[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2025/1/3(00:58)]
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1282. Re: 世界史クラブ:エレアノール・オブ・アキテーヌ
お名前: 柊
投稿日: 2008/11/3(08:40)
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"杏樹"さんは[url:kb:1275]で書きました:
〉柊さん、世界史クラブ、せっせと続けてくださってありがとうございます。
書きたいことを書いてしまったので、一段落です。また一年後ぐらいにフェアをやるかもしれません。
〉〉 歴史物をせっせと読んでいてわかってきたのですが、私はどうやら自分の意志で敢然と運命や周囲の人に立ち向かっていく強い女性が好きらしい。なので、マリー・アントワネットやメアリ・ステュアート(のほとんどの小説)が好きではないらしい。
〉そういうことですか。私も強い女性の方が面白いと思います。
〉私がマリー・アントワネットが面白いと思うとしたら、フランス革命のアンチシンボルとしての人物像と、本人の実像に落差があるところです。
マリー・アントワネットに関しては、わざと良く言っている人と、わざと悪く言っている人がいて、実像を探るのは面白いかなと思ったことがあります。そこまでがんばれないと思ったので、やめましたが。
同じ境遇でもアン・ブーリンだったら、そういうややこしい読書をしていますけど。書く人によってまるで違うのが面白くて仕方がなくて。
〉〉 今回紹介するエレアノール・オブ・アキテーヌ(Eleanor of Aquitaine)は、何しろ自分の意志以外のものではてこでも動かないときていますから、惚れるしかないですね。まあ、こういう人に惚れると人生大変そうですが、それもまた楽し。
〉この人は面白いですね。しかも相当長生きしてますね。
〉私はフランス風にアリエノール・ダキテーヌと呼んでますが。
〉久子さんの紹介してくれた本は私も持っていますが、ダンボールのどこかに眠っています。
〉〉 時代は中世、場所はフランス。12世紀です。フランス国王よりも領地が大きいけれど、フランス国王の臣下という、アキテーヌ公爵の総領娘がエレアノールなわけです。フランス王妃になった後、離婚して、結婚した相手がのちのイングランドのヘンリー2世なので、イングランド王妃にもなった人ですが、アキテーヌ公爵はそのどちらよりも偉そうな気がします。
〉〉 好きな割に、紹介できる本がJean Plaidyしかありません。やっぱりTudors並みの量をそろえるには、あと2年ぐらいかかりますね。
〉基本的にフランスの人なので、英語の本は多くないのかもしれません。イギリス国王リチャード獅子心王の母親なんですけどね…。リチャードから探したらもっと出てくるかもしれません?
そういえばフランス・amazonで遊んでいた時に何冊か見かけましたね。日本語の本は一冊知っていますが(石井美樹子「王妃エレオノール」)、イギリスが得意な人が書いていました。
〉〉Courts of Love
〉〉 Queens of Englandシリーズなので、一人称です。後半はともかく、前半は次に紹介するものよりもこっちで読んだ方が面白い。ただ、いかんせん20万語です。息切れします。それでいて、もっと詳しく読みたいと思うんですね。
〉シリーズものなのですね。ではQueenがいっぱい?
イングランド(とグレート・ブリテン)の王妃や女王を書いたシリーズです。十冊ぐらいあったかと思います。
〉〉The Plantagenet Prelude [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014600 ]
〉〉Plantagenetsという、14冊ばかりあるシリーズの1冊目です。まあ、この辺りは上ので読んだ方が面白いです。フランス王妃になった後、イングランド王妃時代の最初の辺りまでですね。
〉プランタジネットで14冊ですか。すごいですね。
リチャード3世についてのが読みたいんですが、出版まであと一年か二年ぐらいかかりそうです。プランタジネットの最後ですからね。テューダー朝になる前まで、ずっと書き続けたようです。
ちょきちょきしてこの辺で。では。
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