riricoさん、カイさん、近眼の独眼龍さん、ミュージカル好きの皆様 こんにちは〜

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/12/29(16:45)]

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11583. riricoさん、カイさん、近眼の独眼龍さん、ミュージカル好きの皆様 こんにちは〜

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/4/16(00:30)

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みなさま、こんにちは。
ミュージカルマニアの杏樹です。
このまま続くとどんどんマニアックな発言をしていきそうな自分が恐いです。

〉あ様〉これはもう名作中の名作ですね。ザルツブルクへ行ってゆかりの地を訪ねてきました。

〉すっごい!すっごい!
〉あこがれます〜 ゆかりの地めぐり〜
〉イギリスの地図とか見ると「おお!聞いたことある!」なぞと思い、
〉すっごく行きたくなるんですよ。
〉オーストリアいいな〜ドイツのおもちゃ屋巡りもしたいな〜アジアの寺院めぐりとか〜
〉(夢はおおきく〜お財布はスリム〜るるる〜)

「ドレミの歌」のミラベル庭園とかね。ノンベルク修道院はちゃんとあります。映画では外見だけ撮って中は別の所で撮ったそうです。やっぱり修道院ですもんね。
日本人とアメリカ人は「サウンド・オブ・ミュージック」が好きな人が多いので、普通の観光ツアーに参加すると案内してくれます。
(私はボロブドールにも行きたいな〜。)
最近では大地真央がマリアをやっていますが、イメージが違うのでちょっとイヤです。大地真央は「マイ・フェア・レディ」は良かったんですけどね。下町のがさつな娘も「ハンガリーの王女様」に間違えられる変身後もどちらもぴったりで。
ウィーンから来たメラニー・ホリデイのマリアはとっても良かったです。
舞台のオリジナルキャストのCDはHMVで輸入版を見つけました。歌詞が書いていないのに長文の英文が書いてあって、「わからん」って投げ出してました。そろそろ読めるようになってるかなぁ?

「王様と私」は、自分がアジアや歴史が好きなので、アジアの専制君主に対する偏見があって好きではありませんでした。ユル・ブリンナーの映画を見たときも、鳳蘭と松平健の舞台を見たときも。あの王様、モンクット王とアンナの教育を受けた息子のチュラロンコーン王はタイでは近代化に力を尽くした王様として、とても尊敬されているんです。でもあのミュージカルではあまりそういったことが伝わってきません。
でも一路真輝と高嶋政宏の舞台はひとあじ違っていました。西洋人が東洋人を見下す様な視点が全く消えていて、素直に見ることができました。
死ぬ間際まで舞台に立って王様を演じたユル・ブリンナーはすごいと思いますけど。

〉カ〉オズの魔法使い(ミュージカルは見たこと無いけどおもしろいでしょう)

〉ど様〉映画とビデオで3回観てる!

〉あ様〉映画館でもビデオでも見ました。ジュディ・ガーランドいいですねー。「オーバー・ザ・レインボウ」は私の数少ないカラオケレパートリーです。カイさん、ぜひ見てください。

〉見ます!ぜったい!
〉そして杏樹さんとカラオケに行きます(笑)
〉それまでに「Born Free(野生のエルザ)」練習します(爆)
〉大好きだったのにメロディーがうかばない...なんてザルな頭...
〉(本も日本語だけど全部読んだんですよ〜それなのに...)

わーい。カラオケ行きましょう…でもレパートリーが少ないのですぐ終わるかも…。あ、シャンソンも練習しておきます。

「ウエストサイド物語」は舞台版は昨年ミラノスカラ座が来ましたが見損ねました。それよりもっと前にアメリカから来たのを見たんです。人種に合わせた配役でリアル感がありました。劇団四季は足の短さと金髪の似合わなさが気になってあんまり…。
宝塚は5年程前にやりました。星組の公演を見たとき、トニーがマリアに一目ぼれして夢中になった気持ちがとても伝わってきたんです。バルコニーならぬ非常階段に飛びつくように登ってマリアのところへ行く様子とか。それを見て「やっぱりロミオとジュリエット」なんだ!と思いました。
映画版ではジョージ・チャキリスがやけに目立って、結局「チャキリスがめちゃめちゃカッコよかった!」という感想になってしまいます。実際ベルナルドの出番が増えてトニーの場面が削られてるし、おかげでトニーとマリアの「ロミオとジュリエット」的悲恋がかすんでしまったということがわかりました。

もちろん、私も映画は好きです。というより、まずミュージカルの事を何も知らないときに映画好きの友達と一緒に映画館へ行って「ウエストサイド物語」を見て(リバイバルですよ)、「これがミュージカルというものか!」といたく感動して、それでミュージカルマニアの道を歩むようになったきっかけなので。

