バナナよりのびのびこ〜たさんへ。  このままだと遠ざかるかもしれない英語多読

[掲示板: 〈過去ログ〉多読で壁を感じたときの広場 -- 最新メッセージID: 420 // 時刻: 2024/12/25(15:38)]

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414. バナナよりのびのびこ〜たさんへ。  このままだと遠ざかるかもしれない英語多読

お名前: バナナ
投稿日: 2004/12/14(08:34)

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"のびのびこ〜た"さんは[url:kb:398]で書きました:
〉こんにちは、のびのびこ〜たです。

今晩は、バナナです。
今日は早めに仕事が終って、
この書き込みをしています。
(早めとはいっても、もう10時なんですけどね)

〉#注意:これはのびこ〜の心境をただ書き綴っただけです。内容空疎です。
〉#掲示板を利用して現在の英語多読に対する気持ちを書き綴っただけです。

僕は、のびのびこ〜たさんの、こういう投稿が好きです。
なんというのか、気持ちがダイレクトに伝わって。

〉100万語到達後に一度停滞に悩まされ、その後回復しました。

〉回復後はペーパーバックになっているMTH全巻(28冊)を読破し、ニコラススパークスのPBも三冊読み、ダニエルスティールのPBも1冊読み、その他にも児童書を何冊か読んでいましたが、いつのまにかまた壁にぶつかり、本を読み出しては投げてを続けていたら最後に読んだ本が11月18日のSweet16という状況になっていました。

〉しかし最近まったく英語に触れない日も増え、もしかしたらこのままだと気が付いたら、せっかく出会った英語多読から離れてしまうのかなと危機感を抱いています。

私も、100万語を超えてからは、停滞の繰り返しです。
停滞しない人もいますが、私は停滞するほうです。
もちろん、2年間で388万語読んでますので、
「停滞」なんていったら、怒られるかもしれませんが、
気持ち的には「停滞」なんですね。

だから、のびのびこ〜たさんが、停滞を繰り返してると
いう話を聞いて、「僕といっしょ」と感じています。

〉一回目の停滞のときはどうしようともがいていましたが、今回の停滞のときはもう、どうしようという気持ちすらあまり起こらなくなっていました。

〉多読はやめたくないんです。
〉毎日少しずつでも読んでいきたいんです。

〉#だったら読めよと。

わかります。読みたいのだけど読めない。ですね。

ところでなんで、読みたいけど読めないんでしょうか?

僕の場合は、
・刺激的な本がない
・あったとしても、自分の読むスピードが遅くて
 いらいらする。で、結局途中で飽きてしまう。
でした。

人それぞれなので、いろんな理由があると思います。

のびのびこ〜たさんの理由は、実はそれほど
僕はよく分かってないので、僕の場合で話を
します。もしピントがずれてたら、ごめんなさい、
参考にはならないかもしれません。

〉そうです、だから毎日読めるように薄いORT辺りから読書を再開しようかと思っています。

〉ということで今晩からORT一冊(!!)を目標に再開します。

おおー、いいですね。
目先を変えるのは賛成です。
「鉄砲も数打てば、当る」と思います。

〉それとレベル上げに関しては、また慎重になろうかなと思っています。
〉#レベル上げも人それぞれですよね(^^)
〉#レベル関係なしに面白い本を読む人がいてもいいし、レベルに慎重になって読める本を読んでいくのもいいし。

うん、慎重になるもよし、大胆になるもよしだと思います。
今まで大胆にやっていて、あんまりよくないなと感じていれば
慎重にやってみるのも手です。

〉何事も頭で分かっているうちは本当は何も分かってなくて、痛い思いをして得た経験なり知識なりこそ、役立つものなのかなと再認識した次第です。

おー、すごい。その通りですよね。
ここは諸手を挙げて賛成するところです。

〉以上

〉失礼致します。

〉Sweet16だけは、さくさく読めて楽しいから、こいつだけは読み続けようかなと思っています。

〉それでも今はめちゃくちゃ薄い本が読みたいです。

うん、薄い本もたのしいです。
僕もいまはまっています。

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さて、ここから、僕の停滞話をします。
参考になれば、幸いです。
参考にならないかもしれません。

私は今、388万語です。
2年ちょいで、ここまで来てますので、
数字的には順調です。

が、気持ち的には「停滞」という気分がどよーんと
ありました。いまでも多少あります。

100万語まで:快調。雲ひとつなし。
200万語まで:停滞また停滞ときどき晴れ
300万語まで:停滞ときどき晴れ
今まで    :停滞感うすれる

ざっとこんな感じです。
100万語過ぎて、停滞感がベースにあり、
ときどき霧が晴れた時にがーっと読む。
その繰り返しでした。少なくとも気持ち的には。

この停滞感ですが、300万語を超えるまでは
大変でした。

・面白い本がみつからない。
・読んでも最後まで読みきれない
・キリン読みばかりしてしまう。

そんな感じです。

それでどうしてここまで来たのかというと、
そのときそのときで、おもしろい気晴らしが
運良く見つかったからだと思います。

100万語を超えてからは、シャドウイングに手を出しました。
結果的にはシャドウイングは続きませんでした。
でも、やってる時は面白かったです。

200万語のころは、LRというのが、掲示板ではやりました。
Listen&Readの略です。
本の朗読テープを聴きながら、その本を読むというやり方です。
耳で聞きながら、目で字を追う。
これが、とてもよかったです。
停滞してるときというのは、私の場合、軽快なスピードで本が読めなく
なっています。そういうときに、テープの朗読を聞きながら本を
読みますと、いやおうなしに先に進んでいきます。
また、朗読の声を聞いていると、字を読むだけでは
想像できなかったことが、なんとなく目の前に浮かんできます。
悲しいときは悲しいように読んでくれますし、
うれしいシーンではそのように読んでくれます。
現在まで大体50万語程度LRしています。

