Re: 雑談ついでと言っては何ですが、酒井先生へ

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/12/27(19:37)]

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[喜] 1318. Re: 雑談ついでと言っては何ですが、酒井先生へ

お名前: はまこ
投稿日: 2006/12/13(11:35)

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〉はまこさ〜ん、こんばんわあ! (京都弁風・・・)

へぇ、こんばんわぁ。寒なりましたなぁ。(同じ関西でも、京都弁は難しいわぁ)
 
 
〉〉なので、只今真剣に集めだしたところです(笑)

〉おー、すごい!
〉ぼくとおなじに付箋をぺたぺた?
〉それとも、B6カードに採集していく?

線引いてるだけ・・・(集めてると言わないな。。えへ。気が向いたら採集します)
 
 
昨日、思いつくままにダーっと書いたのですが、
先生に丁寧に返事をしてもらったのを読むと、
あんまり深く考えてなかったなー、と気づいて反省。
それと言葉も足りませんでしたね。
やっぱりよく考えてから意見は述べないと。
でも考えてたらきっと書くチャンスを逃しちゃうし。
と、今日もさして考えもせず書いてます(^^)
だってお兄ちゃんたちがいなくて、ちびはまが寝てる間しか書けないもん。
 
 

〉〉私がこの1年半で読んだ本は、chatの広場に載せた分と、2ヶ月前に書き終わったけど、広場に載せていない3冊だけなんですね。

書き落としてました。
絵本はたくさん読んでます。読まない日もたくさんありますが。
聞く方は日々、主に音楽を聞いて歌ってスイングしてます(相変わらずですね)
 
 
〉結局多読のめざすところは味読なんじゃないかな?
〉好きな作家が夢中になって書いた文をそっくり味わう・・・
〉そのときにはもう多読三原則も何もないね。
〉ルールを守るなんていうことは全然頭にないものね。

ですよね(*^^*)
味読っていい言葉ですね。先生の発明でしょうか?
 
 
〉(でもそうなるためには、ぼくみたいに辞書文法経由よりも、
〉多読経由の方がはるかに早く、無駄なく、深く、ぴったり
〉読めるようになると思う)

これは、もう先生に感謝しても感謝し切れません。
ありがとうございます〜。うるうる。
私が多読を始めたのは、辞書文法とは10年ぐらい縁が切れた後からでしたから。
学生時代も、追試、補習、ペナルティをこなしただけで、あんまり縁なかったし。
 
 
あ、話は変わりますが、この間、TOEICを来年の春か、夏に受けようかなぁ、と思い、
アマゾンで問題集を取り寄せたんです。
配達してもらった箱を受け取って、開けもせずに放って、時々箱を眺めてました。
で、何日かたって開けようとすると、持ってるだけで何故か、左の瞼が痙攣しだしたんですぅ。
その後3日続いたので、よし、受けるはのやめよう、と思ったのですが、
その後も1週間左眼の周りが痙攣しっぱなしでした。
去年の春にDSで「英語漬け」をしたら「S」だったんですね。調子に乗り、
公式問題集を買って、CDだけ聞いたら、拍子抜けするほど簡単だなー(眼前にみえるはエベレストかチョモランマ!…一緒だっけ…ぐらい難しいはず、と思ってたので)
と気楽になってたはずなのですが。
この時は妊娠中で、試験が2時間もあると知ったのと、
次の試験では臨月に入ってるので、受けるのを辞めたんですけど。
問題集も結局読まなかったし。
多読でこんなに英語と仲良くなったのに、「試験」がよっぽど嫌いなんですねぇ。
 
 
 
〉純粋な読書の楽しみというのもそうしてみると贅沢なものですなあ・・・

そうですねぇ・・・
ありがたいことです。
 
 
 
