このごろな本たち 6

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13570. このごろな本たち 6

お名前: みちる
投稿日: 2004/9/4(10:28)

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みなさま、おはようございます。

今回は、シリーズものが多かったかな。割と気持ちよく読めたと思います。
PBも4冊も併読中なのですが、次回はPBの広場で報告できるかな??

気持ち的には、最近は、何でも読めそうな気分で、翻訳本は買わないと決めてます。
で、気になったのは、あれこれ買っちゃう。
最近気になっているのは、リンクで失礼ですが、こんな本たちかな。
[url:http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/tyokotto.html]

本屋で、小説から、社会科学から、自然科学から、自己啓発書から、ビジネス書まで
いろいろいろいろ、翻訳本をチェックして、原書を買っています。
全部読まない本も多いんだけど、新規開拓が楽しいです。

書くことなどの話が出ていますが、もともと本を読む方なので、そちらの方への
希求はあまりなく、今のところは、もっと自由にいろんな本が読めたらなぁという
気持ちが強いかな。
(あ、幼稚園の頃、毎日本をノートに写すということをやっていて楽しかったので、
酒井先生は、やや否定的なようですが、ノートに写すのはちょっといいなぁって思って
いたりします。。昔の記憶が刺激されました。(笑))

ただ、聞くこと、見ることは結構やっていて、具体的には、今は「Friends」をよく
見ています。一話30分という長さがすごくよくて、今日は一話、今日は二話と、
軽く見られるところが好き。(映画だと二時間とかになっちゃうから。)
6シーズンまで買ってあります。英語字幕で、ほぼ問題なく見られます。
最近は、英語字幕があれば、だいたいのものが問題なく見られるので、リージョン1の
DVDも気楽に買えるようになりました。(今まで買ったものは、みんな英語字幕が
ついていました。)
字幕なしで見られるのは、まだ限られてしまうのだけど、それでも少しずつは増えて
きているかなぁ。
「フライド・グリーン・トマト」という映画が、難しい単語もないし、話すスピードも
すごくゆっくりで分かりやすかったと聞いたので、輸入ビデオを注文中。
輸入ビデオって、1000円くらいまででいろいろあるから、字幕なしで見られるように
なったら、いろいろ気軽に買えていいんだけどなぁって思っているのですが。

あとは、歌を聴いていて、すっと意味が入ってくるようになった曲が増えてきました。
こんな曲なんだなーと今更ながら思ったりすることも多くて。

LRも、ここ半年くらいはしていなかったのですが、少しずつ開始しています。
ゆっくりのものは、Lだけでもだいたい分かるようになったので、Lだけも増え てきたかな。

それでは、今回読んだ本の紹介です。
今回もたくさんお借りした本があります。
くまくまさん、おーたむさん、はまこさん、をはじめいろいろありがとうござ いました。

◇◆◇絵本◇◆◇
Alain Crozon+Aurelie Lanchais「What Am I?」★★★★
細長くって、三段に開くことができるようになっているかわいい絵本。
一段ずつ開いていくと「What Am I?」の答えが出てくるの。

Brenda Meredith Seymour「First Poems」★★★★
Brenda Meredith Seymour「First Carols」★★★★
Brenda Meredith Seymour「First Nursery Rhymes」★★★★
Brenda Meredith Seymour「First Hymns」★★★★
4つのアンソロジーです。てのひらサイズの小さな本にきれいな絵が描かれて
います。てのひらサイズの本は結構好きなんです。

Ezra Jack Keats「Goggles!」★★★★
キーツの作品だけど読んでないなぁと読んでみました。
絵は素敵なのだけど、ちょっとだけお話が物足りなかったかなぁ・・・。
見つけためがねの話です。

Henriette Willebeek Le Mair「Little Orange Rhyme Book」★★★★★
Henriette Willebeek Le Mair「Little Green Rhyme Book」★★★★★
Henriette Willebeek Le Mair「Little Red Rhyme Book」★★★★★
Henriette Willebeek Le Mair「Little Blue Rhyme Book」★★★★★
ル・メールの文庫サイズくらいのマザーグース絵本です。
今持っている大きな本と重なるのだけど、装丁がかわいいのでこちらも読んで
みました。

Jill Barklem「Brambly Hedge:Spring Story」★★★★
Jill Barklem「Brambly Hedge:Summer Story」★★★★
Jill Barklem「Brambly Hedge:Autmun Story」★★★★
Jill Barklem「Brambly Hedge:Winter Story」★★★★
「のばらの村」シリーズで訳されているものです。英語はちょっと難しめ。
レベル5くらいはありそうかも。指先くらいのミニチュアサイズのものを読ん だのですが、
やっぱり大きい本で読みたい本かも。

