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お名前: のんた
投稿日: 2004/1/6(23:53)
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アトムさん、新年絵本報告ありがとうございます。
〉□ Dawn レベル0 総語数120語 ★★★★★
〉(邦題:よあけ)
〉とにかく絵が美しい。ラインが柔らかくて微妙な色変化がすてき。シンプルな言葉が絵を盛りたてています。
〉ページをめくっていって「うわぁ(息を呑む)」という感じです。
前々からカートに入れては眺めて悩んでいる本、あぁ、買っちゃいそう・・・。
〉□Toddlecreek Post Office レベル3 総語数1,100語 ★★★★
〉(邦題不明)
〉なにこれ?こんな終わり方あり?というのが率直な感想です。
〉山あいの小さな村の小さな郵便局で起こる一日。絵が美しいです。
〉でも「よあけ」の柔らかさはないです。
〉最初の絵は夜の村の様子。ページをめくって息を呑みます。美しい。
〉何度も何度も見ました、この最初の2ページ。
〉□Rain Rain Rivers レベル0 総語数170語 ★★★★
〉(邦題:あめのひ)
〉邦題のとおり雨の日の様子を描いたもの。
〉黒い線で下書きした上に、薄い黄色と薄い水色で色がついています。水彩なので色の混じったところは緑。
〉黄色から青のグラデーションがきれいな本。文章もリズミカルで声が出てしまいます。
〉私が読んだシュルヴィッツさんの中ではこれが一番、絵の感じがDawnに近いかな。
〉□ The Treasure レベル1 総語数370語 ★★★
〉(邦題不明)
〉青い鳥は近くにいる、的なお話。絵はToddlecreek Post Officeに近いかな。
〉お話としてはPost Officeの方が好き。
〉□The Fool of the World and the Flying Ship レベル4 総語数3,300語 ★★★★★
〉(邦題:空とぶ船と世界一のばか — ロシアのむかしばなし)
〉Retold by Arthur Ransome。ある日王様が空飛ぶ船を持ってきたら姫と結婚させるとお触れを出しました。
〉それにいどむThe Fool。痛快だし、結末もすごくいいです。
〉絵はね、「よあけ」や「Post Office」とも違って、ずいぶんラフな感じ。
〉それが The Foolの性格を現しているようでした。
〉□ Snow レベル1 総語数155語 ★★★★★
〉(邦題:ゆき)
〉コールデコットオナー賞受賞。Dawnもいいけれど、これも捨てがたい。好みの絵です。
〉子供がうらやましくなります。大人ってつまらないわ、って思いました。
これも悩んでいたやつだぁ・・・。コールデコットオナー賞のは、やっぱりセンスいいのが多いですねぇ。
〉□What is a Wise Bird like you doing in a Silly tale like this? レベル4 総語数2,170語 ★★★★
〉(邦題不明)
〉くっきりはっきり系の絵がとても好き。Snow系の絵です。
〉でもとてもナンセンスなお話。意味を考えずにどんどん読んでいきましょう。
〉例えば、ある出来事があってBearはしっぽをなくし森へ逃げ込みます。
〉The bear's wood's were so thick that from one tree to the next was over a mile.
〉こんな感じのお話です。
〉□The Golden Goose レベル2 総語数980語 ★★★★★
〉(邦題:金のガチョウ)
〉グリム童話。くっきり系の絵で好き。シュルヴィッツさんの建物の絵って私好きです。
〉お話も読みやすくRetoldされています(って、オリジナル読んだことないけど)。
どれもこれも、読んでみたい、見てみたーーい!
〉では、前回からのくまさんシリーズの続きです。
〉フランシスちゃんシリーズ(フランシスちゃんって、クマよね?自信がありません。)
アナグマだと思うので、一応クマですかね。
〉□A Bargain for Frances( ICR2) レベル1 総語数1,700語 ★★
〉(邦題不明)
〉書評をあげたときは★★★にしていたけれど、本当は★★の気分です。
〉とても気分が悪いですー。だます、だまされる、の世界です。
〉こんなにシビアなことを小さなときから教えるのが普通なのでしょうか?
私もこれと「おやすみなさい」だけ読みました。確かにだます、だまされるの世界。
ですが、子どもの本でこんなにリアルなことを描いていることに、逆に感動
しました。5歳くらいでしょうか、無邪気なようでいても、そういうねたみ
とかずるさとか出てくる時期。一方、現実に意地悪な子っているし、そうい
う意地悪をされてしまって悔しいのに表現できない子もいる。
だまされただけで終わるのでなく、頭を使ってやり返し、最後は仲良く
なるので、できない子側にはスッとするのではないかなぁ。いや、うちの
子に和訳して読ませたときは、こういう子っているよねぇと盛り上がり
ました。(笑)
〉□Bedtime for Frances レベル3 総語数1,350語 ★★★★
〉(邦題:おやすみなさいフランシス)
〉私が読んだフランシスちゃんのなかで、これだけがGarth Williamsさんの絵でした。
〉なかなか寝られないフランシスのお話。フランシスシリーズの中では一番好き。
そうそう、はっきり言ってこれだけ絵がいいですよね。フランシスシリーズ
って子どもの揺れる心をうまく切り取っているんですね。他のももっと
読んでみたくなりました。
アトムさんの絵本紹介は楽しい!!今年は時間がとれないので、絵本ば
かり読んで行く予定でおりますので、またまたたくさん参考にさせてい
ただくと思います。本年も何卒よろしくお願いします!!!
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