[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/12/27(03:39)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
182. Re: 世界史クラブ外活動報告 〜図書館ハードカバー絵本編〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2004/5/27(01:07)
------------------------------
クロチクワトカゲさん、みっけ。
〉〉★OBW4
〉〉「The Eagle of the Ninth」
〉〉ローズマリー・サトクリフの「第九軍団のワシ」のリトールド。古代ローマ、
〉〉行方不明になった父の消息を求めてブリテンへ旅をする少年の物語。
〉知り合いに好きな人がいて、以前から気になっていた作家さんでした。
〉この本はつまり、1900年初頭にイギリス南部でRoman Eagleが
〉土中から発掘されたことに着想を得て書かれたということなのかな?(前書きにそんなようなことが・・・)
〉うーん、どこまでが史実なんでしょう。
〉A.D.117年にローマ軍の第9軍団がごっそり行方不明になったのも?
〉登場人物たちも、実在の人だったりするのかな?
〉そういうことがわかっていたらきっともっと面白かったんでしょうが、そうでなくてもなかなかよかったです。
〉とくに終わりの方の目的のものをゲットしてから逃げるあたりがスリリング。
〉この本を読んでいて、あ、きっと原作はこの辺がもうすうこし、詳しく書き込んでいるんだろうな、とか
〉ストーリーのあちこちで感じました。原作も見てみたいな。
〉実はこういう感じをもったのは初めて。たいてい、GRでだいたいわかったから、いいや、と
〉思うひとなんです。
〉杏樹さん、ありがとうございました!
よかった〜。難しいからやっぱりだめ…とか思われなくて。チクワさん、本当は世界史好きなのでは?
〉さて。
〉杏樹さんがGR、akoさんがORT、ICR, SIRを担当され、活動報告は活発に続くのですが
〉図書館の絵本にも、そういうのがあれば、どーんと絵もでかいし、楽しいだろうなーと思って
〉探してみました〜。どうせ、たくさんではないだろー、とも思って・・・
〉思ったとおり、どうやって探したらよいやら状態になってしまいましたが。でもいくつか読みました。
〉ふふふ。入口の受付でお店を広げちゃえー。
すごい!さっそくのクロチクワトカゲからの挑戦状が!早くも活動報告に乱入してくるとは!
〉ささ、御用とお急ぎでない方、そしていままさに世界史クラブに入室しようとしているアナタ、
〉ここにもいいのがありますよ〜。≪い、いえ、そんなたいしたものでは〜!!!≫
〉↑クロチクワトカゲと、≪チクワの良心≫のせめぎあいの構図・・・
〉さて、どうやって調べたらいいんだろー、うんまずはヒーロー、ヒロイン路線かな・・・
偉人伝とか、人物から入るのはいいですね。
〉◆ King Arthur and the Round Table <Hudson Talbott>
〉人物の顔はひと昔まえのマンガ風ですが、見開き2ページ本文なしでアーサー王の軍隊が
〉突進するシーンを真正面から描いていたり(つまり迎え討つ感じ) 、
〉円卓も、どでかく描かれていて、立派!太陽のまわりに12星座の絵が配されていて、きれいでしたー。
〉円卓の騎士って、こんなに人数多いんですかー?数えたら赤穂浪士より多かった・・・
〉あ、アーサー王物語って、完全なフィクションと思っていいんでしょうか?(質問の多い報告だこと。)
〉で、この絵本の印象が強くて、前述の The Eagle of the Ninthと平行して読んだら
〉混乱したのでした・・・
それはお気の毒。
アーサー王は「伝説」です。実在は証明できないんですが、イギリスからフランスのブルターニュ地方にかけて言い伝えがいろいろあるんです。ここが伝説の○○の跡です、とか。魔法使いのマーリンがいた所とか、円卓の騎士の一人、ガウェインが聖杯を求めてさまよった森、とか。
もともとケルトの伝説で、ケルト人がブリテン島に来た時期や、ブリテン島からブルターニュ地方に移ってきたことがあるのでその時期に伝説が形成されたようです。ですからフランスとイギリス両方にアーサー王伝説があります。フランス語ではアーサーはアルトゥール、マーリンはメルランになります。
〉◆ Abraham Lincoln <Ingri & Edgar Parin d’Aulaire> 1939年コールデコット賞受賞 7000語くらい
〉政治家名でも、探してみました。リンカーンで、コールデコット賞なのでびっくり。素朴な絵です。
〉リンカーンは小〜中学校くらいの教育を受けておらず、自分で本を読んで勉強したようですね。
〉おー、多読していたんだー。と感動♪そしてこの絵本は次の絵本とイメージがかぶります。
二宮金次郎…?
