OUP訪問記

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/2(15:18)]

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[♪] 645. OUP訪問記

お名前: 酒井@イギリス滞在中
投稿日: 2003/5/16(19:43)

------------------------------

行ってきましたよ! 渡してきましたよ!!
大感激してました。

ぼくの安下宿から300メートルくらいのところにそびえる
OUPの砦! そこにおととい水曜日に行ってきました。

社内のレストランでお昼を食べながら3時間も話したんですが、
このレストランというのが、すごい! ものすごい贅沢をしてるんですね、
OUPともなると・・・

通されたのは広さ30畳くらいの一室。暖炉があって、骨董品みたいな
調度品があって、まるでベルサイユ宮殿の一室をイギリス式に地味に
したみたい。その真ん中に6人くらいが座れそうなテーブルがあって、
ワイングラスや銀色のナイフやフォーク、燭台なんかが置いてある。

ぼくはフェタというチーズとアーティチョークの前菜、鴨のロースト
のプラム添え、三種のクレーム・ブリュレ、コーヒーと行きましたね

鴨がちゃんと鴨の味だったのでおどろいたのだけれど、食べる話は
いいにしましょう。(ただ、300mしか離れていない安下宿の
その日の夕食はこの上なくみじめだったとだけ付け加えておきます。)

で、話した相手は一人はGRの制作責任者(Nick Bullardさん、
GRも書いています)、もう一人はGRの編集責任者Jennifer
Bassett さん(こちらもGRを書いています)。

で、ちょっとバナナさんのメールとげんこつさんの表彰状を
渡すのに気が引けたのだけれども、かまわずお渡ししました。
(ぎりぎりでプリンターが使えるようになってよかった!)
二人ともひじょうにおどろき、かつ感激してました。それで、
もっと掲示板の反応を知らせてくれということになって、
この報告の最後にまたみなさんの意見感想を募集します。

多読が日本で急激に広がっていることについて、それから3時間
話したわけですが、バセットさんが、学習する人がなにもかも
決めるのはすばらしいことだといってくれて、英語学習はどう
あるべきか、みたいな話ばっかりになりました。

ほんとはニックとしてはもうちょっと実務的な話をしたかったんだと
思いますが、みなさんの例をたくさん引いてついぼくも話が
長くなって、結局実務の話はまた今度、となりました。
とても暖かく迎えてくれて(レストランのことだけじゃありません)
ぼくもうれしくなってしまった。安下宿へ向かうとき、顔が
grinしてたと思います。

あ、それから、食事が終わってから3時に、(2時に始まるはずだった
GRの制作会議を見せてもらいました。新しく出る本の挿絵を決める
会議で、二人の絵描きさんからサンプルが出てきていて、どちらかに
決めることになる、支持同数になりそうだから酒井さんに決めてもらう
かもしれない・・・ え、荷が重すぎる!と思ったのですが、
結局言いたいことを言ってしまった。ちょっと言い過ぎたかなあ・・・
結局たまたまぼくもいいと思った人の方に決まって、いよいよ
ちょっと気が重い・・・

でも、非常に真剣な会議の様子で、そうか、こんなに気を入れて
作ってるんだ、っていうのがわかって、とても、とてもよかった。

それで、OBWは挿絵がいちばん評判が悪いと言ったら、ぜひどこが
悪いのか、どういう風に悪いのか知りたいというので、みなさんの
意見感想を募集します。OBWの挿絵で、気に入らないところ、
気に入った挿絵、なんでも投稿してくださいな。OUPのスタッフは
どんな意見でも喜ぶと思います。

それを持って、次の話し合いにのぞむことにします。
暖かく歓迎してくれたお礼として・・・
(実際に貢献するのはみなさんで、ぼくはメッセンジャーに
すぎないんだけど、ご馳走してもらったのはメッセンジャー・・・
なんだかわるいなあ・・・)

ではよろしくお願いします。


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[喜] 646. Re: OUP訪問記

お名前: マリコ@SSS http://www.seg.co.jp/sss
投稿日: 2003/5/16(21:17)

