[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/20(21:23)]
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1984. Re: おすすめ:「桃色(ピンク)の店」(THE SHOP AROUND THE CORNER)
お名前: 秋男
投稿日: 2005/6/3(23:17)
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杏樹さん、こんばん○。
〉〉 …それはともかく、ハンガリーに関する知識って、かなりマイナーだと思うんですけど、
〉〉 あいかわらずよくご存じですねー。
〉〉 (ん? でも、オーストリア=ハンガリー帝国とか聞いたことがあるから、昔はすごかったんでしょうか、ハンガリー。)
〉〉 (↑ほんとに世界史知らずで・・・)
〉高校の教科書に載ってます、「オーストリア・ハンガリー二重帝国」。なんて不思議な国名…と強く印象に残りました。いつかハンガリーへ行きたいと思って、実際に行ってみたらすっかりハマってしまいました。「ハンガリー」は英語名で、現地語では「マジャロルサーク」といいます。マジャール・オルサーク、つまり「マジャール人の国」という意味です。本当はハンガリー語の多読もしたいんですが、素材が手に入りにくい上、これ以上手を広げる余裕がなくて…。
実際に行ってみたっていうのが、杏樹さんらしくてスゴイですねー。
「まじゃろるさーく」って、「ハンガリー」とぜんぜん違いますねー。なんで「ハンガリー」っていうんだろう。
「ハン」とか「フン」とかが関係してると聞いたような気が微かにします。
ハンガリー語も、あきらめないで、是非やっていただきたいです。ハンガリー精神で。
〉〉〉ふっふっふ。見るべき映画がまた増えましたねえ。私はBSでやったときに見ました。
〉〉 おー! ぬかったー!
〉〉 これは意地でも見ないと!
〉ふふふふふふ…勝った!
杏樹さんに勝てるわけがないです・・・。
〉〉 テレビでやってる映画は要チェックですねー。特に、古い映画は。意外とチャンスが無いから。
〉〉 だいぶ前ですけど、プレストン・スタージェス監督の映画をWOWOWでやってたんですが、
〉〉 その時は何とも思ってなかったので、見そこなってしまったんですよねー。あ〜、痛恨。
〉時々古い映画をさりげなく放送しているので要チェックです。一時期、番組誌で年代をチェックして30年代の映画をこまめに見ていたことがあります。
やってますねー。さすが!
〉〉 マルクス兄弟の「我輩はカモである」を見てみたいんですよねー。
〉〉 AFI(American Film Institute)が選ぶ映画100の中にも入ってたし。
〉「ザッツ・エンタテイメント」にもホテルに人がギュウギュウ詰めになる場面が入ってますね。私は似たようなことを実体験したことが…。こんな狭い部屋にこんなたくさんの人が…とあきれて笑ってしまったというようなことが…。
「ザッツ・・・」に入ってましたか? 2か3かな。
狭い部屋にギュウギュウ詰めって、僕も若いころに何度かやりました。
誰でも一度は経験するのかなー。
〉〉〉〉 そ、それでもいいと思います。 (弱い…)
〉〉〉なんでそんなに弱気なんですか?
〉〉 サンセット大通りの邸に迷い込んだ脚本家のような心境に…
〉私がノーマのようだとでも…。
いえ、決して、そんな…。
〉〉〉おお、多読精神。楽しく大量インプットの効果が出ているようですね。
〉〉 そういう気がするだけかもしれないけれど・・・
〉自分が楽しかったらそれでいいんです。気のせいでその気になるならそれでオッケー!
そうですね! その気になったもん勝ち!
〉〉〉ついでに、「踊らん哉」のミュージカル・ナンバーを作曲をしたのはガーシュインです。
〉〉 おー! さすが杏樹さん、ミュージカル王!
