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3177. Re: Shanghai Redemption by Qiu Xiaolong
お名前: 杏樹
投稿日: 2015/9/16(00:42)
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柊さん、こんにちは。
〉皆様、こんにちは。またもQiu Xiaolongを1日で読み切った柊です。
1日で…一体何語ある本なんですか?
〉今回は本が昼に届いて、夜あまり遅くならずに読み終えて徹夜しないですんだので、大分進歩してるかも。
柊さんの基準はもはや常人の及ばない所に…。
〉Qingmingとかいう祭日に、父親の墓参りをするところから始まるのですが、その日は上海では一般にお墓参りの日らしく、その上、上海の人のお墓はほとんど同じ地域にあるらしく、お墓参り専用バスが出ていました。お墓前で落として、数時間後にお墓前で拾ってくれるらしい。そのためだけに、1日がかりでお墓に行く。
実は解説しに来ました。
それは「清明節」といいまして、4月5日です。この日は中国では古くからお墓詣りに行く日なのです。旧暦では時節的にも春らしくなるころで、そしてだいたいお墓は郊外にあるので、ピクニックを兼ねて出かけるのです。お墓にはお供えが必須なので、食べ物などたくさん持って行きます。
〉うーん、日本のお盆みたいな感じなのでしょうか? 我が家でも5時間かかるお墓に1日がかりで行きますしね。亡き祖父の生前は、朝起きると「行ってきます」と書いた置き手紙があって、3時頃には帰ってきた。お墓に少ししかいなかったのではないか、何をしに行ったのかよくわからないと家族で話していたものですが、Chenはさすが、時間をかけています。草を抜いたり、ペンキを塗り直したり(生きてる人と死んだ人の名前は別の色で塗る。それも日本と同じだ)。さらにはお墓の永代供養(といっても70年ごと更新だけど)のお金も払って、後顧の憂いを断つ。何しろ、次にそんなお金払えるのがいつかわからないし、お母さんも高齢だし。
5時間…遠いですね。行って帰ってくるだけで大変ですね。
清明節のお墓詣りは掃除も兼ねています。草むしりもします。
〉70年後に墓はあるのか、今の社会システムのままなのかと問い詰めると、墓地の管理人は「今の偉い人の70年前のご先祖を見ろ。偉い人だろう。今の偉い人の孫もきっと偉くなる」。「中国は変わるけれど、変わらない」というのが印象的でした。社会主義とかいいつつ、世襲のままなのですね。まあ、よそのことは言えませんが。
中国は変わるけれど変わらない…なるほど。
〉何がRedemptionなのかは、よくわからない。単語の意味も、辞典で引いたけれどもよくわからない。ただ、面白かったです。
タイトルの言葉の意味がわからないまま終わるのはよくあります。
〉推理小説としても、お隣の文化入門としてもおすすめです。ただ、ハードカバーで買ったら高かった。Kindleもあまり安くないですね。多分、1年ぐらいしたら廉価版が出るのだろうな。
廉価版が待ちきれなかったんですね。
おもしろそう…といいつつ、未読本の山があってなかなか手が出ません。
ということで、このへんで…。
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