53万語以上、おめでとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/7/6(23:42)]

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1515. 53万語以上、おめでとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/6(01:16)

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ガビーさん、こんにちは。

〉昨日までの合計で、何とか50万語を超える事が出来ました。(53万2千ちょっと)
〉この合計を見た時は、素直に嬉しかった。
〉「ゼロからでも、何とか成るもんなんだぁ・・」と、ちょっと自分を褒めたりしてしまった。

53万語通過、おめでとうございます。ゼロからの出発はどうなるかと思いましたが、少しずつ続いているのはすばらしいです。

〉お借りした中でも、古い繁字体の絵本や、易しい児童書「酷猫先生」Mr Cool Cat by Rebecca Lisleは、面白かったです。(読みながら、何度も頭の中でクール猫がギターを弾いたり、踊っている姿を想像して笑ってしまった。)

この本、面白かったですか。よかったー。中国語の本を読んで笑って楽しめるってステキですね。この猫、本当におもしろいですね。

〉あとは、図書館の絵本と児童書。
〉その中でも、「手袋(ウクライナ民話)」、「白兎と黒兔」はとても印象的だった。
〉図書館の絵本(児童書)は大概台湾の出版社の物だったので、繁字体。
〉今では、簡体字・繁字体とも全然気に成らないで読めますね。(読む手助けに成ればと始めた、簡体字・繁字体の書き取り練習をしたお陰かも・・・)
〉そうそう、初めて「千一夜物語」を読んだ時には、驚きました。
〉結構ロマンチックなイメージを持っていたのですが、
〉今回中国語訳(簡体字)版を読んでみて、かなりドライ(ちょっと説教くさくもある)で残酷、又アラジンがかなり自己中な奴だと知り、吃驚しました。
〉“アラジンと魔法のランプ”のラスト近く、ランプの精が、都合よく使い続けて、一度も感謝しないアラジンを、批評し、突き放す所等、最高でした。

図書館にも中国語の本があるのはいいですね。「千一夜物語」はそんな内容でしたか。

〉此処までは、50万語越えの表面。下記からは、裏面。
〉でも、時間が経つほどに、嬉しさは影を潜め、「本当に、ちゃんと読めているのか?」との疑問が頭を支配していく。
〉只、自分だけが読めた気に成って、いい気になっているだけでは・・・。
〉何だか、此ればかりで悲しくなる・・・。(涙)
〉今までの書き込みも、ラストが此れで、余りの進歩の無さにゲンナリ・・・。
〉本を貸してくださっている杏樹さんや、この掲示板で励まして頂いた酒井先生を初めとした皆さんへ、申し訳ない気持ちも・・・。

本を読んで楽しめてるんじゃないですか?中国語の本を読んで笑ったり、驚いたり…そんな楽しい体験をしているではありませんか。

〉自信が持てないのですよね。どうしても・・・。
〉じゃ、試してみればとも考えた。しかし、中検HPを見たり、問題集の紹介を読んだりしても、さっぱり解らない状態。
〉何がネックに成っているかは、明白。
〉英語のとき同様、文法用語がさっぱり頭に入っていない所為だと。

問題集やお勉強はしなくてもいいのでは?
もともと多読は「勉強」とは全く違う方法です。しかもガビーさんの中国語はゼロからの出発という理想的なところから始まっているのです。教科書のような進み方をしないで言葉がわかるようになる、という画期的な方法を実践しつつあるのですよ。

「なぜ読めるか」…これはかなり難しい問題です。従来型の勉強では単語を覚えて、文法を習得して、文を分析したり解釈できる力を養うことに重点が置かれました。しかし多読でたくさんの人が英語が読めるようになっていますが、文法や単語の暗記では説明がつきません。
私も英語の勉強をする根性がないのに、全然勉強していないのに、英語の本が読めるようになってきました。出発点で中学レベルの英語力があったとはいえ、最初はレベル1の本を読んで「英語なのにわかる!」と思うようなレベルだったのに、なぜか今はPBを読んでいます。なぜ読めるようになったのかわかりません。たくさん飛ばしているのでわかってないところもありますが、それでも面白い本は面白いです。
しかもフランス語がかな〜りわからないのにフランス語の本を楽しく読んでしまったりします。そんな時「わからなくてもおもしろい」ことがある、ということを実感しました。

ガビーさんが中国語の本が「わからないはず?」なのに楽しく読めているのは、中国語の世界が好きなんでしょう。この「好き」ということがどれだけ力になるか、従来の語学学習ではあまり重視されなかったことです。まだ53万語ですから、これから語数を積み重ねていけばいくほど、少しずつでも読む力はついていくはずです。

〉恒例になりました、中国のドラマの紹介を。
〉「大唐双龍伝」香港TVBドラマ全43集 香港版DVDは、広東語・北京語、音声・字幕付き。(大陸版有り)
〉此れは、超お勧めです。
〉大陸ドラマとは違い、確りとした脚本、説教臭さが無く、兎に角スピーディなストーリー展開、娯楽性を追及した1作品です。主役二人が本当にいいです。中でも、第一主役の林峰(香港俳優)が、最高です!!
〉華やかで、ロマンス有り、アクション有り(ちょっとCG多様なのが、戴けないが)のドラマ。是非楽しんで頂きたいです。

これ、かなり早口で字幕もアテにならないのに、こんなに楽しく見ているではありませんか。ドラマもたくさん見ていたら、わかる言葉が増えてるんじゃありませんか。

〉「紫禁城 花の嵐」(中国タイトルが表記出来ないので、日本タイトルで)。
〉香港TVBドラマ全36集 香港版DVDは広東語・北京語、音声字幕付き(大陸版有り)
〉又このドラマ、日本製DVD有り。ただし広東語音声、日本語字幕だけですが・・。
〉このドラマ、タイトルが示すとおり、清朝時代の紫禁城の後宮が舞台の、中国版大奥です。ストーリーも面白いですが、衣装・小道具が素晴らしいです。衣装は、ため息物ですよ。
〉”大奥”や”チャングム”が好きだった方には、お勧めです。

タイトルからしてすごい…。おもしろそうですね。清朝の後宮だけあってとっても豪華そう。

私が中国語のレッスンで教科書を音読すると、どうしてもピンインに頼ってしまいます。知らない言葉が出てくるとまずピンインで発音を確認します。しかしピンインを読みながらだとどうしても一字ずつ発音することになって、なめらかな文章にならないんです。もしピンインにこだわらないで耳で覚えたら、漢字を見てスムーズに発音できるようになるのかもしれない、などと考えたりします。ドラマを見て言葉を覚えたら、一字ずつ区切って発音するような覚え方と違って自然な話し方が出来るかもしれない、などと思ったりします。

それでは、とにかく楽しい本を読んで、楽しいドラマを見て、中国語を楽しんでください。


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