------------------------------

酒井先生、こんにちは。マリコです。

〉行ってきましたよ! 渡してきましたよ!!
〉大感激してました。

おつかれさま。
大きな任務を一つずつクリアされていますね。

〉ぼくの安下宿から300メートルくらいのところにそびえる
〉OUPの砦! そこにおととい水曜日に行ってきました。

オックスフォードの壁。
どうやって乗り越えるか。
スムーズに乗り越えるためにはYL1.4〜1.8をたくさん読むんでしたね。

〉社内のレストランでお昼を食べながら3時間も話したんですが、
〉このレストランというのが、すごい! ものすごい贅沢をしてるんですね、
〉OUPともなると・・・

〉通されたのは広さ30畳くらいの一室。暖炉があって、骨董品みたいな
〉調度品があって、まるでベルサイユ宮殿の一室をイギリス式に地味に
〉したみたい。その真ん中に6人くらいが座れそうなテーブルがあって、
〉ワイングラスや銀色のナイフやフォーク、燭台なんかが置いてある。

〉ぼくはフェタというチーズとアーティチョークの前菜、鴨のロースト
〉のプラム添え、三種のクレーム・ブリュレ、コーヒーと行きましたね

〉鴨がちゃんと鴨の味だったのでおどろいたのだけれど、食べる話は
〉いいにしましょう。

これがランチですか?
フランス料理風ですね。

(ただ、300mしか離れていない安下宿の
〉その日の夕食はこの上なくみじめだったとだけ付け加えておきます。)

おいしいものを探して下さい。
スーパーで探した方がいいかも。
あ、冷蔵庫ないんでしたね。

〉で、話した相手は一人はGRの制作責任者(Nick Bullardさん、
〉GRも書いています)、もう一人はGRの編集責任者Jennifer
〉Bassett さん(こちらもGRを書いています)。

〉で、ちょっとバナナさんのメールとげんこつさんの表彰状を
〉渡すのに気が引けたのだけれども、かまわずお渡ししました。
〉(ぎりぎりでプリンターが使えるようになってよかった!)
〉二人ともひじょうにおどろき、かつ感激してました。それで、
〉もっと掲示板の反応を知らせてくれということになって、
〉この報告の最後にまたみなさんの意見感想を募集します。

喜んでくれてよかったですね。

〉多読が日本で急激に広がっていることについて、それから3時間
〉話したわけですが、バセットさんが、学習する人がなにもかも
〉決めるのはすばらしいことだといってくれて、英語学習はどう
〉あるべきか、みたいな話ばっかりになりました。

〉ほんとはニックとしてはもうちょっと実務的な話をしたかったんだと
〉思いますが、みなさんの例をたくさん引いてついぼくも話が
〉長くなって、結局実務の話はまた今度、となりました。
〉とても暖かく迎えてくれて(レストランのことだけじゃありません)
〉ぼくもうれしくなってしまった。安下宿へ向かうとき、顔が
〉grinしてたと思います。

酒井先生が静かに大感激されている様子が目に浮かびます。
わたしも、感激してちょっと涙がでてきました。
20年前?は門前ばらいだったんですもの。

〉あ、それから、食事が終わってから3時に、(2時に始まるはずだった
〉GRの制作会議を見せてもらいました。新しく出る本の挿絵を決める
〉会議で、二人の絵描きさんからサンプルが出てきていて、どちらかに
〉決めることになる、支持同数になりそうだから酒井さんに決めてもらう
〉かもしれない・・・ え、荷が重すぎる!と思ったのですが、
〉結局言いたいことを言ってしまった。ちょっと言い過ぎたかなあ・・・
〉結局たまたまぼくもいいと思った人の方に決まって、いよいよ
〉ちょっと気が重い・・・

〉でも、非常に真剣な会議の様子で、そうか、こんなに気を入れて
〉作ってるんだ、っていうのがわかって、とても、とてもよかった。

ピアソンはどうなんでしょうね。

〉それで、OBWは挿絵がいちばん評判が悪いと言ったら、ぜひどこが
〉悪いのか、どういう風に悪いのか知りたいというので、

ということは、挿絵がよくないとは思っていないんですね。

〉それを持って、次の話し合いにのぞむことにします。
〉暖かく歓迎してくれたお礼として・・・
〉(実際に貢献するのはみなさんで、ぼくはメッセンジャーに
〉すぎないんだけど、ご馳走してもらったのはメッセンジャー・・・
〉なんだかわるいなあ・・・)

いえいえ、そういう認識をもっていらっしゃるのなら、いいんじゃないでしょうか。


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647. Re: OUP訪問記

お名前: かのん
投稿日: 2003/5/17(09:58)