〉〉私が心配するのはですね、既に実践しているタドキストではなく、「じゃあ、指導者のあなたは一体何万語読んだのか?」と語数で力を証明せよ、と敵意?を持って迫ってくる相手に対して、「量から質へと深まっていくものなのですよ」と説明をする時に、有効な言葉を先生はたくさん持ってらっしゃるのかしら。と言うことなんです。つい老婆心を(誰が老婆やー!)出してしまうんですね。

〉うーん、有効な言葉をいくらでも持っている、ともいえるし、
〉相手によっては一つも持っていない、ともいえるな。

〉つまり相手次第なのだよ・・・

・・・根深い問題なんでしょうね。
  
 
〉そして不幸なことに、
〉すぐにわかる人向けにはいくらでも持っているけど、
〉すぐに分からない人にはそれがぜーんぶ有効ではない・・・

〉結局「とにかく読んでみたら」というしかないもんなあ・・・

うーん・・・
歯がゆいというか、しょうがないというか。。
学習法、としてならいろいろあるし、その中で3原則を使った多読も選択肢の一つですよね。
その選択肢が大勢の人に支持されれば、疑ってばかりで(でも興味は持ってるんでしょ?)行動に出ない人も、やってみようという気になるでしょうね。
で、やってみて、これは単なる学習法という枠には収まらない、と気づく。

  
 
〉あ、有効と思われる言葉を今書いている本で並べてるんだけどね、
〉だれに、どこまで有効なのか・・・

誰かにとって、なにかしら有効なら、それが波及して、やがて多くの人にとって有効、となるのでしょうね。そんな気が。

新しい本を楽しみにしてます(^^)
多聴多読マガジンも今日注文しまーす(^^)/
 
 
 

〉〉「本の読み方—スロー・リーディングの実践」 平野啓一郎著 PHP新書
〉〉なのですが、いくつか書き出してみますね。
〉〉 
〉〉 
〉〉 この本の立場は、徹底してアンチ速読である(序p4より)。

〉〉 私たちは、日々、大量の情報を処理しなければならない現代において、本もまた、「できるだけ速く、たくさん読まなければいけない」という一種の強迫観念にとらわれている。「速読コンプレックス」と言い換えてもいいかもしれない。(p6より)
〉〉これって、語数を気にするタドキストにも当てはまりませんか。

〉もちろん当てはまります。

〉けれども、当てはまらない場合が二つあると思うな。
〉一つは多読開始直後の動機付けとして利用している場合。
〉これはいままで学校英語で苦労してきた人が、
〉自分なりの、ほかの人とくらべるのではない尺度として
〉利用する場合ですね。ほかの人と比べるのに使っては
〉「語数コンプレックス」と呼ぶしかないことになってしまう。

あぁ、引用の仕方がおかしかった!
もちろん、「多読開始直後の動機付けとして利用している場合。」を
指して「コンプレックスだ」(悪い意味で)と言いたかったのではありません。
お許しを〜〜〜(いろんな方に向けて言ってます)
 
 
〉もう一つは100万語過ぎたあとも数えて、目安にしている人たち。
〉もうほとんどゲームの感覚だと思うな。決して「語数稼ぎ」という
〉強迫観念ではないと思う。

はいはい。これもよくわかってます。
「この二つのことを指しているのではありません」とちゃんと
書いておくべきでした。猛烈に反省!
 
 
 
〉最後に一つ、速読反対論について・・・
〉なにもかも速読しようというのでなければ速読してもちっとも
〉かまわないと思う。というより、あるものは速読して、
〉あるものはゆっくり読んでと使い分けているなら、
〉「速読コンプレックス」とはいわないのではないかな?

