[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/12/26(13:21)]
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お名前: 芝沖
投稿日: 2003/1/25(11:50)
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酒井先生、そして皆様、ご無沙汰しております。以前こちらでいろいろアドヴァイスや励ましを頂きました芝沖です。しばらくこちらの掲示板を伺う機会がなかったのですが、ようやくゆとりが出来ましたので、その後のことを報告させて頂きます。
「無謀(?)」と云われた「ナルニア国シリーズ」全巻読破(但し辞書使用)の後、再び多読の教えに還って辞書を封印。その後はDahlの作品とOxford、Cambridge等のGRを交互に読み続けました。特にDahlはお気に入りで主だった作品は一通り読み、Boy、BFG、そして「手強い」と云う印象のあったGoing Soloも、特に苦もなくスラスラと読めたので、「これは相当実力がついたんじゃないんだろうか!?」なんて過剰な自信すら抱きました。これがちょうど12月の半ば頃、多読を初めて3ヶ月半位だったでしょうか。
ところがまさにその時期、その自信を粉々にうち砕く様な出来事が起こりまして、「ひょっとして今までやってきたことはまるで無意味だったのでは?」と云う疑念が生じたのです。急速に「やる気」が減退し、つまりこれが「最大の危機」だったわけですが(笑)、辛うじて中断するに至らなかったのは、生来の活字中毒的気質のおかげでした。
とは云えそれ以来、本の選び方・読み方が変わりました。今までは「つまらなかったら止める」原則があるとは云え、基本的に「お勉強」意識があったので、多少つまらなくても話の筋が追えている限り最期まで読み進めたのですが、以降は純粋に楽しめるもののみを手にするようになりました。またGRも、かってはあれほどハマっていたのに、最近ではどれも何となく「食い足りない」様な気がし始めたので、思い切って止めました。一方で、昔買っていたものの、途中で挫折・放置していたオーウェルのAnimal Farmやシドニィ・シェルダンのMorning, Noon & Nightは結構面白く読めたので、その後、シェルダンのMaster of the Game、The Naked Faceを続けて購読。また読む速度を計るのも止めましたが、シェルダンの作品はどれも読み始めは1日(通勤時間+昼休み+仕事帰りの喫茶店=計2時間位)30ページ位で、その後40、50ページ・・・と増えていき、最後は1日100ページほどになります。
ただ、シェルダンの作品も、読んでる途中はぐいぐい引っ張られるのですが、読み終わった後には余り残るものがない(?)様な気がし始めたので、昨日The Naked Faceを読み終えた後、今度はマイケル・クライトンのTIMELINEを購入。これはまだ10ページ位しか読んでいないので読み続けられるかどうかは不明ですが、クライトンは、以前翻訳でジュラシック・パークを読んで以来のファンなので、もしこれが楽しめたら「本物」かなって思ってます。
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