そうそう、LRをしてよかったなと思うことに、英語の音って
きれいだなと思うようになったことがあります。

多少は聞き取りの力もついたような気もしています。

300万語近くになったら、
自分の好きな分野(僕の場合はSFなのですが)のペーパーバックを
読めるようになって、嬉しくて。
ただ、これも思いっきりキリンだったのでしょうね。
長続きはしませんでした。

300万語までは、こんな風に
いろいろ寄り道をして、
かつそれぞれの寄り道がそれほど
続いたわけではなく、
2ヶ月くらいすると飽きてしまって
また目新しい寄り道を苦労して探す
ということの繰り返しだったような気がします。

■でね、のびのびこ〜たさんに何が言いたいかというと

・停滞するということは、気持ちが気分転換を求めているし
 目先が変わったことをすると、一瞬停滞感がなくなる。

・そういう目先が変わったことをすると、たとえそれが
 短期間であっても、「幅」みたいなものができるんじゃ
 ないかなと。

  テープを聴くと、音に親しめるし、
  絵本を読むと、シンプルな表現のすばらしさに目覚めたり
  ORTを読むと、ORTの面白さに目覚めたり

 そういうことを何度か繰り返すことによって、
 英語の幅というか、英語のいろんな側面に接することが
 できると思うのです。

 なので、僕はのびのびこ〜たさんが停滞してて、
 けっこうつらいと思うのですが、停滞をきっかけにして
 いろんなことに手当たり次第手を出すといいんじゃないかな
 と思います。

 今ORTに手をだそうとしてますよね。
 うまくいくかもしれない。うまくいかないかもしれない。
 でも、うまくいかなくても「ああ、自分はなんと、根性のない
 やつだ」と思わずに、「つまらん。次」「次」といろんな
 ことをやってみるといいんだと思います。

■でも、これは、僕の経験からの話で、
 のびのびこ〜たさんに当てはまるかどうか
 それはよくわかんないです。
 そう、やっとお気づきになったのかもしれませんが
 僕は基本的に無責任体質なのです。 

■ちなみに今はどうなのかというと
 それほど停滞感はありません。
 いろんなことに手を出してるのは
 変わりませんが。

そうそう、なぜ停滞感が消えたのかというと
あることをきっかけにしてです。

300万語を超えたあるとき、ふとこんなことに気が付きました。

・僕は、本屋でぱらぱらと本をめくれば、これが自分が読める本なのか
 どうかが、分かる(と思う)
・また、本屋でぱらぱらと本をめくれば、これが自分が読みたい本
 なのかどうかも、分かる(と思う)
・さらに、今本が読みたい気分なのか、読みたくない気分なのか、
 分かる(と思う)
・英語の本を読むのに飽きたら、気分転換に英語のテープを聴いたり、
 あるいは、日本語の本を読むようにすることができる(と思う)

そういうことができるようになっているという「自信」だか「錯覚」を
ふと持ってしまいました。

それから、あまり停滞感に悩むことはなくなりました。

#なんだかここは、「自慢話」くさいです。
 カットしようかと思いましたが、
 関係あることのようなので、残しました。

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と上は、12/13の夜の投稿なのですが、
今日の朝、冷静に考えると、
今停滞感を感じない、もうひとつの理由
こちらの方が主たる理由だと思いますが
それを書くのを忘れてました。

私は、「大手町オフ会」というのに参加させて
もらってまして、これは毎月一回の飲み会
です。「大手町」とありますが、別に
「大手町勤務者限定」というわけではなく
「大手町で飲む会」というのが実態です。
毎回10−15名が集まってきて
飲みます。ここでの交流がある
おかげで、停滞感知らずです。

刺激がありますし、
面白かった本の情報交換もありますし
本の貸し借りもありますし、
あるいは、ぐちなども吐き出せますし。

思い返せば「停滞感」を感じてるときって
「なんとなく一人でがんばってる」時でも
あります。

直接の解決にはならなくても、
こういうオフ会でいろんな人に接している
のも、今僕が「停滞感」を感じない理由の
ひとつ(そして、もっとも主たる理由)
のように思っています。

補足します

2004.12.14 朝

 バナナより
====================

なんだか、長く長く、とりとめなくなってしまいました。
もう、11時です。
そろそろ帰ります。

面白い本が見つかるといいですね。
そうそう、J.Strongって読みました?
御気楽本ですよ。ブッククラブにあります。
僕のお勧め本です。なにかの機会にぱらぱらと
めくってみてください。

ではでは


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