[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/12/26(02:54)]
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お名前: Kian
投稿日: 2005/1/16(22:11)
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みなさま、あけましておめでとうございます!SSS大阪絵本の会です。
今年もみんなで元気いっぱい活動していきます。よろしくお願いします!
第32回例会を行いましたので、報告します。
今回報告する本はすべて書評があります。
そちらもぜひご覧くださいね♪
(1月11日 出席3名 報告Kian)
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★本の紹介★
■Tea with Milk / Allen Say
"Grandfather's Journey"の主人公、Grandfatherの娘である、
著者の母親が主人公のお話です。
これに"Tree of Cranes"をあわせて3部作となっています。
アメリカで生まれ育った主人公のMasakoは、友人たちからはMayと呼ばれ、
家の外ではまるっきりアメリカ風の生活をしていますが、
家では両親の方針で、日本語を話し、日本風の生活をしていました。
そんな彼女がHighschoolを卒業したころ、
ホームシックになった両親は日本に帰ることを決意します。
けれど、見た目は日本人でも内面はアメリカ人の彼女が
戦前の日本の田舎での生活に馴染めるわけも無く……。
そんな中で、自らの居場所を得るため戦う主人公の姿がとてもステキです。
余談ですが、大阪を良くご存知の方なら「おお!」と思える景色が
イラスト中にいくつか出てきます。(ぷーさん)
■Cannonball Simp / John Burningham
Simpはみんなから醜い子犬だと言われ、
飼い主でさえもらい手がないと捨ててしまいます。
おなかを空かせたSimpには行くところもありません。
たどり着いたサーカスにはやさしいピエロがいました。
でも、彼もサーカスにいられなくなりそうなのです。
そこで、Simpは...。彼女は利口な子犬だったのです。(Kaako)
■The Old Woman Who Named Things /
Cynthia Rylant, Illustrated by Kathryn Brown
友達にみな先立たれ、一人になったおばあさん。家、車、ベッドなど、
自分より長生きしそうなものだけに名前をつけて、毎日を暮らしています。
そんなおばあさんの所に、茶色い犬がお腹をすかせてやって来るようになります。
えさは与えますが、頑ななまでに名前をつけようとしないおばあさん。
そんな関係になってしまったら、残されるのは自分かもしれない。
そしてある日、来るはずの茶色い犬が来なかったのです・・・。
「後で悲しい思いをするくらいだったら、今のうちに引き返そう」という
臆病な気持ち、分かります。切ないです。(Kian)
■Goldilocks and the Three Bears / James Marshall
有名な昔話「三匹のクマ」のお話です。
色んな絵本があるこのお話ですが、私のオススメはこの絵本!
クマも女の子も、家も部屋も、森も、と〜にかく絵が楽しいのです。
特に森への入り口と、小さいクマのベッドには大笑い♪
1989年、Caldecott Honor賞受賞作です。(Kian)
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★読み聞かせ★
■HUSHERBYE / John Burningham
おやすみなさいの絵本です。
お母さん猫は子猫と休むところをさがしています。
あかちゃんもおねむ、3びきの熊たちも、おさかなも。
はい、おやすみなさい。
UK版は"HUSHERBYE"US版は"HUSHABYE"とスペルが違うようです。(Kaako)
■Why Do Kittens Purr? / Marion Dane Bauer, Illustrated by Henry Cole
どうして子猫はゴロゴロってのどを鳴らすのかな?
どうして子犬はしっぽを振るのかな?
どうして...。といろんな?が次々と。
子供たちの頭の中には?がいっぱいつまっているのね。(Kaako)
■The Man Who Walked Between The Towers / Mordicai Gerstein
同時多発テロでなくなってしまったWTCが舞台です。
この2つのビルの間を綱渡りした青年の話、実話です。
足がすくみそうになってしまう絵が、
綱渡りをしている間、青年がどんなに自由だったかを雄弁に物語ります。
なぜこんなに好きか分からないけど、好きで好きでたまらない絵本です。
2004年、The Coldecott Medal賞受賞作です。 (Kian)
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★シャドーイングによる読み聞かせ★
■『A List』Frog and Toad Togetherより / Arnold Lobel
おなじみ、がまくんとかえるくんのお話。
ある朝、がまくんは「一日は忙しい。することのリストを作ろう」と、
今日することを書き出します。このメモがいいのです♪
「起きる」「着がえる」「朝ごはんを食べる」・・・。
シャドーイングをしていても、顔がほころびます。(Kian)
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お名前: Kicco
投稿日: 2005/1/20(00:04)
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〉みなさま、あけましておめでとうございます!SSS大阪絵本の会です。
〉今年もみんなで元気いっぱい活動していきます。よろしくお願いします!