こちらもオリジナルキャストのCDを持ってます。日本で発売されたので歌詞対訳つき。きちんと韻をふんでいる歌詞を見ると、ソンドハイムのこだわりがわかります。
それから、例えばロイド・ウェバーの作品はどれもとっても曲がすばらしくて聞いているだけでウットリしてしまうほどですが、それでもどれを聞いても「ロイド・ウェバー」って感じなんです。「ジーザス・クライスト・スーパースター」みたいなロックミュージカルでも、「オペラ座の怪人」みたいなクラシカルなものでも。でもバーンスタインの「ウエストサイド物語」は場面ごとに全く曲の雰囲気が異なります。場面に合わせて全く違う曲を作り出したバーンスタインはすごいです。

riricoさん、私が見た「ミー&マイガール」日本版は宝塚の日本初演のほうです。唐沢寿明のは、東京まではちょっと行けなくて断念したので忘れてました。
宝塚といっても、主役の剣幸はもう舞台狭しと走り回ってギャグを飛ばして、メチャクチャおもしろかったです。宝塚であんなに笑いっぱなしに笑ったなんて最初で最後でしょう。後に天海祐希がやったときはぜんっぜん面白くなくて、見た後怒りました。
これは映画ではやってないので、生で見たもの勝ちですね。天海祐希の舞台はビデオ発売されましたが、見ないほうがいいです。

どんどん深みにはまっていくので、この辺にしておきます…。


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11596. Re:ちょっと遅くなりましたが、杏樹さんのマニアックミュージカルトーク面白いです〜。

お名前: ririco
投稿日: 2004/4/17(03:14)

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"杏樹"さんは[url:kb:11583]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。
〉ミュージカルマニアの杏樹です。
〉このまま続くとどんどんマニアックな発言をしていきそうな自分が恐いです。

こんにちは。riricoです。
杏樹さん、本当にマニアック!感心&尊敬です。
サウンド・オブ・ミュージックを60回見られた近眼の独眼龍さんと言い、
皆さんすごいなあ。。

〉〉あ様〉これはもう名作中の名作ですね。ザルツブルクへ行ってゆかりの地を訪ねてきました。

〉「ドレミの歌」のミラベル庭園とかね。ノンベルク修道院はちゃんとあります。映画では外見だけ撮って中は別の所で撮ったそうです。やっぱり修道院ですもんね。
〉日本人とアメリカ人は「サウンド・オブ・ミュージック」が好きな人が多いので、普通の観光ツアーに参加すると案内してくれます。
〉(私はボロブドールにも行きたいな〜。)
〉最近では大地真央がマリアをやっていますが、イメージが違うのでちょっとイヤです。大地真央は「マイ・フェア・レディ」は良かったんですけどね。下町のがさつな娘も「ハンガリーの王女様」に間違えられる変身後もどちらもぴったりで。
〉ウィーンから来たメラニー・ホリデイのマリアはとっても良かったです。
〉舞台のオリジナルキャストのCDはHMVで輸入版を見つけました。歌詞が書いていないのに長文の英文が書いてあって、「わからん」って投げ出してました。そろそろ読めるようになってるかなぁ?

映画のオープニングのシーンがすごく好きなので、杏樹さんの文を読みながら
思い出して、是非行きたくなっちゃいました。
普通に観光ツアーがあるのですね。メモメモ。
映画のオープニングが好きなのでと書きつつ、実は初めて観た時には、
マリアの金髪短髪にびっくりだったのでした。
当時、まだコドモだったので、ヒロインと言えば金髪ロングヘアと思い込んでいたので。
(うちは母が「サウンド・オブ〜」が大好きだったので小学生の時にビデオで見たのが最初です)
大地真央さんが、「マイ・フェア・レディ」は良いけど、マリアはイメージが違うって
観ても無いのに分かる気がして頷いちゃいます。

〉「王様と私」は、自分がアジアや歴史が好きなので、アジアの専制君主に対する偏見があって好きではありませんでした。ユル・ブリンナーの映画を見たときも、鳳蘭と松平健の舞台を見たときも。あの王様、モンクット王とアンナの教育を受けた息子のチュラロンコーン王はタイでは近代化に力を尽くした王様として、とても尊敬されているんです。でもあのミュージカルではあまりそういったことが伝わってきません。
〉でも一路真輝と高嶋政宏の舞台はひとあじ違っていました。西洋人が東洋人を見下す様な視点が全く消えていて、素直に見ることができました。
〉死ぬ間際まで舞台に立って王様を演じたユル・ブリンナーはすごいと思いますけど。

「王様と私」をそういう視点で見たことが無かったので、なんだか新鮮と言うか勉強になる感じ!私は舞台がタイだと言うことも意識せずに見てました。
ダメだ・・・。
鳳蘭さんは好きです。昔「レ・ミゼラブル」でティナルディエの妻をやってらした時に、
とても上手いなあって感心しました。脇役で光る人ってすごいんだなーって。
あ、ちょっと「王様と私」からずれてますね。