〉だれも新聞記事を「味読」しようとは思わないでしょ?
〉そういうものはさっと「速読」するしかないもの。
 
 
はい。これも書き足りてない部分でした。
この本の中でも、

—端的に言って、速読とは、「明日のための読書」である。翌日の会議のために速読術で大量の資料を読みこなし、今日の話題のために、慌しい朝の時間に新聞をざっと斜め読みする。
それに対して、スロー・リーディングは、「五年後、十年後のための読書である」(以下省略)

とありまして、何でもかんでも速読はダメ!と言っているわけではないのです。
まぁ、新聞もスロー・リーディングを、と進めていますが。ここも省略します。
 
 
〉もっともぼくは新聞そのものを読まなくなっていて、
〉大体3分あれば新聞は用なしになるから、新聞のことを
〉例に出すのはよくないかもしれない。(新聞はとらなくてもいいと
〉思っているのだけれど、いしいひさいちの大ファンなので、
〉それだけで購読している)

あはは。相変わらずなのですね。
 
 
〉〉 もちろん、単にゆっくり読めばいいというものではない。・・・読書にもやはりコツがある。決して難しいことではないが、そのコツさえ知っていれば、読書はもっと楽しく、もっと有意義で、それを知らずにがむしゃらに文字を追うよりも、はるかに多くのことを教えてくれ、人間的にも成長させてくれるだろう。(p7より)

〉なんだ、ぼくとおなじことを言ってるわけですか・・・
〉(しかしこう書いてあると、ちょっと教養的すぎるとぼくは思うけど)

まぁ、教養的過ぎると言えばそうなのですが、
熱い、です。この方は。(小説の方は読んだ事がないのですが。)

—そして何よりも、ゆっくり時間をかけさえすれば、読書は楽しい。私が伝えたいことは、これに尽きると言っていい。(序より)

これが言いたかったんですねぇ。
 
本の内容としては、 
作家の視点から、本はこう読むと楽しいんだよー。
書き手はみんな、自分の本をスロー・リーディングしてもらう前提でかいてるんだよー。
私も長年、「速読」に憧れてたんだけど、間違ってたって気づいたんだよー。

という反省の念をこめ、「速読」の欠点を洗い出し、スローリーディングの魅力を語り、最後は実践編で、具体例を示してます。
実は実践編には8冊の本を使っているのですが、まだ2冊目の森 鴎(漢字が出なかった)外 『高瀬舟』までしか読んでません(^^)>"


〉〉それに音読しながら、じっくりと作品の世界を味わう、というのは本当に楽しいものなのですよ。
〉〉私が大好きなのは韻を踏んだ言葉なのですが、これも慣れると見ただけでわかるようになりますが、やっぱり声に出してこそ楽しいんですよねー。

〉音読はねえ・・・
〉お勉強としてやるのは絶対意味ないよ。
〉音読が楽しいなら、それは絶対やるべきだよね、なにしろ楽しいんだから。
〉でも、お勉強としてやる音読はぼくには「奴隷根性」のように思える。

私は英語のやり直しをしよう、と思った時、「絶対、音読」から入りました。
つまんないので1ヶ月でやめましたが。でも、「文法は気にしない」と書いてあったおかげで、文法を勉強することなく、多読にたどり着きました。感謝。
   
   
  
〉〉■再び味読の話■
〉〉私も線を引きながら読んでいる、といいましたが、色分けして、本をじっくり読んで良かったな、と思った最初の作品は、“Memoirs of a Geisha”です。
〉〉私がこの作品の中で一番印象を受けたのは、「色」と「におい」の使い方なんですね。
〉〉この二つを使うことによって、主人公の置かれたその時々の立場、感情、時代背景などが、よく読み取れるようになっています。
〉〉この二つの使い方こそが、この作品の持つ特異性だと思うのですが、
〉〉なぜか作者は途中であまり効果的な使い方をしてないのですね、
〉〉その分作品も、中だるみの印象を受けました。
〉〉戦時中で「色」も「におい」も暗いものでしか表現できず、単調になったのでしょうが、やっぱり、惜しいな〜、と思いました。
〉〉その後また「色」と「におい」が効果的に使われるようになり、作品もクライマックスまで盛り上がりました。

〉この辺がはまこさん独特の感じ方で、
〉ひょっとしたら作者にそのことを書いてやったら
〉大感激するかもしれないよ!