Kianさん あけましておめでとうございます。今年も 絵本のお話し 楽しみにしています。去年はタドキスト大会で 大阪絵本の会の活動の様子を見させていただいて 本当に楽しそうで 絵本っていいなあと またまた思ってしまいました。
↓の報告の絵本 好きな作家の絵本ばかりです。
The Man Who Walked Between The Towers 是非読んでみたいです。
Frog and Toadの 「A List」、今年こそ 計画実行 手帳のリストどおりにやるぞ!と意気込みながら友人と話していて、このお話を思い出して笑ってしまいました。
次の報告楽しみにしています。
〉★本の紹介★
〉■Tea with Milk / Allen Say
〉"Grandfather's Journey"の主人公、Grandfatherの娘である、
〉著者の母親が主人公のお話です。
〉これに"Tree of Cranes"をあわせて3部作となっています。
〉アメリカで生まれ育った主人公のMasakoは、友人たちからはMayと呼ばれ、
〉家の外ではまるっきりアメリカ風の生活をしていますが、
〉家では両親の方針で、日本語を話し、日本風の生活をしていました。
〉そんな彼女がHighschoolを卒業したころ、
〉ホームシックになった両親は日本に帰ることを決意します。
〉けれど、見た目は日本人でも内面はアメリカ人の彼女が
〉戦前の日本の田舎での生活に馴染めるわけも無く……。
〉そんな中で、自らの居場所を得るため戦う主人公の姿がとてもステキです。
〉余談ですが、大阪を良くご存知の方なら「おお!」と思える景色が
〉イラスト中にいくつか出てきます。(ぷーさん)
〉■Cannonball Simp / John Burningham
〉Simpはみんなから醜い子犬だと言われ、
〉飼い主でさえもらい手がないと捨ててしまいます。
〉おなかを空かせたSimpには行くところもありません。
〉たどり着いたサーカスにはやさしいピエロがいました。
〉でも、彼もサーカスにいられなくなりそうなのです。
〉そこで、Simpは...。彼女は利口な子犬だったのです。(Kaako)
〉■The Old Woman Who Named Things /
〉Cynthia Rylant, Illustrated by Kathryn Brown
〉友達にみな先立たれ、一人になったおばあさん。家、車、ベッドなど、
〉自分より長生きしそうなものだけに名前をつけて、毎日を暮らしています。
〉そんなおばあさんの所に、茶色い犬がお腹をすかせてやって来るようになります。
〉えさは与えますが、頑ななまでに名前をつけようとしないおばあさん。
〉そんな関係になってしまったら、残されるのは自分かもしれない。
〉そしてある日、来るはずの茶色い犬が来なかったのです・・・。
〉「後で悲しい思いをするくらいだったら、今のうちに引き返そう」という
〉臆病な気持ち、分かります。切ないです。(Kian)
〉■Goldilocks and the Three Bears / James Marshall
〉有名な昔話「三匹のクマ」のお話です。
〉色んな絵本があるこのお話ですが、私のオススメはこの絵本!
〉クマも女の子も、家も部屋も、森も、と〜にかく絵が楽しいのです。
〉特に森への入り口と、小さいクマのベッドには大笑い♪
〉1989年、Caldecott Honor賞受賞作です。(Kian)
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〉★読み聞かせ★
〉■HUSHERBYE / John Burningham
〉おやすみなさいの絵本です。
〉お母さん猫は子猫と休むところをさがしています。
〉あかちゃんもおねむ、3びきの熊たちも、おさかなも。
〉はい、おやすみなさい。
〉
〉UK版は"HUSHERBYE"US版は"HUSHABYE"とスペルが違うようです。(Kaako)
〉
〉■Why Do Kittens Purr? / Marion Dane Bauer, Illustrated by Henry Cole
〉どうして子猫はゴロゴロってのどを鳴らすのかな?
〉どうして子犬はしっぽを振るのかな?
