ひみつクラブ?

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/12/27(04:22)]

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205. ひみつクラブ?

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/5/31(00:53)

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チクワさん、こんにちは。

世界史クラブは時々隠れ少女マンガクラブに変身するようです。

〉入門広場の末期にいいおいてきた、白泉社系、河惣益美氏の作品です。
〉あのとき書いた、ツーリングエクスプレスシリーズは杏樹さんが解説してくださいましたが
〉たぶんお察しのとおり、世界史というよりも世界情勢、時事の分野かな、と思います。
〉ジェニーシリーズも、そうですね。世界史とすればバリバリの現代史。

世界情勢のウラにはそれまでの歴史の積み重ねがありますので、現代史も重要だと思います。

〉でも彼女の作品には、もっとちゃんとむかしっぽい世界史作品もあるのでした。
〉「火輪」−古代中国。登場人物は仙人やら、龍、朱雀、亀、虎たち。
〉      (あ、みんなカッコイイ(ハデな)人間の姿です。)普通の人間もいた。(と思う)
〉「サラディナーサ」−大航海時代。女王公認の海賊たちってヤツかな。
〉「花巡礼」−中世フランス。アキテーヌ公女でフランス王妃のエレアノールに仕える女の子のお話。
〉とか。

全部知ってる…(ただし「河惣益巳」です)

「火輪」は特定の歴史的事実に関係のないまったくのファンタジーですが、朱雀、白虎、玄武、青龍といった四神は出てくるし、西王母や東王父やら中国の伝説や神仙世界の人物がいっぱい出てきて楽しいです。しかも次から次へと展開する波乱の展開、意外な事実。

「サラディナーサ」はイギリスとスペインをまたにかけた、海賊華やかなりし頃の物語。

「花巡礼」は親子3代にわたる物語で、アリエノール・ダキテーヌが最初から最後まで出ていて、最後には迫力たっぷりのおばあさんになっているのがすごいです。当然その息子のリチャード1世(獅子心王)も出てきます。これを読めば中世フランスとイギリスの関係がかなりわかるかも。イングランド国王のはずのリチャード1世のお墓がフランスにある、とか。

それでは…。


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