[掲示板: 〈過去ログ〉多読で壁を感じたときの広場 -- 最新メッセージID: 420 // 時刻: 2024/12/25(15:24)]
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さば猫さん、こんにちは。ポロンといいます。
もうみなさんのアドバイスで、ずいぶんすっきりされている
こととは思うのですが、あつかましくも出てきました。
Jacqueline Wilsonのことは、また別に書きますね。
こちらではそれと切り離して、一般論として言わせてください。
〉最近、なんとなく多読の壁や停滞とまではいかないが不快な症状があります。
〉気にしなければいいんですが、ちょっと気になるので。笑
〉"皆さん、慣用句的な表現に出会ったときはどうされていますか。
〉私の場合は結局は分からないので飛ばしているんですが、ある特定の著者やシリーズ
〉に強く症状が出ます。1ページ近く飛ばしたこともあります。
〉例えば、Jacqueline Wilson症やStanleyシリーズ症候群があげられます。
〉他の本を読んでいると全然気にならないんですが、上記の2つが気になるんですよね。
バナナさんへのお返事で、どういう症候群なのかが想像できました。
一見やさしそうに見える(例えば、中学で習ったような)単語の連なりなのに、
意味がよくわからないフレーズ、いわゆる熟語とかイディオムとか
言われているもののことですよね?
お気持ち、よーーーくわかります!
難しげな単語なら、「こんな言葉知らない〜」で気楽に飛ばせるのに、
やさしい単語のかたまりだと、字面からしてわかるはず、
知ってるはずの単語だから熟語になったって意味もわかるはずだー!
と無意識に思ってしまうんですよね。
それなのに、何度読んでもわからない……
もともとの単語の意味から推測してもなんか違う……
すっごいフラストレーションです!
私も身に覚えがい〜っぱいあります(笑)
映画やドラマのセリフで早口でしゃべられると聞き取れないのも、
こういうやさしい単語のかたまりです。
ネイティブにはいちばんやさしい言葉、なんですよね、きっと。
でも、学校英語の洗礼を受けてきた日本人学習者には、
いちばん難しい……。
でも、そういうやさしい単語は、多読でたくさん語数を重ねると、
辞書にある意味じゃなくて、その言葉の根っこにある本質的な意味、
深いイメージが身に染みてくるんです。
例えば、inとかonとかtoとかoverとかatとか。
あるいは、makeとかhaveとかtakeとかgetとか。
読めば読むほど、中学で習って知ってたはずの言葉のイメージが、
どんどん深くなっていく、イメージが染み付いてくる、
という感じなんです。
日本語にしたらたくさん言葉を使って説明しなきゃいけないけど、
自分ではどういうイメージの単語なのか、どんどんわかってくるんです。
そうすると、やさしい単語が2つも3つも重なったって、
その成句の日本語訳は知らなくても、だいたいのイメージが
前後の文脈の中でつかめるようになるんです。
という私もまだまだまだまだで、えらそうなことは言えませんけど、
多読以前とは明らかに違ってきたように思います^^
やさしい単語って、実はいちばん難しい単語だったんですねー。
だから、今は気にしなくても大丈夫です!
きっと、量が解決してくれますから!(^^)
そして、こういう症候群こそ、多読以外では治療できない
症候群なんですよ!(^○^)
だから、安心して辞書なしの多読を続けてくださいね!
〉量が解決するとは良く言われますが、そろそろLevel4以上に挑戦もしたいし、壁ならば、
〉もっと沢山Level3を読まなきゃいかんかなと思案中です。
さば猫さんが読みやすいもの、すらすら読めるものを、
レベルにこだわらずに読んでいかれるのがいいと思います。
J. WilsonやStanleyシリーズが楽しめるなら、そのまま読んでも
大丈夫。(^^)
でも、どうしても気になるならしばらくは寝かせておいて、
レベル0〜4の本を幅広く、楽しく読めるかどうかだけを
追い求めて読んでいってくださいね♪
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