------------------------------

酒井先生、お疲れさまです。お元気そうでなによりです。
そしてOUP報告ありがとうございます。とても興味深く
読ませていただきました。
内部的な制作会議にまで出席させてもらえるなんて
すごい。それだけ先生が評価されているんですね。

絵については個人の好みもあるので、制作の立場の
方はあまりユーザーの意見にナーバスにならずに、
「大勢の読者がいるのだから、中にはそう感じる人もいる
のね」くらいの気持ちで受け取ってもらえると助かります。

それから、読者から特に意見なしということは、制作レベ
ルとしては成功している、と考えていただいていいと思い
ます。

きっとみなさんいろいろ意見を出してくださるだろうと
思っているので、
挿絵について、今まで読んだ中で印象に残っているのを
3つだけ選んでみました。

■とにかく怖い1等賞
OB3 A Pair of Ghostly Hands P45
 ホラー話なんだから絵も不気味で当然といえば当然。
 だから挿絵としては成功していると言えるかもしれま
 せん。
 けれど、読んでいてこの絵がとにかく怖かった。話を
 読んでるだけでも充分怖いのに、この絵は勘弁して〜、
 と感じました。

■ユーモラス系1等賞
OB2 The Canterville Ghost
 読むまでは表紙を見ててっきりホラー話だと思って
 いました。ホラーは苦手なので、本屋で手にとるまで
 にずいぶん時間がかかった記憶があります。
 読み始めるとP9のイラストで大爆笑。
 今まで読んだOBWの中で絵が一番好きなのはこの1冊
 です。

■絵に助けられた1等賞
OB1 Pocahontas
 たとえば P16 当時のgun ってこういうものなのか、
 と絵をみて納得。
 こういう話の絵を描くのは時代考証とか大変だろうと
 思うのですが、この本の絵はすごくわかりやすくて
 お話を理解するのにとても助かりました。

簡単ですが以上です。
ほかのみなさんの意見がとっても楽しみ!


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648. Re: OUP訪問記

お名前: みや
投稿日: 2003/5/17(14:29)

------------------------------

こんにちは、みやです。

たくさんの会議を重ねて、たくさんの人たちの叡智と情熱で
1冊の本が出来上がってくる様子がひしひしとわかりました。

挿絵の件ですが、GRを読んだ事がない知り合いに
OBWとCERとMGRの挿絵だけをパラパラ見せてみました。
その人はCERの挿絵が一番なじみがあると言っていました。
理由として…
1.OBWに較べてCERは黒い部分が少ない(CER<MGR<OBWの順に黒い)
2.エッジングの絵に慣れていないので余計な線が多い感じがする
事を挙げていました。

私(OBW派)の場合気に入った本に挿絵があると塗り絵をしたくなるのですが、
確かにOBWの本に塗り絵したいなぁとは思えませんでした。
既に黒の濃淡で表現されてしまっているので塗り絵の余地がないんだと。
エッジング手法はパンチ画みたくて私は好きなのですが、
慣れていない人から見ると雑な感じがするかもしれません。

日本の漫画雑誌をパラパラめくってみると、1つの線で顔の輪郭などが描かれていて
何も塗っていない部分が多いような気がします。

もっと建設的な意見が他の方から出るとは思いますが、参考になれば幸いです。


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[♪] 650. Re: OUP訪問記

お名前: 酒井@イギリス滞在中
投稿日: 2003/5/17(20:24)

------------------------------

マリコさん、かのんさん、円さん(お手紙届けましたよ!)みやさん、
こんにちはのこんばんは!

さっそくのお答え、ありがとうございました。

ところで、みやさん

〉挿絵の件ですが、GRを読んだ事がない知り合いに
〉OBWとCERとMGRの挿絵だけをパラパラ見せてみました。
〉その人はCERの挿絵が一番なじみがあると言っていました。
〉理由として…
〉1.OBWに較べてCERは黒い部分が少ない(CER<MGR<OBWの順に黒い)
〉2.エッジングの絵に慣れていないので余計な線が多い感じがする
〉事を挙げていました。

わざわざお友だちにも見ていただいて、恐縮です。うれしいです。

で、エッジングって英語でもそう言うでしょうか?
わからないですよね・・・どの本のどのページのどのへんが
エッジングの見本って、教えていただけませんか?
大変お手間をとらせます。ありがとう、先払い!

