[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(19:17)]
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お名前: れな
投稿日: 2004/3/2(20:03)
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おーたむさん、こんばんは。 日本語でなら何でも読んでる(←嘘)れなです。 でも、ハードボイルド系は洋書読みになって以来そんなに読んでいないので、 ちょっと知識が古いですー。しかも、真面目なファンじゃありませんー。 ということで、真面目なハードボイルドファンの方、大目に見てくださいね。 でなかったらもっと面白い本をご紹介くださいー。ちょっと違う? さて、ハードボイルドらしい作品ですが、お話をうかがってる限りでは、 いわゆる世間様的な「ハードボイルドのイメージ」がわかった方がいいんですよね? だとするとまずやはり、レイモンド・チャンドラー、ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド という最初の御三家(らしいです)の作品をどれか1冊は読まれるのがいいかなと思います。 うーんと、私的には「長いお別れ」「マルタの鷹」「さむけ」あたり? でも実はあんまりよく覚えてません。ごめんなさい。読んだのって高校とか大学あたりの頃 でした。大昔です(笑)。 これ以降のハードボイルドは、「いかにしてオリジナリティを出すか?」という問題が出てきて、 そう言う意味では「いかにも」なハードボイルドの形式はとれなくなってきていたのだと思います。 雰囲気はハードボイルドでも行動様式は違うとか、もっとソフトになってるとか、 頭脳担当と筋肉担当が分かれるとか(笑)、まあ、色々ですよね。 というわけで、基本を押さえてしまえば後はどうでもいいのかも、と思いますが、 それだけだとつまらないので(?)一応近年の作品を。 次の世代はロバート・B・パーカーやマイクル・Z・リューインになるのでしょう。 私は実はリューインの方が好きです。この人の作品はそのうちPBでも読んでみるつもりです。 あと、同じ頃にウィリアム・G・タプリーが書いていた弁護士コインのシリーズも同系列だと 思うのですが、世間様的にはカウントされていない模様(笑)。 パーカーだったら「初秋」、リューインはそうですね「沈黙のセールスマン」あたりかな。 タプリーは……絶版でしょうね。私も父もとってもはまってたのに(笑)。一応、あげて おくと、「ウィーラーからの電話」あたり。全然確認してないですが、今も書いているのなら、 そのうち新作をPBで読んでみたいかも。 で、その後がコナリーやルヘインになるのかな。でも、読んでないです(汗)。 ここ何年かで「ハードボイルドだなー」と思った本でおすすめなのは、「匿名原稿」 (スティーヴン・グリーンリーフ)、「紙の迷宮」(デイヴィッド・リス)。あと、私に とっては、内容はおいといて雰囲気については「死の蔵書」(ジョン・ダニング)も ハードボイルド系でした(笑)。まあ、私はその程度の人です(爆)。 でもって私は実はハーラン・コーベンはハードボイルドにはカウントしていなかった かも(笑)。何故かしら。 まだ他にもあるはずなんですが、今ちょっと本棚がすごい状況でこれ以上は掘れません でした。ハードボイルド、そんなに系統的に読んできたわけじゃないので、嘘ついてたら ごめんなさいー。あ、でも、ご紹介した本達はどれも面白いはずです。はい。 では、がんばってハードボイルドしてくださいねー。
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お名前: おーたむ
投稿日: 2004/3/6(22:51)
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れなさん こんばんは おーたむです。
お返事遅くなりました。
〉日本語でなら何でも読んでる(←嘘)れなです。
↑
少なくとも私の中ではそう思ってます。
〉でも、ハードボイルド系は洋書読みになって以来そんなに読んでいないので、
〉ちょっと知識が古いですー。しかも、真面目なファンじゃありませんー。
〉ということで、真面目なハードボイルドファンの方、大目に見てくださいね。
〉でなかったらもっと面白い本をご紹介くださいー。ちょっと違う?
かなり違います(笑)
〉さて、ハードボイルドらしい作品ですが、お話をうかがってる限りでは、
〉いわゆる世間様的な「ハードボイルドのイメージ」がわかった方がいいんですよね?
そうで〜す。やっぱり基礎抜かして応用は無理かと・・・。
〉だとするとまずやはり、レイモンド・チャンドラー、ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド
〉という最初の御三家(らしいです)の作品をどれか1冊は読まれるのがいいかなと思います。
〉うーんと、私的には「長いお別れ」「マルタの鷹」「さむけ」あたり?