〉わーい。カラオケ行きましょう…でもレパートリーが少ないのですぐ終わるかも…。あ、シャンソンも練習しておきます。

私もカイさんと杏樹さんとカラオケに行きたい・・・。
音痴だけど(泣)
シャンソンは大学の二外がフラ語で、シャンソンのテストがありました。
なので「恋は水色」は歌えます。
あと「薔薇色の人生」(日本語タイトルしか覚えてないって・・)

〉「ウエストサイド物語」は舞台版は昨年ミラノスカラ座が来ましたが見損ねました。それよりもっと前にアメリカから来たのを見たんです。人種に合わせた配役でリアル感がありました。劇団四季は足の短さと金髪の似合わなさが気になってあんまり…。
〉宝塚は5年程前にやりました。星組の公演を見たとき、トニーがマリアに一目ぼれして夢中になった気持ちがとても伝わってきたんです。バルコニーならぬ非常階段に飛びつくように登ってマリアのところへ行く様子とか。それを見て「やっぱりロミオとジュリエット」なんだ!と思いました。
〉映画版ではジョージ・チャキリスがやけに目立って、結局「チャキリスがめちゃめちゃカッコよかった!」という感想になってしまいます。実際ベルナルドの出番が増えてトニーの場面が削られてるし、おかげでトニーとマリアの「ロミオとジュリエット」的悲恋がかすんでしまったということがわかりました。

そう!!私も初めて映画を観た時に、「ロミオとジュリエット」って聞いてたのに、
シャーク団が目立ちすぎでは?って思ったことを思い出しました。
でも、やっぱりチャキリスは格好良いのですが。。
宝塚は見たい見たいと思いつつ、チケット取るのが大変だったりで
まだ見たことがないんです。
杏樹さんの書き込みを見てると宝塚も見てみたくなりますね!
やっぱりベルばらか「風と共に去りぬ」が観たいなー。
もう今はやっていないのでしょうか。
「エリザベート」も観たかったー。

〉こちらもオリジナルキャストのCDを持ってます。日本で発売されたので歌詞対訳つき。きちんと韻をふんでいる歌詞を見ると、ソンドハイムのこだわりがわかります。
〉それから、例えばロイド・ウェバーの作品はどれもとっても曲がすばらしくて聞いているだけでウットリしてしまうほどですが、それでもどれを聞いても「ロイド・ウェバー」って感じなんです。「ジーザス・クライスト・スーパースター」みたいなロックミュージカルでも、「オペラ座の怪人」みたいなクラシカルなものでも。でもバーンスタインの「ウエストサイド物語」は場面ごとに全く曲の雰囲気が異なります。場面に合わせて全く違う曲を作り出したバーンスタインはすごいです。

ロイド・ウェーバーは確かにウェーバー節ですよね、良くも悪くも。
でも、サラ・ブライトマンのコンサートなどで「オペラ座〜」や「キャッツ」を聞くと、
ミュージカルの中ではないのに、その曲としてもう成り立っているなーと言う感がすごくあります。
ブライトマンの歌唱力もすごいのですが。
バーンスタインは、前にTVで菅野美穂ちゃんがフジコ・ヘミングの生涯のようなドラマをやった時に、
バーンスタインが登場してびっくりしました。
もともと知識不足なのでいろんなところで新しい発見があってびっくりします。

〉riricoさん、私が見た「ミー&マイガール」日本版は宝塚の日本初演のほうです。唐沢寿明のは、東京まではちょっと行けなくて断念したので忘れてました。
〉宝塚といっても、主役の剣幸はもう舞台狭しと走り回ってギャグを飛ばして、メチャクチャおもしろかったです。宝塚であんなに笑いっぱなしに笑ったなんて最初で最後でしょう。後に天海祐希がやったときはぜんっぜん面白くなくて、見た後怒りました。
〉これは映画ではやってないので、生で見たもの勝ちですね。天海祐希の舞台はビデオ発売されましたが、見ないほうがいいです。

舞台は東京と大阪両方やるものも多いですけど、唐沢寿明の「ミー&マイガール」は東京公演のみだったんですね。
宝塚と言うときらびやかなイメージがありますが、コメディもやるんですね。
これまた新しく知りました。

杏樹さんのお話聞いて、またイロイロ舞台が観たくなりました、ありがとうございます。
私はミュージカルよりもストレートプレイを観ることの方が多いのですが、
ミュージカルも大好きなのでマニアックな情報をもらって楽しかったです〜。
杏樹さんは、アダム・クーパーの「オン・ユア・トウズ」は観に行くって書いてましたよねー。
私も行くので、また感想などお聞きしたいです。


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