[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(19:17)]
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お名前: ちんげん斎
投稿日: 2004/3/10(00:30)
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れなさん
〉でもそれは、一語一語に分けられるものではありません。分析しようとしてバラバラに
〉してしまったら、結び目をほどいてしまったら、あっさりと消えてしまいかねないものなのです。
わしも同じ様なこと考えてました。
文の、あるいは文章の中から単語を切り出してきて解釈するのは、
魚を3枚におろして、さらに刺身にしちゃうようなもんだと。
どんなに活きのいい魚でも、いったんお刺身にしちゃうと、
もう、どんなに寄せ集めても2度と泳ぎ出すことはないのだと。
〉楽しい魔法が解けて、恐ろしい呪いにかかる。
〉読んだ本を詳細に、一語一語分けていくということは、数えていくということは、
〉常にそういう危険をはらんでいるのだと、私は思います。
れなさんは、もっと文章や作品全体を考えておられるので
ちょっと違うと思われるかも知れませんが、
ちと、うれしくてしゃしゃりでてきました。
〉というわけで、私はしばらく地下深く潜んで本を読んでいたいと思います。
〉皆様も、どうかよい本に巡り会えますように。
〉楽しい読書を。
わしも潜んでつもりやったんやけどな。
でてきてしまった。
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〉どんなに活きのいい魚でも、いったんお刺身にしちゃうと、
〉もう、どんなに寄せ集めても2度と泳ぎ出すことはないのだと。
天才ですね・・・
秋男子@うふ♪ より
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ちんげん斎さん
〉わしも同じ様なこと考えてました。
〉文の、あるいは文章の中から単語を切り出してきて解釈するのは、
〉魚を3枚におろして、さらに刺身にしちゃうようなもんだと。
〉どんなに活きのいい魚でも、いったんお刺身にしちゃうと、
〉もう、どんなに寄せ集めても2度と泳ぎ出すことはないのだと。
素晴らしいです!
ちんさんは文章のことを言ってるのでしょうけれど、多読を知ったら従来型学習には戻れない、って言ってるみたい。
タドキストが単語を数えても、語彙学習には戻れないんじゃないかな?
語彙を増やすとか、単語を暗記するって時間も労力も根性も要ります。大変なんですよ〜。私は英語ではやってませんが、中国語で単語を覚えるのにずいぶん苦労したりがんばったりしました。必死で書いて、発音して、ひたすら繰り返して…。もし語彙を増やそうと思って道を踏み外しかけても、大変だから挫折するんじゃないかな〜。私など英語では大変な勉強が出来ないから多読に拾われたようなもんですし。
今や英語学習コーナーへ行ってもどれもこれも「できないな〜」って思います。今まででも出来たとは思いませんが、のぞいてみたりやってみたくなったりするんですよね。「これをやったらもうちょっと英語が出来るかな」って。でも多読をやったらもう大変な「お勉強」はできません。そんな時間と労力使うぐらいなら多読した方が楽しいから。
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お名前: れな
投稿日: 2004/3/10(21:37)
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ちんげん斎さん、こんばんは。
メッセージありがとうございました。
〉わしも同じ様なこと考えてました。
〉文の、あるいは文章の中から単語を切り出してきて解釈するのは、
〉魚を3枚におろして、さらに刺身にしちゃうようなもんだと。
〉どんなに活きのいい魚でも、いったんお刺身にしちゃうと、
〉もう、どんなに寄せ集めても2度と泳ぎ出すことはないのだと。
うわー、本当に、たとえがお上手ですねー。羨ましいです。
私はまだまだその域には達せません(泣)。
同じことを考えていらっしゃるなんて、とっても光栄です。
お刺身。でも、お刺身だったらそれでも美味しいですね。うっとりー。
あ、あれ?
ええと、それでも私は思うんです。
ちゃんとした魔法だったら、作者にも読者にもそれだけの力があったら、
もう一度魔法は戻ってくるんだって。だって、魔法なんですから。
お刺身も、魔法をかけてもらえばもう一度お魚に戻って、自由に泳ぎだし
ますよね。きっと。
あ、それから、先日のちんげん斎さんの投稿を読ませていただいて(ごめんなさい、
読みました)すぐつっこみにうかがいたかったんですが、
ちんげん斎さんにとって、納得力って本当に本当に本当に本当に…………(笑)。
失礼しました。
〉わしも潜んでつもりやったんやけどな。
〉でてきてしまった。
では、お互いに(?)楽しい潜伏生活(って、なんだかスパイみたいでかっこいい
ですねー)を。
ありがとうございました。
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どもどもです。(まだ読んだはるかな)
〉うわー、本当に、たとえがお上手ですねー。羨ましいです。
〉私はまだまだその域には達せません(泣)。
ときどき、それで失敗して潜伏を余儀なくされるんで
よい子は真似しないほうがええと思いますが。
〉同じことを考えていらっしゃるなんて、とっても光栄です。
〉お刺身。でも、お刺身だったらそれでも美味しいですね。うっとりー。
〉あ、あれ?
そうなんよね。
ついつい、ほらこんなに美味しく切り出せたよ。
とかって分析に走ってしまいたくなります。
〉ええと、それでも私は思うんです。
〉ちゃんとした魔法だったら、作者にも読者にもそれだけの力があったら、
〉もう一度魔法は戻ってくるんだって。だって、魔法なんですから。
〉お刺身も、魔法をかけてもらえばもう一度お魚に戻って、自由に泳ぎだし
〉ますよね。きっと。
〉あ、それから、先日のちんげん斎さんの投稿を読ませていただいて(ごめんなさい、
〉読みました)すぐつっこみにうかがいたかったんですが、
〉 ちんげん斎さんにとって、納得力って本当に本当に本当に本当に…………(笑)。
この場合、読者側の力とか魔法ってのが納得力になのかなぁ。
わし、日本語でも言語力ないほうなんで。
(英語より、先に日本語で多読した方がええんちゃうやろかって思うことあり升)
〉ありがとうございました。
れなさんこそ、ご丁寧にどうも。
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"ちんげん斎さん、こんばんは。マリコです。
今日やおやの店先で、青梗菜を見つけて、ちんげん斎さんを思い出しました。
〉〉でもそれは、一語一語に分けられるものではありません。分析しようとしてバラバラに
〉〉してしまったら、結び目をほどいてしまったら、あっさりと消えてしまいかねないものなのです。
〉わしも同じ様なこと考えてました。
〉文の、あるいは文章の中から単語を切り出してきて解釈するのは、
〉魚を3枚におろして、さらに刺身にしちゃうようなもんだと。
〉どんなに活きのいい魚でも、いったんお刺身にしちゃうと、
〉もう、どんなに寄せ集めても2度と泳ぎ出すことはないのだと。
ちんさん、すてき!
そうなんです。文は単語のよせあつめではないんです。
単語の整列が頭のなかにはいったとたんに、意味をもったことを脳の中で語りかけてくるんです。
ちんげん斎は、どんなにチンモクしようとしても、ちん木犀にはなれない・・・
サカイは、どんなに若返ろうとしてもイサカにはなれない。
秋男はどれだけだじゃれても、夏男にはならない。
マリコはどんなにがんばっても・・・オリコーにはなれない・・・
ではでは。