[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2025/1/10(11:56)]
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お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/14(23:57)
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優香さん、こんばんは。じゅんじゅんです。
夕方このツリーを見てからなんとなく考えた事を書きます。
うじゃうじゃと考えていたのですが、
ここは頑張って、ややきっぱりと書いてみようと思います(笑)。
〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」
速く読むことと、理解することはイコールではないです。
だから優香さんの気にされている、
「速く読んでいる自分はちゃんと理解できているのか?」
これについては気にしなくていいです。
遅く読めば理解できるのか、細かく読めば理解できるのか、
そんな事も一切、関係ないです。
本は、というよりも、言葉は、かもしれませんが、
「発する者がいて、それを受けとめる者がいる」のです。
発する方で半分、受けとめる半分。そうして言葉は伝わるのです。
余談ですが、先日、酒井先生がおっしゃっていた
「言葉の最小単位は語ではなく、文である」は、
こう考えている私にはとても腑に落ちるものでした。
言葉は「想い」を伝えるもの(手段?)だと思ってます。
そうすると最小単位が「語」じゃ、気持ちは伝わらないです。
伝えたい気持ちが「言葉(文)」になるんです。
だから私も「文」が最小単位だと思っています。
話しを戻します(笑)。
本を読んで感じることは「受けとめる者」の自由です。
作者の思う通りに思わなければならない、
読者みんなが同じ感想を持たなければならない、という約束はありません。
その受けとめる者の自由は、誰にも奪えるものではないのです。
ですから、本を読んで「おもしろい」「つまらない」でも
楽しめて読んでいるならば、それで良いのだと思います。
優香さんの書いた「本を読むのに必要なこと」というタイトルへの
お返事は「この本読みたいな」で良いんじゃないかな。
ややきっぱりのつもりが、やや支離滅裂になっちゃいましたが、
私はこんな風に思っています。
それでは、また東京でお会いできるの楽しみにしてます!
あ、いま、もの凄い脱線を思いついた!
以前に東京でお会いした際に、私が働いていた会社の話しをしましたよね。
転職経験ありの私は、出版社で働いていたこともありました。
なんと、優香さんは私が編集した本を読まれていたんですよね。
あの本にも、当然、編集の順番は読み応え、読者の気持ちの変化、バランスなどを
考えて作っていました。あとは読後感とかですよね。
「そのこと、優香さんは、ちゃんと理解して読んでましたか?」
なんて私は聞きません。読者の方だれにもです。
本を閉じて「あ〜、面白かった!」って思ってくれることが一番嬉しいです。
(ま、これは私は編集であって、作者ではないので脱線話なのですが)
ではでは。
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