[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/12/25(16:37)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2018/2/26(02:19)
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みなさま、こんにちは。
フランス語で350万語通過したので報告します。
ペースが落ちましたが、途中日本語の本を読んでいたのです。
まず340万語報告の時に新しくアマゾンで注文したことを書きましたが、その本を読んでいきました。
今までたくさん購入してきた子供の本のMilan Pocheシリーズに歴史ネタがありました。
Pépin,chevalier pressé
騎士見習の少年、Pépinが手柄を立てて騎士に取り立てられるお話。
騎士の装備などがわかるようになっています。
À la cour du Roi-Soleil
太陽王ルイ14世の時代、お父さんと一緒にベルサイユ宮殿に来た少年の小さな冒険のお話です。
それから新しいGRのシリーズを読んでいきました。
冊数が少ないので目についたものをまとめて買ったら、レベルに結構バラつきがあるんですが、今やバラつきがあっても気にせず読めるようになっています。
中高生あたりが主人公のものが多いのですが、なぜかどれもミステリー&サスペンス。英語のGRの多読セットでも思ったんですが、GRはミステリー&サスペンスが多い。その方がハラハラドキドキして先を読み進める力になるんだろうとは思うんですが、そればっかりだと飽きる…。ほかのジャンルも開拓してほしいです。
それから名作系のGRもいろいろ。
En Famille
これはレベルも低くて読みやすかったです。
作者のHector Malotは「家なき子(Sans Famille)」が一番有名ですが、こちらは「家なき娘」または「家なき少女」の訳語で紹介されてきたものです。しかある年代の人なら「ペリーヌ物語」の方がピンとくるかもしれません。
両親を失くした少女ペリーヌが苦労の末におじいさんと巡り合うお話です。
Les Trois Mousquetaires
「三銃士」です。「三銃士」はもともと「ダルタニヤン物語」という長~~~い小説の一部で、主人公はあくまでもダルタニヤン。三人の銃士はあくまでも「主人公の友人」です。「三銃士」として紹介される物語は、ダルタニヤンがパリへ向かい、三人の銃士たちと出会って宮廷を巡る陰謀を解決していくようになっています。
Tristan et Yseut
トリスタンとイゾルデのお話で、こちらはBéroul版。トリスタンとイゾルデのお話としてはかなり初期に書かれたもののようです。私が知っているのはドイツのゴットフリート版とフランスのベディエ版ですが、それよりさらに古いらしい。なので私が知っている内容と異動があります。
Le Grand Meaulnes
昔日本語訳で読んだ「ル・グラン・モーヌ」があったので購入しました。
やっぱりかなりのダイジェスト…。もともと謎めいた不思議な雰囲気のあるお話なので、端折ってすっ飛ばすとますます不可解に…。
それから、児童書で「Élisabeth princesse à Versailles」というシリーズを見つけました。何冊も出ているみたいですが、どれだけ読めるかわからないので試しに2冊購入してみました。
Élisabethは11歳。おじいさんはルイ15世。両親はすでに亡くなっています。家庭教師を困らせるようなイタズラでやんちゃな王女様。しかし新しくサブ家庭教師(?)が来ることになり、その娘が同年代と言うこともあってすぐに仲良しになります。
1巻の終わりの方でおじいさん・ルイ15世が病気になり、2巻の最初で亡くなってしまいます。お兄さんが即位してルイ16世になりました。お兄さんのお嫁さんマリー・アントワネットも出てきます。
わからないところは飛ばしましたが、それほど苦労しないで読めました。なのでこのシリーズを続けて読んでみようと思います。
ここで新しく購入した本は読んでしまいました。さらに追加注文しましたがまだ届きません。
なので未読本を探してみました。そして前に挫折していたGRのシリーズを見つけました。didierのAtelier de lectureというシリーズで、「A1」というレベル設定に騙されて購入してみたら、それまで買っていたGRよりもずっと分厚くて当時の私には難しすぎる!ので投げ出して放置していました。
Disparition À Saint-Malo
サン・マロに行ったことがあるので、タイトルにつられて買った本。前にチャレンジした時はなんのこっちゃさっぱりわからなかったのですが、今読んでみたらわかる!根本的な設定が全くわかっていなかった、ということがわかりました。
サン・マロに住むLecoqの一家は13歳の女の子と15歳の男の子がいます。バカンスの時期にスペインの男の子とドイツの女の子が家にやってきます。みんな、去年のバカンスでスペインに行ったときに知り合って、今年はサン・マロに集まってきたのです。
で、初めてフランスに来たドイツ人の女の子一人で犬の散歩に行かせるか?という素朴な疑問はあるのですが、犬が勝手に好きなところへ行こうとして、港に来て、知らない船に入り込んで、それを追って船に乗ったら船が出てしまって…。
もう一つ同じシリーズ。
Le casque mystérieux
フランスのLa Loche-Guyonとその周辺が舞台です。
Rigou家には15歳の女の子と13歳の双子の男の子がいます。家の事情でバカンスに行けない子供を1か月家に呼ぶプロジェクトに申込み、パリから13歳の女の子が来ました。
4人で周辺のいろいろな場所に遊びに行きますが、ある時廃屋を見つけて入ってみると、鉄かぶと(casque)を見つけます。調べてみると、それは第二次大戦のドイツ軍のものでした。
この本で350万語通過しました。
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