第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/9(10:36)]

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[報告] 11347. 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kaako http://plaza.rakuten.co.jp/haruko555okimono/
投稿日: 2007/6/6(18:17)

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暑くなく、寒くもなく、梅雨にもまだ入っていないこの季節。
つかの間ですが、気持ちのいい季節です。

いつものように集まって絵本の会が行われ、たくさんの絵本を楽しみました。


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11348. Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kaako http://plaza.rakuten.co.jp/haruko555okimono/
投稿日: 2007/6/6(18:26)

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Kaakoの紹介した絵本です。

バーニンガムさんの絵本を3冊紹介しました。

★Borka / John Burningham『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』

バーニンガムさんの最初に描いた絵本です。
1964年ケート・グリーナウェイ賞を受賞しています。

ガチョウの夫婦がたまごをあたためています。たまごからかえった6羽の雛たち。
1羽だけ少し他の雛たちと違っていました。羽がはえてこないのです。
ガチョウのお医者に診せましたが「羽がはえない以外どこも悪いところはありません」と言われます。
寒くないようにお母さんガチョウはセーターを編んでくれます。
でも、兄弟たちのように泳げない、兄弟に仲間はずれにされてしまいます。
そして、旅立つ日が来ても飛ぶことができないボルガはひとり残されます。

違いを認めることができる人、できない人。
広い心をもちたいですね。

★Harquin / John Burningham 『ハーキン 谷へおりたきつね』

ある丘に住んでいるきつねの家族がいました。
お父さんお母さんは子ども達に話します。「谷へおりていってはダメだよ。危ないから。」と。
でも、いたずら盛りのハーキンは聞いていません。
谷におりて行ってしまって人間に見つかってしまったハーキン。
家族はもう丘で暮らせないと話します。
機転をきかせて家族をすくうハーキン。

時が過ぎ、ハーキンは自分の家族を持って丘で暮らしています。
ハーキンは子ども達に話します。「谷へおりてはダメだよ。危ないから。」
ところが一匹のこどもはちっとも聞いていません...

★Seasons / John Burningham  『はるなつあきふゆ』

四季の移りかわりを描いた絵本。
春の色鮮やかさ、夏のまぶしい光、秋の実り、冬の静けさ。
四季があるっていいですね。

この絵本には大判の絵が付いていました。
バーニンガムさんの四季の絵がとても素敵な絵本です。

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マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本を2冊。

★Two Little Trains / Margaret Wise Brown

二つの汽車がトンネルを抜け、橋を渡り、山を登り西へ西へと走ります。
左のページは表紙のように汽車が描かれていて、右のページにはおもちゃの汽車が描かれています。
たどり着くのは西海岸でしょうか、大陸横断列車。

絵も素敵。おもちゃの汽車がなんともかわいい。

★The Runaway Bunny / Margaret Wise Brown

「ぼく、逃げちゃうよ」とこうさぎが魚になったり、ヨットになったりクロッカスにかくれたり。
でもおかあさんうさぎは漁師になって捕まえたり、庭師になってみつけたり。
かくれんぼしてるみたい。いつでも見つけてくれるおかあさん。

子どもの時かくれんぼで上手に隠れすぎてみつけてもらえないことがありました。
ちょっと悲しいような、寂しいような気持ちになりました。
この絵本よんだら子どもはお家でかくれんぼしたくなるかもね。

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★Ten In a Bed  /  Mary Rees

Ten in a Bedは歌があるのでいろんな絵本が出ています。
ひとつのベッドに10人も寝ています。
Roll Over!Roll Over!と言って、一人ずつベッドから落っこちてしまいます。

文章にはないストーリーを右のページに描かれていて、楽しいです。


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11351. Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: ぷーさん http://pooh-b.sakura.ne.jp/
投稿日: 2007/6/7(14:23)

