[掲示板: 〈過去ログ〉過去ログ2(英語教育についての論争) -- 最新メッセージID: 983 // 時刻: 2024/12/28(11:48)]
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お名前: sakigoro
投稿日: 2002/2/13(13:03)
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言葉足らずでした。
京大英語はまともでないというつもりはありませせんし、
その英語は多読だけで対処不可能いうつもりもありません。
私自身は、ほぼ多読オンリーで、受験の時には、あの程度の英語で
構文などで意味がとれないことはほぼないくらいにはなっていました。
ただし、犠牲になったものも大きかったですよ。 英語ばかりで
他の勉強は放棄してましたから。 読書をするのは楽しいので
つらい受験勉強を行ったという気持ちがほとんどありません。
あくまでも個人的な経験に基づく発言であり、私が行った勉強方法の有効性を
無邪気に他の人に無条件に一般化するわけにはいきません。
他の人だと、もっと少ない時間で実力をつけることができるかもしれないし、
逆に、もっと時間がかかるかもしれない。
ただ、大学入試までの時間が限られている受験生が多読ばかりで
あの難解な構文に対処できるようにするには時間が足りないこともありえる。
そうなった場合、状況が許すのなら、志望校の中でも、やさしめの英文を大量に
課す大学を目指した方が良いのではないかという気持ちからの発言です。
上智の外国語学部のように、大量の英文を課す大学でしたら、多読で対処する
方が有効でしょうし。
また、個人的経験からの勘ですが、私が多読を始めたのが高校3年になってからですから、
もっと早い時期からやっておけば、他の勉強も犠牲にすることなく
すばらしい実力をつけることは可能なのではないかと思います。
いずれにせよ、多読によって身につける英語感覚を優先したほうが、後々、実りの多い
ものになると思ってます。
ずっと英語を読みつづけてきて思うのですが、英文の意味がとれないのは
文法的なことよりも、単語にあることが多いのですよ。
それも、わりと簡単な基本単語に近いことも結構あります。
英語の歌詞なんかを読んでみると、難しい構文は使ってません。
でも、それぞれの言葉のもつイメージをきちんととらえてないと
わからないことが多いです。 こうした感覚を養うのは、大量に英語に触れていくしか
ないし、その一番の近道は多読だと思ってます。
あっ、でも駿台生さんは、多読の効果を否定しているわけじゃなくて、
肯定していらっしゃるのでしたね。 後半部分は余計でした。
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