Mack Thomas+Joe Stites「The First Step Bible」★★★☆
450ページくらいある初めての聖書絵本といった感じの本。2才くらい向けのものです。
イブはリンゴを食べないし、楽園の追放もない・・・。
いいねいいね。うれしいうれしい。というのりなのかな。
最初はこうはいるのかぁと思ってしまいました。

MADONNA+Jeffrey Fulvimari「The English Roses」★★★★
MADONNAの絵本第一弾ですね。ストーリーはちょっと教育的というか、ありがちかなぁ
という気はしますが、ものすっごく易しい英語で書かれていますし、絵がかわいいので
結構楽しめました。

Malachy Doyle+Niamh Sharkey「Tales from Old Ireland」★★★★
アイルランドの昔話。絵本といってもかなりの語数ありますし、結構難しいです。
LRで読みました。グリム童話とも似ているのだけど、やっぱり独特の文化があり
ますね。なんだか、「フィオナの海」を読みたくなったなぁ。

Starbright「Once Upon a Fairy Tale」★★★★★!!
これは、ものすっごくよかったです。くまくまさんとはまちゃんは後悔しないから
買っちゃってという感じの本。他にも名前を挙げたい人はいるんだけど・・・。(爆)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0670035009/sss-22]
4つの昔話がのっているのだけど、登場人物の語りという形式で書かれているの。
赤ずきんちゃんだと、お母さん、オオカミ、狩人、おばあさん、赤ずきんちゃんの
5人というように。一人あたり二ページで、左側が絵、右側が文。4つの昔話で
21の語りがあるのだけど、それぞれが違うイラストレーターが描いていて、
(アニタ・ロベールや、オールスバーグ、No David!の作者の絵などがあります。)
しかも、CD付きでそれぞれの語りを有名な俳優さんの声できけるという。
(表紙にも書いてありますが、ブルース・ウィルス、ニコラス・ケイジ、
ヒュー・グラント、ミニー・ドライバー・・・他。)
大型絵本でね、すっごくぜいたくな作りです〜♪

Tasha Tudor「Rosemary for Remembrance: A Keepsake Book」★★★★
12ヶ月分の記録帳という感じなので、右側は一月の記録を書くところなのだけど、
左側は、名言付きの絵が描かれています。月毎に描かれた絵が素敵。

Tim Archbold「The Race」★★★★
少年と犬が小さな車に乗って進んでいきます。ゴールがねなんかかわいいの。
気持ちよく遊んでいるのが素敵。

◇◆◇児童書◇◆◇
Beverly Lewis「Holly's Heart1: Best Friend, Worst Enemy」★★★
二人の女の子が、同じ男の子を好きになってしまってというティーンズものです。
なかなかすさまじいバトルぶりかも。それにしては、この男の子はちょっとなぁ・・・
という感じもするのですが。

Megan McDonald「History Mysteries10:Shadows In The Glasshouse」★★★★☆
Eleanora E. Tate「History Mysteries11:The Minstrel's Melody」★★★★☆
Kathryn Reiss「History Mysteries12:Riddle of the Prairie Bride」★★★★☆
今回、一番紹介したいのは、このシリーズかも。
American Girlシリーズのお姉さん版といった感じで、現在22巻まででているようです。
American Girlと同じように、ある年のある少女を主人公にしたシリーズなのですが、
ミステリ仕立てにしてあるのがちょっと違う点かしら。小学校高学年向けくらいで、
レベルは5-6くらいだと思うのですが、みっちりした文章なので読むのに時間 がかかります。
でも、かなり読み応えがあって、満足度はAmerican Girlよりも上かなと思います。
1冊、25000〜30000語くらいかな。(数えてないのだけど。)
これから読んでいきたいと思っているシリーズです。
10巻目は1621年、捕まって労働力としてアメリカにつれてこられたヨーロッパの
孤児の女の子が主人公です。アメリカでのガラス工芸の歴史の様子がうかがえて、
なかなか面白い本でした。(Judy Moodyを書いている人が作者だよ。)
11巻目は下のAmerican Girlのサマンサと同じ1904年のお話。歌手になりたい黒人の
女の子が主人公。当時の(特にショービジネスの)黒人への差別の様子が描か れています。
結構重い内容もあるのですが、とにかくこの女の子のバイタリティ。すごいです。
なんとなく、元気になる作品かな。
12巻目は1878年。お話は「Sarah Plain and Tall」と同じく西部にやってきた 花嫁の話。
ホラーなども書いている作者のようで、サスペンス感は一番あったかな。父と娘二人で
暮らしていた女の子が主人公。お父さんが、とても素敵!

