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お名前: 秋男
投稿日: 2003/7/6(18:49)
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marigoldさん、こんにちは。
〉こんにちは。再読について思うことを書きます。
〉自分にとってやさしいレベル(と思われる)本を読んだとき、そのときは「こんな本
簡単簡単、楽勝、ちょろいもんよ」と思います。
〉しかし同じ本を一年後に再読すると、使われている文法、単語、書かれている内容が
思ったよりも高度なことに気がつき
〉「前にはこの本を簡単だと思ったが、実は難しいじゃないか。去年の自分の読解力で
これが読めたとはとても思えない」と愕然とします。いつもそうです。
う〜む・・・
これ、このところ私もよく感じていることなので、うなっております。
おっしゃるとおりですね、ほんまに。
〉(1) 自分の英語読解力が向上して、前に読み流していた部分に再読のときに気がつく
ようになった。
〉(2) 前に読めたと思ったのは単なる勘違い、実は全然読めていなかった。
〉(3) 読んだ本が良書。何度読んでも新たな発見があり、汲めどもつきない魅力があり、
噛めば噛むほど味が出る、そいういう本だった。
〉(4) 単に読んだ内容を忘れただけ。
〉理由は上のどれに該当するのかわかりません。
〉ともあれ、同じ本を何度も楽しめるので得した気分にはなれます。
私の場合、前に読んでたときはリズムが無茶苦茶だったなあ、と思います。
(いまだに「頭の中で音読」派です)
それと、和訳してるつもりはなかったんだけど、単語の意味を単純にとらえてたかなあ、
とも思います。ちょっと好例が思いつかないのですが、たとえば"but"。
前は、頭のどこかで「しかし、しかし」と言ってたように思います。でも、たくさん
読んでいくうちに、どうも「しかし」では おさまりの悪い場合が出てきて、いつしか
"but"は"but"のままで読めるようになってきました。う〜ん、やっぱりいい例じゃなかった・・・
とにかく、単純な「語義」だけでなくて、その言葉の使われ方にたくさん接するうちに
雰囲気まで少し感じられるようになってきた、という感じですかねえ。
再読はおもしろいですね。「このごろ行き詰まってるなあ・・」と思ってるときなんか
ずいぶん前に読んだものを再読すると、意外な成長ぶりに驚けるし、いろんな発見も
できそうです。
そんなわけで、この夏は『高野聖』を是非! (?)
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