〉私(OBW派)の場合気に入った本に挿絵があると塗り絵をしたくなるのですが、
〉確かにOBWの本に塗り絵したいなぁとは思えませんでした。
〉既に黒の濃淡で表現されてしまっているので塗り絵の余地がないんだと。
〉エッジング手法はパンチ画みたくて私は好きなのですが、
〉慣れていない人から見ると雑な感じがするかもしれません。

〉日本の漫画雑誌をパラパラめくってみると、1つの線で顔の輪郭などが
描かれていて何も塗っていない部分が多いような気がします。

はあ、そうですよね。
今回の制作会議で選ばれた絵も、黒の濃淡で表現されていて、
塗り絵の余地がなかったような・・・ みやさんには申し訳ない。

ぼくは、絵の好みは a cultural thing (よくある表現ですが)だから
日本の読者についてしか言えないがと断ったんですが・・・
・・・でも、気に入った本は塗り絵をしたくなるみやさんは、可笑しい!


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660. Re: エッジング

お名前: みや
投稿日: 2003/5/18(10:51)

------------------------------

酒井先生こんにちは、みやです。

〉ところで、みやさん
〉で、エッジングって英語でもそう言うでしょうか?
〉わからないですよね・・・どの本のどのページのどのへんが
〉エッジングの見本って、教えていただけませんか?

エッジングは厳密に言うと凹版印刷の技法で
銅版やプラスチックなどの柔らかい素材に鉄筆硬いペンで傷をつける際に
色の濃淡を線の多い・少ないで表すものなんですが、
今回の場合、パンチ画みたいな絵全般のことでした。
言葉が足りなくて申し訳ありません。

知り合いはOPS1の'Sherlock Holmes'P2とP3にあるような絵が雑に感じるといっていました。
同じ技法を使った'Elephant Man,The’に対しては何も言ってなかったんですが。
不思議ですね。

〉今回の制作会議で選ばれた絵も、黒の濃淡で表現されていて、
〉塗り絵の余地がなかったような・・・ みやさんには申し訳ない。

最近は黒の濃淡でも勝手に頭の中で塗り絵しています。
次回作楽しみです。

〉ぼくは、絵の好みは a cultural thing (よくある表現ですが)だから
〉日本の読者についてしか言えないがと断ったんですが・・・
〉・・・でも、気に入った本は塗り絵をしたくなるみやさんは、可笑しい!

実は読書習慣がなかった頃、本に集中するために編み出した技でして、
音読よりも読書スピードを明らかに下げています。
とほほ…。

どうぞご自愛のほどを。


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649. Re: OUP訪問記

お名前: 円
投稿日: 2003/5/17(19:04)

------------------------------

酒井先生、お疲れ様です(^^)

イラストは・・・・とにかく「暗い」ものが多いような気がします。
黒い部分が多いというか。
そんな中で、私はNick Harrisさんの繊細なタッチは好きかも。
(Elephant Manのは特に好きでした)

ではでは。
お身体に気をつけて、美味しいものをたくさん食べてください(^^)/


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651. 怖い表紙

お名前: ペギー双葉山 http://pegggy.fc2web.com/
投稿日: 2003/5/17(21:12)

------------------------------

こんばんは
私もよく「絵が絵が」と騒いでいる方なのですが、
よく考えると
OBWの「挿絵」は、そう悪いとは思ったことはないですね。
(ちなみに挿絵でどうしてもだめだったのは、CER1のthe big picture の間違った日本人だけです)

OBWでいただけないのは、「表紙」です。
いいものが大部分なのですが、
たまに中身と桁はずれて怖い表紙になっていることがあります。
中身はいいのに表紙でかなり損しています。
 
表紙が「悪い」というより「怖い」ですね 


レベル2

■piano,the
ほのぼのしたいい話なのに、暗いタッチのおどろおどろしい表紙
闇の中を人が駆けてくるが、本文にそういうシーンはなかった。
挿絵は文と合っているんだから、それを使えばいいのに違う絵をわざわざ描いている。
 
  
■return to earth
心臓が止まるくらい怖い表紙
虐待を受けて大声を出しているかのような子供の顔のアップ
本文にこのようなシーンはなかった。
宇宙ロケットでよかったのでは? 

