Re: PALについて

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/12/25(15:08)]

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3286. Re: PALについて

お名前: fiona
投稿日: 2007/11/21(21:21)

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酒井先生、今晩は。fionaです。

〉そうですか! 
〉そんなたいしたものだったのか、うちのプレーヤーは!!
〉Sonyがはじめて出したプレーヤーです。
〉なんとケースを開けてスライドスイッチを動かすと
〉どのリージョン用にもなるという製品で、
〉発売直後に作り直されたそうです。
〉ぼくはそれをリージョン・フリーの位置にして使っている。
〉だからPAL→NTSCの変換をするようになっているのかも・・・

→その後、更に考えて見ました。
なぜ、イギリスのDVDが映るのか。理由として考えられることは3つあります。
1. そのDVDが、NTSC方式のDVDだから(DVDやそのケースに、「NTSC」とか「PAL」と書いてあります)。
2. DVDレコーダーが、PAL→NTSCの変換をしてくれるプレーヤーだから。
3. テレビが、NTSC、PALの両方の信号を映すことができるテレビだから。

最低、どれか一つを満たせば、イギリスのDVDを見ることができます。
可能性としては、2.が一番大きいのでは…。
 
 
〉コンピュータのDVDプレーヤーだとどちらも大丈夫なのは
〉どうしてでしょうね。

→これは、DVD再生ソフトが、NTSC方式の信号もPAL方式の信号も、両方を、コンピュータの画面の映像表示方式に直してくれるためのようです。

もともと、テレビの画面に映像を映す方式とコンピュータの画面に映像を映す方式とは違っていて、NTSCでもPALでも、コンピュータ画面の方式へ変換しないといけないのだそうです。
DVD再生ソフトが、NTSC、PALのどちらでも、コンピュータの映像方式へ変換可能なら、どちらのDVDもコンピュータで見ることができることになるわけです。本に「ソフトによっては、PAL方式のDVDを見ることができないことがある」と書いてあるので、中にはPALに対応していないソフトもあるようです。

テレビとコンピュータとの大きな違いは、テレビはインターレース方式、コンピュータはノンインターレース方式であること…だそうです。

細い横線(走査線)を数百本重ねて一つの画面を写すのですが(昔の白黒テレビはそれがよく分かりました)、それを2つに分けて映すのがインターレース方式、一度に全部映すのがノンインターレース方式です。
例えば、NTSC方式では、約1/60秒ごとに、同じ画面の偶数本目の走査線のみ表示、次いで同じ画面の奇数本目の走査線のみ表示と言うようなことが行われていると言うことだそうです。(ひとつの画面だけ見たら、こまかな横じまになってしまうが、残像効果で一つにまとまって見える)
ところが、コンピュータでは、偶数本目、奇数本目と分けず全部一度に表示する(らしい)。
そこで、DVDの再生ソフトは、常に2つのテレビ信号画面を合成して、コンピュータに表示させている(らしい)。
例えば、5/60秒目には、4/60秒目(一つ前の信号)と5/60秒目(今の信号)とを合成し、それを送り出す。6/60秒目には、5/60秒目と6/60秒目とを合成、と言うことをやっているそうです。
(何かややこしい)

〉ではでは、Happy hacking!
→はい、Happy hacking!


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