ペーパーバックを読み始めて思うこと

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(17:14)]

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11563. ペーパーバックを読み始めて思うこと

お名前: yamikumo
投稿日: 2004/4/14(00:49)

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みなさんこんばんわ。yamikumo@180万語です。
ペーパーバックは、まだ早いのではと思いながら、読みたい欲望を押さえきれず、現在、5冊目のペーパーバックを読み終えました。ストーリーを追うのがやっとという感じですが、それでもはっきりいって楽しんでいます。ペーパーバックを読み始めて思うことは以下の通りです。

(1)バックカバーに書かれている内容紹介の文章や各新聞社の作品に対する賛辞などの意味がつかめなくでも実際の作品は読める。だから、本を選ぶとき、バックカバーに書かれている内容紹介の文章や各新聞社の作品に対する賛辞の意味がわからなくでも諦めてはいけない。バックカバーに書かれている内容紹介の文章や各新聞社の作品に対する賛辞などは、本文読了後のお楽しみ。

(2)作品に対する賛を本の中に印刷してしまうことは、わが国ではほとんど行われていないようです。本の中ではなく、帯で行っている場合が主であると思います。その際にも、「〇〇氏絶賛」とか「〇〇賞受賞」とかで率直だが、その作品のどういうところが素晴らしいのか具体性に欠ける。その点、ペーパーバックの賛には、コピーライターがコピーを作っているような雰囲気がある。まどろっこしいと言えばまどろっこしいかもしれないがわたしは好きだ。彼我の文化の違いが本に出ていておもしろい。

(3)洋書に帯が巻いてあるのを発見しました。帯の中身はもちろん日本語です。「洋書さんも日本にきた限りはふんどしを締めなさい」と言っているようで何だか滑稽だが、この輸入元は初心者の気持ちがよくわかっていると思う(商売熱心なんだね)。賛否両論あるとは思いますが、帯がいやなら捨てればよいのだし。

それではみなさんHappy Reading


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11579. Re: ペーパーバックを読み始めて思うこと

お名前: れな
投稿日: 2004/4/15(20:25)

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yamikumoさん、こんばんは。はじめまして。
「読めるなら読んじゃえ」なPB読み、れなです。

PB、楽しんでいらっしゃるようで、頼もしいですねー。
どんどん読んで、楽しい本をご紹介くださいね。

さて、PBにもれなく(?)ついてくる内容紹介や書評の一部、ですが、
私も先に読むことはあまりないです。理由は簡単。先にそれを読んでしまうと、
妙な先入観ができてしまうことがあって、純粋に内容を楽しめなくなるからです。
まあ、そっちの方が文章が難しいっていうのもあります(笑)けどねー。

なので、全部読み終わって時間が余ったら読むこともあるし、実は全然読んでいない
時もあります。もちろん語数にはカウントしません(爆)。

個人的にもっとすごいなと思っているのは、「次巻予告」ならぬ、「次巻からの
抜粋」。PBが出る頃までに次の巻のHCが出ていると、そこからの抜粋が
最後についてますよね。つい読んでしまうんですが、なんだかなあ、って
思ったり(笑)。いつも「でも、PBになるまでは買わないぞ」と心に誓う私
なのでした。日本の本では、こういうのってやっぱりほとんど見かけませんよね。
あ、これもカウントしません(笑)。結構長かったりしますけど。

帯………。
あんまり洋書売ってるような本屋さんに行かないので最近のことはわかりませんが、
日本語訳本のタイトルとかが書いてあるあれですよね。
うーん。私は本の帯は即外す(でも、カバーはかける)人なので、なくていいですー。
まあ、普通はアマゾンかスカイソフトでしか買わないので(汗)、帯には
あまりお目にかからないです。でも、ついてたら外すでしょうねえ(笑)。

では、楽しいPB読みを。

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11585. Re: ペーパーバックを読み始めて思うこと

お名前: yamikumo
投稿日: 2004/4/16(18:15)

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"れな"さんは[url:kb:11579]で書きました:
〉個人的にもっとすごいなと思っているのは、「次巻予告」ならぬ、「次巻からの
〉抜粋」。PBが出る頃までに次の巻のHCが出ていると、そこからの抜粋が
〉最後についてますよね。つい読んでしまうんですが、なんだかなあ、って
〉思ったり(笑)。いつも「でも、PBになるまでは買わないぞ」と心に誓う私
〉なのでした。日本の本では、こういうのってやっぱりほとんど見かけませんよね。

れなさん、レスありがとうございます。
へぇー、「次巻からの抜粋」などもあるんですか。面白いですね。西洋人に比べれば、日本人は物を売る場合、商魂を隠そうとしますね。西洋人は、露骨というか率直というか・・・・。西洋人からみたら、文庫本の解説などは奇異に感じるかもしれません。もしかしたら、文庫本の解説には、間違いなく商魂があるのに、それを隠蔽しようとしているところがあっていやらしいと感じたりするのではないでしょうか。私も、文庫本の解説は、ホメまくりが好きで、変に客観的になろうとしている雰囲気は好きになれません。

 一口に本といってもそれぞれの国で書籍作成の歴史があって、現在の形態になったのでしょう。文字組の違いで本の形態は変わってくるでしょうしね。また、Web上での本の販売が本の形態に多大な影響を与えることでしょう。どこそこの国の本は、こうだといったような面白話が聞きたいです。

 私は、日本語の読書では、かなり、読書傾向に片寄りがあります。どちらかといえば純文系。でも英語では、全方位で行こうと思っています。だから、ぺーぺーバックの広場では、れなさんの寸評を楽しみにしています。ファンタジー系は、ほとんど読んだことがないので、れなさんの寸評を見て、現在物色中。

Happy Readingではでは。


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