OUTPUTについて

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(20:24)]

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14319. OUTPUTについて

お名前: yamikumo
投稿日: 2004/10/30(02:04)

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酒井先生、古川先生、みなさんこんばんは
Yamikumoと申します。42歳男性です。

 私は、様々な英語習得法がある中で、「酒井式多読」が持つ継続するにあたっての敷居の低さが気に入っています。これまでの学習法・習得法は、実行できれば効果があるにしても、本人がヤル気の固まりであり、かつ、忍耐強い性格でないと継続が難しいものが多かったようです。私の意志の弱さもあるのでしょうが、これまで、「酒井式多読」以外で継続できたものは、「音読」のみです。ただし、よく「音読」とセットでいわれる「筆写」の方は、残念ながら私には敷居が高いといわざるえませんでした。実は酒井先生お奨めのシャドーイングも、まだ、敷居が高く感じます。………・
 
 多読を始めて1年が経過しました。現在280万語を超えています。英語もかなり、頭に蓄積されたのか、頭の中が何かモヤモヤしているような感じがします。みなさんもそんな経験をされたことがあるのではないでしょうか。今日、私が久しぶりにこの掲示板に出てきた理由は、このモヤモヤ(それに付随する衝動)に関して先生方やみなさんに聞いてもらいたいと思ったからです。私は、酒井先生の著作や、この掲示板で書かれていることを一通り読んでいるつもりですが、ある程度多読を行った後に現れる頭の中のモヤモヤしたものに関して触れている部分がないように思われます。

 私は、このモヤモヤに関しては、OUTPUTへの欲求だろうなと自然にというか勝手に解釈しました。OUTPUTと言えば、シャドーイングだろうなと思ったのですが、ちょっと違うようなんです。多分、もともとシャドーイングという行為が、多読をやって頭がモヤモヤしてきたら、次に行うトレーニングという位置付けでないからだと思います。その齟齬を具体的にあげると、シャドーイングは、音を追いかけますが、私は、単に意味を英語の構文で吐き出したいだけなんです。また、シャドーイングを音を追いかけながら、意味をとり、それを発話する行為とするとはかなり高度な技になってしまうと思われました。

 以下このOUTPUTの欲求に関して私が考えた対処方法です。

(1) 単文(節や関係代名詞のない文のことをいっています。)の瞬時の英訳
 意味を英語の構文で吐き出すという意味では、とてもよいと思いましたが、意味が日本語で与えられることは、SSS的には問題があるかもしれません。
(2) センテンス単位のディクテーション
シャドーイングに比べれば、英語の構造を意識してOUTPUTできます。また、意味が日本語で与えられることもありません。
(3) 英文の暗誦
英文を音読して暗記できれば、一番よいわけですが、なかなかできません。和訳の付いているテキストを利用して一文一文反訳するようにすれば、暗記しやすいように思いました。

以下質問です。

・SSS的に問題があるのは、(1)と(3)で日本語を絡めてトレーニングしていることだと思われます。SSSでは、OUTPUTのトーレニングにも日本語を介在させることを否定されますか。OUTPUTの欲求に身を任せて、会話表現集などの暗記をしたりもしています。言語学習には衝動に身をまかせるようなことも必要かなと思うのですが、いつも日本語を介在させてしまうことに躊躇してしまいます。
・OUTPUTの欲求は、まず、意味を英語の構造で表現することだと思われます。シャードーイングよりより英語の構造を意識できる(1)(2)(3)を十分行ってから、シャードーイングに向かうことについてどのように思われますか。

以上


▼返答


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