冊を読んだことがあったので出てまいりました。

A Traveller in Timeは、20世紀の初頭、Queen of Scotsを逃亡させようと謀ったBabington一族ゆかりの地を療養で訪れた12歳の女の子が、その時代にタイムスリップしてしまい、史実を知りながらもその企ての手伝いをしようとする物語なんですね。

で、実際に史実を知ってたほうがおもしろみが増すだろうと思ってその2冊を読んだのですが、細かなことはすっかり忘れてしまいました。
結構複雑なんですよね。

で、ぴょーんと飛んで(済みません)

〉 メアリの息子がジェームズ6世です。しかし、メアリは夫殺しをしたとされているので、ジェームズにとっては母は父の敵ですが、夫が子どもを殺そうとしているのでメアリが殺意を持ったという説があるので、父は自分の敵なんですね。しかも、ジェームズ自身はGunpowder Plotの狂言犯だという話もあります。暗殺計画が出ると、自分の人気が上がるだろうと思ったという。
〉 この件に関しては、一般的な見解だと思われるのがAntonia Fraserが一冊かけて書いた本です。翻訳もあります。ジェームズの狂言だろうというのは、イングランド王を兼ねるようになってからのステュアート家を書いたHorrible HistoriesのThe Slimy Stuarts [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012835 ] です。

スコットランドではジェームス6世、イギリス王としてはジェームズ1世でしたっけ?
E.NesbitのタイムトラベルファンタジーにGunpowder Plotの頃話なんかが出てくるのでネットで調べたことがあります。
この辺りから議会とか宗教の対立とかさらに複雑になってきているように思います。

イギリスの古めの児童書を読むと歴史的なイベントについて出てくる場合が多いので、いろいろ知っておくといいなと思っています。

時間があったらイギリスの歴史を読書でたどるというのもおもしろいかも。

コメントあまりしないのですが、いつもすごいなぁと思って読ませてもらっています。
簡単ですが、では。


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1280. Re: 世界史クラブ:Stuarts

お名前: 柊
投稿日: 2008/11/3(08:30)

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 プリンさん、こんにちは、柊です。
 いつも読んでいただいているそうで、ありがとうございます。今回の世界史クラブちょっと不安だったので、勇気づけられました。
 歴史的イベントの出てくる児童書というのは結構ありますよね。わかっているとより面白いけど、わかっていると先が読めてしまうという悩みもあり、時々迷います。
 まあ、大体の場合この人についての小説と思って探しているので、わかっている時代ですけど。

 ご紹介の本、面白そうですね。機会があったら読んでみます。では。


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