[掲示板: 〈過去ログ〉Website情報の広場 -- 最新メッセージID: 808 // 時刻: 2024/12/25(15:58)]
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続いて、その5です。
今回は、20世紀前半の英国の児童文学を。
毎回あっちへ跳んだりこっちへ跳んだり。まとまりがなくてごめんなさい。
最初は、年代順に行こうかと思ったのですが、初めの方の作品はいま一つ読みにくくて、ちょっと面白さにも欠けそうなので止めました。
また、もう少し「かたまり」ごとに行っても良かったのですが、何か似たような傾向のものがかたまってしまいそうで…。
できれば、いろんな方に興味を持ってもらって作品を読んでもらいたいので(あわよくば、内容やYL等を紹介してもらえると…)、少しでもバラエティーに富むようにと、こうなりました。
ある程度、面白そうなところをさらっとみたら、もう少し組織的に進みたいと思っています。
Gutenbergは、無料であるのが利点だとみなさんおっしゃるのですが、その他にも、大きな利点があると思います。
それは、(インターネットさえつながっていれば)何時でも、何処でもその作品が手に入ると言うことです。
20年くらい前のことを考えると、住んでいる場所によっては、洋書を手に入れるのは大変でした。都会に住んでいても、買うためには、時間をかけて本屋まで行かなければなりませんでした。図書館には普通、洋書はありませんでしたし。
Gutenbergの場合、インターネットがつながっていれば、何処に住んでいても同じです(回線の速さに差はあるかも知れませんが)。Gutenbergのサイトさえ開けば、作品を読むことができます。
また、時間も関係ありません。本だと、本屋や図書館の開いている時間でないとダメですし、インターネットで注文するにしても、その日の内に読むことは不可能です。
Gutenbergだと、(その作品が所蔵されていれば)真夜中でも5分くらいで、読みたい作品を手に入れることができます。
前置きが長くなりました。ではリストへ。
★Nesbit,Edith(1858-1924)
「砂の妖精」(Five Children and It)が日本では有名(なのでは?)。というより、NHKのアニメでやっていた「サミアドン」が有名(だと思う)。
PGR2には、"Railway Children"が、確かありました。
All Round the Year(US,30.9KB)
Ebony Frame,The(Au,23.5KB)
Enchanted Castle,The(US,393KB)
Five Children and It(US,300KB)
Incomplete Amorist,The(US,518KB)
In The Dark(Au,23.5KB)
In Homespun(US,211KB)
John Charrington's Wedding(Au,16.4KB)
Landscape and Song(US,29.3KB)…Nesbitが編集、Nesbit自身の作品も入っている
Magic City,The(US,348KB)
Magic World,The(Au,314KB)
Man Size In Marble(Au,29.6KB)
Many Voices(US,75.2KB)
Mystery of the Semi-Detached,The(Au,7.6KB)
Phoenix and the Carpet,The(US,351KB)
Power of Darkness,The(Au,30.3KB)
Railway Children,The(US,340KB)
Rainbow And The Rose,The(US,99.4KB)
Story of the Amulet,The(US,392KB)
Story of the Treasure Seekers,The(US,298KB)
Wet Magic(Au,272KB)
Wouldbegoods,The(US,428KB)
★Grahame,Kenneth(1859-1932)
動物ファンタジーの先駆者。「たのしい川べ」(The Wind in the Willows)が有名。
Dream Days(US,225KB)
Golden Age,The(US,217KB)
Pagan Papers(US,128KB)
Wind in the Willows,The(US,335KB)
★Lofting Hugh(1886-1947)
「ドリトル先生」シリーズの作者。「ドリトル先生」シリーズは、"The Story of Doctor Dolittle"を1冊目として、全部で12冊ある。
多読ブックガイドのYLは6.0-7.0。
Doctor Dolittle and the Green Canary(Au,365KB)
Doctor Dolittle in the Moon(Au,212KB)
Doctor Dolittle's Circus (Au,389KB)
Doctor Dolittle's Garden(Au,311KB)
Story of Doctor Dolittle,The(US,152KB)
Voyages of Doctor Dolittle(US,404KB)
