[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/12/25(15:48)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
1426. あれから一年後・・・続・板違いでないといいのですが・・・
お名前: faure1845
投稿日: 2013/2/20(20:54)
------------------------------
〉〉 ある程度大きくなった子供や成人の場合、具体的な目標がある方が殆どだと思いますが、そういう一人一人の目標を達成するのにも、僕は多読的アプローチは良いものと考えていますが、どうでしょうか?
これに今までの歩みを補足しますと、NPOの障がい者の作業所で働いています。幼児に音楽を教えようとしたのですが(別のこの板での投稿に書きました)、NPOゆえ、営業のかけ方が難しいからなのか、又、空き店舗活用事業なので場所の空間・地理的制約・金銭的制約があるからなのか、急に人がどかんと来てしまい、その方々を一遍に教えなければならないことになり、レッスンどころか、みんなと遊ぶことすらやっとの状況でした。
また、そういう事情なので、年齢の設定やレッスンの可否などをいちいち詳しくやってしまうと、ますます人が集まらなくなるのではと思います。
そんなこんなで、NPOの理事長さんとお話ししているうちに、多読の話をしていると、それ面白いねという話になりまして、しかも、その空き店舗のNPOの作業所のすぐ近くにシェアハウスを作ってその一角で多読をやってみてはどうかと勧められました。
また、その準備段階として、知的・情緒的に障碍を持った我々作業所の仲間と英語を学びたいその中のスタッフにためしに英語を教えてみるといいと言われました。
そして、NPOでそれをやるのではなく、会社のようにして、多読カフェ的な空間づくりを目指したらどうかという話になりました。ですが、どういった方々をターゲットにするか、まだプランがありませんので、一年前から多読指導に関しましてはあまり進歩していません。
ただ、英会話でORTの活用法やあれから一年たって英検2級合格し、語彙・英文法もin Useの基本編から学びなおしています。多読もORT1やPGR0など、かなり易しいものを何度も読んで、改めて多読のことを考える機会が生まれました。
多読を知らない人に多読を紹介するとき、どんな本を見せようか、どのように多読三原則を説明するか、わからないので困っているのを見たとき、どのように対処しようかなど、軽く紹介する機会が何度かありましたが、その都度考えさせられたり、変更の余地が生じたりしました。
ここまでが今日の流れです。
〉はい。良いと思いますよ、
〉ただ、多読だけで達成することにこだわることより、
〉多読を軸にいろいろな方法も加味するのが、
〉目標達成には有効だと思います。
この点に関しましては、僕も同じ意見です。
〉〉指導するのにGR・LR・児童書・
〉 原書をこれくらい読んだ方が良いとか、
〉指導するターゲットによるのではないでしょうか?
〉教える対象の人が読む少なくとも10倍は指導者は読む必要があります。
多読の語数カウント方法を変えました。再読も含めて225万語強読みました。まだまだ修行が必要ですね。
読んだら気分が悪くなるような本や苦手なものもどんどん読まなくてはならないのでしょうか?
今まで、数回だけいやな思いをしています。
〉>中高生〜大人にターゲットを絞った場合どういう本を取り揃えると良いとか
〉児童書(3歳〜18歳向け)
〉GR(なんでも)
〉絵本(面白いもののみ)
冊数、おすすめシリーズなどはありますか?それとも、多読カフェなのですが、わたくしの嫌いなものなどはそんなに置かなくてもよいのでしょうか?
〉予算は、最初100万円くらいあれば十分かと思います。
シェアハウスの一室を無料で使用出来るのですが、また、法人で書籍を購入する場合、予算はどのくらいになるでしょうか?
シェアハウスには住人が確定していますし、一軒家ですから、テナント料等かかりません。
多読カフェをやる、そしてそこで英語を多読を軸に教えるとなった場合の話です。
NPOとしてやるか、会社としてやるかはまだ未定です。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
1428. Re: あれから一年後・・・続・板違いでないといいのですが・・・
お名前: 杏樹
投稿日: 2013/2/24(00:03)
------------------------------
faure1845さん、こんにちは。
いいお仕事との出会いがありましたね。多読カフェ、いいですね。
〉〉指導するターゲットによるのではないでしょうか?
〉〉教える対象の人が読む少なくとも10倍は指導者は読む必要があります。
〉 多読の語数カウント方法を変えました。再読も含めて225万語強読みました。まだまだ修行が必要ですね。
〉 読んだら気分が悪くなるような本や苦手なものもどんどん読まなくてはならないのでしょうか?