〉(同じd’Aulaireさんの絵本で、Benjamin Franklinとゆうのも地元図書館にあるのでまた読もー。)
〉(ところでこの作者名のd‘って、どんなときにつくのー?(また質問!))
〉(ジャンヌダルクのダルク(of Arc)と同じ?)
フランス人なら「de」=英語の「of」なんですけど。母音の前にくるとeが落ちて母音にくっつきます。ジャンヌ・ダルクも同じです。d’Aulaireをフランス風に読めば「ドレール」です。
〉◆ This is Washington, D.C. <M. Sasek>
〉絵本の地理紹介、名所案内です。
〉同じシリーズのうちのThis Is LondonとThis is New Yorkが書評にありました。
〉リンカーンの生涯を絵本で読んだあと、別の絵本でその暗殺された建物、場所、
〉運ばれた病院などの絵を見て、説明を読むと感慨が・・・
すでに既読の本とリンクする相乗効果を体得されたとは。
〉◆ The Minstrel and the Dragon Pup
〉上記GRの作者、Rosemary Sutcliffを検索してみたら、絵本がありました。
〉これ、よかったですー。
〉卵のときに母親から離れてしまい、人間の前で卵からかえったので、人間のこわさを母親から
〉おそわらなかった竜の子が、その人間(音楽師)と、旅をしているが、悪い旅芸人に見世物にするために
〉さらわれる・・・
〉まず、言葉がやさしい。Sutcliffが絵本のために言葉を工夫したのか、もとから彼女の原文は
〉読みやすいのか・・・。原文で読んでみたいと思いました。
〉それから、構成がうまくできてる・・・というのか、あ、前に書いてあったことがここで効いている・・・
〉見たいなことを、何度も感じ、読んでいておもしろかったです。
おもしろそう!読んでみたいです。サトクリフの絵本…ファンタジーの原書の前に読めそうですね。あ!…「原文で読んでみたい」ということはリライトなんですか?
〉このほか、聖書 神話 あたりは、わりといろいろありますね。
〉ネイティヴ アメリカンものも、けっこうあります。これは過去に追っかけていました。
〉でも、正直いって、チクワの思い付きでは、探すのはこれで限界・・・
〉どんな人物なら、絵本(ハードカバー)にされていそうなのでしょー?(実はここが最大の質問)
〉Joan of Arcは、なかったです。残念。(DK ELTにはあるのね〜)
これだけ探そうとしただけでもすばらしいです。世界史クラブがクロトカゲにのっとられる日が来るかも…?
絵本になっている人物、というとあるかどうか確信は持てないんですが…。
とりあえずSIRにヘレン・ケラーがあるのは知ってます。
「偉人伝」系統で思いつくのは…ジョージ・ワシントン、ライト兄弟、エジソン、ナイチンゲール、キュリー夫人。
王室関係ではノルマンディー公ウィリアム、リチャード1世獅子心王、エリザベス1世、メアリー・スチュアート、ヴィクトリア女王。
〉だいたい、図書館絵本は、だれもが行き当たれるもんではありませんので、
〉その辺をかんがえるとどうもよけーなことをしているような気がするんですが。byクロトカゲ
いえいえ、そういう本がある、という情報だけでも重要です。
〉んー、でもね、でもね。
〉世界史はやっぱスケールの大きいイメージがあって、でっかい絵も一緒に見ることができると
〉やっぱり迫力あるし。
〉ひとつのテーマをもって図書館の絵本を追いかけてみるのは面白かったですよー、
〉あなたもやってみませんかー?ということでー。
〉どうぞおゆるしくださいませ♪
紹介してくれたら「やってみたい」と思って始める人がいるかもしれませんからね。
〉いてっ、あー、しっぽ踏まれた〜(泣)、しゅるしゅるしゅる〜。(クロチクワトカゲ逃げる)
〉(では〜)
誰や、踏んだんは。私とちゃうで。
〉
〉
〉追伸・・・杏樹さん、fiddleさん、パン屋さん情報をありがとうございましたー。
〉(書くところがちがいまして・・・)
読んでくださってどうも…。
それではまたの挑戦をお待ちしています。
▲返答元
▼返答