〉どうして...。といろんな?が次々と。
〉子供たちの頭の中には?がいっぱいつまっているのね。(Kaako)
〉■The Man Who Walked Between The Towers / Mordicai Gerstein
〉同時多発テロでなくなってしまったWTCが舞台です。
〉この2つのビルの間を綱渡りした青年の話、実話です。
〉足がすくみそうになってしまう絵が、
〉綱渡りをしている間、青年がどんなに自由だったかを雄弁に物語ります。
〉なぜこんなに好きか分からないけど、好きで好きでたまらない絵本です。
〉2004年、The Coldecott Medal賞受賞作です。 (Kian)
〉----------------------------------------------------------------------
〉★シャドーイングによる読み聞かせ★
〉■『A List』Frog and Toad Togetherより / Arnold Lobel
〉おなじみ、がまくんとかえるくんのお話。
〉ある朝、がまくんは「一日は忙しい。することのリストを作ろう」と、
〉今日することを書き出します。このメモがいいのです♪
〉「起きる」「着がえる」「朝ごはんを食べる」・・・。
〉シャドーイングをしていても、顔がほころびます。(Kian)
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Kiccoさん、こんにちは!Kianです。
お返事ありがとうございます♪
〉Kianさん あけましておめでとうございます。今年も 絵本のお話し 楽しみにしています。去年はタドキスト大会で 大阪絵本の会の活動の様子を見させていただいて 本当に楽しそうで 絵本っていいなあと またまた思ってしまいました。
ありがとうございます。
2日目に、Kiccoさんと少し絵本のお話をさせていただきましたよね?
「絵本がお好きなんだな〜。私と同じだ〜♪」って、
とても嬉しくなったんです。
1日目の読み聞かせも、ステキでした!
私もあの絵本(Harvey Slumfenburger's Christmas Present)、
大大大好きなんです。
私もKiccoさんのように読めるようになりたい!
今年もたくさん読み聞かせします♪
〉↓の報告の絵本 好きな作家の絵本ばかりです。
わ!そうなんですか?
うふふ、好きな作家の絵本って、全部読みたくなりますよね。
〉The Man Who Walked Between The Towers 是非読んでみたいです。
ぜひぜひ!って、チクワさんの投稿をお読みになれば、
読みたい気持ち倍増ですよね、きっと(笑)
〉Frog and Toadの 「A List」、今年こそ 計画実行 手帳のリストどおりにやるぞ!と意気込みながら友人と話していて、このお話を思い出して笑ってしまいました。
あはは、分かります〜。このお話、忙しくて「き〜!」っとなってる時に
よく思い出すんです。そしたら、「忙しいのなんてどうでもええわ〜」
って、思えますね。(それでええんか?笑)
〉次の報告楽しみにしています。
ありがとうございます!
また、「読んでみたい」と思っていただけるような報告をしたいです。
ではでは〜
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お名前: チクワ
投稿日: 2005/1/21(00:49)
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Kianさん、大阪絵本の会のみなさん、こんばんは。チクワです。
旧年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
〉★本の紹介★
〉■Tea with Milk / Allen Say
この本!私が地元の図書館に、初めて「購入希望」を出して買ってもらった本です!
多分、1番に読みました!すごくきれいな状態でした。表紙の色合い(和風の)がまたきれいで・・・
うちの地元の図書館たら、Grandfather's JourneyとTree of Cranesはあったのに、これだけなかったんですよー。
Grandfather's Journeyも大好きでしたが、Tea With Milkを読んだら
〉家の外ではまるっきりアメリカ風の生活をしていますが、
〉家では両親の方針で、日本語を話し、日本風の生活をしていました。
〉そんな彼女がHighschoolを卒業したころ、
〉ホームシックになった両親は日本に帰ることを決意します。
こことか、あと日本で暮らし始めてからのどの時点かで(ああ、確認できない〜!)
ご両親、ちょっと勝手なんじゃー、異文化に対応する大変さは自分たちだって先によく知ってるでしょーに!