 
■death in the freezer
ガラスケースの中に閉じ込められた主人公が、
今まさに死ぬ寸前、といった感じで怖い。
 
 
■year of sharing,the
どういう種かわからない生物のガイコツと、その上に
心霊写真のように半分だけ写っている
何を考えているかわからない無表情な少年の顔
怖い。

■grace darling
嵐の中の話なので、嵐の絵も致し方ない気もするが、
例えば、「意志の強そうな瞳の少女の顔」が表紙だったら、
grace darlingが人名だというのもイメージしやすいと思う。
やや怖い。 
 
 
 レベル3
■on the edge
ハードな内容の話ではあるが、
怯えた少年の顔のアップ(しかも顔半分が切れており、横倒し)
はいかにも怖い。


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653. よんせー!

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/5/17(23:15)

------------------------------

ペギー双葉山さんの実例、まさしく「そのとぉ〜り!」です。

〉OBWでいただけないのは、「表紙」です。
〉いいものが大部分なのですが、
〉たまに中身と桁はずれて怖い表紙になっていることがあります。
〉中身はいいのに表紙でかなり損しています。
〉 
〉表紙が「悪い」というより「怖い」ですね 

そうです。表紙に一番問題あり。
中身のイラストと表紙のイラストが違う人が描いているのも問題なのでは。

それから「エッジング」とはつまり「りんかく線」のことではないでしょうか。
鉛筆の走り書きのようなイラストや、絵全体がボケたような描写でいまいち何が描いてあるのかわかりにくかったり、「悪い」というよりイラストレーターの技量が低いような気がします。


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659. Re: 怖い表紙、そうですよね〜

お名前: ぷぷ http://www.hpmix.com/home/pupu/
投稿日: 2003/5/18(09:42)

------------------------------

ああ、本当にその通りです。

私はかの名作 The piano 表紙が怖いばっかりにず〜〜っと読まずにいたのです。
ホラーは全然ダメなので。てっきりホラーだと思ったんです。

それなのに「とてもよかった」という書評があったので読んでみたら・・・
ひゃ〜!、これほど中身と表紙のギャップの激しい本は生まれて初めてでした・・・

ほかにも私、表紙が怖いばっかりに買わなかったOBW、たくさんある気がします。
当時はSSSでまだGRをあまり売ってなくて、書店で実際に手にとって買っていた
ので。子どもも怖い絵はイヤがるし。
全体(外側の)が黒いのはまあいいとして(好みではないですが)
それにしても、内容がほのぼの系なのに表紙がホラーって、いったいどうして
そういうことになったのか、まったく理解できません。
確かに挿し絵はまあ・・・そんなに気になったことはないのですが、
内容のイメージにもう少し合った表紙にしていただけないものかと思います。

それともイギリス人にはあの表紙は怖くないのかな?
OUPの方々に、「あの表紙、怖くないですか?」と聞いてみていただけると
嬉しいです。


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661. Re: 怖い表紙、そうですよね〜

お名前: 古川@SSS
投稿日: 2003/5/18(13:58)

------------------------------

〉それともイギリス人にはあの表紙は怖くないのかな?
〉OUPの方々に、「あの表紙、怖くないですか?」と聞いてみていただけると
〉嬉しいです。

OUP Japan の方は

Black Cover, Black Inside

が OBW のモットーだといっておりました。


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663. Re: 怖い表紙、そうですよね〜

お名前: ぷぷ http://www.hpmix.com/home/pupu/
投稿日: 2003/5/20(14:24)

------------------------------

古川さん、こんにちは。

〉OUP Japan の方は

〉Black Cover, Black Inside

〉が OBW のモットーだといっておりました。

・・・ちょっと後半の意味がわからないのは私の英語力不足のせいでしょうか?
無理に解釈して、内容が濃いという意味だとか(え? 全然違うかな・・・)

よくアメリカのPBでも、表紙の絵が怖いと感じるので(中身は怖くないのに)
どういう絵が怖いかという感性の問題だけだとしたらどうしようもないので
すけどね・・・


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665. 表紙:細かい指摘ですが

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/5/21(00:21)

------------------------------

今日OBW4の「The Thirty-Nine Steps」を読みましたが…

表紙で走っている人の絵と、本文の挿し絵が全く別人です。
主人公のイメージが混乱しました。
表紙のイメージだと平凡なサラリーマンが事件に巻き込まれて逃げてるみたいだし、
本文の挿し絵の人物はヒゲをはやしたゴツイ軍人風の人物だし…。


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652. Re: OUP訪問記:大感激です from バナナ

お名前: バナナ http://www.geocities.jp/mkawachi30s/
投稿日: 2003/5/17(22:41)

------------------------------

〉行ってきましたよ! 渡してきましたよ!!
〉大感激してました。

おお!