そんなことはないと思いますよ。
まず定番の絵本・児童書、GR、評判の高い本を一通りはそろえた方がいいと思います。特にレベル0〜3まで。SEG-BOOKSHOPの多読セットにあるような本、書評やブックガイドで評判の高い本を中心にそろえるといいでしょう。そしてfaure1845さん自身もできるだけ目を通した方がいいですけど、つまらなかったら遠慮なく投げてください。評判の高い本にはそこまで気分が悪くなるようなものは少ないと思いますけど、自分がおもしろくないと思ったら無理して読むことはありません。
たくさん読んで、たくさん投げれば自分の苦手ものがわかってきます。そうしたら、多読をしている人に対してどういうときに投げればいいかというアドバイスができます。
また、最初の数ページでも目を通しておく、書評だけでも見ておくことで、どんな本があるかという情報だけでも頭の中に入れておけば、「自分は読んでないけど、こういう本もあるよ」というアドバイスができます。
たとえばPGRには映画のリライトが多いですが、映画を見た人、好きな人には情景が浮かんで読みやすいのですが、映画を全く知らないと読みにくいことが多いです。人によっておすすめ本も変わってくるのです。
さらに、多読をする人を増やしていけば、それぞれ得意なジャンルでアドバイスできる人が増えていきます。多読は少しでも語数やレベルが先行していれば後輩にアドバイスできます。教える人と教えられる人、ではなく多読仲間を増やす、と考えることです。おもしろい本を見つける、おすすめする、感想を話し合う、そういった仲間を作ることを考えるのです。
うまくいくといいですね。
それでは…。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
1429. ※ネタバレ注意!! re:あれから一年後・・・続・板違いでないといいのですが・・・
お名前: faure1845
投稿日: 2013/2/24(00:26)
------------------------------
〉いいお仕事との出会いがありましたね。多読カフェ、いいですね。
ありがとうございます。
〉〉〉指導するターゲットによるのではないでしょうか?
〉〉〉教える対象の人が読む少なくとも10倍は指導者は読む必要があります。
〉〉 多読の語数カウント方法を変えました。再読も含めて225万語強読みました。まだまだ修行が必要ですね。
〉〉 読んだら気分が悪くなるような本や苦手なものもどんどん読まなくてはならないのでしょうか?
〉そんなことはないと思いますよ。
〉まず定番の絵本・児童書、GR、評判の高い本を一通りはそろえた方がいいと思います。特にレベル0〜3まで。SEG-BOOKSHOPの多読セットにあるような本、書評やブックガイドで評判の高い本を中心にそろえるといいでしょう。そしてfaure1845さん自身もできるだけ目を通した方がいいですけど、つまらなかったら遠慮なく投げてください。評判の高い本にはそこまで気分が悪くなるようなものは少ないと思いますけど、自分がおもしろくないと思ったら無理して読むことはありません。
それを聞いて安心しました。何度かすごく気分がわるくなったものですから。
〉たくさん読んで、たくさん投げれば自分の苦手ものがわかってきます。そうしたら、多読をしている人に対してどういうときに投げればいいかというアドバイスができます。
たくさん投げる、深いですね。勉強になります!
〉また、最初の数ページでも目を通しておく、書評だけでも見ておくことで、どんな本があるかという情報だけでも頭の中に入れておけば、「自分は読んでないけど、こういう本もあるよ」というアドバイスができます。
〉たとえばPGRには映画のリライトが多いですが、映画を見た人、好きな人には情景が浮かんで読みやすいのですが、映画を全く知らないと読みにくいことが多いです。人によっておすすめ本も変わってくるのです。
映画ものは確かにそうかもしれないですね。僕は、鳥と飛行機が出てくるものと、スコットランドの戦士の話は合わなかったです。また、オカルト系の小説のリトールドもきつかったです。ほかには、挿絵が苦手といったものもありました・・・
〉さらに、多読をする人を増やしていけば、それぞれ得意なジャンルでアドバイスできる人が増えていきます。多読は少しでも語数やレベルが先行していれば後輩にアドバイスできます。教える人と教えられる人、ではなく多読仲間を増やす、と考えることです。おもしろい本を見つける、おすすめする、感想を話し合う、そういった仲間を作ることを考えるのです。
仲間を作りたいです!そうできるようにきっちり話し合ったうえで事業展開したいと思います。
〉うまくいくといいですね。
〉それでは…。
成功したら、その暁には遊びに来てください!お忙しいと思いますので、ダメもとでお誘いしていますが。