・・・とか、も、思ってしまいました。
〉余談ですが、大阪を良くご存知の方なら「おお!」と思える景色が
〉イラスト中にいくつか出てきます。(ぷーさん)
えー、これ、うらやましい・・・
Allen Sayさん、いいですね!読みごたえがあります。
今後出版予定などもチェックして行きたいです。
〉★読み聞かせ★
〉■The Man Who Walked Between The Towers / Mordicai Gerstein
〉同時多発テロでなくなってしまったWTCが舞台です。
〉この2つのビルの間を綱渡りした青年の話、実話です。
〉足がすくみそうになってしまう絵が、
〉綱渡りをしている間、青年がどんなに自由だったかを雄弁に物語ります。
〉なぜこんなに好きか分からないけど、好きで好きでたまらない絵本です。
〉2004年、The Coldecott Medal賞受賞作です。 (Kian)
このご報告を読ませていただいて、速攻図書館蔵書をチェック。ありました〜!
今、借りてきて家にあります。
これ、読み聞かせなさったんですね。私も中学生あたりに読み聞かせしたいんですが、
どうも最後の2ページで泣けちゃうんです・・・私はそうなると声がつまるタイプで・・・
中には、涙は流れても声には響かない方がいらっしゃいますね。うらやましいなー。
このままじゃできないなー。練習あるのみかな。
最後から2ページ目は大丈夫になってきましたが、あとはラストのページです。
この本を借りた日、ついでに日本語の絵本もながめていたら
松谷みよ子(作)、司修(絵)の「ぼうさまになったからす」という絵本を見つけました。
***ある村から男たちが戦争にいった。からすのたくさんいる村だったが、
戦後からすがいっぺんにいなくなった。海を越えて飛んでいき、
男たちが戦死した場所で坊さまに姿を変えて弔いをしたのだ・・・***
というお話だったのですが、
松谷さんのあとがきによれば、
子どもたちの学校の宿題に「戦争の話をお年寄りに聞いてくるように」というのが出て、
どうも説明ばっかり長々してしまうのだが伝わらない。
そこでこの絵本を作った、とのことでした。
こちらは何しろ「からす」なので、全体に暗く思い感じ。
The Man Who Walked・・・の方は、明るくて自由な感じが大部分(だからよけい泣けるのかも)、
というところは違うけれども
ダイレクトな「説明」をするのでなく、それ以上にひとのこころに「絵本」で訴えかけているところが
共通しているな、と思いました。
不思議なことに、「ぼうさま・・・」は最初と最後の絵が同じ
(これは、また戦がくりかえされかねないことを象徴、警告しているのだと、あとがきにありました。)
「The Man Who Walked・・・」も、ひとつ大きく違うのだけれど、最初と最後(から2ページ目)の絵が同じ。
あまりにも大きな変化を表現していました。
こんなことも共通していました。
絵本は大きな事件、時事問題のことも、ひとびとに訴えかける力がありますね!
もっともっと子どもも大人も絵本を読みましょう!
あー、思いのほか長くなってしまいました。
大変失礼いたしました。
では。
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こんにちは、チクワさん!Kianです。
お返事ありがとうございます♪
〉Kianさん、大阪絵本の会のみなさん、こんばんは。チクワです。
〉旧年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
こちらこそ、よろしくお願いしま〜す。
〉〉■Tea with Milk / Allen Say
〉この本!私が地元の図書館に、初めて「購入希望」を出して買ってもらった本です!
〉多分、1番に読みました!すごくきれいな状態でした。表紙の色合い(和風の)がまたきれいで・・・
〉うちの地元の図書館たら、Grandfather's JourneyとTree of Cranesはあったのに、これだけなかったんですよー。
あはは、私がいつも利用してる図書館と同じだ!
〉Grandfather's Journeyも大好きでしたが、Tea With Milkを読んだら
〉〉家の外ではまるっきりアメリカ風の生活をしていますが、
〉〉家では両親の方針で、日本語を話し、日本風の生活をしていました。
〉〉そんな彼女がHighschoolを卒業したころ、
〉〉ホームシックになった両親は日本に帰ることを決意します。
〉こことか、あと日本で暮らし始めてからのどの時点かで(ああ、確認できない〜!)
〉ご両親、ちょっと勝手なんじゃー、異文化に対応する大変さは自分たちだって先によく知ってるでしょーに!
