[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/2(13:24)]
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お名前: 慈幻 http://www.memorize.ne.jp/diary/96/28454/
投稿日: 2004/7/17(02:02)
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どうも慈幻です。
〉そこで質問です。
〉大学院入試の英語には、多読はどの程度有効でしょうか?
〉過去ログを見たところ、大方の意見は、「入試英語に多読はあまり有効
〉ではない」というものでしたが、大学院の場合は、学部入試の英語とは
〉違うのかな〜という感じがします。
〉院試の場合は、要約や下線部訳が中心となるので、多読も有効なんじゃ
〉ないかなと思うのですが、いかがでしょうか?
〉皆様のご意見をお待ちしております。
基本的に、大学院入試の英語は、一般的な英語力を測るものと、その専門
の英語論文を読む力を測るものの2種類あります。
従って、一般的な英語力を培うのであれば、多読は有効だと思います。た
だ、効果が出てくるまで時間がかかるので、来年に受験とかだと、間に合
うかどうかは微妙なところでしょう。
次に、その専門の英語論文を読む力に関しては、前提として、その分野を
どの程度理解しているかが鍵になります。
その分野の知識をそれなりに持っていれば、後は、専門用語を英語で何と
言うか知っていれば、一般的な英語力とは関係なく英語論文はそこそこ読
めるからです。
一番手軽なドーピング方法としては、その分野の入門書や概説書を日本語
と英語で何冊か読み、基本的な概念をきちんと理解し、専門用語の日本語
と英語の対応を丸暗記してしまうことでしょう。
特に、人文系の分野では、専門用語は非常に特殊な訳語である場合が多い
ので、英語の内容が分かっても、日本語の専門用語を知らなければ正しく
訳せないということがあるのではないかと。
それと、大学院入試は大学入試以上に、学校差が激しいので、直接、大学
院に行って過去問を買ったり、自分が入りたい研究室を訪問して学生や助
手の方に話を聞いたりなどをして、問題の傾向を調べるのは非常に有効で
す。
以上、用件のみですが、今回はこれで失礼します。
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