〉でも実はあんまりよく覚えてません。ごめんなさい。読んだのって高校とか大学あたりの頃
〉でした。大昔です(笑)。
なんと御三家だったのですね。そんなのがあったとは。
〉これ以降のハードボイルドは、「いかにしてオリジナリティを出すか?」という問題が出てきて、
〉そう言う意味では「いかにも」なハードボイルドの形式はとれなくなってきていたのだと思います。
〉雰囲気はハードボイルドでも行動様式は違うとか、もっとソフトになってるとか、
〉頭脳担当と筋肉担当が分かれるとか(笑)、まあ、色々ですよね。
頭脳担当と筋肉担当?ますますハードボイルドがわからなくなってしまいました(笑)
私のイメージではハードボイルドって頭脳担当しかいないような気がします。
筋肉担当のハードボイルド読んでみたいかも。
でもきっとNateくんは頭脳担当にあこがれを抱いてると思う。
〉というわけで、基本を押さえてしまえば後はどうでもいいのかも、と思いますが、
〉それだけだとつまらないので(?)一応近年の作品を。
〉次の世代はロバート・B・パーカーやマイクル・Z・リューインになるのでしょう。
〉私は実はリューインの方が好きです。この人の作品はそのうちPBでも読んでみるつもりです。
〉あと、同じ頃にウィリアム・G・タプリーが書いていた弁護士コインのシリーズも同系列だと
〉思うのですが、世間様的にはカウントされていない模様(笑)。
〉パーカーだったら「初秋」、リューインはそうですね「沈黙のセールスマン」あたりかな。
〉タプリーは……絶版でしょうね。私も父もとってもはまってたのに(笑)。一応、あげて
〉おくと、「ウィーラーからの電話」あたり。全然確認してないですが、今も書いているのなら、
〉そのうち新作をPBで読んでみたいかも。
〉で、その後がコナリーやルヘインになるのかな。でも、読んでないです(汗)。
〉ここ何年かで「ハードボイルドだなー」と思った本でおすすめなのは、「匿名原稿」
〉(スティーヴン・グリーンリーフ)、「紙の迷宮」(デイヴィッド・リス)。あと、私に
〉とっては、内容はおいといて雰囲気については「死の蔵書」(ジョン・ダニング)も
〉ハードボイルド系でした(笑)。まあ、私はその程度の人です(爆)。
〉でもって私は実はハーラン・コーベンはハードボイルドにはカウントしていなかった
〉かも(笑)。何故かしら。
〉まだ他にもあるはずなんですが、今ちょっと本棚がすごい状況でこれ以上は掘れません
〉でした。ハードボイルド、そんなに系統的に読んできたわけじゃないので、嘘ついてたら
〉ごめんなさいー。あ、でも、ご紹介した本達はどれも面白いはずです。はい。
ありがとうございます。
どんな本棚なのかが気になってしまいました。
実はみちるさんにPBの広場でれなさんに聞いてみたらと言われたのもあって
かなり勝手にお返事期待してました。
ハードボイルドの歴史?まで知っちゃってかなりうれしいです。
明日、ハードボイルド探しに行こうと思います。
ありがとうございました。
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お名前: れな
投稿日: 2004/3/7(20:48)
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ハードボイルドって、基本は筋肉(っていうか腕力)では?
もちろん頭脳もないとダメですが、
頭脳だけにあこがれる人は普通はホームズを理想とすることになってるんじゃ
ないかと(笑)。
ハードボイルドは男の世界。捜査の過程でコブシにものを言わせるのは
当たり前。というところから始まって、だんだんイメージがソフトになって
きてるのもあるよな、と私は思ってたんですが。
いえ、いいんです。読んでみてください。
ところで、うちの本棚は「ファンタジー&SF」「ミステリ+一般の小説」
「ライトノベル+その他の雑多な本」の3本です。
ファンタジーやSFのファンには垂涎の本棚だと(実際にはSFはそれほどでも
ない)言われてますが、ミステリは処分しちゃった本も多いし、大したことない
です。私ってば、別にミステリファンじゃないんですよねー。
単に読んでるだけです(笑)。ではでは。
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お名前: おーたむ
投稿日: 2004/3/8(12:30)
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おーたむです。
れなさんのレス読んで「もしかしなくても、私の勘違い??」と思ってしまいました。
私は本として筋肉だけでハードボイルドしてるのがあるのかと。
そうじゃなくて、例えば一つの話に2人いて片方は頭脳担当で片方は筋肉(腕力)担当ってことなんですよね。
すごく変な取り方してたかも(笑)
会社なのに笑いがとまんなくて危険。
そうですよね。
頭脳だけにあこがれるならホームズとかですよね。
ちなみに間違ってたら訂正してください。
私のハードボイルドがどんどん崩れていきます。
しかも変な方へ。早く正すためにも本読んでみます。
それでは。
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おーたむさん、こんばんは。
あははっ。やはりそういうとらえかたされてました?
私の書き方が悪かったですねー(笑)。
〉私は本として筋肉だけでハードボイルドしてるのがあるのかと。
〉そうじゃなくて、例えば一つの話に2人いて片方は頭脳担当で
片方は筋肉(腕力)担当ってことなんですよね。
〉すごく変な取り方してたかも(笑)
〉会社なのに笑いがとまんなくて危険。
それは危険な(爆)。
ええとー、実際、「筋肉系」と「頭脳系」はあるんですが(注・私は「筋肉系」
は好まないのであまり読んでません)、あのとき私がお話ししてたのは、
分業制の方です。これも、「自分もかなりやれるけどもっとすごい相棒を持ってる」
場合と、「自分はもう本当に頭脳担当」の場合があったります。
昔は1人で両方やっちゃう人がたくさんいたみたいですが(笑)。
〉私のハードボイルドがどんどん崩れていきます。
〉しかも変な方へ。早く正すためにも本読んでみます。
はーい。頑張ってくださーい。っていうか、お楽しみください。
ではでは。