[掲示板: 〈過去ログ〉タドキスト大会用掲示板 -- 最新メッセージID: 2674 // 時刻: 2024/12/27(05:47)]
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プリンです。
私がお勧めとして紹介したのは
☆ A Traveller in Time by Alison Uttley
(邦題:『時の旅人』 アリソン・アトリー 作 松野正子 訳)
“Grey Rabbit”のシリーズを書いたアリソン・アトリーが十代の読者向けに書いたお話です。
体が弱く、夢見がちな少女Penelope。彼女にはほかの人には見えないものを見ることができるという能力があります。
療養のために母方の大叔母が住むMary, Queen of Scotsのいわれの残るThackers Farmに姉や弟と滞在することになるのですが、ある日、見慣れないドアの向こうに一歩踏み込むとそこは16世紀。Mary Queen of Scotsの時代でした。
PenelopeはそこでBabington Plotを先導したAnthony Babingtonに出会います。
時代の名残を残すその場所で悲劇の女王メアリーの時代と現在を行き来し、とらわれのMaryの救出する手助けをすることになるのでした。
過去は変えられないということを心の底では知りつつも、何とかQueenを自由にしたいとThackersの人たちを手伝うPenelope。
Anthonyの弟Francisに対する淡い思い、雪が降りしきるクリスマスの晩、最終章はロマンチックでちょっと切ないです。
“Greensleeves“の詩が全編を通して効果的に使われています。
☆クリスマス本として紹介した本☆
ずいぶん前に読んで内容を忘れてしまっていてちゃんとご紹介できませんでしたので改めてご紹介を。
書評にあるものは書評をお読みください。
☆ The Story of Holly & Ivy”
by Rumer Godden Pictures by Barbara Cooney
☆ Noel For Jeanne-Marie” by Francoise Seignobosc
☆ The Dolls' Christmas by Tasha Tudor
昔、あるところにSethany AnnとNicey Melindaという名前のお人形が2人の女の子たちと一緒に一軒の古い赤いお家に住んでいました。
このお人形たちはdollhouse dollsではなくて、ちょっと大きかったのですが、幸運なことに、自分たちにぴったりなサイズのPumpgin Houseという名前の家を持っていました・・・。
もうすぐクリスマス。そこで2人の女の子とお人形たちはそれぞれにChristmas Partyに向けて準備を始めます。招待状を出したり、クッキーを作ったり・・・。
まさにタイトルどおり人形たちのクリスマスのお話です。
☆ I Like Winter by Lois Lenski
“Spring is Here”“On a Summer Day”“Now it's Fall”“I Like Winter”それぞれの四季の様子を表した四つの本のうちの冬バージョン。
文章はpoemになっていて韻も踏んでいてリズムよく、声に出して読むと楽しいです。
絵もかわいくて大好きです。ご紹介した冬のバージョン、そして夏のバージョンには巻頭に楽譜もついていて、節をつけて歌えるようになっています。
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