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お名前: 新世界
投稿日: 2003/5/24(13:34)
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去る3月、恐る恐る「100万語達成」を書きこんだところ、思いがけずたくさんの方からコメントをいただき、恐縮しています。大変遅くなったうえ、ルール違反かもしれませんが、まとめてお礼を申します。
samatsさん、ヨシオさん、プリモグラさん、マリコさん、Yoshiさん、まりあさん、あるがさん and 間者猫さん、ありがとうございました。皆様から元気をいただいたように思います。
その後順調に、「足慣らし」をすませ、ようやくSidney Sheldonに到達、「150万語」も超えました。その経過のご報告です。
1:いきなり計画からそれて「寄り道」
Diana Wynne Jones 「Howl's Moving Castle」
宮崎駿監督の映画化の話題もあり、ハリー・ポッターへのつなぎのつもりで取り組みました。それなりにファンタジーの世界に遊びましたが、私にとってはハリー・ポッターよりもこちらの方が手ごわかったです。同じシリーズの別の本には手がのびませんでした。おそらく後の「4」に書くたように、ポッターは一巻を映像で見て全体の枠組み、登場人物を大ざっぱに把握しているので、英語の読解が楽になったのでしょう。ハウルは、ゼロからだったので、イメージをつかむのに苦労したのだと思います。
2:Roald Dahlもの
「Matilda」
「The Witches」
自分がこれまで読んだダールの本の中では「Matilda」が最高です。「親とは?」「教育とは?」「家族とは?」……身近で深い問題を投げかけてきます。そしてQuentin Blakeのイラストの見事さ。テキストとイラストのコンビネーションは素晴らしいの一言につきます。
そして「The Witches」。結末も含め、一味違います。そうそう、老人の役回りも他の作品とは異なりませんか。小生は、終盤近くの二人(?)の会話にグッときました。
3:Graded Reader
□Penguin Readers level 6
「Captain Corelli's Mandolin」
舞台は地中海の小島で、第二次大戦の別の側面を知ることができ、戦争が持つ矛盾や残酷さなどを改めて考えさせてくれました。前回の書き込みで「Graded Readerは蒸留水のようだ」などと書きましたが、「味わい深いものがある」ことを知りました。「快読100万語」にある酒井先生のこの作品に対する評価に納得しました。いつか力がついたら原書に挑戦しようと思います。
□HEINEMANN UPPER 2200words
「Precious Bane」
「No Comebacks and Other Stories」
ちょっと一休み。速度調整をしました。
4:いよいよハリー・ポッターに挑戦
「Harry Potter and the Chamber of Secrets」
「Harry Potter and the Prisoner of Azkaban」
「page turner」でした!!
私の目にはBLOOMSBURYの小型版が見やすかったです。
作品名 | 翻訳 | 映画 | 原作
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1 賢者の石 | − | ○ | −
2 秘密の部屋 | − | − | ○
3 アズカバン | − | − | ○
4 ゴブレット | ○ | − | −
鑑賞・読書の順序は 1 → 4 → 2 → 3 です。
以上のような「変則的な読み方・見方」ですが、十分楽しめています。
近く、「1」「4」を原作で読むつもりです。
5:Sidney Sheldon「The Naked Face」
4月30日、ようやく大衆小説に手が届きました。エドガー賞をとった作品ということですが、みなさんがいわれるように肩に力をいれずに読め、そして面白かったです。思ったほど俗語も多くありませんでした。もう1冊か2冊は、Sheldonを試みるつもりです。
ここ(5月8日読了)までで156万語を超えました。まだまだ「英語に慣れた」とはいえませんが、「抵抗感がますます薄らいできた」ことは確かです。
繰り返しになりますが、ここまで来れたのは、酒井先生や皆さんのおかげです。改めて感謝します。
では、また。
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