[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/12/29(01:44)]
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お名前: fiddle http://www.k2.dion.ne.jp/~imladris/
投稿日: 2005/10/3(13:01)
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こんにちは、fiddleです、ご無沙汰しております。
趣味に走って、クラシック音楽関係の簡単な英語の本を探してみました。
自分の知識がある分野だとやはり英語でも読みやすいですね。
◆I'm Telling You,They're Aliens! Jeremy Strong 18000語
Robは、隣の空き家に引っ越してきたVork一家がエイリアンだと確信し、地球を守るために何とかしようと立ち
上がるのですが、彼ときたら、石橋を叩いても渡らないほどの心配性。愛読書の"medical encyclopedia"を読
んでは、自分は病気ではあるまいかと心配しているような少年で、そんな彼にいったい何が出来るのでしょう?
これがなぜクラシック本かというと、Robの本名はRobert Wolfgang Amadeus Smithなのです。自分の子供
には絶対こんな名前はつけないぞと思っているし、ヴァイオリンを習わされているのはクラスで一人だけだけど、
実は、ヴァイオリンを弾くのが好きだというかわいいRobです♪
◆The Facts and Fictions of Minna Pratt Patricia MacLachlan 25182語
conservatoryに通うMinnna(conservatoryと普通の学校との関係がよく分からないが、チェロと室内楽のレッスン
だけ受けているもよう)が、先生から指示されて今組んでいるカルテットのメンバーでコンクールに出ることにな
りますが、ヴィブラートがうまく出来ず、悩んでいるうちに本番の日を迎え……という話。ヴィブラートは、少
女から一歩成長することの象徴のようなもので、自分のことしか見えていない子供だったMinnaが、次第に周囲の人
たちを理解していく様子が描かれています。
◆The Philharmonic Gets Dressed Karla Kuskin/Marc Simont 1246語
金曜日の夕方、陽が落ちる頃からシャワーを浴びたり、ひげを整えたり、タキシードを着たり、蝶ネクタイをつ
けたりして、仕事にでかける準備を始める105人。
オーケストラの姿を新鮮な視点から見た楽しい絵本です。Nate the Greatシリーズの挿絵でお馴染みのMarc Simont
の絵が、懐かしく暖かな雰囲気をかもし出しています。
◆Bravo! Brava! A Night at the Opera Anne Siberell 4000語
オペラの歴史と、オペラがどうやって作られているか(裏方の仕事も含めて)を紹介した子供向けの楽しい本。
Introductionは、ティファニーの売り子からオペラ歌手になったという伝説が残っているFrederica von Stade
が書いています。有名なオペラのあらすじや、音楽用語の説明もついていてお得。
◆The Morzart Season Virginia Euwer Wolff 68942語
Ernst Blochコンクールのファイナリストに選ばれたオレゴンに住む12歳のAllegraが、本選に向けて
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番を弾きこんでいく過程を描いたヤングアダルト向け小説。
こちらは音楽関係の描写がけっこうリアルで、主人公がアマチュアオーケストラと共演することになったとき、
先生から「アマオケと共演するとき問題なのは16分音符で走ることだ」なんて言われているところが身につま
されました。
◆Nodame Cantabile Tomoko Ninomiya 5000語
今、クラシックといえばやはりこれでしょう。のだめこと野田恵のとんでもない音大生ライフを描いたもの
ですが、デフォルメされていると思いきや、かなり真実に迫るところもありプロの音楽家の間でも評判のマンガです。
ではでは、どなたさまもHappy Reading!
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