★Barrie,James(1860-1937)
「ピーターパン」の作者です。
Admirable Crichton,The(US,155KB)
Alice Sit-By-The-Fire(US,137KB)
Auld Licht Idyls(US,255KB)
Better Dead(US,120KB)
Courage(US,61.2KB)
Dear Brutus(US,134KB)
Echoes of the War(US,156KB)
Little Minister,The(US,611KB)
Little White Bird,The(US,362KB)
Margaret Ogilvy(US,174KB)
My Lady Nicotine(US,301KB)
Adventures of Peter Pan,The(US,275KB)
Peter Pan in Kensington Gardens(US,94.9KB)
Sentimental Tommy(US,633KB)
Tommy and Grizel(US,679KB)
What Every Woman Knows(US,159KB)
--番外編--
大人向けの文学作品も少し。今回は18世紀の女流作家で。
★Austen,Jane(1775-1817)
説明するまでもないと思います。Austenの作品を読みたいけど、手元に本のない方は、どうぞ。
Emma(US,893KB)
Lady Susan(US,137KB)
Love and Friendship(US,196KB)
Mansfield Park(US,894KB)
Northanger Abbey(US,448KB)
Persuasion(US,474KB)
Pride and Prejudice(US,700KB)
Sense and Sensibility(US,682KB)
★Bronte,Charlotte(1816-1855)
有名な「ジェーン・エア」の作者。
Charlotte Bronte's Notes(US,40.1KB)
Jane Eyre(US,1046KB)
Napoleon and the Spectre(Au,8.1KB)
Professor,The(US,510KB)
Shirley(Au,1208KB)
Villette(US,1102KB)
★Bronte,Emily(1818-1848)
「嵐が丘」で有名。
Wuthering Heights(US,659KB)
★Bronte,Anne(1820-1849)
ブロンテ姉妹の末の妹。
Agnes Grey(US,388KB)
Tenant of Wildfell Hall,The(US,929KB)
★その他、ブロンテ3姉妹共著の詩集がある。
Poems(US,187KB)
★Eliot,George(1819-1880)
「サイラス・マーナー」「フロス川の水車」などの作者。イギリスの女流作家。
Adam Bede(US,1168KB)
Brother Jacob(US,112KB)
Daniel Deronda(US,1747KB)
How Lisa Loved the King(US,48.1KB)
Impressions of Theophrastus Such(US,356KB)
Lifted Veil,The(US,117KB)
Middlemarch(US,1798KB)
Mill on the Floss,The(US,1153KB)
O May I Join the Choir Invisible!and Other Favorite Poems(US,34.2KB)
Scenes of Clerical Life(US,828KB)
Silas Marner(US,402KB)
--付録(eBookの語数の正確なカウントの仕方)--
前に少し書いたのですが、(Microsoft)Wordをの機能、「文字カウント」を使います。
やり方は簡単で、数えたい作品のファイルをWordで開き、上のツールバーの「ツール」から「文字カウント」を選ぶだけです。そうすると、Wordが、単語数を1語単位で数えてくれます(txt形式でも、html形式でも数えてくれます)。
ただし、数える前に、語数に関係ない部分(前後にあるライセンスがどうのと言うところ、目次、作者の紹介・作品の解説など、もちろん、これらも読んだのなら残しておいて良いのですが)を削除しておく必要があります(Wordを閉じる時には、「保存しますか」で「いいえ」を選ぶのを忘れないように。忘れると、削除した状態で保存されてしまいます)。
これで、完璧かと言うと、難しいところで、「Chapter 1」と書いてある「2語」分をどうするかとか、元の本のページ数が入れてある場合はどうするか(ページの数字も1語として数えてしまいます)と言うような問題が残ります。
まあ、多少の語数は、誤差の範囲内で良いのではないでしょうか。読んでいるつもりで、ところどころ単語を飛ばして読んだり、「あれっ」と同じところを読み直したりすることもあるので、そんなに厳密に数える必要はないと思います。
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