ありがとうございます(^^)
でも、ファンレターを書くなら、読み直さなくっちゃ。。
何年後か、また気が向いた時にでも。。。
   
   
〉〉「いずれはじっくりと読めるようになるための、飛ばし読み」ならいいのです。

〉その通りです。飛ばし読みは「いつか味読」できるための
〉いちばんまっすぐな道だとぼくは思っています。

ですよねー。
この作品も結構、飛ばし読みしました。でも楽しめたもん。
それよりもっと飛ばしまくったのが、クリスティの6作品です。
内容をまとめた文を書くときも、わかってないところがいっぱいあったけど、
あらすじを書くならここら辺だろう、とわかってないまま書きました(笑)
でも、そんなに間違ってはないと思う〜(期待)
それでもって、「味読」出来ました(^^)
 
 
そうそう、クリスティの作品のあらすじをまとめ、感想を書いているうちに、
自分が書く感想文がどんどん難しい文体になってきて、
書いてる本人がよくわからなくなってきたので、しばらく読むのを辞めたんですね。
当時は娯楽作品だったんでしょうが、やっぱり昔の英語だからか、
ちょっととっつきにくいところがあって。

でも、9月から少しづつスー・グラフトンを読み出してみて、わかったんですが、
心理描写の仕方の格が違う!
うー、クリスティを味読(一応したつもり)した後に読むと、
ほんとに物足りなくって。3冊読んだんですが、3冊目の"C is for Corpse"
では、あらすじを書いた時点で、もういいや〜、となってしまいました(--)
本の余白には感想も書きまくってるんですど。
まぁ、今は本を読む時間はほとんど取れないので、ちょっと余裕が出来たら、
またクリスティを読んでみようかな。

と、あれこれ考えられるのも贅沢な楽しみですよね(^^)
 
 
〉〉この作品は残念ながら、後世まで残るような名作ではありません。

〉ここもよいなあ・・・

そうだ、"Memoirs of a Geisha" の話をしている途中でした。
脱線しまくりですね(^^)>"
 
 
 
〉〉でも、いつもいつも「あらすじ読み」で、それで何万語読んだ!と語数を誇られても、はぁ、そうですか、ぐらいしか答えられないですよね。
〉〉やっぱり掲示板でみなさんが語っているような、英語にそのまま触れて、感動があってこその読書。こうでなくっちゃなー、と思うのです。

〉感動あっての「あらすじ読み」もぼくはあると思うな。
〉あらすじ読みを続けていると、かならず味読になっていくよ。
〉それは大丈夫。

ですよね。心強いです。一安心。
  
  
〉〉そうそう、ビジネスマンが英語の本を読むのに有益な点として、
〉〉理論的な思考が身につく、というのが一番に挙げられるのではないかと思うのですが、それよりも、日本語以外の言語を日本語の理論、理屈抜きに読んで揺さぶられること、のほうがよっぽど重要なんじゃないかと思います。

〉ははは、これも「はまこ節」ね。
〉ぼくはだいさんせー!

ねー(^^)/


〉日本語の理論、理屈抜きで読むことをすすめるためにいまの本を
〉書いています。たのしみにしていてね!

楽しみに待ってます♪
 
 
〉〉あぁ、いろいろと書き連ねているうちに、みにはまが起き出しそうです。
〉〉長い割りに中途半端に終わりますが、ごめんくださいませ〜。

〉はい、みにはまちゃんにも、こはまちゃんにも、
〉まいくろはまちゃん(?)、ぎゅーしてやってください、
〉酒井さんからだよって!

改名したんです。今思いついたんですけど。
じゅにはま(こはまといってましたが、長男なので)
ちびはま
みにはま
です。まいくろはちっちゃすぎ?(笑)
酒井先生の分もぎゅーっしますね(^^)

先生もお体にはくれぐれも気を付けて。
ご自愛くださいませませ。
では〜(^^)/


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