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13642. Re: writingの楽しみ方の一例・・・お返事2
お名前: チクワ
投稿日: 2004/9/7(23:20)
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チクワですー。お返事第二弾でございますー。
上の第一弾にお返事ありがとうございました。そちらにも、また、お話しにいっちゃおうかな♪(くどい?)
〉何もない真っ白な白紙に言葉を埋めていくのはとても大変で、敷居がかなり高いけど、
〉既にある文章に言葉を付け加えていったりするのは、けっこう気軽にできます。
〉既にある文章が連想を活性化し、「呼び水」となって、英語を引き出してくれるのです。
〉また、
〉「物語」はひとつのかたまりです。
〉その一部をちょっと変えただけで、その影響が「物語」全体に波及し、
〉他の部分も変わらざるを得なくなります。「物語」のこの性質も利用するのです。
そうそうそう、つまりパロディって文句なく楽しいんです。
楽しいからお気軽なんです。難しい部分は省略して(書き飛ばして・・・おお、三原則現る)
テキトーにつじつま合わせちゃう、と。ムジュンができても気にしない、と。
〉■(2)書き写す。
〉元英文をチラッと読んで、その英文から目を離し、
〉あたかも自分が作り出したかのように感じながら、英文を書きます。
〉「あたかも・・感じながら」とは、
〉瞬間的な記憶をついつい使ちゃうのは仕方ないけど、積極的には使わない
〉という心がけ・・のことなんですが、ちょっと難しいかもしれません。
〉たこ焼もまだ難しく感じます。
これは、読んだ本の英文の、情景や登場人物の行動、心情をイメージでとらえて頭に入れ、
元英文の並びに惑わされることなく、そのイメージをもとに自分の英文を書く、ていうことでしょうか?
最初は短い単位で(1文とか?)慣れたら長めに読んで、ということ?
うふふー、楽しそうですね!これが難しくならないコツはやっぱり
大好きで、イメージが描きやすい本を選ぶことかな?
で、やっぱり、ここで「暗記」になってしまわないためには、チクワはもうパロディを
始めてしまいそうですが・・・?
〉書き写す際に、正確さはあまり気にしません。
〉元の英文と違っていてもいいや。いや、積極的に変えていこう!
〉と開き直って書いていきます。
おー、承認されているー。(嬉々)
〉例えば、現在形で書かれたPGR0の英文を、過去形に変えたり、
〉元の英文には含まれていない語や文章をどんどん付け加えたりするんです。
〉後のステップで文章を大きく加工するんですが、慣れればこの段階で
〉大規模な加工を始めてもいいのかもしれません。
〉■(3)文章を読む。(4)文章を加工する。(5)(3)と(4)を繰り返す。
〉いわば、「作家なりきりライティング」です。(^^)
〉まず、「物語」を感じながら、文章を読みます。
〉それから、何でもいいから、「思いついたこと」を書き加えます。
〉また、「物語」を感じながら、文章を読みます。
〉先の「書き加え」により、物語の全体が影響を受けます。
〉一部を変えたら、他の部分も変えたくなります。
〉語や文の追加・削除、文の順序の入れ替えがしたくなります。
〉その変えたくなったところを好きなように書き換えます。
〉以下、同様に繰り返します。
わーい!わーい!
いやもー、なんかねー、なんかねー・・・遊園地の乗り物に次々に乗せてもらってるみたいー。
〉先のFlying Homeで言えば、
〉たこ焼はまず、Felixの「悲しい顔」のイメージが強く浮かんだので、
〉第1文に
〉Felix was sad.
〉という英文を追加してみました。
〉すると、元の第1文のFelixをHeに変えるという形式的な書き換えのほかに、
〉「どうして悲しかったのだろう」という想い・イメージが浮かび、
〉lonely
〉という語を入れたり、いろいろと書き換えました。
〉すると
〉その書き換え部分に影響され、また別の書き換えをしたくなります。
〉こうして、どんどん書き換えていくのです。
なるほどー、チクワのパロディはやるのなら、主に「笑っていただく」ためなので、
sadの方向を追求していくのは慣れませんが、そりゃーその方が「文豪なりきり」には大きいですね。
眉根をよせて、悲しい表情で書く、と。
いずれが太宰か、芥川、はたまたVicary・・・
〉たこ焼は現在、「英文の間違いなんて気にしないキャンペーン実施中♪」なので、(笑)
これはとーぜんですよー。
チクワは、「和文の間違い、たまには気にしようキャンペーン」がいつも企画倒れです。(笑
っていていいのか?)
〉例文(2)
チョキチョキご免くださいませ。
大作でしたー。ぱちぱちぱち〜。いや、このまま本になっていても違和感ないですよー。
〉例えば、
〉不幸本のパロディで、先のFlying Homeを元英文にします。
〉Sunny Baudelaire was sad.
〉が第1文になっている話と、
〉Klaus Baudelaire was puzzled.
〉が第1文になっている話と、
〉Violet Baudelaire was sorry.
