[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/18(14:24)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/12/22(01:46)
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marigoldさん、ちんげん斎さん
〉中学教科書にカタカナはふっていませんでしたが、
〉教科書ガイドや参考書にはカタカナで読みがふっていました。
〉それを頼りに読んでいました。
〉それがどれほど有害なのかその頃は全然わかっていませんでした。
うーん、それはヤバかったですね。
やはりカタカナで覚えた方が手っ取り早いので、参考書の類は試験などの対策が効率よくできるようになっているのかもしれません。
ちんげん斎さんの「カタカナつき辞書」もヤバイ一品ですね。
〉ドイツ語をやるときに三修社の「ドイツ語の最初歩」という本を使いましたが、
〉それも最初の方はカタカナで読み方が書かれていました。
〉カタカナが無いと不安でしたし、CDでネイティブの発音を聞いても
〉カタカナと違うととまどい、結局カタカナ読みのほうに従っていました。
〉杏樹さんのように、カタカナ部分は塗りつぶすくらいじゃないといけなかったんです。
それも困ったものですね。でもドイツ語はカタカナでも通じる率が高い方ですから、英語ほど被害は少ないと思います。
ただ、聞いたことのない音を聞くと、なかなか聞き取ったり発音したりするのは難しいですので、「カタカナがないと不安」という気持ちはわかります。どうしても自分の知っている音に当てはめないと学習が進まないんですね。やっぱり語学は、特に最初は音がないとなかなか勉強できないと思います。
私はそう思っていますので、テープもCDもない「ウイグル語四週間」は進められずに悔しい思いをしています。
〉中学生のときにNHKラジオの基礎英語をときどき聞いていましたが、
〉ネイティブスピーカーの発音で、girlは「ぐーろー」というふうに聞こえました。
〉でも「がーる」の方が正しいんだと思ってそっちで発音していました。
脳内カタカナ変換の威力はすごいですね。
でもそこで「カタカナ英語は本物の発音とは違う」という情報があれば、「ぐーろー」が本当の発音だと気がついたかもしれません。実際に聞き取ったり発音したりするのは難しいにしても、「がーる」じゃないんだ、ということが頭の片隅に残れば、カタカナ英語脱却の第一歩になるのではないでしょうか。
〉もっと自分の耳の方を信頼するべきだったのだと今になって思うところです。
〉浮き輪につかまるような感じでカタカナに頼っていました。
〉「カタカナ英語撲滅運動」これは本当に日本中でこういうキャンペーンしないといけないんじゃないかと思います。
〉私はカタカナの有害さというのに今になってやっと気が付きました。
英語は本当はカタカナでは表記できないんですよね。今の学校英語ではネイティブの発音をしっかり聞くのも、先生が発音指導をするのも難しいですので、せめて「カタカナ英語では本当は通じないんだぞ」って言ってほしいですね。
そういえば、前に新聞で読んだんですが、レストランで外国人が「ビール!ビール!」と叫ぶので、ウエイターがビールを持っていったところその外国人は違うという身振りをして必死で「ビール!」と繰り返し、ウエイターも「ジスイズビール」と言ってチンプンカンプンの応対をしていたそうです。実はその外国人は「Bill」すなわち「勘定」と言っていたということです。
もとレスにつながっているイベントの広場で、香菜さんも中国人にカタカナ英語では通じないことを書いてくださってますが、香港人の大笑いもすごいですね。
ちなみに香港はイギリス領だったので全員英語名があります。香港スターもみんなファーストネームは英語。でも現地では広東語の漢字表記です。
だもんで、この夏公開された中国映画「HERO−英雄−」では大陸と香港のスターが共演しているので名前がごちゃごちゃ。
マギー・チャン(香港)
チャン・ツーイー(大陸)
で、どっちも「チャン」の方が姓。
中国語圏では
張漫玉
章子怡
と書かれています。
脱線してしまってすみません。
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