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わたしの紹介した本です。

■THE BOOK OF BUNNY SUICIDES / ANDY RILEY
■RETURN OF THE BUNNY SUICIDES / ANDY RILEY

ほとんど文字のない絵本です。
かわいいウサギの絵とは裏腹に内容はかなりブラック。
自殺したいウサギが「どんな風に死のうかなー」と妄想しています。
ただ、方法があまりにも突飛なものばかりなのでおかしい……。
映画のパロディなどが随所にちりばめられております。
そもそも二冊目のタイトルが既にパロディです(笑)


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11352. Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Fuuko
投稿日: 2007/6/7(20:56)

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久しぶりに参加できて、楽しい時間を過ごしました。

今回は、夜に関係する本を紹介しました。
これからの季節に皆さんもいかがですか。

■Gus Was A Friendly Ghost / Jane Thayer, Illustrated by Seymour Fleishman

田舎のある家にGusというfriendlyなお化けが住んでいました。
Scottさん一家に気付いて欲しくてGusは音を立ててアピール。
"We've got a ghost !"と言ってもらえればとっても幸せ。
秋になって家族が去ると寂しくて、寒さに震えていたネズミを招きました。
我まま放題のネズミにも優しいGusでしたが・・・。
紫とオレンジ、黒の3色刷りがとても新鮮できれいです。

■Gus And The Baby Ghost / Jane Thayer, Illustrated by Seymour Fleishman

お化けのGusは、猫のCoraとネズミのMouseと一緒に
Mr. Fizzleの歴史博物館に住んでいました。
ある夜、玄関で赤ちゃんお化けを見つけたGusは、
Coraに教えてもらいながら赤ちゃんを世話します。
やがて・・・。
心がほんわかと温まるお話です。

■Very Scary Haunted House, A / Joanne Barkan

女の子Elinorがおばさんの家を訪ねると、留守みたい。
真っ暗な家はモンスターの足音や狼の声がしたような・・・。
でも、明かりを点ければいつもの部屋です。
やっと明かりの漏れる部屋を見つけたと思ったら・・・。
蛍光塗料の付いた絵本で、本を読みながら電気を点けたり消したりすると
モンスターが出たり消えたりする楽しい絵本です。

■Sam and the Firefly / P.D.Eastman

ある夜、フクロウのSamは、池で蛍のGusに出会います。
Gusは光で模様を描いて得意顔。
喜んだSamは、Gusの前を飛んで字を教えました。
素敵な遊びだったのに、Gusは悪戯を始めてしまいます。
そして・・・。
簡単でリズム感の良いお話です。

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11354. Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: はねにゃんこ
投稿日: 2007/6/7(22:11)

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はねにゃんこの紹介本です。

■HORATIO'S BED / Camilla Ashforth (書評あり)

うさぎのHoratioは眠れなくて困っています。くまのJamesに
相談したところ、ぴったりのベッドがないからだということに。
子ども部屋のぬいぐるみが登場人物の、淡く優しい色合いの
絵本です。

■A Dark Dark Tale / Ruth Brown (書評あり)

暗い暗いムーアの森の中に、今は誰も住んでいない館が一軒。
まるで案内をしてくれているかのような黒猫に誘われるまま
館の中に入って行くと・・・。
木目やカーテンの模様が人の顔のように見えてきて
こわくてドキドキします。


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11360. Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: テレジア
投稿日: 2007/6/8(14:56)

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テレジアの紹介本です。

たまたま古本屋で見つけた2冊。
どちらも大好きなアーノルド.ローベルのイラストです。
独特の色使いとユーモアのセンスはさすがで、見応えあります。

■Hildilid's Night / Cheli Duran Ryan, Illustrated by Arnold Lobel (書評あり)

Hexhamの小高い丘に住むおばあさんHildllidは、夜が大嫌いです。
なんとかして捕まえ、追い出してしまおうと毎夜、悪戦苦闘を繰り返しますが…。
Caldecott Honor賞受賞作です。

■Giant John / Arnold Lobel (書評あり)

仲良しの妖精たちと毎日楽しく踊り暮らしていたGiant John。
ある日、お母さんから「うちにはもう食べるものがないよ。」と聞かされ、一儲けをしに旅に出かけます。


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