[掲示板: 〈過去ログ〉Website情報の広場 -- 最新メッセージID: 808 // 時刻: 2024/12/25(16:02)]
------------------------------
休みの、時間のある間にと、続けてその3を書いておきます。
20世紀前半のものもまだまだあるのですが、今回は少し時間を遡って19世紀後半あたりの作品に行きたいと思います。
どうしても外せないのが、
★Alcott,Louisa May(1832-1888)
有名な「若草物語」の作者。角川文庫で日本語訳が10冊近く出版されている(出版されていた)と思います。
Puffinでは"Little Women"と"Good Wives"の2冊に分かれているものが、(ファイルの大きさから見て)Gutenberugでは"Little Women"ファイル1つにまとまっているようです。そもそも、"Good Wives"は"Little Women Part2"か何かだったと思います(ちょっと記憶が曖昧)。
Abbot's Ghost, Or Maurice Treherne's Temptation,The(US,155KB)
Behind A Mask, Or A Woman's Power(US,234KB)
Dr Dorn's Revenge(Au,24.1KB)
Eight Cousins(US,400KB)
Flower Fables(US,203KB)
Garland for Girls,A(US,396KB)
Hospital Sketches(US,174KB)
Jack and Jill(US,510KB)
Jo's Boys(US,555KB)
Kitty's Class Day And Other Stories(US,441KB)
Little Men(US,572KB)
Little Women(US,1025KB)
Lost in a Pyramid, or the Mummy's Curse(Au,22.3KB)
Louisa Alcott Reader,The(US,227KB)
Marjorie's Three Gifts(US,58.0KB)
Modern Cinderella,A(US,237KB)
Mysterious Key And What It Opened,The(US,121KB)
Old-fashioned Girl,An(US,560KB)
On Picket Duty and Other Tales(US,183KB)
Pauline's Passion and Punishment(US,106KB)
Perilous Play(Au,28.1KB)
Rose in Bloom(US,516KB)
Strange Island,A(Au,20.7KB)
Under the Lilacs(US,453KB)
Work: A Story of Experience(US,661KB)
★Finley,Martha(1828-1909)
Elsieシリーズ28冊で有名。主人公Elsieの8歳から晩年までを描いている。
Gutenberugで読めるのは、全28冊の内、以下の15冊(前の数字は巻数、抜けている数字は、その巻がGutenbergにないことを示す)。
読めるElsieシリーズは、今後増えるのではないかと思います。Gutenbergで一度ダウンロードした後、1年程してからもう一度確認すると、いつの間にか、ダウンロードできる作品が1作品か2作品増えていましたから。
1.Elsie Dinsmore(US,462KB)
2.Holidays at Roselands(US,518KB)
3.Elsie's Girlhood(US,531KB)
4.Elsie's Womanhood(US,501KB)
5.Elsie's Motherhood(US,456KB)
6.Elsie's children(US,411KB)
8.Grandmother Elsie(US,359KB)
9.Elsie's New Relations(US,384KB)
10.Elsie at Nantucket(US,413KB)
11.Two Elsies,The(US,369KB)
12.Elsie's Kith and Kin(US,418KB)
14.Christmas with Grandma Elsie(US,388KB)
17.Elsie's Vacation and After Events(US,371KB)
20.Elsie at the World's Fair(US,310KB)
22.Elsie at Home(US,311KB)
★Coolidge,Susan(1845-1905)
「ケティ物語」で有名。12歳の主人公のケティ・カーは、失敗ばかりするおてんばな少女だが、その姿はじつに生彩を放っている…と児童文学史に書いてあります。続編が2冊あります。
「ケティ物語」は多読ブックガイドにも載っていて、「英語はかなり読みにくい」そうです。YLは、7.5-8.5となっています。
What Katy Did(US,282KB)
What Katy Did At School(US,303KB)
What Katy Did Next(US,323KB)
ケティシリーズ以外に2作品
Clover(US,308KB)
Verses(US,126KB)
--番外編--
英語圏ではありませんが、有名なものを探してみました。
★Lagerloef,Selma Ottilia Lovisa(1858-1940)
「ニルスの不思議な旅」が有名。NHKでアニメにもなってました。1909年にノーベル賞を受賞。
「ニルス」以外の作品は、大人向けの文学作品だと思います。
(Lagerloefの"oe"はオーウムラウト("o"の上に"¨"のついたもの)です)
Wonderful Adventures of Nils,The(US,846KB)
ニルス以外は
Emperor of Portugalia,The(US,349KB)
Invisible Links(US,389KB)
Jerusalem(US,449KB)
Treasure,The(US,143KB)
--付録(あなたはPC派それともプリントアウト派?:PC派のための道具)--
ダウンロードしたファイルをどのようにして読むのか。
少し聞いてみたのですが、答えを頂いたお二人は、ワードで紙に印刷して読む「プリントアウト」派でした。
私は、PC画面上で読むPC派です(印刷するのは面倒くさいし、費用もかかるので)。
PC画面上で読む場合は、「ワードパッド」や「IE」などのソフトでファイルを開いて読むことになるのですが。画面をスクロールするので、読みにくいし、目も疲れます。
そこで、使う道具が「ビュアー」と呼ばれるソフトです。
「ビュアー」を使うと、txtファイルを本感覚で、PC画面上で読むことができます。スクロールするのではなく、マウスのクリックなどで、次のページへ進みます(本のページをめくる感覚です)。
また、文字の大きさなども自由に設定することができますし、しおり機能を使えば、次に読むとき、しおりを挟んだところをすぐに開いて読むことができます。
「ビュアー」でお薦めだと思うのは、「窓の中の物語」と言うソフトです。現在、Vectorや窓の社からダウンロードはできないようですが、Yahoo(か何か)で「窓の中の物語」を検索してみると、その紹介やダウンロードできるサイトがたくさん出てきます。
「ビュアー」ソフトはいろいろあるようなのですが、第一に日本語(青空文庫など)を読むのを目的に作られているらしく、縦書き表示しかできないものもあります(読めないことはないのですが、首を横向けないと…)。
また、ファイルを開くのにすごく時間がかかったり、途中で止まったり、メモリーが足りませんと表示がでたり。
使えそうな他のソフトもありますが、「窓の中の物語」が一番読みやすそうです。
「窓の中の物語」は、横書き表示も可能ですし、ファイルを開くのも他のソフトに比べると速いです。
MMXペンティアム166MHz(メモリー64MB)でもセレロン1.7GHz(メモリー1GB)でもちゃんと動きました(166MHzだとファイルを開くのにやはり少し時間がかかります。1.7GHzだと、ファイルを開くのに普通のGutenbergのファイルで数秒)。
OSも、Windowsの98、98SE、Me、XPの4つでは動きました。
「窓の中の物語」は、文字の大きさを自由に設定できるだけでなく、文字の色、背景の画像(本のページの紙の色や模様)も自由にカスタマイズできます。(背景画像は、自分でペイント等で作り、b_○×.jpgとか、f_△□.jpgと名づけておく必要があります。b_…と名づけたものを使うと画面が左右2つに分割され、ちょうど本を見開いた状態になります。f_…と名づけたものを使うと、画面全体が1ページになります)
これらの設定は、「設定」の中の「各種設定」を開いて行います。
この辺でその3は終了です。
もし、可能なら、休みをはさんで(用事を済ませてから)その4へ行きたいと思います。
▼返答