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お名前: まつかわ1971
投稿日: 2007/10/24(11:17)
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こんにちは、まつかわ1971です。
シャドーイング100時間を通過しました。
5月の連休明けから始めて、途中9月にまったく手をつけられなかったりも
して中断はあったのですが、半年で通過できました。
以下報告です。
シャドーイング開始は、多読で600万語を越えてからでした。
もっと早い時期に始めていればよかったです。
誰にでも、それぞれの始め時があると思います。
「効果があるから、苦痛だけど続ける」というのもつらいので、
「そろそろ始めてみてもいいかな」と自分で思い切れるまで、
多聴多読を続けつつ待ってみるというのもいいのかな。
すべてiPodで再生したものをイヤフォンで聴きながらのシャドーイングで
カウントしました。
当日はシャドーイングした時間をカウントせず、週に1回くらいの目安で、
パソコンのiPodの管理ソフトのiTunesに表示されている音源の長さと再生回数を
時間の計算ができる計算ソフトで計算しました。
計算に使用したのは、Mac版の電卓ソフトで、TimeCalcというソフトです。
[url:http://www.geocities.jp/neokuikui/TimeCalc/UsersManual/UsersManual.html]
毎回シャドーイングにかけた時間を測るということをしないですんだのは、
気持ちの上で、ものすごく負担が少なくすんでよかったと思います。
毎日時間を測ると、ノルマを意識してしまいそうですから。
主に使った音源は、「Frog and Toad」と「多聴多読マガジン」のCDでした。
2分から10分くらいの長さのものを繰り返すことが多く、15分以上の長さの音源を
使うことはめったにありませんでした。
内容に興味が持てるかどうかよりも、あまり長くないもので、
速すぎないものを選んで使っていましたが、結局、「Frog and Toad」を使う機会が
多かったのは、使っていて、楽しくて飽きなかったからだと思います。
自分のシャドーイングを録音して、自分で聴き直してみるということはほとんど
しませんでした。自分の発音を定期的にチェックするというのは大切なことですが、
自分の性格から、チェックして、かえってスランプになるよりは、あまり細かいこと
を気にせず、量をこなして行く方がいいだろうと思ったからです。
最後にシャドーイングを始める前と現在で、何か変化や効果があったかという
話題ですが、シャドーイングだけでの効果というのは、実感できていません。
CASECのリスニングのスコアにもあまり変化はありません。
ただ、シャドーイングを60時間してから、LRも始めたのですが、
LRを始める最初から、朗読の速さをまったく気にせず、内容に興味が持てるか、
朗読の声が好きかということから素材が選べたのは、多聴多読の効果だけではなく、
シャドーイングの効果が大きかったかもしれません。
以前よりもリラックスしてリスニングができるようになったのは、たしかです。
あと、シャドーイングを始めてから、通勤のバスで英語圏の友達が何人かできました。
さいわい、発音がもとで話が通じなかったということはあまりありません。
たぶん、シャドーイングをしていなかったら、LRも初めなかったし、その友達にも、
最初に話しかけたりしなかったでしょうから、
どうやら、ぼくにはシャドーイングは、英語自体よりも、度胸をつけるのに効果が
あったようです。
ぼくは今、声に出して読むことにものすごく興味があります。
いわゆる音読学習とかではなくて、声に出して読みたいなんとか
とか、読み聴かせとかみたいな朗読にちかいものです。
LRにしても、リスニングへの架け橋というよりは、ただの多読では、空想でおぎなう
しかない部分とか、読み飛してしまう部分とかも、単語単位どころか、ページ単位で
雰囲気だけは伝わってくるところが楽しくて続けています。
うまく言えませんが、聴いて楽しむから声に出して楽しむことへの架け橋に、
シャドーイングはなってくれるのではないかと信じて、これからも続けていけたら
と思います。
▼返答