George Edward Stanley「Adam Sharp 4 : Operation Spy School」★★★★
アダム・シャープシリーズ4作目。
一つも思うのだけど、アダムくんは活躍しているのかしら。それとも足を引っ張って
いるのかしら・・・。でも、好かれていることは確かみたいね。
ちょっと不思議な暗号の話。

Jhon Reynolds Gardiner「Stone Fox」★★★
こんな話とあらすじを聞いて、駄目かなーと思っていたのだけど、思っていた よりはよかった
です。でも、あまりにも都合がよすぎるような・・・という気が。こんな風に はならないよね
という思いが残ってしまいました。
Jigsaw Jonesシリーズにも出てきて読みたかった本。

Joanna Cole+Bruce Degan「The Magic School Bus:Inside a Hurricane」★★★
Joanna Cole+Bruce Degan「The Magic School Bus:Lost In The Solar System」★★★
Joanna Cole+Bruce Degan「The Magic School Bus:Inside The Human Body」★★★
Linda Beech+Ted Enik「The Magic School Bus:Gets Baked In A Cake」★★★
子供たちがスクールバスに乗って、いろいろな科学の世界?を冒険するシリーズ。
一番下のだけ、テレビシリーズのノベライズです。このシリーズは、残念ながら
ちょっとあわないかなぁ・・・小学生だったら楽しめたのかなぁ・・・。
うーん。そういう問題よりも、絵が駄目なのかも・・・。

Margery Williams「The Velveteen Rabbit」★★
ええと、ぬいぐるみの話なのですが・・・。なんというか、宗教的?
きっと好きな方多いのだろうなぁと思うのですが、どうしても駄目な
感覚というのがあってそれに当たってしまいました・・・。
(感想は、省略します。)

Maxine Rose Schur「American Girl: Samantha's Surprise」★★★★
Valerie Tripp「American Girl: Happy Birthday, Samantha」★★★★
Valerie Tripp「American Girl:Samantha Saves The Day」★★★★☆
Valerie Tripp「American Girl: Changes For Samantha」★★★★
サマンサのシリーズの3冊目から、6冊目まで、1-2冊目までに比べると、
この時代という色が少なくなってしまったような気がするのが、残念かな。
とはいっても、女の子の気持ちもよく描かれていて楽しめるシリーズでした。
他の女の子の話も読んでみたいなーと思います。

Roald Dahl「The Enormous Crocodile」★★
カラーの挿絵もかわいくて、最初はいいかなぁと思ったのですが、
ダールって勧善懲悪、悪は滅ぼしてやる〜的なところがありますよね。
しかも、悪は一方的に決められてる・・・。
悪いことしてないんだから、そこまですることないじゃんって思って
しまったのです。。だって、悪いことじゃないでしょ?

Robert Arthur「The Three Investigators1:The Secret of Terror Castle」★★★★☆
三人の少年探偵ものなのですが、すごく楽しかったー。
このシリーズ、他にも読みたいと思ったら、ほぼ絶版なのね。。
でも、バーゲンで二冊ゲットしましたー。うふ。楽しみ。

◇◆◇GR◇◆◇
Antonette Moses「Jojo's Story」★★★★
実は、前回の報告の時に読み終えていて、入れ忘れていたので再読しました。
少年の目から見た内戦の模様、家族の死・・・。
淡々とした文章で書かれているから伝わってくるものがあります。

Justine Korman+Ron Fontes「Babe-Pig in the city」★★★
シープピッグBabeが都市にいってという話。楽しいといえば楽しいのだけど
どたばたすぎる感じだったかなぁ。映画のノベライズなのだけど、映像は
こんな感じかなぁって伝わってきました。

Richard Curtis+Robin Driscoll「Mr Bean」★★☆
英文はすごく読みやすくって気持ちよかったのですが、もともとテレビで見て
好きじゃないなぁと思っていたので、本でも好きなわけはなく・・・ですね。
でも、テレビで見たときより楽しめたかも。

◇◆◇Manga◇◆◇
Makoto Kobayashi「What's Michael?」★★★
Risu Akizuki「The OL Comes of Age」★★★★
どちらも、講談社英語文庫版です。
何となく懐かしいと手に取った上の作品なのですが、こんなんだったっけ?
絵は何となく覚えているのだけど、お話は全然覚えていませんでした。
下のは四コマ漫画なので気軽に読めるところがいいですね。
中にバイリンガルの女の子が出てきて、通訳するのだけど、見事なスラングで、
そういうのが面白かったです。

ながながと読んでくださった方、ありがとうございました。
どうぞ、素敵な読書を♪


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