〉ぼくの安下宿から300メートルくらいのところにそびえる
〉OUPの砦! そこにおととい水曜日に行ってきました。

〉社内のレストランでお昼を食べながら3時間も話したんですが、
〉このレストランというのが、すごい! ものすごい贅沢をしてるんですね、
〉OUPともなると・・・

おお!

〉通されたのは広さ30畳くらいの一室。暖炉があって、骨董品みたいな
〉調度品があって、まるでベルサイユ宮殿の一室をイギリス式に地味に
〉したみたい。その真ん中に6人くらいが座れそうなテーブルがあって、
〉ワイングラスや銀色のナイフやフォーク、燭台なんかが置いてある。

おお!うちといっしょだ!

〉ぼくはフェタというチーズとアーティチョークの前菜、鴨のロースト
〉のプラム添え、三種のクレーム・ブリュレ、コーヒーと行きましたね

ううー!食べたい!

〉鴨がちゃんと鴨の味だったのでおどろいたのだけれど、食べる話は
〉いいにしましょう。(ただ、300mしか離れていない安下宿の
〉その日の夕食はこの上なくみじめだったとだけ付け加えておきます。)

おおー!先生、ガンバ!

〉で、話した相手は一人はGRの制作責任者(Nick Bullardさん、
〉GRも書いています)、もう一人はGRの編集責任者Jennifer
〉Bassett さん(こちらもGRを書いています)。

おおー!バセットさんだー!

Omega Files, The     とか
President's Murderer, The とか
One Way Ticket       とか
Wind in The Willows, The  とか
William Shakespeare     とか
Phantom Of The Opera, The   とか

でお世話になりました。(ペコリ)

〉で、ちょっとバナナさんのメールとげんこつさんの表彰状を
〉渡すのに気が引けたのだけれども、かまわずお渡ししました。

おお!カンドーの一瞬!

〉(ぎりぎりでプリンターが使えるようになってよかった!)
〉二人ともひじょうにおどろき、かつ感激してました。それで、

おお!センセーどうもありがとうございました。
賞状はインパクトあったろうなー。
きっとこんなのもらったことなかったろうし..
感激してもらえてとってもうれしいーな!

〉もっと掲示板の反応を知らせてくれということになって、
〉この報告の最後にまたみなさんの意見感想を募集します。

〉多読が日本で急激に広がっていることについて、それから3時間
〉話したわけですが、バセットさんが、学習する人がなにもかも
〉決めるのはすばらしいことだといってくれて、英語学習はどう
〉あるべきか、みたいな話ばっかりになりました。

おお!楽しそう!

〉ほんとはニックとしてはもうちょっと実務的な話をしたかったんだと
〉思いますが、みなさんの例をたくさん引いてついぼくも話が
〉長くなって、結局実務の話はまた今度、となりました。
〉とても暖かく迎えてくれて(レストランのことだけじゃありません)
〉ぼくもうれしくなってしまった。安下宿へ向かうとき、顔が
〉grinしてたと思います。

うーん!想像できます。

〉あ、それから、食事が終わってから3時に、(2時に始まるはずだった
〉GRの制作会議を見せてもらいました。新しく出る本の挿絵を決める

おお!すごい!OUP製作会議オブザーバにでもなったらいいですね。

〉会議で、二人の絵描きさんからサンプルが出てきていて、どちらかに
〉決めることになる、支持同数になりそうだから酒井さんに決めてもらう
〉かもしれない・・・ え、荷が重すぎる!と思ったのですが、
〉結局言いたいことを言ってしまった。ちょっと言い過ぎたかなあ・・・
〉結局たまたまぼくもいいと思った人の方に決まって、いよいよ
〉ちょっと気が重い・・・

いっそ、「これなら僕の絵のほうがいい!」っていって
その場でさらさらと書いてしまって、それを採用!
ってなことになったりしたら面白い...

