[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/20(21:35)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/6/4(02:10)
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秋男さん、こんにちは。
スペースをとるのでタイトルを短くしてみました。
ずっと雑談ばかりでいいのかと思って、内容もできるだけ短くするよう心がけてみました。
〉 杏樹さん、こんばん○。
こんばんみ?
〉 実際に行ってみたっていうのが、杏樹さんらしくてスゴイですねー。
〉 「まじゃろるさーく」って、「ハンガリー」とぜんぜん違いますねー。なんで「ハンガリー」っていうんだろう。
〉 「ハン」とか「フン」とかが関係してると聞いたような気が微かにします。
〉 ハンガリー語も、あきらめないで、是非やっていただきたいです。ハンガリー精神で。
なんで「ハンガリー」なのか、私も謎に思っています。フン族に関係あるのかどうなのか…。「実際に行ってみた」って、高校卒業して○年もたってますよー。
〉〉〉 マルクス兄弟の「我輩はカモである」を見てみたいんですよねー。
〉〉〉 AFI(American Film Institute)が選ぶ映画100の中にも入ってたし。
〉〉「ザッツ・エンタテイメント」にもホテルに人がギュウギュウ詰めになる場面が入ってますね。私は似たようなことを実体験したことが…。こんな狭い部屋にこんなたくさんの人が…とあきれて笑ってしまったというようなことが…。
〉 「ザッツ・・・」に入ってましたか? 2か3かな。
〉 狭い部屋にギュウギュウ詰めって、僕も若いころに何度かやりました。
〉 誰でも一度は経験するのかなー。
あー、「2」だったかも。ビデオ回して確かめてるヒマがありません。ギュウギュウ詰めはそんなに若い時でもなかったんですけどね…。
〉〉〉 「Gay Divorce」とは、なんとも意味深なタイトルですねー・・・。
〉〉〉 でもほんと、昔の映画は群舞が凄いですよね。カラーよりも豪華な感じがする。
〉〉〉 「コンチネンタル」も是非見てみます!
〉〉タイトルの意味は映画を見ればわかります。アステア&ロジャースの映画はみなコメディですので、意味深というのではないですね。
〉 意味は無くってもいいですよね。楽しければ♪
そうそう、多読でもなんでも楽しいかどうか、が全ての基準。
〉〉〉 あの映画を見ると、なんか買いたくなりますよね。
〉〉〉 コステロとかが歌ってたので、「五線譜のラブレター」のサントラを買ってみよかなーとか思ってますが、
〉〉〉 DVDが出たら、それでもいいのか・・・。
〉〉まあ、どちらでも…。私はどうしても古い音源で欲しかったので。
〉 杏樹さんらしいこだわりですねー。
というか、なぜか古いレコードの音に妙に心惹かれるんです。蓄音機時代のレコードを復刻したものを聞くと心が騒ぎます。
〉〉このころのミュージカル映画ではロングでずーっと踊ってる場面を映し続けてます。ヘンにカット割りするよりダンスのすごさが伝わってきます。アステアは練習に時間をかけ、本番は一回で収録する主義でした。ロングでワンカットです。
〉 ほんとにすごいですよねー。
〉 ぜんぜん、そんな、がんばって練習したっていう感じじゃないですよね。ものすごく軽い。
〉 effortless。粋だわ。
そう!!!アステアの一番の特徴はあの軽やかさです。すべるようになめらかで、心が浮き立つような軽やかさ。実はあの軽さは鍛錬の賜物です。どんなことでもむずかしそ〜にやってるうちは半人前。軽々とこなせるのが一流の証。
〉〉アマゾンで検索したらアステアの本がいくつかヒットしました。自伝もありました。日本語訳の伝記は一冊持ってますが、多読をしてるからには英語で読んでみたいです。自伝などおもしろそう。
〉 そうですねー。
〉 わたし中学生のころ、チャップリンにハマってたことがありまして、
〉 (杏樹さんのハマりかたを見ると、「ハマってた」と口にするのが恥ずかしいですが…)
〉 チャップリンの自伝を、新潮文庫か何かで読んだことがありました。
〉 確か上下に分かれてて、上しか無かったんじゃないかなー。(そんなことはないか…)
〉 今だったら、原書にチャレンジしてみてもいいんだなー!
そうそう、原書にチャレンジ!です。上しかなかったのは途中で挫折したのかもしれません。今なら原書で全部読めるのでは?
〉〉〉 (英語の学習からは、どんどん遠ざかっていきますが・・・)
〉〉サイレント映画は字幕がありますので、英語字幕のみで見たら英語学習になると思います。日本には弁士がいて説明するのが普通でしたが、外国に弁士はいなくて、演奏だけつけて上映しました。ですからセリフの字幕だけで内容がわかるように作られています。
〉 なるほど。トーキーよりもサイレントのほうが、より「多読的」だということですね。(笑)
たしかにそう言えるかもしれませんね。画面が変わる前に読むという時間制限はありますが。…一時停止したらいいか。
〉 サイレント映画だったら、それこそ日本語字幕がなくてもわかるのが多いから、
〉 北米とかで出てる安いソフトを手に入れて、リージョンフリーのDVDプレーヤーとかで見る
〉 っていうのが良さそうですね。
セリフもあまり複雑ではないものが多いと思います。
〉 それにしても、外国に弁士はいなかったんですか! それは知らなかった。
弁士は日本の文化です。語り物の伝統を引き継いでいるのかもしれません。
〉〉サイレント時代は映画は音がないのが「当たり前」だったので、その状態で映画表現を極めたのです。私もサイレント映画を見始めたら、すごい作品がいっぱいあってビックリしました。
〉 「散り行く花」(Broken Blossoms 1919年)を見ました。D.W.グリフィス監督。リリアン・ギッシュの。
〉 はかなげで可愛らしいギッシュと中国人青年との純愛がいじらしかったですわ。サイレントならではって感じです。
〉 (それにしても、私もついに1910年代の映画を見てしまったって感じです。80年以上も前の…)
「散りゆく花」いいですねー。リリアン・ギッシュの可憐なことったら!まさしく薄幸の少女。(この可憐な少女が80過ぎても現役女優を続けてるというのがまたすごい。)それにこの映画は当時のアメリカ人が作ったにしては中国人に対する偏見がほとんど見られないのも驚異です。グリフィス監督&リリアン・ギッシュはいいですよぉ〜。おすすめは「国民の創生」「嵐の孤児」です。「イントレランス」は気合を入れて見ないといけません。
〉 チャップリンも、言わずと知れたサイレントの王様で、極めましたねー。
でもハロルド・ロイドとバスター・キートンと「三大喜劇王」といわれていた時代は、3人見比べると遜色ありません。差がついたのはトーキー以後ですかね。チャップリンは自分で監督も主演も全部こなして水準以上のものを作り続けることができましたが、キートンはある時期から脚本や監督に恵まれなかったようです。
〉〉サイレント映画の話題なんか振ったら、もっともっと掘り下げて語ってしまいますので、この辺にしておきます。
〉 そうですか…。
「散りゆく花」とチャップリンであれだけ語ったということは…。
このへんにしておくのがよろしいようで。
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