〉・・・とか、も、思ってしまいました。
ええ、そうなんですよね〜。
ご両親は、自分が行きたくていってるか、納得して行ってるか、ですけど、
子どもは自分の意志まるで関係なしですもんね。
昔はこうだったのかな〜とか、どんなお家の人たちだったんだろう〜とか、
みんなで話ました。
〉〉余談ですが、大阪を良くご存知の方なら「おお!」と思える景色が
〉〉イラスト中にいくつか出てきます。(ぷーさん)
〉えー、これ、うらやましい・・・
でしょ〜(笑)
〉Allen Sayさん、いいですね!読みごたえがあります。
〉今後出版予定などもチェックして行きたいです。
私も大好きな作家の一人です。
もっともっと読んでみたいと思っています。
〉〉■The Man Who Walked Between The Towers / Mordicai Gerstein
〉〉同時多発テロでなくなってしまったWTCが舞台です。
〉〉この2つのビルの間を綱渡りした青年の話、実話です。
〉〉足がすくみそうになってしまう絵が、
〉〉綱渡りをしている間、青年がどんなに自由だったかを雄弁に物語ります。
〉〉なぜこんなに好きか分からないけど、好きで好きでたまらない絵本です。
〉〉2004年、The Coldecott Medal賞受賞作です。 (Kian)
〉これ、読み聞かせなさったんですね。私も中学生あたりに読み聞かせしたいんですが、
〉どうも最後の2ページで泣けちゃうんです・・・私はそうなると声がつまるタイプで・・・
分かります!私も読み聞かせのために練習している時は
いつも最後で「うっ」となり、声がつまり、涙がにじみました。
だから、やめておこうかと思ったんですが、どうしてもこの絵本への思いを
みんなと共有したかったんです。
それほど、この絵本好きなんですよ。
初めて読んだ日は「今晩この本、抱きしめて寝たい」と思ったほど(爆)
この絵本、泣けますよね〜。明るい絵本だからこそ、泣けますよね〜。
〉中には、涙は流れても声には響かない方がいらっしゃいますね。うらやましいなー。
〉このままじゃできないなー。練習あるのみかな。
〉最後から2ページ目は大丈夫になってきましたが、あとはラストのページです。
泣いちゃってもいいじゃないですか〜。
そういう読み聞かせ、ステキだわ〜♪
中学生くらいだったら、そんな思いも受け止めてくれそう。
〉この本を借りた日、ついでに日本語の絵本もながめていたら
〉松谷みよ子(作)、司修(絵)の「ぼうさまになったからす」という絵本を見つけました。
松谷みよ子さんの童話は大大大好きです。
そして、司修さんの絵も大大大好き!今度この絵本読んでみますね!
教えてくださってありがとうございます。
〉***ある村から男たちが戦争にいった。からすのたくさんいる村だったが、
〉戦後からすがいっぺんにいなくなった。海を越えて飛んでいき、
〉男たちが戦死した場所で坊さまに姿を変えて弔いをしたのだ・・・***
〉というお話だったのですが、
〉松谷さんのあとがきによれば、
〉子どもたちの学校の宿題に「戦争の話をお年寄りに聞いてくるように」というのが出て、
〉どうも説明ばっかり長々してしまうのだが伝わらない。
〉そこでこの絵本を作った、とのことでした。
分かりますね〜この話。絵本だから伝わる、ということあるんでしょうね。
〉こちらは何しろ「からす」なので、全体に暗く思い感じ。
〉The Man Who Walked・・・の方は、明るくて自由な感じが大部分(だからよけい泣けるのかも)、
(そうそうそう!)
〉というところは違うけれども
〉ダイレクトな「説明」をするのでなく、それ以上にひとのこころに「絵本」で訴えかけているところが
〉共通しているな、と思いました。
そうですよね。テロの話なんか、一言も出てきてないもんな〜。
〉不思議なことに、「ぼうさま・・・」は最初と最後の絵が同じ
〉(これは、また戦がくりかえされかねないことを象徴、警告しているのだと、あとがきにありました。)
〉「The Man Who Walked・・・」も、ひとつ大きく違うのだけれど、最初と最後(から2ページ目)の絵が同じ。
〉あまりにも大きな変化を表現していました。
〉こんなことも共通していました。
あ、なるほど。そうですね。
たとえ、言葉はなくても、絵が変化を表していますよね。
〉絵本は大きな事件、時事問題のことも、ひとびとに訴えかける力がありますね!
〉もっともっと子どもも大人も絵本を読みましょう!
もっともっと「読んでみたい」と思える絵本を報告しよう!
(↑自分に言っている:笑)
〉あー、思いのほか長くなってしまいました。
〉大変失礼いたしました。
とんでもないです。ありがとうございました。
絵本の話って、本当に楽しく嬉しいんです。
ではでは〜。