〉〉
〉〉 ガーシュインは、有名ですけど、「ラプソディー・イン・ブルー」が、たまらん好きですねー。
〉〉 タタタ、タララン、タタ っていう、不安定な、都会のメランコリックな遊興の感じがいい。
〉「巴里のアメリカ人」もガーシュインですよ。ジーン・ケリーのMGMミュージカル。
そうですね! 「ザッツ・エンタテインメント」のラストにたっぷり入ってました。
〉〉 アメリカ人にとっては、古賀メロディーぐらいにスタンダード・ナンバーなのかなぁ。
〉〉 (たぶんちがうなぁ。)
〉時代を感じるという点では違うこともないかも。コール・ポーターの歌はそれこそ日本人にとっての古賀メロディーなみに親しまれてきたのではないかと思います。
なるほどねー。メロディーが、とってもきれいですもんねー。
〉〉 「Gay Divorce」とは、なんとも意味深なタイトルですねー・・・。
〉〉 でもほんと、昔の映画は群舞が凄いですよね。カラーよりも豪華な感じがする。
〉〉 「コンチネンタル」も是非見てみます!
〉タイトルの意味は映画を見ればわかります。アステア&ロジャースの映画はみなコメディですので、意味深というのではないですね。
意味は無くってもいいですよね。楽しければ♪
〉〉 あの映画を見ると、なんか買いたくなりますよね。
〉〉 コステロとかが歌ってたので、「五線譜のラブレター」のサントラを買ってみよかなーとか思ってますが、
〉〉 DVDが出たら、それでもいいのか・・・。
〉まあ、どちらでも…。私はどうしても古い音源で欲しかったので。
杏樹さんらしいこだわりですねー。
〉このころのミュージカル映画ではロングでずーっと踊ってる場面を映し続けてます。ヘンにカット割りするよりダンスのすごさが伝わってきます。アステアは練習に時間をかけ、本番は一回で収録する主義でした。ロングでワンカットです。
ほんとにすごいですよねー。
ぜんぜん、そんな、がんばって練習したっていう感じじゃないですよね。ものすごく軽い。
effortless。粋だわ。
〉アマゾンで検索したらアステアの本がいくつかヒットしました。自伝もありました。日本語訳の伝記は一冊持ってますが、多読をしてるからには英語で読んでみたいです。自伝などおもしろそう。
そうですねー。
わたし中学生のころ、チャップリンにハマってたことがありまして、
(杏樹さんのハマりかたを見ると、「ハマってた」と口にするのが恥ずかしいですが…)
チャップリンの自伝を、新潮文庫か何かで読んだことがありました。
確か上下に分かれてて、上しか無かったんじゃないかなー。(そんなことはないか…)
今だったら、原書にチャレンジしてみてもいいんだなー!
〉〉 (英語の学習からは、どんどん遠ざかっていきますが・・・)
〉サイレント映画は字幕がありますので、英語字幕のみで見たら英語学習になると思います。日本には弁士がいて説明するのが普通でしたが、外国に弁士はいなくて、演奏だけつけて上映しました。ですからセリフの字幕だけで内容がわかるように作られています。
なるほど。トーキーよりもサイレントのほうが、より「多読的」だということですね。(笑)
サイレント映画だったら、それこそ日本語字幕がなくてもわかるのが多いから、
北米とかで出てる安いソフトを手に入れて、リージョンフリーのDVDプレーヤーとかで見る
っていうのが良さそうですね。
それにしても、外国に弁士はいなかったんですか! それは知らなかった。
〉サイレント時代は映画は音がないのが「当たり前」だったので、その状態で映画表現を極めたのです。私もサイレント映画を見始めたら、すごい作品がいっぱいあってビックリしました。
「散り行く花」(Broken Blossoms 1919年)を見ました。D.W.グリフィス監督。リリアン・ギッシュの。
はかなげで可愛らしいギッシュと中国人青年との純愛がいじらしかったですわ。サイレントならではって感じです。
(それにしても、私もついに1910年代の映画を見てしまったって感じです。80年以上も前の…)
チャップリンも、言わずと知れたサイレントの王様で、極めましたねー。
〉サイレント映画の話題なんか振ったら、もっともっと掘り下げて語ってしまいますので、この辺にしておきます。
そうですか…。
〉それでは…。
では…。
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