Gutenbergで読める「絵本」

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[報告] 785. Gutenbergで読める「絵本」

お名前: fiona
投稿日: 2007/4/26(12:45)

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 Gutenbergには、易しいものはほとんどないと思っていたのですが、探せば絵本もあるようです。
 最近になってやっと知ったのですが、「絵本の本棚」と言うのがあって、そこに、110冊くらいの絵本が紹介されています。

 Gutenbergのメインページ(http://www.gutenberg.org/)の左"search book catalog"の「Bookshelf」をクリックして下さい。
開いたページの下側、「Articles in category "Bookshelf"」にある、「Children's Picture Books」をクリックすると、著者別の絵本のリストが出てきます。
(読むときは、HTMLのものを開いてください。TXTのものは、字だけなので面白くありません)

 まだ、中の絵本の内容を十分には見ていないのですが、易しそうなものから、ちょっと難しそうなもの(文章が長く、挿絵の入った物語の感じのもの)までいろいろ混ざっていました。
 全体としては、(著作権切れの物ばかりののため)古臭い感じのするものが多いです。また、文章も、散文ではなく、韻を踏んだ韻文になっているものもかなりある感じです。
 Gutenbergの他の作品に比べると、易しく、多読には使いやすそうなのですが、個々の作品の評価や、どのレベルでどれが読めるかと言うのは、まだじっくり中身を見ていないのでわかりません。
ただ、できれば、評価等は、絵本をたくさん読まれている方にやっていただけるとありがたいと思っています(英語の絵本はほとんど読んだことがないもので、他と比較して面白いのかどうか、読みやすいのかどうかピンとこないもので)。

 この本棚の中で、私も知っている有名なものとしては、"Beatrix Potter"の「The Tale of Peter Rabbit」がありました。"Beatrix Potter"の作品は、文章はかなり易しく、読みやすいと思います。(YL1〜2くらい?)
 "Beatrix Potter"の作品は、17冊あり、この本棚の中で、最も冊数が多い作家です。(実際は、「A Collection of Beatrix Potter」(14話入り)と「The Great Big Treasury of Beatrix Potter」(19話入り)の2冊もあるのですが、TXT(字だけのファイル)しかないので、数に入れませんでした)。
 その他、「Little Black Sambo」「The Story of Jack and the Giants」はみんな知っていそう。

 絵本は、どうやら2004年から増え出したようです。「Release Date」を見てみると、
1996年に2冊(上記、「A Collection of Beatrix Potter」と「The Great Big Treasury of Beatrix Potter」)。
1997年〜2002年はなし。
2003年(12月)に1冊
2004年に39冊
2005年に27冊
2006年に32冊でした。
2007年は、1月に3冊、2月に6冊、3月に4冊がリリースされています。(本棚最新更新日が4月8日のため、4月リリースのものはまだ本棚に入っていません)

 この調子だと、1年に30〜40冊ぐらいずつ増えそうです。もう3〜4年のしたら、冊数が倍になるのではと期待しています。

 では、絵本を読んで、Happy Reading!!


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