〉が第1文になっている話と、
〉あと幾つかの話を集めて、ひとつの大きな話を作ろう・・
〉などと構想(いや、妄想・・というべきか? 笑)を
〉ときどき練っております。
〉これがなかなか楽しいです。
す、すごっ。どんなハランバンジョーの作品になるんでしょー。
〉イメージから英語が浮かばないときには、
〉英語が浮かぶような別の筋立て・イメージを考えたり、あるいは
〉ごく簡単な語を使って適当にでっち上げる・・こともします。(笑)
〉例えば、先の例文(2)の末尾付近、
〉making many circles in the sky
〉という表現は、でっち上げです。
〉この「でっち上げ」って、不完全感というか、少しストレスがかかるんですが、
〉意外といい方法なのかもしれません。
「でっち上げ」に罪悪感を感じないようになれれば、それはスピーキング力、というか、
コミュニケーション力につながるのではないかなー。
逆に言えば、スピーキングの必要性のある人なら、すでにやらざるを得なくなっていること。
でっち上げでもなんでも、とにかく言葉に出してみて、相手の反応を見てみる。
そしてうまく伝わっていなさそうなら、別の言い方を考える・・・
〉後々の多読の途中で、使えそうな表現に出会ったときに、
〉スウッとその表現が心に入るような感覚を経験したことがあるのですが、
〉これは、このストレスがあったからこそなのかもしれません。
おおっと。ストレス感も有用なのですね・・・(汗)
〉ちなみに、上の表現に対しては、circle around という表現に、
〉Nate the Great か何かで後々に出会い、
〉circling around in the sky many times
〉とかの方がいいのかも?と思いました。
にゃるほろ〜。
〉あっ、お断りしときますが、
〉この表現に確たる自信があるわけではないんです。(笑)
〉しかし、「でっち上げ」によって、
〉アウトプット→インプット→アウトプット→インプット→・・
〉というサイクルが回りだすのをたこ焼は少し感じたんです。
〉このサイクルって理想的なもののように思えるんですが、どうでしょうか。
〉次の段階での飛躍のキーポイントになるような・・・う〜ん・・・
次の段階のご報告を楽しみにお待ちしておりまーす!
チクワは「でっち上げ」絶対擁護派でーす。
〉■アウトプットとインプットとのバランス
〉この方法の目的はアウトプットですが、
〉アウトプットしている過程で「ついつい」インプットしてしまうのは大変いいことと考えています。
「ついつい」が、ポイントですね。
〉たこ焼は、妄想家なので「ストーリー」を書くのが面白いです。
〉だから、上記のように、選択した元英文は「ストーリー」でした。
〉同様に、例えば、
〉「日記」が好きな人は、英文の日記を元英文にすればいいのではないでしょうか。
〉実際、チクワさんがChat広場で「赤毛のアン」を元に英文の日記を書かれています。
〉[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-eng&c=e&id=323]
うおっ。引用していただいて、恐縮ですー。これ、たこ焼さんのアイデアのパクリの一形態ですよねー。
あ、いっこだけ訂正ですが、この元英文は「日記」形式のものではありません。ふつうのお話です。
選択した表現形式が「日記」なのです。
〉他には、歌詞が好きな人は、替え歌を作るとか。
〉あと、たこ焼もいつか試そうと狙っているのは、
〉読んだ本の感想・レビューです。
〉元英文は、米国アマゾンにたーくさんあります。
〉どんどん自分の好きなように変えていって、自分の情念をのせていく・・。
〉大幅に変えて、対象の「本」すら元英文とは異なった「本」に変えてしまう・・。
〉う〜ん、楽しそう!
自分の情念がのせていけたら、そんな楽しいことはないでしょう!
〉とにかく、
〉自分が書いてみたい!
〉と思うような元英文を使えばいいのだと思います。
〉■元英文すら自分で書けるようになるのでは・・
〉こんなことを何回か繰り返しているうちに、
〉いつの間にか、「元英文」すら自分で書けるようになるのではないでしょうか。
〉何もない真っ白な白紙に、
〉稚拙な文章でもいいから、少しでも言葉を埋められれば、
〉そのあとは、この「retold」の方法で、どんどん加工していけばいいのです。
〉そうすれば、
〉100%オリジナルでありながら、
〉そこそこ満足(自己満足ですが・・)できる文章が書けると思うのですが・・。
これは中学のころ、チクワが星新一さんのショートショートを読んで、自分にもできるような気になって
短いお話を書いていたのに似てるかな?(違うか・・・)
あー、あの頃の感性(こわいもの知らず加減)が取り戻せたら、いけるかも?
この「こわいもの知らず」の感性は、つまりは「間違いを恐れない」っていうことにつながっていて、
やっぱり英語のアウトプットはまずは、そこを乗り越えることかなー、って思います。
たこ焼さん、素敵な方法のご提案、ありがとうございました。
第一弾へのお返事にもピンポイントで反応したいことがあるので、また行くと思います。
(主におばかなことを言いに・・・)
2つに分けてしまって、ご面倒を増やしてしまいました。ごめんなさい。
チクワが勝手に書きたいことだけ書いておりますので、どこか適当なところで切ってすててくださいね。
では〜。
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