[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/12/28(11:54)]
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9454. Re: RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)
お名前: 杏樹
投稿日: 2004/1/13(00:58)
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KYOさん、こんにちは。杏樹と申します。
ちんげん斎さんの書かれている通り、KYOさんの進めてきた学習方法は普通の人には困難だと思います。
〉私自身は中3のとき、ラジオの英会話番組のテキストを何度も音読するという方法で英語回路を作りました。
〉音読を始めて3ヶ月ほど経って、試験で始めて見る英文が英語のままですっーと意味がとれていって、
〉「ああ、英語も日本語と同じように読めるんだ!」とものすごく感動したことを覚えています。
ここですよ、ココ!
中学・高校6年かかってもこういう境地に達しない人がほとんどなんです。私は学校時代「英語のまますーっと意味が取れる」経験をしたことがありません。
また、こんなふうに音を聞いた経験のある人も少ないはずです。
高校のとき、リーダーの先生が「英語が上達したければ教科書をLessonごとに10回読みなさい」と言いました。これはいい方法だ、と思いましたが、実行できませんでした。
12月13日に大阪で講演会とオフ会があって、その時の報告でも「カタカナ英語」が問題になりました。「イベントの広場」のオフ会報告から「Shadowingの広場」に引き続いてやり取りが行われましたが、実際の英語の音をどれだけ皆が知らないか。「カタカナ英語撲滅運動」など提案してみましたが、なかなか有効な解決が見出せません。英語の音をほとんど聞いたことのない人には、まず英語を見てカタカナ発音が浮かぶのを取り除くことから始めないといけないんです。そういう人が音読学習法をやりぬくのは相当困難だと思います。
ついでに、「英語以外」の広場で英語以外の外国語学習について投稿した時も、私は白水社のエクスプレスシリーズが気に入っていて、「毎日1課数分だけ聞く」という、かなりラクだと思われる方法を実践した経験を書きました。しかしその「1日数分、毎日」ができないというレスをもらいました。数分が無理なら1〜2時間なんてできるわけありませんね。世の中には毎日コツコツやるのが苦手な人が多いんです。
やっぱり語学には近道はないと思います。試験対策の短期決戦法なら多少はありますけど。
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