Re: 2年たって思うことなど(長文警報発令>早く防空壕へ!)

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/12/26(14:03)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

14635. Re: 2年たって思うことなど(長文警報発令>早く防空壕へ!)

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/11/21(01:21)

------------------------------

チクワさん、こんにちは。

〉あ、まちがえました。私たち、戦時中、でなく戦前タドキストでしたっけね。
〉単語の連想で「防空壕」なんて出しましたが、べつに避難の必要はありません。
〉長文にゆったりと身をさらしております。

なんか、前も戦時中の話で盛り上がったことが…。秋男さんに続いて年齢詐称疑惑なんて言われないかしら。

〉〉「英語以外」の広場でもチラっと言いましたが、11月2日に多読2周年を迎えました。

〉2周年、おめでとうございます!!

ありがとうございます!!

〉〉そこで最近思っていることなど…。

〉〉★従来型の勉強がバカバカしくなった★

〉ほんとに。うーん、どうやったら駆逐できるのでしょうね?
〉多読の波は結構大きな掃討作戦の力になると思うんですけどねー。

そうですね。まだまだこれから発展途上というところでしょうか。

〉〉でも例文を10や20覚えても「使えない」んですよ。試験ではそうして暗記した文法事項を一生懸命思い出しながら回答するんですが、頭で一生懸命覚えているだけでもうひとつ身についた実感が薄いとい上、忘れやすい。

〉そう、従来型の勉強法って、あくまでも「試験」用。
〉多読の方はりっぱに言葉を身につける手段であるだけでなく、うまいことやれば試験にも有用でしょうし。

試験用と言っても、それしか知らないとそれが語学の勉強法だと思ってしまうんですね。

〉「例文」には、シチュエーションもなく、ひとの気持ちもないですもんね。全然楽しくない。
〉ウチの生徒のひとりが、ある時問題の英文(短い文)を一読して、
〉このHeって誰?だから何だっていいたいの、この文は?みたいなことをいっていて・・・
〉私は「おー、多読効果」と、喜んでいました。
〉学習者が、こんな当然の気持ちになって、従来型の授業をボイコットとか、せんかなぁ。

そうそう。「例文」ってこんなにツマンナイものだったなんて、やっとわかりました。生徒さんに効果が現れてきてよかったですねー。

〉〉でも多読だとキープする労力が要りませんし、「本を読む」という実用を伴っているし、しかも楽しい本だけ読んでいればいいし、今まで語学は苦労して身につけるものと思ってきたのがすっかりバカバカしくなりました。

〉みーんな、そう思ってきたのですが、苦労して・・・身につかないんですもんねー。

つかないからもっと苦労する、ますます語学は苦労、と思い込む、の悪循環。

〉〉文法など勉強しなくても本は読めるようになるんですね。

〉杏樹さんがおっしゃるとおり、「本を読む」っていうのは実用ですから、これで
〉「英語を使って」いることになりますよね。私は、これだけ(読むだけ)でも、
〉「英語ができるようになった」とまで、言ってもいいと思うんですが、
〉ま、そのことについてはまた日を改めて。

改めて…ということでしたら、お待ちしていていいんでしょうか。

〉〉★「辞書は引かない」とは★

〉〉で、たとえば「ぼんやりとしかわからない」部分でわからない単語を英和辞典で調べたとします。そうするとそこの単語だけ日本語として「はっきりわかる」ようになってしまいます。そうすると…はっきりわかる日本語とよくわからない英語のギャップができて、「ぼんやり」としていた英語がより強く「わからない」ことを意識してしまうのです。

〉おおー、この説明、うまい!
〉私も、英文の中の未知語、は土の上に落ちている何かの異物のイメージでとらえています。
〉その異物の素性を明らかにしてしまうより、周りの土(すでによくわかる英語の文)を耕して
〉やわらかーくしていくことで、異物の存在が気にならなくなる方が、いいなって。
〉異物ったって、おんなじ英語でできているんだから、そのうち土に返るモノにちがいありませんもん。

おおっ。この例えもすばらしい。もともとあった土を耕せば、異物がだんだん回りの土になじんでいく…確かにそれも言えますね。

〉〉★「やさしい」を「たくさん」★

〉「難しい英語もやさしい英語が土台になっているはず」−名言です!
〉リハビリになるような、スラスラ読めた、得意分野の本の内容
〉・・・英語が口をついて出そうになりませんか?

〉〉だからパンダ読みも大切なんですね。

〉読みつづける力としても、そしてoutputへの力としても。

〉本が読めさえすればいい、とおっしゃるタドキストがいます。
〉それって十分「英語ができる」人だと思います。謙遜の響きを真に受けてはイケマセン。

謙遜というより、「気がついてない」んじゃないかと思います。akoさんみたいに…。確かに一般的なイメージの「英語ペラペラ」状態にはなってないんですけどね。多読前の自分を振り返れば英語の本を読んでるだけでもすごいんですよ。

〉writingや、speakingにつなげたいタドキストもいます。きっと可能だと思います。
〉多読の蓄積があれば、従来型の学習法でたどりつくよりもはるかに楽に、「そこ」に行けると思います。
〉英語以外の広場で、私が書いた「スペースコロニー建設」は、「多読の蓄積」のことなんです。
〉(いやー、あの時は説明が悪くてすみませんでした。)

あー、スペースコロニー。多読の蓄積を増やせば宇宙へ向かうことも出来る(!?)

〉さて、ではどうやって「従来型」を・・・。
〉ま、今日のところはこの辺で。では、ひきつづき、Happy Reading!

とにかく「ひたすら読め〜」ということで。
それではHappy Reading!


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.