〉でも、非常に真剣な会議の様子で、そうか、こんなに気を入れて
〉作ってるんだ、っていうのがわかって、とても、とてもよかった。
〉それで、OBWは挿絵がいちばん評判が悪いと言ったら、ぜひどこが
〉悪いのか、どういう風に悪いのか知りたいというので、みなさんの
〉意見感想を募集します。OBWの挿絵で、気に入らないところ、
〉気に入った挿絵、なんでも投稿してくださいな。OUPのスタッフは
〉どんな意見でも喜ぶと思います。

きわめて個人的&散発的な感想です。好きな挿絵は
ピックアップすると、下のようなものでしょうか..
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■好きな挿絵

Three men in a boat
 表紙(映画のワンシーン)と挿絵(のほほんとした漫画調)は
 かなり高得点です。

The Wind in the Willows
 これも挿絵がいいですね。墨絵調。作品の雰囲気にあってる

他には
 Who、Sir? Me、Sir?
 Little women
 SilasMarner
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

〉それを持って、次の話し合いにのぞむことにします。
〉暖かく歓迎してくれたお礼として・・・
〉(実際に貢献するのはみなさんで、ぼくはメッセンジャーに
〉すぎないんだけど、ご馳走してもらったのはメッセンジャー・・・
〉なんだかわるいなあ・・・)

いえいえ、こういう先生の投稿が読めて、
それが「ご馳走」です

〉ではよろしくお願いします。

ではでは、ではでは


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658. Re: OUP訪問記

お名前: Sue
投稿日: 2003/5/18(07:24)

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酒井先生、こんにちは。
「ベルサイユ宮殿の一室をイギリス式に地味にした」って
、、、どんなに地味にしたって、かなりゴージャスですね、きっと〜〜!

OBWの挿絵ですが、「Death in the freezer」の劇画タッチのものは、
日本人にはいただけないかも、、と思います。
あまりにも顔がリアルすぎる、、とでも言うのでしょうか?
それと、みやさんのおっしゃるように、画面の黒(ベタ)の比率も高いですね。
それが余計、絵を暗くしているんだと思います。

ペギーさんのおっしゃったように、表紙ではずいぶんOBWは
書店で買う人の何割かを逃しているとさえ思います。
(内容は素晴らしいのに、本当に勿体ないです。)
PIANOも、DEATH IN THE FREEZERも表紙の絵が恐いですし、
前にも書きましたが、その表紙の色を、思い切って
もう少し明るいものにした方が、読者を増やすと思います。

恐いイラストを除けば、私はOBWの挿絵は比較的、好きですが、、。

どうか、お身体をこわされませんように、、、。


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662. Re: OUP訪問記

お名前: 久子
投稿日: 2003/5/18(17:29)

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酒井先生、こんにちは。久子です。

OUP訪問記 興味深く 楽しく 読ませていただきました。

さて、挿絵と表紙絵の件ですが、私は特に気にしたことがありません。
妙なタッチの絵だけど、きっと向こうの国の人はこういうのが好みなのね 
やっぱり日本人とは好みや感覚が違うのね
と思っています。

理由は
SSSの書評を頼りに購入しているので、表紙や挿絵に影響されることが少ない。
書評を読んでいなくても、裏表紙の内容を見て購入を決めている。
漫画だと絵が気に入るかどうかが重要だけど 本の場合は特に気にしない。
(気に入らなければ自分で勝手に登場人物を想像すればOK)
というところでしょうか。

でも、一般の日本人にはあまり好まれないものが多いとは思います。
表紙や挿絵が本の選択時に、重要視する人も多いので ちょっと損していますね。


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664. Re: OUP訪問記

お名前: 間者猫(かんじゃねこ)
投稿日: 2003/5/20(16:35)

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先生ご苦労様です。
すごいことになってますねえ。

OBWの表紙の絵は
ホラーものや殺人事件ものなら、
なかなかいいと思いますが、
ほのぼのものやじーんとくるものでも
ホラータッチなんですね。
内容と絵があってない、って言ってもたぶん分からないだろうなあ。

詳細はペギーさんが書いてくれているので。

私はあの黒表紙が好きです。
なんかかっこいいです。

OBWはレベル4以上になると途端にきつくなるのはなぜか
先生、聞いてくれませんか?

では。


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