[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/12/25(16:24)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
1104. Re: 第二回 ヒストリカル ロマンス 初心者の方へ
お名前: そうこ
投稿日: 2008/2/2(00:27)
------------------------------
久子さん、こんにちは!
そうこです。
第一回と同様に今回の第二回も保存させていただきます!
以下、部分反応になります。
(ほとんどがへえ〜で、部分的にしか反応できません...)
〉Laudanum
〉アヘンチンキ
なるほど。
これはヒストリカルでは重要単語ですね!
〉mews
〉mew の複数形ではないので、猫はあまり関係がないと思います。
〉文脈から分かったのは、
〉・馬が数頭居る場所。
〉・ロンドン市内のお屋敷にあるもの。
〉郊外のお屋敷の場合は、stable となる。
〉ヒーローの領地にあるたくさん馬を飼育しているところは stable でした。
〉規模が違うのでしょう。たぶん。
stable は見たとこがあります。
mews はまだ見たことがないと思います。(気付いてないだけでしょう...)
〉heir and heiress
〉財産や爵位などを相続する人のこと。
〉heir の女性形が heiress となりますが、爵位と先祖伝来の領地、宝飾品は
〉年長の男子にのみ相続権があるようです。娘ばかりだと、お父さんが亡くなった
〉ときに 遺族が相続できる財産が非常に少なくなってしまいます。
〉また、先祖伝来の家屋敷は新しい相続人のものですので、住むところも
〉なくなってしまいます。
〉娘しか居ないと、自分の弟の直系が相続、弟が居ない場合は、さらにさか
〉のぼって、自分の父親の弟(叔父)の直系 といった順番に 相続人を
〉たどっていきます。
〉自分が先祖伝来の資産を運用して増やした財産やそれを使って購入したもの
〉については自由に自分の妻や長男以外の子供に相続させることができたようです。
当時の相続についてはPride & Prejudice(BBCドラマ)で知りました。
お父さんが「まさか娘ばかり生まれるとは思わなかったから、
貯金をしていなかった。気付いた時には手遅れだったよ。」
といった感じのことをエリザベスに話していました。
うそ〜っとびっくりしましたね。
〉title
〉爵位 のことです。
〉爵位の高い順
〉Duke > Marquess(Marquis) > Earl > Viscount > Baron
〉カッコ内はフランス語綴り
〉訳語は
〉公爵 > 侯爵 > 伯爵 > 子爵 > 男爵
この順番だけはわかるようになりました。
でも、 titleに関しては複雑な約束事が多いのですね。
〉未婚のときにに Lady と呼ばれた令嬢が Mr と結婚しても
〉Lady で呼ばれるようです。
これに関しては、Where Dreams Begin by Lisa Kleypas のヒロインHolly が該当しますね!
〉barren
〉爵位持ちの男性と結婚した女性は、heir を産むのが義務という社会です。
〉なので、She is a barren. ということになると とても肩身が狭くなります。
〉この説明で意味が分かると思いますが、「石女」のことです。
〉子供に恵まれない女性を指しますが 必ずしも女性に原因があるわけでは
〉ないのは皆さんご存知のとおりです。
昨日読み終わった The Secret by Julie Garwood にこの単語ありました!
heirが必要なのに"Is she barren?"って使われてました。
〉bastard
〉大きく2つの意味があります。
〉・Illegitimate child 私生児
〉・不愉快な人 主に悪口や悪態をつく時に使用。
同じく The Secret のなかで、2番目の意味でヒーローが使ってました。
私が初めてこの単語を聞いたのはあるANIMEの中なので、
今でも普通に使われるのですよね?
〉Fitz
〉とある本のヒロインの 姓は、FitzHubert ですが、父親とも母親とも違います。
〉父親は、Viscount Hubert で 母親はその Mistress ということは
〉Fitz + Hubert と考えて 認知された庶子を意味してるのかな?
〉父親は、亡くなるまで彼女といっしょに住んでいて、遺言でそれなりの財産を
〉残していましたので、ちゃんと考えていたようです。
〉ひゃ〜。苗字で、誰の庶子か分かっちゃうのぉ。
〉正式に認知されていそうだけど、それでもねー。
そんなことがあるのですか?!
辛いですねえ。
今回も、興味深く読ませていただきました。
それでは第三回を楽しみに待っています(笑)。
▲返答元
▼返答